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約束のネバーランド【ネタバレ】第141話「1000年前の〝約束〟➀」感想!

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約束のネバーランド【ネタバレ】141話

エマ達が見た古文書のデータによると
〝約束〟には——―
「人間」と「鬼の王」の間で交わされたモノと・・・
「人間と鬼達」が「神」と交わしたモノの
〝2つの約束〟が存在することが発覚する。

この2つ目の約束を「神」と再び結び直すことで―————

この鬼の世界から
みんなを逃がす事ができるとエマは確信する。

そして「神」の目の前で
「約束を結び直しに来た」と強く訴える。
その言葉を簡単に承諾する「神」であったが
それには続きがあり・・・
「神」はその代償として
彼の望む『ごほうび』を
エマに要求するのであった—————。

 

―——1000年と少し前・・・
ユリウス・ラートリーを始めとした「人間連合軍」は
鬼達と血みどろの戦いを繰り広げていた。

2つの種族の最大の戦いで
人間がもう少しで勝利を手にするかに思えた瞬間・・・
強大な力を持つ鬼、レウウィスの出現によって
その場にいた人間は悉く抹殺されるのであった。

とうとう1人になったラートリーは武器を捨て、
目の前の〝レウウィス大公〟に
「取り引きがしたい。」と
必死の駆け引きをするのであった———————!?

 

 

 

約束の行方

時間はほんの少しだけ遡る―———
場所はシェルターの中・・・
ミネルヴァさんのペンから投影される光の情報を
見つめるエマ達の姿があった。

エマ達はその中に「鬼の世界」の情報を見つける。

そこには————
『〝神〟は全ての鬼の頂点に立つ存在である』と書かれていた。

「〝神〟と新たな約束を結び直す!」
レイは子供達に宣言する。

「できるのかな?」
「鬼達だって人間を食いたいんだろ?」
子供達に不安が広がる。

「それについてはここ―———」
エマがスクリーンの一部を指差す。

「そうか! 〝約束〟って1つじゃないんだ!」
レイが素直に納得する。

1.人間は〝鬼〟を狩らない、
だから〝鬼〟も人間を狩らない。

2.お互いに世界を棲み分ける。

「この2つの約束は『人間』と『鬼の王達』が
交わした〝約束〟で————
実はもう1つ・・・
『人間と鬼達』が〝神〟を相手に交わした
別の〝約束〟があるんだ。」

「その〝神〟との約束を利用すれば―———
俺達はこの〈鬼の世界〉から逃げられるんだ!」
レイはハッキリとそう断言するのであった————————!!

 

 

―———そして現在(いま)、

「〝約束〟を結び直しに来たの。」
エマは〝神〟を目の前にハッキリと言うのであった!?

「いいよ。」

「え!?」

「いいよ、なにがのぞみ?」

「え―——————————っっ!?」
なにこれ?
軽い・・・思ってたのより全然軽い・・・
いやいや・・・それでいいんだけど?

(〝神〟の意外な答えに戸惑いを隠せないエマ。)

「ただし ぼくにも
〝ごほうび〟をちょうだい!」

〝神〟のその意外な言葉に・・・
一瞬で顔が強張るエマであった————————!?

 

―———それと同じ出来事は、
前回の「約束」の時にも起きていた。

「『ごほうび』?」人間の代表が訊き返す。

「ああ・・・望みを叶える代償だ。」
鬼の種族代表が歩きながら答える。
「もし『望み』を叶えたければ・・・
彼に何を望まれても断るな。」

人間と鬼の代表の2人は連れ立って
長い通路を歩き
石でできた両開きの大きな「扉」の前へと
立つのであった—————。

 

 

 

なんと! 〝約束〟は2通りあった!?
こんな衝撃的な展開で今回の「約ネバ」は幕を開ける。

これをまとめると—————
1.「人間」=「鬼」の約束、
2.「人間と鬼」=「鬼の〝神〟」との約束があり、
このうちの「2の約束」を結び直せば
エマ達はこの〝鬼の世界〟から脱出できるという事なのだ!!

しかも〝神〟は簡単にオッケイを出してくれた!?
が! その後の『ごほうび』って一体なんだ!?
やっぱり作者は簡単には済ませてはくれないのだ!

