無料でマンガを読む方法や最新話のネタバレ・感想を紹介しています。

無料マンガ別冊GEKIコミック

最新話のネタバレ・感想

双亡亭壊すべし【ネタバレ】第157回「緑朗逃走」感想!

更新日:

双亡亭壊すべし【ネタバレ】157回

〈双亡亭〉の〈侵略者〉の秘密と
タコハの存在の重要性を知った緑朗は
それをみんなに伝えるために
すぐにでも自分の体に帰ろうとするのだが・・・

それを良しとしない
泥努と〝しの〟は—————
「白い腕」と
応尽の使役する「是光」を使い
緑朗を捕まえにかかる。

この2つの追跡から必死で逃げる緑朗は
あらゆる場所をすりぬけようと試みるが—————

〈双亡亭〉には応尽の「結界」が張り巡らされており、
ちっとやそっとでは外へ出ることが出来ないでいた。

そんな時、緑朗は————
前後から挟まれ
とうとう追いつめられてしまうのだが・・・
すんでのところで回避し
階段の下にある「穴」の中へと
逃げこむ事に成功する。

そこにある「死体の中」に身を潜めた緑朗は
意識の中の父から————
「窓」や「扉」などの外へと抜ける「穴」があれば
この空間から出られる事を教えられる。

と、その時!  緑朗は思い出す!?
泥努のアトリエの壁が、紅によって破壊された折に
そこにポッカリと開いた「穴」から
天井が見えていた事を—————!!

緑朗は急ぎそこへ向かおうとするのだが・・・

緑朗のすぐ真横には
「是光」の魔の手が迫ろうとしているのであった———————?!

 

 

 

逃げろ緑朗!!

「幽体」の緑朗は思う―————

僕は知ってた・・・
この「双亡亭」が、
何を求めてるのか・・・
〈侵略者〉は
泥努の描いた「絵」を通って
こっちに来たいんだ。

そして この地上で
人間を皆「栄養」にするために殺して、
増えたいんだ!

だから来させちゃいけない・・・
そのためには————

「タコハだけが我々の『門』を塗りつぶせるのだ!」
〝しの〟が応尽に告白するのを
緑朗は自分自身の「耳」で直接聞いたのだ!

タコハさんだけが
泥努の「絵」を塗りつぶせる!!

「応尽! あの子供を消滅させろ!」
緑朗の足の下で〝しの〟が命令する!

僕は絶対にここを逃げて
タコハさんやみんなに
このことを知らせなければ!

こうして————
緑朗の必死の脱出劇が幕を開けるのだった―—————!!

 

 

〈双亡亭〉に巣くう〈侵略者〉達の
重大な秘密を知ってしまった緑朗の
〝決死の逃避行〟と〝脱出劇〟が始まる!!

これから激しい逃亡活劇が繰り広げられるであろう事を予感させる
この映画の予告編の様なオープニングの素晴らしさに
作者の抜群のセンスの良さを感じずにはいられない!!

もう流石! 最高!!
気分は一気に〈双亡亭〉へと引き入れられる!
こんな素敵な始まり方をするマンガには
そう簡単には出会わない!

さあ物語のスタートだ!!

気合を入れて読み進めていこう!

 

 

 

「白い腕」と「是光」

空中に浮く緑朗に
泥努の「白い腕」と、
応尽の使役する「是光」が迫る!!

「わ!」

キュッ

「わ!」

キュキュッ

緑朗が「腕」を紙一重でクネクネと躱す。

このカラダになってわかった!
この「精神体」・・・
僕が思ったより
ずっと早く動けるんだ!

そう、泥努が僕を捕まえさせようとしている
「腕」たちよりも・・・

「え?」
緑朗の目の前に
突然扇がバサリと開かれる・・・

そしてその奥から————

鋭い歯を持った「是光」が
緑朗に噛みつこうと
大きく口を開けて襲いかかる!?

 

ガキィン!

緑朗が咄嗟に避けて
「是光」の歯と歯が空を切って激しく合わさる!?

「はははは! よく避けたな ガキ。」応尽が大笑いする。
「おい、『是光』どーした早くし止めろ!」

(応尽・・・あいつが・・・
この「是光」を操ってるんだ!!)
緑朗はしっかりと自分の中で確認する。

「泥努の・・・あの『白い腕』どもが
なぜ緑朗を捕らえようとしているのか
理由がわかった。」 〝しの〟が口を開く。

「緑朗ってえのかよ、
あのガキの『幽霊』・・・。」応尽が口を挟む。

(こんな時なのに——————
〝しの〟と応尽の声がハッキリと聞こえる!?
こんなカラダになったからか?)
是光に追われながら緑朗は思う。

「あれは泥努が執心している紅の弟で、
あの者がいると
娘が『モデル』として良い表情をするらしい。」
〝しの〟が静かに続ける。
「今泥努から『捕まえろ』と、私にも命令が出た。」

「そんなら・・・
『是光』に消させたら・・・マズイだろ?」

〝しの〟は冷酷な目を応尽に向ける。
「緑朗は私の話を聞いた・・・。」

「じゃあイイや、そのガキの『魂』・・・
食っちまえ『是光』。」応尽が命令する。

 

ブァア

 

「是光」が緑朗へと一気に迫る!?

