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約束のネバーランド【ネタバレ】第154話「突破口」感想!

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約束のネバーランド【ネタバレ】154話

優しく手を差し伸べるエマとレイに
ノーマンは心を開く。

そしてノーマンはエマとレイに助けを求める。

ノーマンは
今まで隠していた本音————
・「鬼の絶滅」は止めたいこと、
・「毒」の始末を早くして事態の収拾をしたいこと、
・ラムダの「投薬実験」で、命が残り少ないこと
―――を正直に告白する。

それに反論するヴィンセントだったが
シスロやザジ、バーバラは、
そんなノーマンに理解を示し、
自由になってもらいたいと願うのであった。

そんな中———
エマがこの状況に一石を投じる!

同じ「投薬」を受けたアダムが
全く発作を起こしていない事に
注目したのだ。

そう、アダムこそが
みんなの命を救う「突破口」だったのだ!!

そして皆に
もう一つの危機が迫る。
王都を後にした「王兵」達が
ノーマンのアジトを見つけるのが
もはや時間の問題だというのだ。

ノーマンはこの危機を打破すべく
自らアジトへ戻ろうとするが・・・

背後に現れた「大きな影」――――
死んだ筈のイヴェルク公に・・・
突然襲われるのだった―――――!?

 

 

 

改心と告白と——

「一緒に生きよう! 今度こそ!!」
そう言って手を差し出すエマとレイに
心を開いたノーマンは————
2人を抱きしめる。

「おかえり、ノーマン。」
エマとレイが———
ノーマンの「孤独な心」を優しく包み込む。

「でも・・・無理なんだ。」ノーマンが呟く。

「ラムダの投薬で・・・
僕は長くは生きられない。」

(ノーマンは滝の様な涙を流す。)

 

「助けてエマ・・・レイ・・・。」

 

「『僕・・・ら』って・・・?  え?」
ヴィンセントが驚く。

「そうだよ、ボスは大丈夫なんじゃ・・・」
シスロも〝寝耳に水〟だ。
「ボスは『鬼』達にとっては特上で・・・
貴重な〝標本〟(サンプル)で・・・
ボスだけは・・・
〝実験体〟じゃなかったから———」

「あれは嘘だよ。」 ノーマンが告白する。

「確かにあの施設(ハウス)では・・・
僕だけが『隔離管理』されていたけれど・・・
僕もみんなと同じ
『投薬』を受けていたんだ・・・
発作も既に〝レベル4〟まで
進行している・・・。」

「そんな・・・ボス!
なんでそんな嘘を・・・!?」
ヴィンセントが叫ぶ。

「それは・・・
みんなにとって
頼れるボスで在ろうと思ったから・・・
そして、気兼ねも・・・
気遣いもさせたくなかった———」

「!!」
ヴィンセントは言葉を失う。

 

「これで全部吐いたか?」 レイが突っ込む。

 

「うん。」

「で? 改めて———
お前が本心からしたいことは?」レイが問う。

「うん・・・
王や貴族を殺したことに『悔い』はない・・・
でももうこれ以上殺さずに済むのなら
もう誰も殺したくない!」

「『絶滅』は絶対に止めたい!!
そして城下に撒いた〝毒〟・・・
取り返しはつかないが・・・
この既にやったことに対して
ちゃんと自分なりの始末をつけたい。

そして———
ラムダのみんなの命を
諦めたくない!」

ノーマンは語を強めるのだった。

「わかった、任せろ! 助けてやる!!」
レイのこの言葉にノーマンの目が潤む。

「大丈夫、一緒になんとかしよう・・・」
エマがノーマンを抱きしめる。
「全部一緒に何とかしよう・・・!」

「ふざけるな。」
ヴィンセントが反論する。
「今さら何なんだ・・・!」

「私は——
命などどうでもいい!
『鬼の絶滅』こそが
みんなの救済なのだ!!」
ヴィンセントが腕を振り上げる!
「そして『新たな世界』を創るのだ!!」

「後には退かぬと
言ったじゃないか! ボス・・・!」

(ノーマンが困惑する。)

「なのに今更・・・
しかも我々を阻むというのか!!
そんな・・・
そんな事———」
ヴィンセントは怒りで体を震わす。

「私は絶対に止めん!!
たとえボスが阻んでも!!」

―――と!?

「もういいだろ? ヴィンセント。」

辺り一面に穏やかな声が響く。

「もう十分だろ。」

その声の主のシスロは、
ノーマンへ優しく微笑むのだった―――――!!

