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約束のネバーラン【ネタバレ】第160話「足枷」感想!

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約束のネバーランド【ネタバレ】160話

エマ、レイ、ノーマンの3人は瀕死のザジを担ぎ
急いで「アジト」へと駆け戻っていた!?

ピーター・ラートリーは
自分達を「鬼」に密告できないと確信し、
鬼達だけで「アジト」を見つけるのは無理で
絶対に「安全」であると踏んでいたが・・・

ピーターは自分の命を賭けて
裏切り者がいたことを「女王」に告白し
自分の命と引き換えに「兵」を貸し与えられたのだ!?

ということは————
今、鬼の兵を動かしているのは「ピーター」であり、
彼の頭脳をもってすれば
「アジト」が見つかるのも時間の問題であった。

その事を改めて認識し、焦り走る3人だった。

途中、無事だったドンとギルダにも再開し
喜びを噛み締めつつも
全員で「アジト」へと急ぐのだった!?

 

一方、一足先に「アジト」へ帰ったジリアンは
その只ならぬ異変に驚く。

「アジト」の中は悉く荒らされており
どこを探しても人っ子一人いないのだ!?

「みんな・・・どこに行ったの?」

ジリアンの叫び声だけが
辺り一面に響き渡るのだった――――――!?

 

 

 

 

ラートリー家の〝足枷〟

ラートリー家は————
僕達に関しては「鬼」に密告できない。

(ノーマンはそう読んでいた。)

もし密告すれば
「過失」の数々が自然と露見する。

その「過失」とは————
前当主である「ジェイムズ・ラートリー」とその同志らが
〝W・ミネルヴァ〟として・・・〝支援者〟として———
「食用児」の脱走劇を引き起こしたこと、

その逃走を手助けしたこと、

「Λ(ラムダ)」の崩壊にも加担していたということ。

 

これらの許されない「過失」により
ラートリー家は
「鬼」達と手を組むことができない。

 

彼らは完全に孤立しているんだ。

 

(ノーマンはそうハッキリ確信していた。)

ピーター・ラートリーは
さぞかし歯痒いだろう。

〝ミネルヴァさん〟は———
死して尚、僕ら「食用児」を助けてくれている。

〝W・ミネルヴァは
ラートリー家最大の「足枷」なんだよ〟

ノーマンはみんなにそう宣言するのであった――――。

 

 

 

おぉ! なるほど! そういう事か。
ラートリー家が「食用児」や「ミネルヴァ」のことで
「鬼」達と手を組めない〈理由〉が
ノーマンの口から
とっても分かり易く語られる!

そう、今のラートリー家は
「鬼族」への「協力者」と「裏切り者」の
深い狭間に落ち込んでいるのだ!

だから「密告」=「裏切り」に直結し
自分の命の危機が訪れるのだ!

これではどう足掻いても八方塞で
あくまで「自力」で対処するしかないのである。

「ミネルヴァさんは死して尚、助けてくれる!」
この言葉を、今は亡きジェイムズ・ラートリーが
あの世で聞いていたら
これぞ「本望」と
涙を流して喜んでいるに違いない!!

 

 

 

 

ピーターの覚悟

確かに
ノーマンの分析通り
ミネルヴァが「足枷」となる筈だった。

 

しかし—————

 

「申し上げます。」

 

ピーターは〈命の危険〉を覚悟で
〝ミネルヴァ〟のことを
女王に話す「賭け」に出た!?

水面下での事態の収拾は
最早不可能となったなった今————

「女王」の〝我欲〟に賭けるしか
「道」は無かったのだ!?

そして、
もうこれ以上〝食用児〟達の
好きにさせないためなら
「命」を捨てても構わない!

そう、これはピーターにとって
最後の〝捨て身の一手〟だった――――

 

「成程、『Λ(ラムダ)崩壊』は
盗難賊徒の仕業ではない。
ラムダの食用児も
グレイス=フィールドの脱走者も
まだ生きている可能性が高い。
そしてそやつらが
『農園』を潰しつつつ隠れていると————」

「それで?」

 

「此度派兵した『誅抜軍』の半数を
我々にお貸し下さい。」

(ピーターは畏まる。)

「必ずやヤツラ全てを捕らえ
『陛下』の御前に献上します。」

 

「笑止———
何故妾が兵を貸さねばならぬ?
この事態は其方等の誤ちぞ?」

 

「御尤も。」 ピーターは相槌を打つ。

 

