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約束のネバーランド【ネタバレ】第158話「生まれてきた意味」感想!

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約束のネバーランド【ネタバレ】158話

〝邪血〟の「能力」を持つムジカは————
700年前に自分を食べようとした「女王」と遂に対峙する!?

ムジカは「女王」に
なんでそんなに飢えてるのかと問い、

その「欲求」に任せて
全てを取りこんだことで
自らを「破滅」に導いたのだと
憐みの表情を見せる。

そんなムジカの言葉を一蹴し
襲おうとする「女王」の体に異変が起こる!?

突然左腕が「破裂」し、
そこから夥しい顔が生まれて
口々に叫び始めたのだ!

それは次第に全身へと広がり
「女王」の体全てを飲み込んでいく!?

「あなたは食べた『命』に食い潰される。
さよなら・・・レグラヴァリマ女王陛下。」

その光景を見ながら
ムジカは静かに最後の言葉を
「女王」に掛けるのであった—————!?

 

 

 

ムジカの問いかけ

(ムジカは「過去」を振り返る―――)

私は———
生まれた時から周りと違った。

何を食べても『形質』は変わらず
人肉(ヒト)を食べずとも
「姿と知能」を失わない――――

『奇跡の子』として、

周りから崇め奉られた。

ある時は
『代用人肉(にく)』だと———
狙われたこともあった。

けど、
飢えに苦しむ村々を
救えた時は
とても嬉しかった。

でも、「女王」に目をつけられて
仲間もろとも捕まって
殺しされかけて・・・
かろうじて生き残ったのは私だけ————

そしてソンジュと一緒に・・・
彼の力を借りて
700年の間、逃げ回っている。

 

(ムジカはそんな自分に問う)

 

なぜ
私だけが違うのだろう・・・?

私は『特別』?
それとも『異端』?

私は一体何者だ?
なぜ生きている?

 

(ムジカはひたすら問い続ける)

 

私は———
何のために
生まれてきたのだろう?

ホントに生まれてきてもよかったの?

 

 

そして今———
「宿命」の相手である「女王」と
向き合って改めて思う。

 

私から
親も仲間も
全てを奪った「女王」・・・

言いたいことは
いっぱいあった・・・
ぶつけたい「想い」も・
山ほどあったけれど
今、目の前にいる彼女は————

 

「可哀想に・・・」

 

ムジカの口から出たのは憐みの言葉・・・

 

「あなたはなぜ
そんなにも『ひもじく』飢えてるの?」

ムジカは
今にも自分を襲おうとする
「女王」に向かってそう問いかける。

「誰よりも豊かで・・・
何だって手に入るあなたが——」

 

顔がない「女王」は
ムジカのその言葉に
一瞬だけ動きを止めるのであった————!?

 

 

 

 

ムジカの「過去」からスタートする
今回の「約束のネバーランド」!?

幼いムジカが
その小さな背中に重すぎる「運命」を背負い
それに翻弄され続ける様子が
時には奇跡的に、時には残酷に描かれる!

そんなムジカは———
「なぜ私は生まれてきたのだろう?」と
常に自問自答する。

この気持ちは———
痛い程よく分かる!?

ヒトは辛い目に遭えば合うほど
自分が生まれてきた理由を知ろうと
もがき苦しむのだ!?

それが人間というモノの「本質」であり
「人間の性」(さが)でもある!

こうやって深い「思考」に逃避する事で
自分を守ろうとする・・・
これが人間の必然的な
「自己防衛本能」でもあるのだから!?

 

―――そんなムジカが・・・
「女王」に憐みの言葉をかける!?

それに「女王」が反応してしまうのも
至極当然と言えばその通りだろう。

ではこのまま「次章」へと読み進もう。

 

 

 

 

あなたはもう死んでいる

ムジカの前へと
素早く飛び出したソンジュが————

 

ガキン!!

 

鋭い「槍」の一撃を
「女王」へと振り下ろす!?

 

タンッ

 

「女王」は後ろに躱し飛び退く!