 

 

心の中を開放し素直になったノーマンの
驚きの告白で幕を開ける
今回の「約束のネバーランド」!!

やっぱりノーマンは
あの優しいノーマンだったのだと・・・
心の底からホッとしている
読者も少なくない筈だ!

そんなノーマンの「心の本音」が
堰を切ったように
止めどなく吐露されるのだ!

これに嫌悪感を持って
反対するヴィンセント・・・!!

この過剰な態度も
リーダーであるノーマンを
深く「信頼」し「愛する」が故の
反応だということは
読者の皆は「百も承知」なのである!

そして突然響き渡る
シスロの優しい言葉―――。

その真意を知るために
すぐに「次章」へと歩を進めよう!

 

 

 

ボスの思うがままに!!

「前からうすうす気づいてたよ・・・
ボスの苦しみも、本当の気持ちも。」

「でもボスの能力や優しさに甘えて
それに付け込んで
全部背負わせてしまった・・・。」

シスロが続ける。

「俺達が・・・ボスを『復讐の道具』に
利用しちっまってたんだ!
ボスも一人の人間なのになぁ。」

「だから———
ボスの好きにしていいぜ!
『絶滅を止める』ならやめようぜ!!」

(ノーマンの顔が綻ぶ。)

「ここまでやってくれりゃ十分だろ。
そりゃ・・・『鬼』は許せねぇから
復讐はしてぇけどよ・・・」
シスロの頬が緩む。
「復讐より・・・
俺は『ボスが大事』だ・・・!!
俺はあんたに一生ついていくよ!!」

「うん!」バーバラも微笑んで同意する。
「あうあ!」ザジは新しい袋を被りなおす!

ただ———
ヴィンセントは・・・・
「・・・っ!?」
複雑な表情をするのだった―――――!?

 

 

 

うぅ・・・何て感動的なんだ!!
シスロはとっくの昔から
ノーマンの「心の苦しみ」と
「本音」に気付いており
それに深い理解を示すのだ!!

そう、シスロはノーマン自体を信頼し
一人の人間として
尊敬の念を抱いているのだ!

それが彼の
「俺はあんたについていくよ。」
という言葉に完全に現れているのである!

 

 

 

突破口

「ノーマン・・・!」

「まずは〝Λ(ラムダ)の発作〟のこと。」
エマが静かに口を開く。
「私達、ドンとギルダからも聞いたの。」

「Λ7214で実験体(こどもたち)に出されてた・・・
特定の〝試験薬〟が原因で
起こってる致死性の薬害と発作。」
レイが言葉を並べる。

「なんで・・・」
ノーマンはレイがそのことについて
知っているという事実に驚く!

「それでね、ドンとギルダが気付いたの。」
エマの語りが熱を帯びる。

 

(それはこんな感じだった———。)
—————————————————————
「その〝薬〟は———
ラムダの子供達全てに出されてて
その全員に発作が起こっている・・・?」
ギルダが深く考える。

「ん? あれ? 待てよ、おかしくね?」
ドンが〈ある事〉に思い至る。

「ん・・・じゃあ・・・アダムは?」
——————————————————————

 

「・・・・・え?」 ノーマンが訝る。

「アダムには・・・発作が起きていない!?」
エマが叫ぶ!!

「アダムも同じ〝投薬〟を
受けてたはずなのに・・・
『ラムダを出されて約2年・・・
アダムにはただの一度も
そういう症状が起きていない』って
みんな言ってた・・・。」

「いや・・・待て、でも・・・それは・・・。」
シスロが慌てる。
「ただ単に・・・まだ・・・
発作が起きてないだけじゃ・・・」

「発作にも個人差があるし・・・
そいつの発作もまだ
これから起きないとも———」

「しかし、ただの一度も・・・だと?」
ヴィンセントがその事実に愕然とする。
「ラムダを離れて何の処置もなしに・・・?」

「もし本当に・・・
アダムだけがあの実験を受けてなお
薬害も発作も
起きていないのだとしたら―・・・」
ノーマンが驚き顔で続ける。

「アダムは———
ラムダのみんなの命を
救う『突破口』となり得る!?」
エマは自信を持って
そう断言するのであった————!!

 

 

なんと!?
ここであのアダムに「スポット」が当てられる!?
今迄にいろんな事があり過ぎて
すっかり忘れていたが・・・
彼もラムダ出身の
〝投薬実験〟の被験者だったのだ!!

そんなアダムが
みんなの命のカギを握るだなんて・・・
一体誰が想像したであろうか?

この意外性こそ————
まさにこの「約束のネバーランド」の真骨頂!!
トコトン驚きをプレゼントしてくれる
極上のエンターテイメント作品なのである!

