東京卍リベンジャーズ【ネタバレ】112話「You're fired」
新年一発目の東京卍會全体集会で、総長の佐野万次郎ことマイキーは、東京卍會参番隊隊長稀咲鉄太の除名(クビ)を言い渡しました。
突然の稀咲鉄太除名(クビ)の発表を聞いた東京卍會のメンバー達に動揺が走ります。東京卍會壱番隊副隊長の松野千冬が、稀咲鉄太の裏切りをマイキーに報告していたのでした。しかし、さすがの松野千冬も、マイキーが稀咲鉄太を除名(クビ)にするとまでは、想像できていませんでした。
稀咲「何言ってんだよマイキー? 冗談だろ?」
マイキー「こんな場で冗談なんて言わねぇよ クビだ」
マイキーの言葉に、さすがの稀咲鉄太も目の色が変わりました。そこへ東京卍會陸番隊隊長の半間修二が口を挟んできました。稀咲鉄太がクビならオレも東京卍會を出る、そうすると、元愛美愛主(メビウス)のメンバー50人と元芭流覇羅(バルハラ)のメンバー300人も一緒に抜ける事になり、東京卍會は100人に萎んでしまうぞと言いました。
半間「それでもいいのか?」
余裕の表情で言う半間修二に、マイキーは構わないと平然と言いました。東京卍會はデカくなりすぎたと言うマイキーに、東京卍會をデカくするのが目的だろと稀咲鉄太は言い返します。
マイキー「なら聖夜決戦(クリスマスけっせん)をけしかけたのも東卍(トーマン)をでかくする為か?」
稀咲鉄太は、自分の裏切りがバレている事を知りました。何も知らない東京卍會のメンバー達に再び動揺が広がりました。タケミっち達をけしかけ、大寿を殺させる為に柚葉にナイフを渡した事をマイキーは聞いたと言います。それを聞いた東京卍會のメンバー達にも稀咲鉄太の裏切りが知れわたっていきました。しかし、松野千冬は証拠も無くこの程度では、稀咲鉄太を東京卍會から追い出す事は出来ない、稀咲鉄太がどんな屁理屈でくるのか待ち構えていました。
マイキー「東卍をでかくする為 お前の汚ねぇやり口に今まで目を瞑ってきた」
マイキー「それももう終わりだ」
稀咲鉄太は息を荒くし、マイキーは弱っていた、オレはアンタの為に動いたんだと、マイキーに駆け寄って行こうとしますが、東京卍會副総長の龍宮寺堅ことドラケンが、稀咲鉄太の行く手を遮りました。
ドラケン「誰が前に出ていいっつったよ?」
行く手を遮るドラケンに突然、半間修二が殴りかかり稀咲鉄太の話を聞けと言いました。半間修二のお陰で、マイキーと対峙出来た稀咲鉄太が、必死にマイキーに語りかけ始めました。
稀咲「不良の時代を作るんだろ!?」
必死に語りかける稀咲鉄太の様子を見て、東京卍會壱番隊隊長、花垣武道は驚いています。
稀咲鉄太は、東京卍會に入った頃を思い出しながら、必死にマイキーを説得します。東京卍會はでかくなる、でかくなれば必ず闇が生まれる、オレはその闇を全て引き受けてやる、月は一人じゃ輝けない、アンタを輝かせる為にと、必死に語りかけました。
稀咲「アンタにはオレが必要なんだよ マイキー」
オレはアンタの落とした影だ、だからお互いが必要なんだ、だから考え直せと目を血ばらせながら必死に訴えます。そんな稀咲鉄太の様子を見て花垣武道は、稀咲は計算があって言っているワケてはなく、マイキーへの想いは理屈じゃないのだと知るのでした。
マイキー「お別れだ稀咲」
マイキーは、必死に訴える稀咲鉄太に、冷たく背中を向けて別れを告げました。
稀咲「マイキーィィィィ」
稀咲鉄太は、ガックリと跪きマイキーの名を叫びましたが、ドラケンの集会終了の号令と共に、稀咲鉄太の東京卍會追放が決定しました。
東京卍リベンジャーズ112話の感想
稀咲鉄太の裏切りを知り、東京卍會の除名を言い渡したマイキーでしたが、裏切り者には鉄槌を、など無くあっさりと冷たく除名を言い渡したところに、余計に完全決別の意思をかんじました。そして、さすがの稀咲鉄太も東京卍會除名となると、焦り取り乱し必死になるんですね。花垣武道の稀咲鉄太の野望を阻止するという目的は達成されたのでしょうか?あまりにも呆気ないので、この先の展開は、稀咲鉄太や半間修二の反撃なのか、はたまた、新たな驚異が出てくるのか、波乱の予感がしてなりません。稀咲鉄太と半間修二の力は強大で、東京卍會を大きく上回ります。平穏無事な展開を望みながらも、さらに激しい困難も期待してしまいます。