まさか・・・とんでもない注文―———
(例えば誰かの命と引き換えとか等の「生命」に関わる事・・・)
をしてくるのでは? などと思うと今から心配でたまらない。

この真相を知るためには
このまま読み進めるしかないのである。

 

 

 

遥か昔の物語

1000年と少し前―————
深い森の中・・・

武装した人々が大木に隠れ
身じろぎもせずにジッと奥を凝視していた。

そこには巨大で獰猛な鬼達の姿が見える。

「くそっ・・・化物め。」
「まだ伏兵がいたのか・・・」兵達が呟く。

「いや、あの伏兵で最後だ。」
左肩にフクロウをとまらせた
美しい容姿の青年が兵達に声をかける。
「あれを倒せばこの拠点は人類(われら)のもの。
また一歩平和に近づくのだ。」

「ラートリー様!」 兵士達に笑顔が広がる。

「あと少しだ、勝って国に帰ろう!」
そう言うが早いか
ラートリーが先頭きって走り出す!!

「行くぞ!」

全員がそんなラートリーに続くのであった———————!!

 

 

 

物語は一気に1000年以上前に飛ぶ!
人間と鬼が共存する混沌とした「世界」。
そこでは人と鬼の戦いがずっと繰り広げられている!

―——って書くと・・・これはもうゲームの中で登場する
ダンジョン攻略型の
〝ファンタジーの世界〟そのものではないか!?

そして登場する勇者が―——
肩にフクロウをとまらせたイケメン貴族
「ユリアス・ラートリー」その人なのである!!

リーダーの資質を備えたこの青年の指揮で
連合軍は見事戦いに勝利する!!  超カッコイイ!!

さてさて、彼はこの後、どんな活躍を見せてくれるだろうか?

心を弾ませて次章へと進み行こう!

 

 

 

 

生贄の原点

その日の夜―———
屋敷に帰ったラートリー達は
戦士達とミーティングを開いていた。

「また今日も大勢が死んだ・・・。」
赤髪の戦士が呟く。

「いつまで続くんだ・・・この戦いは・・・。」
スキンヘッドの戦士が続ける。

「ひとまず敵の拠点は落とした、これは勝利だ!」
黒髪でロン毛の戦士が胸を張る。

「で・・・次はどう勝つ?」
サンタのようなヒゲの歳いきの戦士が質問する。

「和平・・・という手はないだろうか?」
赤毛の戦士が提案する。

「だが奴らが了承すまい。」スキンヘッドが言い返す。

「無論方法は考える。」と赤毛戦士。

「・・・・・」(全員が黙考する。)

「一部の人間を差し出す・・・というのはどうだろう?」
ユリウス・ラートリーが小さく呟く。

「完全に人間を絶たなければ
奴らも交渉に応じる・・・
ということですか?」女の戦士が問い直す。

「そう・・・予め差し出すのだ。」
ラートリーは続ける。
「例えば―——
悪人・・・奴隷でもいい。
それに奴らをあがめ味方する者などを・・・」

「馬鹿を言うなユリウス、お前らしくもない。」
「判断としては合理的だが・・・
それではあまりにも〝義〟に欠ける。」
多くの戦士が反対の声を上げる。

「そうだな・・・すまない・・・。」
ラートリーはハッと我に返って手の中に顔を埋める。
「どうかしてた・・・忘れてくれ・・・。」

「全ては兵達を想えばこそでしょう?」
女戦士が一部擁護する。

「一度差し出してしまえば永久に要求されかねん。」
赤毛戦士は腕組みする。
「その意味でも・・・その策はのめない。」

「奇しくも我々はこの地で出会い
今こうして国や民族を越えて
力を合わせて戦っている。」
赤毛の戦士は言葉を継ぐ。
「和平にせよ、戦い抜くにせよ・・・
我々が目指すのは全人類の勝利だ。」

「国も貴賤も思想の隔てもなく
全ての民を守り抜こう。」

赤毛の戦士はスクッと立ち上がる。

「皆、あと少しだ・・・
ようやく勝ち目も見え始めている。

先祖代々続いたこの戦争を
俺達の代で終わらせる!

食われない世界を掴み取るんだ!!」

「オオオオオオ―—————。」

その場の全員が一致団結して
最後の戦いへと希望を新にするのであった―————!!

