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約束のネバーランド【ネタバレ】第140話「来たよ!」感想!

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約束のネバーランド【ネタバレ】140話

〝祭儀〟まであと3日と迫った〝王都〟では、
鬼達の活気で大賑わいであった。

五摂家の各自治領からも
それぞれの家族達が〝王都〟を目指して旅立っていく。

が・・・その様子を崖の上から見下ろしている一団があった。
それはミネルヴァ達と組んで「革命」を起こそうとしている
ギーラン卿の一派であった。

 

その頃―—————
エマとレイは何もない空間で
中心に浮かぶ「丸くて黒い球体」を見ていた。

〝旅の目的地〟がこの中にあると信じるエマとレイは
2人で同時にその球体に触れると・・・・

レイは元居たアジトへと飛ばされる。

一方エマは〝昼と夜が同じ場所〟—————
旅のゴールへと無事に到達する。

そこでドラゴンと〝鬼の神様〟に邂逅したエマは
「何をしに来た?」と尋ねる神に
「〝約束〟を結び直しに来た。」と
ハッキリと言い切るのであった―———————!!

 

 

 

〝儀祭〟の前の光景

鬼の世界の「バイヨン領」―————
バイヨン卿夫人を始めとした王族達は
列をなして列車に乗り込もうとしていた。
「どこに行くの?」幼い息子が母親に聞く。
「〝王都〟よ、お父様のところ。」夫人は答える。
「皆が集まるとても大切な〝お祭り〟があるの。」

五摂家の各自治領―———
イヴェルク領、ノウム領、ドッザ領やプポ領からも
それぞれ家族の面々が
〝王都〟に向けて出発するのであった。

 

日付は「11月7日」 〝祭儀〟まであと3日と迫っていた。

 

その頃〝王都〟では————
街全体が陽気に賑わい大いに盛り上がっていた。

「〝祭儀〟の準備は滞りなく行われております。」
運営役の貴族が五摂家の一人、イヴェルク公へ報告する。

「ご苦労。」イヴェルク公は厳粛に答える。

と・・・そこに—————
「ドッザ様~?」 叫びながら一人の貴族やって来る。

「捜すだけ無駄だ、プポ卿。」ノウム卿がそれに答える。
「あやつめ・・・
面倒な仕事は我らに押しつけておいて
どこぞで遊び呆けておるのだ。
ドッザの横暴下卑には吐き気がする。」

「〝儀祭〟の間だけの辛抱です。ノウム卿。」
横からバイヨン卿が口を挟む。
「自領に戻れば奴ともオサラバです。」

バイヨン卿は語を続ける。
「しかし・・・正直を申せば・・・
ドッザよりギーラン様の方が私は良かった・・・。」

「バイヨン様、それを口にしては————!」
バイヨン卿の言葉に
ノウム卿もプポ卿も慌てふためく。

バイヨン卿はそれに構わずに続ける。
「私は幼心に覚えている・・・
あの方は美しく清廉で
民のことを真に考えていた―—————
あれ程の知性が野良に落ちるなど・・・
なぜあのようなことに・・・。」
バイヨン卿はそう言って静かに口を閉じるのであった。

 

その頃―———
〝王都〟から少し離れた崖の上に
街を見下ろしている鬼の一団がいた。

その先頭に立って
街を睨みつけている大きな鬼こそ
陰謀で五摂家を、貴族を、そして街を追われた・・・
ギーラン卿なのであった————————!?

 

 

〝祭儀〟に向けて賑わいを見せる〝王都〟の鬼達。
この描写は、〝祭り〟の日を待ちわびる人間達と全く同じで・・・
〝鬼〟とは種族が違うだけであり、
同じ生命を持つ生き物として—————
決して「絶滅」なんかさせてはならないということを
我々読者に改めて認識させ、
「救う」よう暗示しているようで非常に興味深い。

ここで注目したいのは〝五摂家〟の中でも
ドッザの評判はかなり悪いということ。

「成り上がりの貴族」という事なので・・・
このドッザがギーランを陥れた張本人の可能性も見え隠れする・・・

真相はまだ闇の中だが・・・
この事はこれからも「注意」して見ておくべきだろう。

そして、そのギーラン卿が
仲間と共に〝王都〟を見下ろす場面でこの章は幕を閉じるが
この不穏な空気こそが・・・
やがて来る「革命」の狼煙のような気がしてならない。

 

 

 

いざ、球体の中へ―——

何もない空間―————
そこにはただ一つだけ浮かんでる物体があった。
それは「正方形のキューブ」状のモノで・・・
その中には〝真っ黒な球体〟が入っていた。

エマとレイはその〝球体〟を一心に見つめる。

「何これ・・・?」エマが呟く。

(レイは考える。)
四次元?
超立方体・・・?
360度球形の黒い穴・・・

まさかこれって・・・
〝ブラックホール〟?
あるいは極小の〝ワームホール〟?

