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約束のネバーランド【ネタバレ】第180話「きみのすべて」感想!

更新日:

約束のネバーランド【ネタバレ】180話

 

「時」は—————

 

エマと〈鬼の神〉との〝約束の日へ〟と
少しだけ遡る――――

 

〈神〉が望んだ〝ごほうび〟は
エマの大切な「家族」だった!?
〈神〉はそれと引き換えに
全員を「人間の世界」に生きて
連れて行くと〝約束〟するのだった。

 

そして
〝約束〟が履行された〈今〉—————

 

エマは1人雪原に倒れていた。

それを老人が見つけ
「家」へと連れ帰って介抱するが

エマは今までの
全ての記憶を失くしているのだった!?

 

暫く経って———

ある夜、エマは———
家を抜け出した老人を追って「墓地」へと辿り着く。
それは老人の家族が眠る場所だった

戦争で家族を亡くした老人と、
全てを失い涙するエマは
輝き上る朝日に包まれる中、
共に「明日へと歩むこと」を誓うのだった。

 

そして時は過ぎ――――

 

エマと老人は「街」に買い出しに行くが

そこでエマは
彼女を懸命に捜すレイ達と
すれ違うのだった―――――!?

 

 

 

 

 

〝約束〟の「真実」!?

 

それは少し前の「出来事」—————

 

エマと「鬼の神」との《〝約束〟の光景 》————

 

 

—————————————————————

「〝ごほうび〟は きみの かぞく 」

〝鬼の神〟が宣う。

「 きみの いちばん たいせつな ものは
きみの『かぞく』だから———
ぼくは その 『かぞく』が ほしい 」

 

「それは・・・
私の家族を
殺して食べたいってこと?」

エマの目が険しくなる。

 

「 いいや だれも
ころすことは できないし しない

だいじょうぶ
〝しょくようじ〟は
ぜんいん いきて
『にんげんのせかい』へ
つれていってあげる 」

 

「じゃあ・・・」 エマが訝る。

 

『 でも———
きみは かぞくと おわかれだ 』

—————————————————————

 

 

そして—————

 

その〝約束〟は履行され————

エマは雪が降る雪原に
1人俯せで倒れているのだった―――――!?

 

 

そんなエマに
マスクと防護服姿の人物が近づき—————

 

「オイ・・・オイ!?」

 

―――――と、声を大にする!?

 

「子供・・・?
なんでこんな所に人間が・・・!?」

 

エマの突然の出現に
その人物は驚くのだった!?

 

 

 

場面は変わり————

 

人里離れたある山奥に
大きなロッジ風の「山小屋」が
ポツンと建っている。

周りには大粒の雪が降りしきる。

 

その「山小屋」の中————

大きな暖炉が焚かれ
パチパチと火が爆ぜる。

 

「う・・・」

 

エマが目覚める。

 

「気がついたか?」

暖炉の前の
大きなイスに座ったエマに
長い口ひげを蓄えた
老人が話しかける。

その髪も髭も雪のように真っ白だ。

「お前さん―――
どこから来た?
なんであんな所に・・・?」

 

エマはボーッと
一点を見つめていた

が・・・!?

いきなり愕然とする!?

 

「わからない!?」

 

「?」 老人が訝る。

 

「私どうして・・・
どこから・・・
何も・・・
思い出せない。」

 

 

—————————————————————
「 これまでの きおくも
このさきの つながりも
なにもかも

きみの『せかい』から
きみの〝かぞく〟を もらう

それが〝代償(ごほうび)〟

のぞみは かなえる

そのかわり
きみは もう〝かぞく〟には あえない 」

 

「わかった」

エマは
哀し気な微笑を
浮かべるのだった――――!?
—————————————————————

 

 

 

 

 

 

「神との約束」で幕を開ける今回の「約束のネバーランド」!?

が・・・なんてこった!?

ここで〝約束〟の「衝撃の真実」が明かされる!?

エマの家族を貰う・・・だって!?
しかも「記憶」も「繋がり」も何もかも!?

 

そんな事って・・・

そんな事が在っていいものか!?

だって・・・だって

エマは自分の家族と笑顔で過ごす為に
今まで頑張って来たのだ!
それが全てを失うなんて――――!?

「鬼の神」はなんて残酷なんだ!?

これが夢や幻であって欲しい・・・
もしそれがダメなら
エマの記憶と繋がりだけでも
何らかの方法で元に戻って欲しい!?

そう願いながら———
「次章」へと読み進めるしかないのである。

 

 

 

 

 

 

〝夢〟の中の「声」!?