 

「大丈夫よソンジュ、
ありがとう。」
ムジカが静かに礼を言う。

 

「何かと思えば・・・
妾がひもじい?
飢えている?」
「女王」は何のことかと訝る。

 

「ええ。」
ムジカは即答する。

「あなたは飢えている。
いくら食べても
いくら手に入れても
いくら上りつめても
満たされない。」

「可哀想に・・・憐れだわ。」

 

そして面と向かって「女王」に問い質す。

 

「本当は何が欲しかったの?
何をそんなに恐れているの?」

「あなたが足りていると
感じることさえできたなら———
『別の未来』もあったでしょうに・・・

際限のない『欲望』に囚われて
〝神〟への敬意も忘れ
『世界』を貪り・・・

結果―――
自らを『破滅』に導いてきたのだと
あなたは気付いていないのよ。」

 

「くだらぬ。」

 

「女王」はムジカの意見を一蹴する。

「欲望は美徳だ。
欲ゆえに皆が求め
欲ゆえに皆動く―――
『欲』は全てを動かす『力』なのだ!!」

「果てなき『欲』は
果てなき『力』!

〝神〟?
敬意?
命?

私は誰にも謙らぬ!」

(「女王」はそこで語を継ぐ。)

「生まれた時から周りと違った。
私は誰より特別なのだ!

妾に恐るるものなど何もない!!
そんな妾が破滅だと?
はっ! 笑わせるわ。」

 

「いいえ―――
あなたは既に『破滅』している。
もう死んでいるのよ!」
ムジカがそう断言する。

 

「ほざけ!
吠えて死ね!?」
「女王」が牙を剥いて
ムジカに襲い掛かる!?

 

「ムジカ!!」

 

ソンジュが
ムジカの前へ
電光石火で飛び出す!?

 

―――と!?

 

 

ボ     ン      !     !

 

 

突然、「女王」の左腕が
大きく破裂するのであった——————!?

 

 

 

 

ムムム・・・
ムジカの「憐み」と———
「女王」の「欲」とプライドが
激しく対立して火花を散らす!?

ムジカはあくまで
この世の「道理」を淡々と説き・・・

「女王」は自分の「欲求」を
正当化する事に時間を費やす!

そう、これは大きく言うと
「自然」と「個人」の対立でもあるのだ!

が!? そんな「女王」の右腕は
ムジカの予言————
「あなたは既に破滅している」
というその言葉通りに
突然大きく破裂する!?

これは一体何が起こったのか??

その答えを知るためにも
取り急ぎ次のページを繰ろう!

 

 

 

 

〝自滅〟

ボッ

ボシュ

ボン!?

 

「女王」の左腕が肘から吹っ飛ぶ!?

「な・・・に・・・?」
「女王」は訳が分からず戸惑う・・・!?

 

ドシャッ!?

 

「ぐあああぁ!?」

 

そして「女王」の左腕の全てが
〝粒状の瘤〟に覆われる!?

 

「過剰摂取(たべすぎ)よ。」

 

―――ムジカが呟く。

 

「あなたの『細胞』は・・・
もうとっくに『限界』なのよ。」

「やはり〈第2核〉に特別な力なんてない。
あなたは『毒』と
大量の『死体』の『細胞』を
一度に取り込み過ぎた・・・

〈一つ目の核〉を潰された瀕死の状態で
乱暴に食べ物の全てを
『そのまま』引き出した時点で————
あなたはそれらを
充分に
『消化』しきれていなかったのよ。」

 

(ボコボコボコ・・・)

 

おのれ女王

痛いよう

 

(ボコボコ・・・)

 

怖いよう

助けて下さい陛下

ママァ

 

「女王」の腕にできた
「小さな瘤」の一つ一つが————

今まで食べた者の『顔』となり・・・
それぞれが喚き始め———

その声は次第に大きくなって
直接「女王」の脳内へと響き渡る!?

 

「恨めしい」

「助けて」

「怖い」

「死にたくない・・・よくも!」

「母上」

「ギーラン、貴様ァ・・・」

 

 

「おおおおおおおおおおお!」

 

「女王」が絶叫する!?

 

やめろ!
意識が!
記憶が!
全てが頭に流れ込んでくる・・・!!
「女王」はそう叫び続けながら
頭を抱え込むのだった――――――!?

 

 

 

うわぁ・・・これはエグい・・・気持ち悪過ぎる・・・
「女王」の腕からいろんな「顔」が生えてきて、
それが悉く喋り出すなんて・・・・!?
これは考えただけで〝鳥肌モノ〟である!?

完璧に見えた「女王」の復活は・・・
実は不完全で危ういモノだったのだ!?

この急展開に
戸惑いを隠せない読者も少なくない筈・・・!?

何故って・・・?
これからてっきり「女王」とエマ達全員の
激しいバトルが展開するモノと
我々は勝手に思い込んでいたからだ!?

それがこんな事になるなんて・・・!?

どこまでも「良い意味」で
読者を裏切ってくれるのが
この「物語」の凄いところなのである!?