(レイはブツブと物理用語を呟く。)

とにかく穴だ。
必ずどこかに繋がっている。

けど・・・
なんかヤベェ気がする・・・

(そんなレイの呟きをエマの声が掬い上げる。)

「大丈夫! きっとこの先には〝鬼の神様〟がいる!!」

「だな!」レイはエマに笑顔を向ける。

そうだ
ここまで来たからには
ごちゃごちゃ考えるのはやめだ!

疑うのも
恐れるのも
全てやめだ!

進むんだ!
ただ進むしかない!!

(レイの心に〝覚悟〟が生まれる!)

「行こう・・・!」
「うん!」

レイとエマは
お互いの手を握り締め・・・
外側の手を〝黒い球体〟へと同時に差し出しす。

待ってて

ノーマン

みんな

今———やるよ!

(エマの決意が走る。)

そして2人は
指先を・・・
そっと〝球体〟の表面に触れるのであった———————!?

 

 

謎の〝黒い球体〟を前に逡巡するレイ。
目まぐるしくいろんな仮説が彼の脳裡を駆け抜ける・・・って!
どんだけ頭が良すぎるんだ!?

高度な物理学の法則や用語が飛び交う場面は
改めてレイの物凄さを感じさせてくれて、ある意味胸がすく!

けどそんなレイを
簡単に一押しして決断させる
エマの「影響力」がさらに凄いという事も再確認でき―———
やはり〝最後はエマなんだ〟と納得させられるのである。

さて〝球体〟に触れたエマとレイは
この後一体どうなるのか!?

その勢いのまま次へと読み進めよう!

 

 

 

2人が着いた場所

ドサッ

「え?」

レイが気付くと—————
冷たいコンクリートの床に横たわっていた。

素早く起き上て辺りを見回す。
そこは真っ暗な空間だった!?

ここはどこだ!?
エマはどこだ!?

と———!?

「レイ?」

いきなり灯りがつき・・・
レイを呼ぶ声がする。

レイは声の方へ顔を向ける。

「アンナ・・・?
トーマ・・・ラニオン?」

それはレイの見知った仲間達の顔であった。

「ここ・・・アジト?」
レイはラニオンの頬っぺたに触れる。
「お前・・・本物!!?」

「は!!?」驚くラニオン。

「オイ! 今はいつだ!?
何年何月何日だ!?」
レイは叫びながら駆け出す。

「エマは!?」

レイはアジトの中を
急ぎ駆けるのであった―———!?

 

一方エマは・・・
不思議な空間に立っていた。
いや、浮かんでいると言った方が正確だろう。

その世界は2つにハッキリと分かれており————
「上」は美しい太陽が光輝く透き通る程の青い「大空」で
どこまでも果てしなく続いている。
そこを「雲」が風に乗り、爽やかに流れて過ぎて行く。

「下」の方は————
エマの足元には・・・
〝夜の闇〟のような「真っ黒な地面」・・・いや、
「水面」が永遠に広がっており、
その中には〝煌びやかな星の数々〟が映り込んでおり
それは目を瞠るほどの「星空」を形作っていた―————

エマはその美しさに
思わず両手を広げて深呼吸していた。

その上と下の境目は—————
クッキリとした「地平線」となって
どこまでもどこまでも2つの世界を色を分けしていた。

着いた。
やっと着いた。

(エマはハッキリと確信する。)

ここだ・・・
〝昼と夜〟の場所!!

 

バサッ  バサッ

 

「!!」

エマの頭上で大きな羽音がする。

それは前に〝クヴィティダラ〟で視た
あのドラゴンだった!!

そのドラゴンは静かに水面に降り立つ

と!?

遠くの方からマントを羽織り、
王族の衣装を着た「鬼」が
一礼して近づいてくる。

その「鬼」は前に来るにつれて
体が小さくなっていき・・・

エマの目の前に来た時は
「小鬼」となっていた!!

そう、この小鬼こそ、
エマが〝クヴィティダラ〟で視た・・・
幻影の中の
〝鬼の神様〟であった—————————!?

 

 

何故?  なぜエマとレイは違う場所に行った!?
レイはなぜ〝アジト〟に飛ばされ・・・?
エマだけがどうして
〝昼と夜が一緒になる場所〟へと到達したのだ!?