「我が配下の面々は怒り狂うな。
ラムダやグレイス=フィールドの大損害———
そして其方等が『猟場』へ加担したことで
ドッザ、バイヨン、ノウムらは
家族を失ったのだ。」

 

「仰る通りです。
――が!?
だからこそ『儀祭』までに
片をつけたい。」

(ピーターは「女王」を見上げる。)

「『儀祭』の陰で
ドッザ卿らに気付かれぬうちに
片をつけたい・・・。
そのためには
我が勢のみでは不可能なのです。」

 

(「女王」がピクリと反応する。)

 

「『陛下』の仰る通り―――
この件がドッザ卿らに知られては
脱走者の身柄は
きっと皆で取り合いになりましょう。」

(ピーターは〝ひと押し〟する。)

「私は『陛下』に献上したいのです。」

(ここでさらに〝ダメ押し〟する。)

「誰にも知られず『陛下』のみに・・・」

 

――――――間――――――

 

「よかろう———
兵の半数2000を貸し与える。
一匹漏らさず全て妾に献上せよ。」

「もしできなくば・・・
其方の肉が妾の『皿』に載る。」

「女王」はそう言い捨てて
その場から立ち去るのだった―――――!?

 

 

 

うわぁ!?  敵ながらなんて見上げた「精神力」!?
ピーターの命を賭けた進言は何とか成功する!?

ピーターの読み通り「女王」の〈我欲〉が、
何者にも勝ったのだ!?

だが、ここではその「読み」の鮮やかさよりも
ピーターの異常な残虐性の方がより一層際立ち始める!?

そう、彼にとっては
「食用児」達に好き勝手される事の方が
自分の命を失うよりも「あってはならないこと」、
絶対に許されるべき事ではなかったのだ!?

さすがにこの「異常心理」は
ノーマンにも理解はできず・・・
決して読む事が出来なかったはずだ!

そして、この一つの「誤算」が
今になって〝大いなる脅威〟と化して
ノーマン達に襲い掛かる事となってしまったのだ。

そう、いくらノーマンが
賢いからと言っても「神様」ではない。
血が通った私達と同じ人間で

この世の全てを読み切る事が
不可能なのだという事を
ピーターという狂人を通して
我々に教えてくれているのだ!?

 

 

 

 

ささやかな「再会」と「喜び」!

――――その頃

王兵を動かしているのが
「ピーター・ラートリー」だと知った
エマ、レイ、ノーマン達は————

急いで〝アジト〟へと
引き返していた!?

「起死回生の〝逆転の一手〟・・・
まさかそんな手に・・・」
レイが驚きを露わに呟く。

「『鬼』達と争ったりとかもなく、
ピーターがこんなに巧く動くとは・・・」
エマにも悔しさが浮かぶ。

 

「奴ら〝アジト〟の場所は?」 とレイ。

 

「勿論知らないよ。
――――だけど・・・」
ノーマンがそう答えながらも・・・

 

(その脳裏には———)

 

—————————―――――—
「逆だ!」
ピーター・ラートリーが叫ぶ!
「奴らが残した痕跡から・・・
正規に導き出せる位置とは
『真逆』の方向を探し出せ!?」
—————————―――――—

 

(———そんな光景が
浮かび上がっていた。)

 

「ピーター・ラートリー・・・
奴ならやり得る。」
ノーマンは今までの経緯からそう断言する。

(もう彼には〝ミネルヴァ〟の「足枷」もない。)
ノーマンは「不安」を募らせるのだった。

 

素早く走りながら
レイの頭にも今までの事がフラッシュバックする!?
(ピーター・ラートリー・・・
〝ゴールディ・ポンド〟に「猟場」を作り
大勢の子供達を苦しめた・・・

1000年前に———
この〈食用児システム〉を作った元凶で・・・
ミネルヴァさんの仇であり・・・
ユウゴ達の仇・・・)

 

(ラートリー家・・・!!)
エマの表情も険しさを増していた!?

 

――――と!?

 

「エマ!! レイ・・・!!」

 

通路に大きな声が響き渡る!?

エマ達の目の前に————
ドンとギルダが立っていた!?

「ドン! ギルダ!! 無事で良かったぁ!!」

エマ、レイ、ドンとギルダは
ガッチリと抱き合って喜びを噛み締める!?

ギルダは顔を上げ――――

 

「ノーマン・・・!!」

 

一人で立ち竦むノーマンを目に留める!?

 

「あ・・・」 とノーマン・・・

 

「心配かけやがって!」
「そうよそうよ!」

 

声を発しようとするノーマンに
ドンとギルダが素早く近寄る!?