「ははは、ガキめ!
この家にゃ『結界』を張った!
もう逃げられねぇぜぇ!」
応尽の顔が大きく歪む!

 

カァアア

 

「是光」が大きく口を張り、
鋭い歯で緑朗を捕食しようと更に近づく!?

「うわあああ!」
(こんなのに食べられたら
どうなちゃうの・・・!?)
緑朗はその歯を見ながら恐怖に慄く!?

 

ギュン

 

緑朗は力の限り
一気に加速するのであった————————!!

 

 

なんだ!?  嘘だろ? めっちゃ怖いぞ・・・
緑朗を喰らおうとする
獰猛な「是光」の恐ろしさといったらどうだ!?

イケメンな陰陽師でカッコイイ「是光」が・・・
緑朗を喰らうために恐ろしい顔へと変貌する!

敵ながら、ちょと良いかもと一瞬でも思った私が
間違っていたという事を
思いっきり思い知らされてしまった・・・!?

やっぱり「敵」は「敵」なのだ!!
人間にとって害をなす者の本性とは
こういうものであると実感した次第である。

 

 

 

追いつめられて・・・

ひたすら逃げ続ける緑朗の目の中に
〝黒い影〟が飛び込んでくる。

ん・・・?!
何か見える・・・
精神だけのカラダになったら、
普通は見えないものが見えるって
『パパ』が言ってたけど・・・

その〝黒い影〟は緑朗の眼下に
無数に存在し、
大きな口を開けて
無限の叫びを上げている様に見える。

「あ・・・あれって・・・。」

「あれはここで生命活動を停止した者の
『残留精神体』だ・・・。」
緑朗の体の中の「水の生命体」・・・
緑朗とは意識とイメージで繋がっている
父の姿をした「パパ」が答える。

「じゃ・・・それは『幽霊』みたいなもの・・・?」

「そうとも言える・・・
ここの地場はその傾向が強い・・・

応尽が作り出した『結界』も
お前を足止めするぞ。
だから————
一刻も早く外に逃げなければならない・・・」

「そんな・・・」
緑朗はもう一度〝影〟を見る。
「死んでるのに、
ここにいなくちゃならないなんて・・・
かわいそうだ。」

 

「!!」

 

「緑朗、気をつけろ!」

 

ク ア ア ア !!

 

「是光」の口がさらに大きく上下に開き
そこにいる〝黒い影〟を
徐に飲み込んでいく!

 

バク バク バク バク!!

 

「是光」は影を飲み込むと同時に
かたっぱしから噛み砕いて食っていく!?

食われた〝影〟は悉く消滅して行く。

「ぬう!
食べられると
あいつの構成材料になってしまうぞ!!」

「緑朗!
なんとしても外に出るんだ!!」

「くそ~~~!」

緑朗は上へと飛び、天井を力いっぱい押し上げる。
「ダメだ! 出られないよ~~~!!」

「全ての範囲に『結界』を張られてしまったか・・・」

 

ザアアアア

 

「!!」

そして緑朗が見たのは—————
前方から襲い来る
夥しい数の「白い腕」!?

「うわ~
今度は前から
泥努の『腕』だ~~!?」

後ろからは「是光」、
前からは「手」に追われて・・・
緑朗は窮地に立たされる!?————ように見えたが!

緑朗はすんでのところで
反射的に左へと直角に曲がり
下へと続く階段の奥の「空間」へと飛び込む!

「是光」はかち合った正面の「白い腕」を—————

扇一閃!

悉くスッパリと切断し
緑朗のあとを追って下の「空間」へと飛び込むのだった!

 

「ほーう。」応尽が唸る。

「どうした?」と〝しの〟。

「ガキめ、偶然死体の転がる
〝穴っぽこ〟の一つに逃げ込みやがった。」

「あんなガキにそんな機転が
利くたァ思えねえが・・・
もしも思いついたとしたら
ちょいと厄介だぜ。」

「なんだというのだ?」しのが問う。

「『霊体』はよ・・・
人間の体に隠れるコトができるのよ。」
応尽は横目で〝しの〟を見る。
「『是光』は、近づいて
ニオイを嗅がねえとわからねぇ・・・。」

「だからよ、
もし死体の中にガキが入ってたら・・・。
一体一体確かめるのがメンドーなのよ。」
応尽は面倒くさそうにそう言うのだった―—————。

 

 

ふ~! 危ない危ない!
緑朗の「危機一髪」がこの章も続く!!