まずもってこの〝謎〟が頭を占めて離れない!

エマとレイには何か違いがあったのか?
それとも読者が気付かない秘密でもあるのか?
残念ながら今の時点では・・・
全く答えは解らない。 早く答えが知りたい限りだ。

そして何より衝撃的なのが・・・
いきなりエマの前に現れた
ドラゴンと〝鬼の神〟だ!
やはりここがゴールだったのだ! 感涙!!

この邂逅が果たして上手くいくのだろうか?

最後の章へとページを繰ろう。

 

 

 

やっとあえたね

「やっとあえたね エマ」
〝鬼の神〟はエマに話しかける。

「ちゃんと〝入口〟から来たよ。」エマが答える。

「まえにいったろう?
『なにもないけど なんでもある』って・・・
きみなら これるとおもっていた」

「レイは?」とエマが尋ねる。

「だいじょうぶ
かぞくのもとへと かえったよ」
〝鬼の神〟は続ける。
「あのこは ここにくることが できなかった・・・
あとすこし だったけれどね

かれはまだ とらわれていたんだ
みずからの〝かべ〟のなかにね・・・

かれは あたまのなかでは わかっていたんだ
―———けれど
そのさきには まだいけなかった

 

〝かれがせかいで せかいがかれ〟なのに・・・

このせかいに〝かべ〟なんて
ほんとうはどこにもないのに・・・

つまりは きみがおもっているより
むずかしいんだよ

じぶんを
せかいを・・・
ときはなつのは—————」

そして〝神〟はエマに向かって右手を差し出す。
「イイ脳だね。君はとても美味しそうだ。」

 

ビクッ!  今の鬼の一言でエマは我に変える。

 

「それで?
きみはここに なにしにきたの?」
神が質問する。

「私は・・・」

(エマの脳裡に様々な「想い」が過ぎる。)
私の望む未来————
全食用児を解放したい。
鬼を殺したくない。
ノーマンを一人で行かせない!!

(そして彼女はゆっくりと口を開く。)

 

「〝約束〟を結び直しにきたの。」

 

エマはハッキリとそう答えるのであった———————!!

 

 

 

おぉ! なるほど!! そうだったのか!?
なぜエマだけがこの場所に来れたのか・・・
その事実が早々と明かされる。

レイは最後の最後で「心」を開ききれなかったのだ!?
賢すぎるが故に・・・心よりも頭による思考が
〝心の解放〟を邪魔してしまい・・・「壁」を作り・・・
〝昼と夜の場所〟から弾かれてしまったのだ。

つまり本当の自分を最初から素直に解放し
そのまま受け入れた者だけが
この世界に受け入れられるということなのだ!!

そうしてエマは〝神様〟と邂逅する。
果たして約束は結び直されるのだろうか?

その答えは来週で・・・ということである。

 

 

 

約束のネバーランド140話の感想

今回の「約束のネバーランド」は————
タイトル通りのズバリ一言・・・「来たよ!」である!

まずはここまで来るのに・・・
いや~~ ホント長かったぁ~!

エマ達の旅は―——————
「グレイス=フィールド・ハウス」をスタートして
⇒森の中⇒シェルター
⇒「ゴールディ・ポンド(秘密の猟場)」
⇒シェルター
⇒ミネルヴァさんのアジトと・・・
今まで長い長い旅を続けてきたのだが————
この〝昼と夜が全一緒になる場所〟が全てのゴール・・・
本当の「最終目的地」となったのだ!!

そして「来たよ!」という事で・・・
我々読者は
エマにまずこう言うべきであろう―—————
「エマ、本当にお疲れ様!」
「今まで心を折らずに、よくぞここまで頑張った!」と・・・!!

が!? そこで安心してはならない。
「来たよ!」の次には「やるよ!」が待っているのだ!

そう、エマの「本題」はここからなのだ・・・
〝神様〟はエマの言う事を理解し、
素直に受け入れてくれるのか?
その上で〝約束の結び直し〟は行われるのか?

今の時点ではその確率は五分五分のような気がする。

が・・・が、である!
エマなら必ずここで「やってくれる」はずである!!
何故なら人間で唯一この場所まで来た
「心の強さ」と「純粋さ」の両方を併せ持つ少女だから!
そしてそのエマの強さが
「輝く未来」を創り上げていくのだから!!

我々読者は—————
〝鬼の神様〟に
このエマの「想い」が届くことを信じて疑わない!!

何故って?
それは〝エマの笑顔〟が絶対に消えないという事が
分かっているからに他ならない!!!

その美しく輝く、
誰の心も掴んで離さない「優しさの極みの笑顔」が!!

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