 

 

 

この章でまず驚きなのが
ユリウス・ラートリーがこの時点でもう既に
〝生贄を捧げる〟という意見を出していたことだ。

流石にここでは周りの反対と
自分の愚かさに気付き、
この意見は却下されるのだが・・・

この〝生贄〟というキイワードが
これからずっと後々・・・
そして現在に至るまで
人類に「呪い」の如く降りかかってくるのである。

そしてここから———
「家畜としての人間の生産」、
「農園計画」「ラムダ計画」などの
悪夢の原型たるものが形作られていったのだ。

それだけ罪深い言葉が
この「人間の生贄」なのである。

エマ達食用児とラートリー家との
最悪の関わりは
この瞬間から始まったと言っても過言ではないであろう。

 

 

 

最後の戦い

そうだ、あと少し・・・

あと少しだ

かけがえのない戦友(とも)と
偉大な使命

この旗頭の元で
我々は今勝利に近づいているのだ

だが私は思い出した—————

この戦いでは————
こんな怪物どもが相手では
どんな状況も
一瞬で覆されるということうを—————

突然現れた
たった1人の「鬼」によって
戦況は大きく変化する。

決定的な逆転劇。

勝利目前の連合軍が
悉く蹴散らされ
潰され
引き千切られ
惨殺されていく。

たった1人の「鬼」によって
人間は
壊滅状態に陥る。

その鬼の名は〝レウウィス〟—————。

いつの間にか
最後の一人となったラートリーは愕然とする。

「月が綺麗だねぇ。」
夥しい屍の中を歩きながらレウウィスが
ラートリーに近づいてくる。
「さて・・・残るは君だけか。」

「あ・・・。」

ラートリーの目に絶望の色が浮かぶ。

その時、ラートリーは自覚した——————

〝もう疲れた〟

〝帰りたい!!〟

〝うんざりだ!!〟

民の為? 兵の為?
もうそんなのは
どうでもいい。
私が疲れたんだ―——————。

こんなのじき終わる?
それはいつだ?

全てが幻想でキレイ言。
勝ち目の見えている今こそが
好機ではないのか?

今こそ終わらせるんだ・・・

この私が・・・

ラートリーはガシャリと剣を捨てる。
「レウウィス大公とお見受けする。」

「王陛下に会わせてほしい。取引がしたい。」

ラートリーは覚悟を決めて
命を賭けた駆け引きを始めるのだった―——————!?

 

 

え?  まさか!? ここでレウウィスが登場する?
しかもたった一人で人間を壊滅させてしまうとは・・・
この頃から圧倒的に強かったのだ・・・

その強さを目の当たりにしたラートリーの取った行動・・・
「鬼に取り引きを持ちかける」という行為は―————
ある意味一番人間的な行為なのかもしれない・・・。

自分の命が・・・
人間全体の命が危機に瀕する中・・・
自分には何もできる事がないと悟ったとき・・・

〝ダメモト〟で「生贄を差し出す取り引き」を申し出るのだ。

確かにこれは倫理的には絶対にいけない事なのだが・・・
彼の気持ちが全く分からないかというと・・・
決してそういう訳ではないところに
自分の中の複雑性を垣間見て驚いた次第である。

 

 

 

約束のネバーランド141話の感想

今回の「約束のネバーランド」は————
「約束」を巡る物語り。

冒頭、エマは〝神〟との新しい「希望の約束」を結び直そうと努力し、

中盤は鬼を倒すために力を合わせようと〝連合軍〟の代表者達が、
〝仲間と最後まで戦う〟という「固い信頼の約束」を取り交わす。

そして—————
ラストには戦いで唯一生き残ったユリアス・ラートリーが
鬼と〝邪悪な約束〟を取り交わそうとするのである!?

「約束」と一言でいっても
希望の約束、信頼の約束、邪悪な約束―———
と、様々な「約束」が読者の前に並べられる。

我々などは
家族や友人とする約束、仕事での約束などの
「希望」や「信頼」「責任」の約束が多くを占めており、

「邪悪な約束」や「悪意ある約束」「投げやりな約束」は
全くないような気がするが・・・

ラートリーが結ぼうとした「邪悪な約束」も
世の中のどこかには密かに存在しているのである。

だけど、我々は何があっても
これからも
いろんな人々と
明るく希望に満ちた笑顔の「約束」を
結んでいかなくてはならない。
いや、結ぼうと努力しなくてはならない。

それが
自分の幸せや、人生の希望に繋がって行くという事を
この「約束のネバーランド」が
我々読者に教えようとしてくれているのだ。

〝明るい「約束」にこそ、希望と笑顔が宿るもの!〟

この言葉を胸に
これからも進み続けて行こうではないか!!

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