東京卍リベンジャーズ【ネタバレ】114話「On myway home」
東京卍會から稀咲鉄太の排除に成功し、過去(ここ) での目的を達成した東京卍會壱番隊隊長・花垣武道は、未来に帰る為に彼女である橘日向の弟で未来に帰るための鍵でもあるナオトを呼び出しました。
武道「急に呼び出して悪イな ナオト」
ナオト「なんですか? 大事な用事って」
過去(ここ)でのナオトは、武道の目的も自分が過去や未来を行き来するための鍵だとは知らないので、武道の急な呼び出し、姉ちゃんをよろしくなといきなり言う武道に不思議な顔をしています。
武道「ヒナを頼む!!」
そう言って握手を求める武道に訳がわからず困惑しているナオトでしたが、武道の真剣な眼差しををみて、わかりましたと手を差し出し握手をしました。未来に帰るための鍵、ナオトとの握手をした武道は、未来に戻りながら最後に会った東京卍會の仲間たちを思い出しています。
東京卍會の仲間たち、東京卍會総長・佐野万次郎ことマイキー、副総長・龍宮寺堅ことドラケン、壱番隊副隊長の松野千冬、弐番隊隊長・三ツ谷隆、副隊長・柴八戒を呼び出しています。改まっている武道に訳がわからずどうしたんだとドラケンが尋ねました。
武道「稀咲は敵だ」
武道「場地さんが最後にオレに託した言葉です」
参番隊隊長は稀咲じゃない、パーちんだ。パーちん、三ツ谷、ドラケン、マイキー、一虎、東卍(トーマン)創立メンバーはオレの宝だ。死んだ場地の言葉を花垣武道は東京卍會の仲間たちに伝えました。
場地の目指したモノを忘れず、心を強く持ってくださいと武道が叫びました。
武道「マイキー君なら一人で時代を創れます!!」
武道の熱い言葉に、マイキーを始めとする東京卍會の仲間たちは何かを感じとりました。そんな熱く緊張感のある雰囲気の中、武道は記念写真を撮ろうと言い出し、東京卍會の仲間たちを拍子抜けさせました。
武道 “もうこの時代のみんなには会う事はないから“
武道「いきますよー?」
何の記念かはわからずの仲間たちでしたが、武道の合図と共に記念写真を撮りました。
時は未来(現代)に戻り、武道のたどり着いた場所は何処かの寺でした。前の現代だったら刑務所の中にいるはずの武道が、捕まってないということは、現代は変わっているという証でした。
武道 “じゃあ・・・ヒナも助かってる・・・!?”
武道は現代が変わった事で胸を高鳴らせます。そこへ、喪服姿の女性が声をかけてきます。
喪服の女性「花垣君?」
武道「ん?」
喪服の女性「お久しぶりです」
誰?武道は女性を思い出せません。喪服姿の女性に即され向かった先はお葬式の受付でした。そこでようやく、自分も喪服を着ている事に気がつきました。
武道 “でも・・・誰の葬式だ?”
武道は誰の葬式かわからず、喪服姿の女性の事も思い出せません。この度は兄の・・・と言葉を詰まらせ涙を浮かべる喪服姿の女性を見覚えがあるがハッキリと思い出せません。武道はもう1人の喪服姿の女性の言葉を聞きながら葬儀場に入っていきました。
もう1人の喪服姿の女性「しっかりしてマナ!」
喪服姿の女性「ゴメン ルナ」
兄・・・マナ?ルナ?
葬儀場に入り武道が見た遺影は、東京卍會弐番隊隊長・三ツ谷隆のものだったのです。
東京卍リベンジャーズ114話の感想
過去でのミッション、柴八戒の兄の大寿殺しを阻止し、東京卍會から稀咲鉄太を排除するというミッションをクリアした武道は、改めて死んだ場地の言葉と思いを東京卍會の仲間たちに伝え、未来に帰っていきました。
武道は、もうみんなには会う事も無いだろうという寂しい気持ちがあったかもしれませんが、この東京卍リベンジャーズという物語が、そう簡単に終わる事はないということは容易に想像ができます。
そして、未来に戻った武道を待っていた出来事は、当初の目的である彼女の橘日向の生存ではなく、まさかの葬式、しかも過去で死闘を共に闘った東京卍會弐番隊隊長・三ツ谷隆の葬式だったのです。大きくなっている妹のマナとルナを武道が分からなかったように、私もわからないので、リアルタイムで武道の不安を共有してしまいました。まさに武道のマナ?ルナ?誰の葬式?のドキドキを体験させられました。
やはりこの東京卍リベンジャーズという物語は一筋縄ではいきません。三ツ谷隆は何故死んだのか?武道は再び過去へ戻るのか?橘日向は?稀咲鉄太は?東京卍會の仲間たちは?ますます目が離せません。