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双亡亭壊すべし【ネタバレ】第210回「残花激甚」感想!

更新日:

双亡亭壊すべし【ネタバレ】210回

 

鬼離田姉妹と五頭応尽の〈戦い〉は続く―――――

 

秘技「宿眸の法」によって
応尽の〈心臓〉の〝隠し場所〟を探り当てた
鬼離田雪代は
それを緑朗に教え

緑朗がそこに着くまでの
時間稼ぎをする為に
身体を張って
応尽に戦いを挑むのだった!?

 

かたや———

姉妹に『心臓』を託された緑朗は
隠し場所の〈天井裏〉へと続く
「螺旋階段」を急ぎ駆け上がるが・・・

 

その途中———

 

激しく戦う
黄ノ下残花と式神「是光」に遭遇する!?

 

緑朗は残花の気を散らさないように
階段の〝手すり〟の外側に
ぶら下がって「階上」へと進む。

しかしすぐ是光に見つかり、
攻撃されるのだが——

その前に緑朗は力尽き、
下へと落ちるが・・・!?

それを救ったのが
〝黄ノ下残花〟で、

残花は緑朗を引き上げ、
自らは緑朗を守るために
身を盾にして戦うのだった――!?

 

かたや———

〈天井裏〉では
タコハが〈心臓〉探しに
四苦八苦していた。

が、

「違うよ、こっちだよ~!!」

そこに到着した緑朗が
急ぎタコハに
〈隠し場所〉を教えるのだった―――!?

 

 

 

 

 

 

鬼離田姉妹の覚悟!?

 

五頭応尽を
鬼離田姉妹の『式神』達が襲う!?

 

が・・・

 

「このオヤジ様に
こんなしょーもねぇ〈式神〉なんぞ
通用しねーってよ!!」

応尽はいとも簡単に
「式神」達を撃破する!?

 

 

「やはり強いよ、雪代姉!」
「諦めるでないよ琴代!!
なんとしても———
〝応尽〟の動きを封ずるんじゃ!」

雪代・琴代姉妹は力を合わせて
必死で「式神」を操り
応尽に果敢に〈戦い〉を仕掛ける!!

 

 

「緑朗が今、
応尽の『心臓』を取りに行った!」
琴代が叫ぶ。

「それを手に入れさえすれば
この男を殺せる!
それまでは———
なんとしても時を稼ぐ!」 雪代が語を継ぐ!

 

 

ダッ・・・

緑朗は有無を言わさず
全力で走り出す。

そして緑朗は———
数分前の出来事を思い出していた。

 

—————————————————
「緑朗、よく聞け・・・!
応尽が隠した
『心臓』の在り処が視えた。」
雪代が苦し気に呻く。

「雪代姉、大丈夫か!?」
琴代が弱った姉を抱き支える。

「全てを『視る』——
この『宿眸の法』で知った場所を、
今から詳しく言うぞ!」

雪代が息も絶え絶えに言う。

 

「我らは命を懸けて奴を引き付ける
だからお主は
『心臓』を手に入れるのじゃ緑朗、
青一も手伝うてくれ。」

 

「・・・・ウン」 青一が真摯に見つめる。

 

「ここに来て・・・
このような私闘の為に、
幼いお主らに
頼んですまぬが・・・」 雪代が言いよどむ。

 

「ダッテ オウジンハ テキ・・・
ボクラハ ドウセ タタカウンダヨ・・・・」

 

青一のその言葉を聞き、
琴代が「すまない」と抱きしめる。

 

「大丈夫、雪代さん。
僕、見つけるよ・・・」

 

緑朗も雪代に向き合う。

 

「頼む。」

 

その緑朗の力強い言葉に、
雪代は
全てを託すのだった――――
—————————————————

 

 

 

 

 

 

鬼離田姉妹の決死の表情で幕を開ける
今週の「双亡亭壊すべし」————!?

応尽の〈心臓の在り処〉を探り当てた姉妹の
「決死の覚悟」の〈底力〉が応尽へと襲いかかる!?

 

姉妹はこの「戦い」に
〈命〉を懸け、
人生の全てを懸けて、
実の父親応尽との〈因縁〉に
決着をつけようとしているのだ!?

それを肌で感じた
緑朗と青一の心が
自然と引き締まるのも頷ける。

走れ緑朗!? 姉妹の為にも走り抜け!!

こうして———
緑朗の〈走り〉と共に
「読者」の心も
一緒に走り始めるのである!!

 

 

 

 

 

 

緑朗の覚悟!?

 

緑朗は
全速力で
階段を駆け上がる!?