 

〈山小屋〉の中————

 

壁一面に
家族や
街の写真が
飾られている。

 

老人とエマは
対話する———

 

「名前は?」

 

「・・・・わからない。」

 

「どこから来た?」

 

「・・・・・・・・」

 

「親は?」

 

「・・・・・・・・・」

 

「あんな所で
マスクもつけず
何をしていた?」

 

「・・・・・・・・・」

 

「ごめんなさい・・・」

 

「謝らなくていい。」

老人は
エマの所持品に目を遣る。

 

そこには———
衣類や筆記用具、武器、
数枚の写真があった。

(身元が判る手掛かりはなしか・・・
おまけに『銃』・・・?)

 

「まぁ――—
ケガはないようだし
大事に至らなくてよかった。

この近くには
村もなければ
電波も入らない。

春になるまで
助けは呼べん。

が、寝床とメシなら用意できる。
まあ・・・
いずれ思い出すかもしれんし、
焦らずに休め。」

 

 

「ありがとう・・・」

エマは悲し気に俯くのだった。

 

 

1か月後————

 

 

「何か・・・思い出せたか?」

老人はエマに問う。

 

「・・・ううん
ごめんなさい・・・」
エマは〝ペンダント〟を見つめながら
哀しそうに答えるのだった。

 

 

 

ある夜―――――

 

グッスリと眠るエマ

 

その〈夢〉の中で—————

 

 

「「エマ・・・」」

 

 

(( ムジカが呼びかける ))

 

 

が・・・
エマはわけが解らず――――

 

『誰かが名前を呼んでいる』

 

――――と、只それだけを感じる。

 

 

 

「「 エ マ 」」

 

 

 

(( ママ・イザベラが———— ))

 

 

 

「「 エ マ 」」

 

 

 

(( ユウゴやルーカスが———— ))

 

 

 

「「 エ マ 」」

 

 

 

(( 小さな子供達が———— ))

 

 

 

「「 エ マ 」」

 

 

 

(( レイとノーマンが呼ぶ!! ))

 

 

 

『あなた達は誰? エマって誰?』

 

 

全ての記憶を失くした
エマはその場に茫然と立ち尽くす

 

『でもいいなぁ・・・
あったかい・・・

ここはきっと〈天国〉なんだ
いいなぁ・・・』

 

エマが前に手を伸ばそうとする―――――

 

 

と!?

 

 

全てが
サッと吹き飛び・・・!?

 

 

ハッ

 

 

「またこの夢・・・」

 

そこで
エマは目を覚ますのだった―――――!?

 

 

 

 

 

 

おぉ!?  エマの心の奥底にまだ微かに皆が居た!?

ムジカがくれたペンダントが存在しているし、
エマの「潜在意識」と———
みんなの「心の叫び」が〈夢〉を通して
エマに訴えかけている!?

いける!
これならいける!!
いずれエマは記憶を取り戻すかもしれない!

そんな儚い願い――――
「希望的観測」に縋らなければならない位、
我々読者も傷つき沈んでいるのである・・・

 

 

 

 

 

 

 

哀しみの十字架!?

 

〈夢〉で目が覚めたエマは
ランプを手に階下に行く。

 

「おじいさん?」

 

が、そこには誰もおらず――――

 

ふと

 

窓の外に目を遣ると———
老人の後ろ姿が見える。

エマは
急いで後を追う。

 

そんなエマの前に———
倒壊して
雪に埋もれた教会が見える!?

エマは星空の中
それを越えて
老人に追いつく。

 

と!?

 

老人とエマの目の前に———
夥しい数の《十字架》が現れる!?

そこは荘厳な「墓地」だった!?

 

 

「ワシの家族じゃよ。」 老人が口を開く。

「家族も
仲間も
故郷も———
みんな死んじまった・・・

この馬鹿な争い―――
『戦争』で・・・

今はワシだけが
とり残されて
生きている・・・」

 

 

「辛いね・・・」

 

 

「ああ・・・辛い。」

老人は淡々と続ける。

「だが———
ここに眠るのは
死人でも家族だし
こんな葬られた村でも故郷だ。

ワシがここにいて
覚えている限りは
ワシは———
家族や友らと一緒にいられる。

お前さんの家族も
捜してやれたら
よかったんだが・・・

もし――
『家族』がいて
生きていたら
会いたいだろう?」

老人が伏し目がちに問う。

 

 

「わからない・・・」

エマはそう答え———

「私は———
何も覚えていないから・・・」

―――滔々と続ける。

 

「どれだけ思い出そうとしても
頭の中はこの雪みたいに
真っ白で・・・
真っ新で・・・

でも・・・

この『ペンダント』を見てると
何か・・・心にひっかかるの。

あの〈夢〉を見た次の日は
心がギューッと苦しくなる。

そこに出て来る人達は———

何も覚えていないのに・・・
知らない人達なのに・・・
目が覚めたら
また忘れてしまうのに・・・

あったかくて
恋しくて―――

わけもわからず
涙が出るの。」

エマの頬を
滝のような涙が零れ落ちる!?

