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約束のネバーランド【ネタバレ】第132話「誅伐」感想!

更新日:

約束のネバーランド【ネタバレ】132話

女王レグラヴァリマの元に五摂家の面々が招集される。
ラムダを始めとする数々の農園が破壊され、
人肉が奪われていることを危惧してのことだ。

この事態を重く見た女王は〝討伐隊〟を編成し、
見当をつけた敵のアジトへと向かわせる。

その頃ノーマン達は女王達の行動を逐一監視していた。

全てはノーマンの仕組んだ策略で———————

アジトは囮であり、
鬼の兵をそこに向かわせることで武力を分断し、
警備が手薄となった〝儀祭〟に踏み込み
王侯貴族を殺すという計画だったのだ。

一方、昼と夜の場所、七つの壁を探すために
その入り口の扉をくぐり抜けた
エマとレイを待ち受けていたのは—————————————

見覚えがある風景―—————————。
育った場所であり
故郷でもある

〝グレイス=フィールド・ハウス〟であった——————————————!!

 

 

鬼達の集い

「遠路ご苦労。」
女王の両脇の侍女が貴族達に声をかける。

五摂家のリーダー達は土下座し、
頭を垂れて地にひれ伏している。

「此度陛下が其方等を集めたのは————————
昨今の盗難騒動とそれに伴う事態の収拾のためである。」

「よい。」

気品と威圧感が入り混じった声が天から響き渡る。

「面を上げよ。」

〝五摂家〟の面々―————、
イヴェルク公、
バイヨン卿(当代)、
ドッザ卿、
ノウム卿、
プポ卿達は・・・

そこで初めてめいめいが頭を上げる。

彼等の目の前には・・・
神とも悪魔ともつかない
高貴さと禍々しさを「凛」と醸し出す
〝女王レグラヴァリマ〟が———————

美しい無数の蝶が舞い飛ぶ中・・・
壇上の玉座から
下々の者たちを見下ろしているのであった——————————。

 

女王に招集された〝五摂家〟の面々—————
前回の時にも少し述べたが・・・
それぞれが自己中であり、
決して仲が良いというわけではなく・・・・

会話の端々に妙な「緊張感」と「きな臭さ」が混在している。
それがどこか人と似た空気を醸し出していて非常に面白い。

それにしても女王レグラヴァリマの迫力といったらどうだ。
一目で他の鬼達とは全く違うぞと実感させられる。

そして「何か特別の〝力〟を持っているのでは?」と思わせる
圧倒的な「威圧感」のオーラが滲み出しているのだ。

さて、この後どんな世界が展開していくのか・・・
興味を持って観察していこう!

 

 

誅伐

「ここ半年ほどでさらに〝盗難〟が増えました。」
ノウム卿が粛々と口を開く。
「それにより人肉不足が生じ、民の不満が高まってきています・・・。
今は何とか他の農園から補充するなど手は打っているのですが・・・。」

「じきに兵による鎮圧も必要にもなるかと。」バイヨン卿が後を継ぐ。

「特にノウム・バイヨン両卿の被害は大きい。」とドッザ卿。

「否、問題は我らだけのみならず・・・・」バイヨン卿が続ける。
「ラムダもその系列農園も複数破壊されております。
故に陛下・諸兄の損害も馬鹿にはならぬでしょう。」

「しかし真にゆゆしきはその手口の完璧さにある。」
イヴェルク公が指摘する。
「まるで内情を知り尽くしたかのような手落ちの無さ・・・・、
しかもあえて知能が高いラムダ系列農園を襲っている・・・
これぞ新手の〝盗難賊徒〟の出現。」

「いずこの下等民かは未だ知れませぬが、
ラムダとその系列農園の人肉までも食べているならば・・・・」

「それはもはや下等愚民の知・力ではない。
我らに仇なす一大勢力とみなされる。」五摂家全員に緊張が走る。

「げにゆゆしき。」

女王の爪が鋭く伸びて、
空中の蝶を貫く。

「いずこの輩も〝謀叛〟は許さぬ。」
女王の口調はあくまで冷静この上ない。
「見つけて捕らえて討ちつ尽くすのみ。」

「全軍に指示せよ。今より〝誅伐隊〟を組織するのだ。
既に賊の根城の目星はつけてある。
これは一国一領の問題ではない。全軍で叩き潰すのだ。

誅伐じゃ。

〝儀祭〟までには片を付けるのじゃ。」

 

オオオオオオオオオオオォォォォォォォ・・・・・・・・・・・・

 