 

「おかえり! ノーマン」

「ただいま。」

ノーマン、ドン、ギルダの3人は
しっかりとハグをするのだった——————!!

 

 

 

 

これはヤバい!?  早く戻らねば!?
「アジト」が危ないと感じたエマ達は
急ぎ戻ろうと焦るのだが・・・
その行き場のない「危機感」は超半端ない!?

なぜなら――――
「確固たる安全」が「絶体絶命の危機」へと
180度変貌してしまったからである!?

これは状況が違うが
例えるなら————
絶対に遅れないと思った「面接」に
100%遅れてしまい「就職」が〈ご破算〉になる!?
――――という事態にも通じる感覚・・・
それの「命の危機」バージョンなのである!?

兎にも角にも
行き場のない「不安」と「焦燥感」に
我々読者も苛まれるのである!?

 

 

 

 

「異変」

————その後
アイシェを認めたノーマンが
「鬼語」で彼女に話しかける。

 

「え」

アイシェが拳に力を入れる。

 

「時間がない! 『アジト』へ戻ろう!」
ノーマンがみんなを促す。

「そうだ! まずは現状の把握と
王兵の位置と『アジト』の安否を確認しよう!」
レイが即答する。

「一刻も早くオリバー達と合流しよう。」
エマもみんなに呼応するのだった!?

 

 

一方—————

 

タタタタ・・・・

 

一足先に「アジト」へ帰ったジリアンは
中央の吹き抜けに設えられた
大きな階段を駆け上がっていた!?

 

「まずい・・・嘘でしょ・・・何よこれ!?」

 

ジリアンは立ち止まって
階段の手すりから「アジト」全体を見渡す!?

 

「まさか・・・いや・・・何が!??」

 

いろんな場所の
棚や椅子、机などが倒れ壊され
食器や本等の細かな「日常品」が
乱雑に散らばっている。

どこを見ても
人っ子一人見当たらず・・・

そこは全てが「静寂」に支配されていた――――。

 

「みんな・・・どこへ行ったの?」

 

響くのは
ジリアンの叫び声だけであった——————!?

 

 

 

え??  なんだ!?  どういうこと???
ここで何が起こった!?
ジリアンが見たこの「アジト」の状況は
一体何を物語っているのだろうか?

もしや・・・ジリアンが帰ったのが一足遅く
この「アジト」に居たみんなは
既にピーターに連れ去られたのでは・・・!?

そんな悪い「想像」しか浮かばないまま・・・
この続きは「来週」へと持ち越されるのである!?

 

 

 

 

約束のネバーランド160話の感想

今週の「約束のネバーランド」は————
「アジト」へと急ぐエマ達の焦りの「表情」と
そこまでに至る複雑な「心情」が————
順を追って細かく描写されていく!?

特にクローズアップされるのは
「物事は思い通りには運ばない」という
ある種「哲学的」な教訓であろう。

あれだけ〈完璧〉に見えた
ノーマンの「計画」と「理論」が
一人の「人間」・・・ピーターの「人格」によって
180度覆されてしまうのだ!?

万全だった筈の「アジト」の〈安全性〉が一気に崩れ去り、
〈危機〉の真っ只中へと突き落とされる!?

なによりも一番驚いたのはノーマンだろう!?

そう、世の中の・・・「神羅万象」とはこういうこと
自然の摂理、この世の調和とはまさにこの事、

人間の思うがままになるなんて烏滸がましい・・・
ちゃんちゃら厚かましい限りなのである。

 

が、ここで忘れてはいけないのが
「エマの存在」だ!?

彼女は最初っから
そんな「計画」云々で動いてはいない!?

自分の「ブレない信念」、
「強い心」に基づいて行動し、
全てを判断しているのだ!?

そしてエマにはすべてを包み込む
大きな「母性」と
「包容力」も持ち合わせているのだ!

だから「鬼の神」と〈約束〉を結び直す事ができ、
ムジカ達と心を通わせられるのである。

そんなエマに迷いはない!?
只ひたすらに突き進むのみなのである!?

 

さて! 終わりが近づく「約束のネバーランド」、
事態は一気に〈人間対人間〉へと様変わりし、

真の敵、ピーター・ラートリーとの一騎打ちが
待っていそうである!?

そんな中でも
自分の信じる「愛」を貫き進んでいく
この「エマ」の存在が
全ての者の心を開き

憎しみや怒りや、人種など
全てを越えた「場所」へと導いてくれる筈である。

それこそが
エマの生まれ持った「使命」なのだから!!!

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