 

(僕はここに——
パパの〝仇うち〟を
しにきたんだ・・・

でも〈ここ〉で
たくさんの事を知った・・・

〈ここ〉があったら、
外で暮らしている
たくさんの人達が
危ないという事も知った・・・

これはもう
個人の〝仇うち〟の
レヴェルじゃないんだ!

ここは———
やっつけなきゃ
いけない『場所』なんだ!!)

 

その緑朗の目に
並々ならぬ
〝覚悟の火〟が燃える!?

 

(僕はやるからね、パパ!)

 

そんな緑朗の目に———

〝黄ノ下残花〟と
式神「是光」が
熾烈な戦いを
繰り広げている「光景」が
飛び込んでくるのだった――――!?

 

 

 

 

 

 

鬼離田姉妹の気持ちを背負って
一心に走る緑朗だったが・・・

ここで元々
父親の〝仇うち〟をするという
私怨のために〈双亡亭〉に入った
緑朗にも———

この戦いは
「人類」の為の戦いだという
強い気持ちが生じ・・・

その気持ちが
緑朗の足を
前へ前へ、
輝く〈未来〉へと
確実に進ませていくのである!!

その気持ちは
我々〈読み手〉にも十分に伝わり、

その「高揚感」は
〝読むスピード〟を
自然と速くするのである!!

 

 

 

 

 

 

決死のアクロバット!?

 

軌道が読めぬ
人間離れした
〈是光〉の
異様な〝剣さばき〟に———

 

「ぬう・・・面妖な剣だが・・・
ここは行かさん!」

 

―――残花が声を上げながら
素早く応戦する!?

 

 

「あれは———
前に僕を追っかけてきた
式神の『是光』だ・・・
しかも前回よりも
強くなってる・・・!?」

 

緑朗はその〈光景〉に愕然とする。

 

(もし残花さんが
僕に気付いて
『通そう』なんて思ったら・・・
戦いに集中できずに
きっと負けちゃう・・・

でも僕は———
ここを通って、
早く上に行かなきゃ
ならないんだ・・・
どうしよう・・・)

緑朗は左右を見渡し———

 

(よし!)

 

――――と、ある「決意」をする!?

 

と!?

 

階段の〝手すり〟に掴まり、
高い「断崖」の様な外側を
両手でぶら下がって
上へ上へと移動し始める!?

 

(グ・・・グラウンドの『雲梯』は
僕にも・・・できたもん!?)

 

が!?

 

その高さはビルの5階以上で・・・
さすがの緑朗も恐怖を覚える!?

 

(でも・・・コワイ・・・)

 

その動きが中空で停止する!?

 

(絶対に下を見ちゃ・・・
ダメなんだ!?)

 

緑朗は気を取り直して
恐る恐るゆっくりと進む!?

 

(どうか・・・
僕に気がつきませんように!)

 

緑朗は神に祈るようにして
残花と是光の「外側」を
進んで行くのだった――――!?

 

 

一方———

〝手すり〟の内側では
黄ノ下少尉と式神の「是光」が
激しく刃を交わせていた!?

 

刹那————

 

残花の「鋭い太刀」が
稲妻の如く振り下ろされ————

 

ガキイ!?

 

――――それを
是光が
両手の剣を交差させて
受ける!?

 

どん!?

 

その反動で
〝手すり〟まで飛ばされた〈是光〉は
自分の背に当たった〝手すり〟越しに
その下に視線を移し———

 

「ひ!」

 

怯える緑朗と視線が交錯する!?

 

 

「う・・・うあ・・・あ!?」

 

 

忽ち緑朗に〈戦慄〉が走る!?

 

と!?

 

〈是光〉が両刃を頭上に振りかぶり
手すりを乗り越えて
緑朗に襲いかかる!?

 

「 緑朗ォ! 」

 

残花が〈是光〉の後ろから抱きつき
その攻撃を身をもって引き止める!?

 

〈是光〉は残花へと振り向き————

 

ガガガガ  ガガガガァ

 

――――疾風怒濤の攻撃を仕掛ける!?

 

 

「あ・・・あ・・・」

 

緑朗は恐怖で言葉を失う!?

 

残花の体に
一瞬で無数の切り傷が走る!?

 

(僕のせいだ・・・
僕が見つかったから・・・
残花さんは僕を守るために
戦いに集中できず、
このままでは負けちゃうんだ・・・!)

 

ズル・・・

 

(ごめん・・・残花さん・・・)

 

緑朗の手が下へと滑る。

 

(もう・・・手も限界・・・)

 

その重みに耐えきれず―――――

 

両手が————

 

力尽き————

 

〝手すり〟から離れて
遥か「底」へと
落下するのだった――――!?