辺りに漂う〝黒い影〟をも喰らい尽くし
ひたすら緑朗を追う「是光」に・・・
背筋にゾッとするモノを覚えて心が凍り付く!

そして「白い腕」と「是光」—————
特にこの2つに前後を挟まれた時の
圧倒的な「絶望感」といったらどうだ!!

が、これも際どいところで突破する!!

よくやったぞ緑朗!
この調子で頑張ればかならず脱出できるぞ!

読者のこの熱いエールは
必ず緑朗の心に届いている筈である!!

 

 

 

出口があった!!

その頃——————
緑朗はというと—————

死体の中の一つに
両膝を抱えて蹲っていた―————

どうしよう・・・
どうしよう、
「是光」ってヤツ、速いよ・・・
このままじゃ捕まって
食べられちゃう・・・

「緑朗、出口を探すのだ!」 パパが呼びかける。

「出口って・・・
『結界』が張られていないトコロ?」

「応尽の莫大な〝精神の力〟が、
『侵略者』の構成する家屋に通じて、
他の精神体を閉じ込める壁になったのが
この『結界』だ。

もともと構造物にその力を流せぬ所・・・
例えば、開け放たれている窓・・・扉・・・。」

「窓なんて・・・そんなの僕知らないよ・・・
開いてる扉だって・・・。」
困り顔の緑朗は必死で考える。

「開いてる・・・?」

と、突然ひとつの事に思い至る!?

「・・・開いている・・・窓・・・・・・?」

「・・・どうした緑朗?」

「窓・・・窓じゃないけど・・・。」
その時————緑朗は、姉の「紅」の攻撃が
アトリエの壁の上方を破壊した事を思い出したのだ!!

あの時、天井に「穴」が開いた!
泥努の部屋の天井だ!

「パパ、『穴』があった! あそこからなら・・・!」

!!

そう気付いた瞬間、
緑朗の隠れている死体の真横に
「是光」が来ていた!?

ズ・・・

是光が口を大きく開き
鋭い歯を光らせる。

「~~~~!」

「緑朗、声を出すな!」
心の中のパパが叫ぶ!

「是光」は
緑朗が隠れる死体の顔を掴み・・・
顔を近づけて
くんくんと嗅ぎまわるのだった―——————!?

 

 

やったね!これぞ「死中に活」だ!!
一見どこにもないと思われた外への「出口」だが・・・
思わぬところに「穴」があったことに緑朗は思い至る。

そう、「灯台下暗し」!! 元居た泥努のアトリエに
紅が開けた「穴」が存在していた事を思い出したのだ!?

さあ、これでこの「地獄の空間」から出られる!
と思ったのも束の間—————

緑朗の横には「是光」の魔の手が・・・!?
そんな殺生な! これ以上緑朗をいじめないでくれ!
そんな全国の読者の声が聞こえてきそうな危機的な展開!?

どうなる緑朗!?

が、この続きは来週で!! ということである。

 

 

 

双亡亭壊すべし157回の感想

今回の「双亡亭壊すべし」は————
緑朗の必死の逃避行が全編に渡って描かれる。

そんな緑朗の逃走・脱出劇だが————
閉鎖された「館」、
そこには「結界」が張り巡らされており、
「幽霊」の要素が多く含まれ、
追われる主人公、
助けるサブキャラ、
その主人公をこれでもかと
鬼の様に追いつめてく殺人鬼や妖怪・怪物たち、
そして追いつめられては逃れ、
逃れては隠れる―———
「鬼ごっこ」や「かくれんぼ」のような
ピリピリと息詰まる展開・・・

このように挙げていけばきりがないほど、
全てに「ホラー映画」の要素が含まれているから面白い。

そう、今回の「双亡亭」はまさに「ホラー映画」そのものなのだ!!

そのことを認識し直して、
もう一度最初からこの回を読み直してみると
また更なる「新な発見」が見つかるに違いない!

それだけ何でも許容する「懐の深さ」と、
全てのジャンルを受け入れて吸収する「柔軟性」と
大空の様な無限の広さを持つ「スケール感」が
見事に共存し、調和している。

そんな
とてつもなく
素晴らしく、
「制作愛」に満ち満ちた
作品こそが————

この「双亡亭壊すべし」なのである。

電子書籍マンガおすすめ♪

大人気の漫画サービスです!

メジャーな作品はほとんど配信されていますが、その他配信作品はサービスによって違います。

あなたの読みたい漫画が配信されているのかどうかは、公式サイトをチェックしておきましょう♪

eBookJapan(イーブックジャパン)

-最新話のネタバレ・感想
-,

Copyright© 無料マンガ別冊GEKIコミック , 2019 All Rights Reserved.