女王の宮殿の前に・・・
何百、何千と言う夥しい数の「鬼の兵士たち」が集められ
強固な軍隊が編成されている。

そしてその「軍」は城門を出ようとしていた。

 

はるか遠くからその様子を
望遠鏡で観察していた〝偵察係のジン〟は
急いで伝言を託したフクロウを飛び立たせるのであった。

「急いでボスに・・・・!」

ジンは不安を隠しながら
その光景に必死で目を凝らすのだった―——————————。

 

 

女王はやはりこの「盗難騒動」が只事ではないと看過し、
急ぎ五摂家を招集した。
まさにその勘は大当たりなのである。

女王はすぐに軍を組織し討伐隊を派遣する。
それにしても〝鬼の兵士〟って―———————
こんなにも強大・強力な数が存在していたのか・・・・

その圧倒的な布陣と迫力に気圧されてしまった・・・。

そして、
ここに「人間」対「鬼」の——————
命を賭けた〝頭脳戦〟が開始されたのだ!

敗れれば即「死」が待っている、
後には退き返せない危険過ぎる〝死のゲーム〟が・・・!!

よし、我々読者も
ここらへんで覚悟を決めて
しっかり次へと読み進めていこう。

 

 

決行は8日後

「動いた!」
帰ってきた伝書フクロウからの
〝メッセージ〟を読んだヴィンセントが、
ノーマンに報告する。

「よし。まずは一手・・・・。」
ノーマンはテーブルの黒いチェスの駒を動かす。
「計画通りだ。」

「僕らが農園を襲えば民の不満は自ずと高まり
王政はその対策と賊徒討伐に嫌が上でも動かざるを得ない。」
ノーマンはゆっくりと説明する。
「そう、これでいい。」

「僕らの目的は王家・五摂家全員の首、
ギーランをぶつけるにも王達の強大な兵の数が邪魔だった・・・・。」

(ノーマンが複数の駒を掴み、バラッと取り除く。)

「これでまず兵力を分断できる。
奴らは賊を追い狙おうとする。
だがその全ては囮・・・〝幻影〟だ。」 シスロが言葉を継ぐ。

「王族達は・・・ラムダもその他の農園も、
壊したのは〝鬼〟の仕業だと思っている。」とヴィンセント。

「ラムダを壊す時に支援者がそう細工したからね。」ノーマンが言う。

「そして我々が襲った農園の位置から
鬼達はアジトを絞り込んでいる。
そうやってボスに誘導されているとも知らずにね・・・・」
ヴィンセントが狂暴な笑みを見せる。

「この本当のアジトの場所が知れることはない。
鬼の兵達が向かうのは別の場所だ。
その兵は僕らを討つことはできない。」
ノーマンの眼が冷たく光る。

「もうじきに・・・・
王家・五摂家が王都に一堂に会する祭事・・・
〝儀祭〟が始まる。
しかし今年の〝儀祭〟の警備は手薄なものとなるだろう。」

 

「決行は8日後。〝儀祭〟の最中に王・貴族を殺す!!」

 

ノーマンは宣言する。
「さあ、ゲームのスタートだ。」

「あとは〝邪血〟の問題をどうするかだ。」とヴィンセント。
「〝邪血〟の生存があっては我々の計画は成就しない。」

「勿論、既に考えてある。」
ノーマンは伏し目がちにヴィンセントに答えるのであった。

 

―—————その頃、
アジトの中のエマ達の仲間が集まっている部屋では・・・

「ドンさん! ギルダさん!」
ハヤトが笑顔で呼びかけていた。
「ボスがお呼びです!」

「え? ノーマンが?」
いきなり指名されたドンとギルダが・・・・
驚いてハヤトを見つめるのであった—————————。

 

ここで〝ノーマンの計画〟の全貌がさらに明らかになる。

1.偽のアジトを囮にして王家の兵力を分断し、
2.その隙に警護が手薄になった王都の〝儀祭〟にのりこんで、
3.一堂に会する王家・五摂家を一網打尽にする。

なんと無駄がなく、一部の隙もない計画だろう!
このノーマンの頭の良さには相変わらず舌を巻いてしまう。

しかも鬼達はもう既にこの術中に嵌り、
ノーマンの予定通りに
多くの兵力を囮のアジトに向かわせているではないか!