 

 

 

 

「女王」の最期

(「女王」が自滅する光景を
目の当たりにしながら
ムジカは今一度深く思考する。)

「生まれた意味を考えた。
私がこの世に生まれた意味を・・・
この700年ずっと――」

「それが——
エマ達と出会って
ようやくわかったわ。」

 

「———私は
『我ら種』(鬼)を変えるために
生まれてきたんだ。」

 

そして
ムジカはハッキリと言い切る。

「そして今こそ
『鬼の世界』は
変わる時なのよ!」

 

細かな『細胞』の粒は
「女王」の体を覆い尽くし———
その全てが「頭」となって叫び続ける!

 

 

「ぐおおおおおおお!!
やめろぉオオオオオ!!」

 

 

「私はクローネ」

「私はミシェル」

「私はギーラン」

「私はドッザ」

「私はバイヨン」

 

 

「ぐ わ あ ぁ ぁぁぁぁぁ—————!?!!」

 

 

私は・・・

誰だ・・・?

頭を抱えたまま・・・
「女王」は思考を停止する・・・

 

「あなたは———
『食べた命』に食い潰される。」
ムジカは静かにそう呟く。

「さようなら・・・
『レグラヴァリマ女王陛下』。」

 

ムジカの前の
ほんの少し前まで「女王」だったモノは—————

体中全てを
「小さな頭の瘤」に埋め尽くされ
所々から湯気を出しながら
体中が溶け出していた。

もうその「物体」は
完全に「生命」が停止した
只の巨大な「塊」―――

「ヒト型の残骸」と
化しているのだった―――――!?

 

 

 

おぉう!? とうとう「女王」との決着がつく!!
まさか「自滅」とは・・・!?

これぞまさに「自業自得」!?
なるべくしてなった結末・・・

「女王」は
自然の「道理」をぶち壊したが故に
苛烈な「しっぺ返し」を食らったのだ!?

そして
ムジカはハッキリと自覚する。
「私は『鬼』を変えるために
生まれてきたのだ」と————

そう!!
やはり「ムジカ」はエマと同じく
この「物語」の
〝キー・パーソン〟の一人であるという事が
これでハッキリ明らかになったのである!?

 

 

 

約束のネバーランド158話の感想

今週の「約束のネバーランド」は————
「女王」との最後の対決が
ムジカの過去を絡めて丁寧に
且つ、激しく残酷に描かれる!!

特に注目なのは
今回のエピソードの全てが
「ムジカの心の旅」が————
つまり長い長い「自分探しの旅」の終わりが
描かれている点であろう!?

その流れはこうだ!
1.〝邪血〟として生まれたムジカは———
周りに崇め奉られ、
時には狙われ、時には人々を救い
「女王」に囚われて
仲間が皆殺しにされるという「運命」に
戸惑い「翻弄」され続け―――

2.700年という長い「逃亡生活」の中で・・・
「自分は何者で、
何のために生まれてきて
ホントに生まれてきても良かったの?」
―――と、
ひたすら自分の「存在意義」を問いかけ、

3.旅の途中でエマと出会い———
そこで自分が生まれてきた意味、
自分の存在理由をハッキリと悟り、
「私は『鬼』を変えるために生まれてきた。」
という「真の答え」を見つけ出す。

そう、〈ムジカの心の旅〉は
1.その「運命」に逆らえず〈翻弄〉され、
2.700年逃亡しながら自分の存在を〈問い続け〉、
3.エマと出会って〈真の答えを見つけ出す〉。
―――と「まとめる」ことができ、

「流され」⇒「問い」⇒「見つける」

―――というこの一連の流れが、
まさに「心の巡礼の旅路」なのである!!

 

さて! 「来週」である!?

「女王」が滅んだ後の「世界」で
エマとムジカは
「ヒト」と「鬼」との共存という
新たな「世界」を作り上げることができるのか?

エマとムジカは
ノーマン達の「命」の危機を救うことができるのか?

そしてそして!?
今一番気になるのは————
エマが神様とした〝約束〟の内容と
その代償としての「ご褒美」とは何なのかという事!?

このように
これからも様々な出来事と「謎」が目白押しの
この「約束のネバーランド」!?

素晴らしい「大団円」に向けて
さらに物語が加速的に
盛り上がっていくことは
絶対に間違いない!!!

そしてそのラストは—————
誰もが想像するよりも
さらに上を行く
〝素敵な笑顔〟の
ハッピーエンドとなる事を
心から期待して
今回のレヴューを終わろうと思う。

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