 

 

 

 

 

 

え、嘘だ!! 緑朗の力が尽き「死」へと落下する!?

「残花に迷惑をかけないようにする」という
緑朗の「覚悟」が〈裏目〉に出て
却って残花の危機を招き入れたのだ!?

残花に
緑朗に
この物語史上〈最大の危機〉が迫る!?

果たしてこのまま
「ジエンド」と
なってしまうのだろうか??

我々〈読者〉は固唾を飲んで
「次章」を読む〈覚悟〉をするのである!?

 

 

 

 

 

 

 

走れ、緑朗!?

 

ガ キ イ イ イ ン  !  ?

 

「!?」

 

緑朗が落ちたと思った瞬間!?

 

その右手の肘から上は———

〝残花〟の左手に
シッカリと掴まれていた!!

 

「残花さん・・・」
緑朗が驚愕する!?

 

緑朗が上へと視線を走らすと———

 

残花の
上へと伸ばされた右手は
是光の〈剣〉を
シッカリと防いでいた!?

 

(スゴイ・・・残花さん!?
片手で是光の〝2つの剣〟を
受け止めるなんて・・・!?)

 

「緑朗、〈行動目的〉を言え!」
残花が叫ぶ!!

 

「上に行って
応尽の『心臓』を探すの!
場所は鬼離田さんに
教えてもらったよ!」
緑朗が絶叫する!!

 

と!

 

残花は素早く
緑朗を引き上げ―――
トンと階段に立たすと・・・

 

「ならばお前を援護する!
走れ緑朗!!」と、

 

緑朗の盾になり
是光の前に立ち塞がり———

 

「ありがとう!」

「作戦行動に礼は不要!」

 

―――緑朗を「階上」へと
即座に走らせるのだった――――!!

 

 

 

その頃、
〈天井裏〉では———

 

タコハが〝泥努〟を担いで
〈心臓の在処〉を
必死で探していた!?

 

と!?

 

「凧葉さ――ん!」

 

「え? あ、緑朗!!」

 

「天井裏」へと上がってきた
緑朗の姿を認め、
タコハが答える!?

 

 

「違うよ、
そっちじゃない!?
こっちだよ~~!!」

 

緑朗は両手を振りながら
タコハに
そう叫ぶのだった――――!!!

 

 

 

 

 

 

やったァ!
緑朗の「命の危機」を救ったのは黄ノ下少尉だった!!

にしても、カッコ良過ぎるだろう残花さん!!
素早くアッサリと緑朗を救い
自らが盾となり
その緑朗を全力でサポートするなんて!?

なんたる紳士!?
なんたる凛々しさ!!
なんたる清々しさだろう!

それに答えた緑朗は
タコハの元へと辿り着く。

そしてやっと
「心臓の在り処」が解る筈なのだが・・・・
残念ながらこの続きは
「来週」へと持ち越されるのである。

 

 

 

 

 

双亡亭壊すべし210回の感想

今週の「双亡亭壊すべし」は———
〈緑朗が「天井裏」に行くまでの経緯〉が
〈応尽と鬼離田姉妹の「戦い」〉
〈黄ノ下残花と是光との「戦い」〉の
2つの激しい「戦い」を交えて
テンポ良くハラハラドキドキの
「臨場感」が溢れる
怒涛の〈展開〉で描かれる!?

 

そして今回、特筆すべきは———
やはり 《 緑朗の心の成長 》 だろう!!

 

1.本来はパパの〝仇うち〟に
この〈双亡亭〉にやって来た緑朗だが・・・

2.いろんな人々と触れ合い、
助けられて―――
そんな仲間たちの為に自分から戦い、

3.如いては———
「人類」のためには
この〈双亡亭〉を
絶対に壊さなければならないという
〈戦う決意〉を新たにする!!

 

ここで気付くのは———
緑朗は精神的に成長しているだけでなく
「人間」として
果てしなく大きく
「成長」しているという事だろう!!

 

そう、そこにあるのは
私怨を越えた「人類サイズ」の
大きな〈天の意志〉!!

緑朗はこの短時間で
誰もが成し得ない
超人的な成長を遂げてしまったのだ!

逆に言うと———
それだけ緑朗は
「過酷」で想像を絶する
命を懸けた「出来事」を
体験してきたというコト!!

 

そんな素晴らしい
ジュブナイルの「成長ドラマ」でもある
この〈双亡亭壊すべし〉は

家族みんなで
十分に楽しめる「作品」でもあるのだ!!!

 

 

 

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