 

 

 

ノーマン、新たに目覚める!?

「ただ、そうのんびりもしてられねぇ。」
レイが厳しく言う。
「『王兵』の大群がアジトを探している。」

「王兵の・・・大群?」シスロが言葉を返す。

「ああ・・・
ここへ来る途中の2日前の朝に見た。
ノーマン、多分お前が追い払った兵だろ。」

「・・・・」 ノーマンは右手で口を覆う。

「オリバー達がアジトへの連絡や
その場の対処に動いてくれたけど・・・
あの大群に見つかったら・・・
どうしようもない。」

「早くここを出て
アジトに戻った方がいい。」レイが断言する。

「勿論、城下の混乱も何とかしてだけど!」
エマも強く同意する。

「しかしどうやって?」
ヴィンセントが冷笑気味に言う。
「恐らく城下の民衆にも
既に〝毒〟が回っているだろう・・・。」

「大丈夫!」
エマがそれに対してハッキリと断言する!

「今、ドンとギルダも城下に来てて
ムジカやソンジュ達と
できる限り被害を抑えてくれている!」

「ドンとギルダが?」
「マジで見つけたのか?」
ノーマンが、シスロが驚きで口を開く。

「二手に分かれよう。」エマがみんなに提案する。
「私とレイは〝王都〟に残って
城下を何とかするから———
ノーマン達は今すぐ戻ってアジトを守って!」

「・・・・」
ノーマンは鋭い目で暫く黙考し————

 

「わかった!」 ハッキリと返答する。

 

「動けるか? バーバラ。」
シスロがバーバラを起こす。

「うん・・・死ぬほど痛いけけど・・・」
バーバラが傷口を布で押さえながら言う。

「Λ(ラムダ)をナメるなよ・・・
意地でもくたばるもんか・・・!!」
バーバラが薄い笑みを浮かべる。

「シスロ、先に行って『馬』を頼む。」
「バーバラ、あと少しの辛抱だ!」
「ヴィンセントは———
脱出経路の動線確保を頼めるか?」

ノーマンが
仲間の一人一人に的確に指示を出す!

「でも・・・なんでバレたんだ・・・
王都の兵・・・」息も切れ切れにバーバラが言う。

「それは恐らく———」
ノーマンがその疑問に答えようと
口を開いた瞬間—————

大きく狂暴な「影」が
ノーマンの背後を覆う―――――!?

その「影」の顔は上半分がなく
両手には鋭い「爪」が生えている!?

 

え・・・

 

ギィエエエェ!!

 

牙だらけの巨大な口から
大きな咆哮が迸る!?

 

「ボス―――――!!」

 

シスロが絶叫し、
急いでノーマンに駆け寄り
手を差し出そうとするのだった――――――!?

 

 

え? 何? 一体何が起こった??
ノーマンの後ろに
顔が千切れたイヴェルクが現れる!?

この予想もしない展開に
読者の背筋は凍りつき
とてつもない悪夢に襲われる!?

これはホラー映画か!?

そう思ってしまう位の質の高い
〝恐怖を煽る演出〟は———
もう見事というしかない!?

そんでもって———
ノーマンの運命は如何に??

が、この先は
来週へと持ち越されるのである。

 

 

 

約束のネバーランド154話の感想

今週の「約束のネバーランド」は————
ノーマンの「改心」と「新たな目覚め」、
そしてその後の迅速な対処が
小気味の良いテンポで描かれる!

そんな中———
最も特筆すべきは
ノーマンの〝哀しみの表情〟だろう!

その————
憂いを帯びた儚げな表情や
涙にぬれる表情、
深く困惑し、
心の底から黙考する表情・・・
そんなノーマンの「顔」が
全編に渡って散りばめられているのだ!

これをコマ数にすると————
なんと「20コマ」近い数の
ノーマンの顔が・・・
苦悩や哀しみや涙の「色」で
染められているのだ!?

これぞ「ノーマンの表情事典」と
言わんばかりの
ありとあらゆる表情のヴァリエーションが
今回の「約束のネバーランド」では
たっぷりと見られるのである!!

 

さて! 来週!?

突然襲われたノーマンは無事なのか?

エマとレイは
城下の事態を収拾できるのか?
王兵たちはアジトを見つけてしまうのか?
そして———
ソンジュとムジカの活躍は?

完全なクライマックスを迎え
ますます目が離せない
この「約ネバ」の
新たな動向に———

一時も目が離せない日々が
まだまだこれからも続いていくのである—————!!

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