恐るべしノーマン!
相手の出方を何通りも読んで
さらにその何手も先を行く・・・・

盤上のゲームの如く
一手一手キッチリと駒を動かすその手腕には
驚きを禁じ得ない。

そして
ここでもう一つ気になるのが〝邪血の少女ムジカ〟の存在である。
ノーマンはこの事についても———————
「もう既に考えている。」と何ら焦りを見せてはいない。

もしやエマがいない間に・・・・
先にムジカを捕らえて殺そうとしているのでは?
―—————と、悪い想像が脳裡を過ぎってしまう・・・。

なんせ今のノーマンなら
そのくらいの事は平気でやりかねないのでは・・・・
と思わせる「狂気」を感じてしまうからである。

とにかくそれは今のところ、
ノーマンを・・・
ノーマンの〝エマとの約束〟を信じるしかないのである。

 

 

新たな謎

ザッ・・・・!

 

―————その頃、
エマとレイは驚愕の表情で立ち尽くしていた・・・!!

〝七つの壁〟を探すべく・・・
〝昼と夜が一緒になる場所〟を目指すべく、
その入口の扉をくぐったエマとレイは————————
目の前に見えるモノが信じられないのだ。

「なぁエマ・・・俺達〝七つの壁〟に向かってたんだよな?」
レイが珍しく戸惑った様子でエマに尋ねる。

「うん・・・」エマも同じ心持ちで頷く。

「そんで・・・〝入口〟の扉を開けて入ったよな?」
「うん・・・・。」

「じゃあここは扉の先だよな?」レイがもう一度訊く。
「うん・・・天井絵じゃ真っ黒だった所だよね?」とエマ。

「ああ・・・・」レイは絶句する。
「じゃああれは・・・何だ?」

「わかんない・・・どういう・・・・・こと?」
エマもひたすら困惑している・・・・・。

〝七つの壁〟〝昼と夜の場所〟へ向かうために
その入り口の扉を開けて入ったその場所で・・・・・・

エマとレイの目の前に
突如として現れたのは————————

自分達が育った場所で、
自分達の懐かしい場所。
自分達が最も落ち着ける心地良い空間で、
自分達の生まれ故郷でもあるところ―—————。

 

「GF(グレイス=フィールド)・・・ハウス?」

 

エマとレイの本当の〝我が家〟であった——————————!??

 

 

何? 何なんだ!? この驚愕のラストは!??

目の前にあるモノは何?

え? グレイス=フィールド・ハウス!??

これはエマやレイと同じ心境になる事は請け合い!!

読み進めてきた読者全員が驚きの声を上げて
あんぐりと口を開けている姿が目に浮かぶようだ・・・・・!!

読者はこの〝新たな謎〟の答えを知るために、
イライラしながらもう1週待たなくてはならない!!

ああぁ・・・もどかしぃ!!!

 

 

約束のネバーランド132話の感想

今回の「約束のネバーランド」は—————————
鬼の王侯貴族側とノーマン側の〝駆け引き戦〟が描かれる。
それはノーマンが操るチェスの駒の如く
緻密にゆっくりと一手一手が動かされる。

この精密機械のような構成と物語が
読者の興奮のヴォルテージを最高潮まで持続させ、
一瞬たりともページを繰る手を休ませない。

上手くいっててもどこかに落とし穴が?
何か死角があるのでは?
相手はどう動く?

読み手は常に思考を強いられ・・・
思考の迷宮と、
確実性のない捉えどころのない不安と
軽い疲労感に常にさらされるのだ。

それにしても———————!
今回一番〝度肝を抜かれた〟のが・・・
最後のページに仕掛けられた
とんでもない〝どんでん返し〟だろう!!

この「衝撃度」は今までの中でも1、2を争うものだ!?
絶対に誰にも予測できない・・・
〝意外過ぎる場所〟が出現するからだ!

読者はこの
〝どんでん返し〟の前に言葉を失くし、
茫然とするうちに物語が終わりを迎えるという
この鮮やか過ぎる幕切れ―—————————。

このお手並みの見事さ・・・
切れ味の鋭さにもう完敗! 乾杯! 脱帽!!!
よくぞまあこんなショッキングな終わらせ方を考えついたものだ。

もうこれは—————
少年マンガという「枠」に捉われることがない・・・
「推理小説」、「サスペンス・ミステリー」、「SF小説」など
様々な要素を取り込んだ大傑作であり、
過去の数々の名作群の仲間入りをしたと言っても過言ではない―——————

 

「約束のネバーランド」!!!

 

この物語を、リアルタイムで読めることに感謝して————————

来週も期待をいっぱい、胸いっぱいに・・・
たっぷりと心の底から楽しんで行こうではないか!!

飛びきり素敵で得難い〝体験〟が読者諸君を待っているのだから!!!

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