 

そして————

 

エマは頽れる!?

 

そんなエマの肩に
老人が優しく手を載せる

 

刹那————

 

遥か遠くの山々の稜線から顔を出した
雄大な『朝日』が
そんな2人と十字架を
優しく煌びやかに
荘厳に包み込むのだった―――――!?

 

 

 

 

 

ううぅ・・・ 美しく、儚く、哀しい・・・

記憶が無く――――
自分でもどうしようもない「涙」が
エマの頬を濡らし
傷心の老人がエマに手を差し伸べ
そこに輝く「朝日」が2人を慈しみ照らし出す!?

なんて感傷的で脆くて壮大な「場面」だろう・・・

 

大自然の果てしない「力」が
ちっぽけな人間の苦悩を癒しているようで

そこには厳かな「感動」が、
読む者全ての心の内にフツフツと沸き起こる!?

これは美術館で「名画」や「宗教画」を見た時の
「感動」に近いのかもしれない・・・

正に「名場面」の誕生である!!

 

 

 

 

 

 

新しい人生!?

 

そしてさらに
時は過ぎ――――

 

(エマは1つの境地に至る―――)

 

 

————————————————
心のどこかでハッキリ解る

記憶も
それまでの自分も
失った全ては
もう元には戻らないと・・・

でも今は———
それでいいと思っている

新しい名前に
新しい自分
〝明日〟に向かって
今日を全力で生きる!

今ではもう
あの夢も見ない
————————————————

 

 

 

エマはこうして
今までの自分の全てを捨て
「新しい人生」を歩むのだった!?

 

 

 

ある日————

エマは老人に連れられて
「街」に買い出しに来ていた。

その通りは出店が並び
多くの人でごった返していた。

 

「わあっ!
家がいっぱい!?
人がいっぱい!?」

エマが両手を広げて喜ぶ!?

 

「はぐれるなよ、
買い物をしたらすぐに帰る。
そうしないと
戻りの『列車』が
なくなっちまうからな。」

老人がエマの頭を撫でる。

 

「うん!」

 

エマは喜び笑顔で
賑わう大通りを颯爽と歩く!?

 

と!?

 

その横を————

 

エマを懸命に探す
レイ、
フィル、
ギルダが
雑踏に紛れながら
すれ違うのだった―――――!?

 

 

 

 

 

そうか! 立ち直ったんだね!!

「心のモヤモヤ」を振り切って新しく生きる道を選んだエマ!?
心優しい老人とポジティブに前を向いたのだ!

が、そんなエマに————
心から「よかったね」とは言えない読者は少なくない筈!?

なぜなら我々は・・・
エマの〝真の幸せ〟が何なのかを知っているから!
本当の〝エマの笑顔〟を見たいからである!?

そしてそれが
読む者全ての「幸せ」にも繋がるからなのだ!!

 

刹那!?

レイ達とすれ違うエマ!?

え? このままで会わずに終わっちゃうの!?

落胆と絶望が「読者」を支配する中————
〈物語〉は来週へと持ち越されるのである!?

 

 

 

 

 

約束のネバーランド180話の感想

今週の「約束のネバーランド」は————
〈エマの行方〉と
〈エマの新しい人生〉が
エマの「夢」を絡めて美しく儚く哀しく
限りなくドラマチックに描かれる!?

そして————
今回特筆すべきは
記憶を失くしたエマの「心」の動きだろう!!

1.一人倒れるエマに優しく寄り添うように
しんしんと雪が降り積もり———

2.記憶を失くしたことに戸惑い哀しみに暮れるエマ。
その外では哀しみの風が吹き、苦悩の雪が降りしきる

3.〈夢〉を視て、涙を流して、
「新しく踏み出す」と決めた刹那
暗く重たい星空から始まりの「朝日」が光り輝き————

4.老人との新たな共同生活が始まるとともに
雪は止み生命が芽吹く「春」が訪れる!?

 

―――そう!?

大自然の営みや神羅万象と
エマの気持ちが完全にシンクロしているのだ!?

これが意味するのは———

世界には————
「人間」が関与できないモノが在るという事!?

ヒトがどう足掻こうが!?
何をしようが地球は回るという事!?

この〈物語〉自体が、
我々読者にそう語りかけ、教えてくれているのだ!?

 

が!?  神は無慈悲ではない!?
神は————
ヒトの目の前には
ヒトが越えられない「壁」は作らないのだ!!

だから———
我々は信じる!
エマが〝真の幸せ〟を掴むことを!
〈輝く明日〉へと歩んで行くことを!
再びみんなと笑い合える日が来ることを!!

 

荘厳で重厚、とんでもなくスケールが大きい
ダーク・ファンタジー「約束のネバーランド」!?

このマンガに出会えたことを神様に心から感謝して、
今回の記事を終えようと思う。

 

 

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