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双亡亭壊すべし【ネタバレ】第149回「集結」感想!

更新日:

双亡亭壊すべし【ネタバレ】149回

強敵の鬼離田菊代を倒した雪代・琴代姉妹。
が、あまりの激闘のため傷付いた2人は
その場で意識を失うのであった。

すべてが落ち着いたところで、
そこに集合した面々—————
宿木、アウグスト博士、バレット夫妻、
黄ノ下残花と再会し、喜び涙するタコハ。

タコハはみんなと触れあった後、
保護された緑朗と青一のもとへと走る!

緑朗を〝味知覚〟し、その状態を把握した帰黒は——————
彼が体内の〝おじいちゃんの水〟に守られたために
命が救われたことを知る。

緑朗と青一が死から救われたことに安堵したメンバー達は、
腹ごしらえをして装備を整え・・・・
ほんの束の間の〝休息〟を楽しむのであった————————。

 

 

 

全員集合

きゃははははは・・・・・

鬼離田雪代・琴代姉妹の笑い声が辺り一面に木霊する―——————。
2人の目から滝の様な涙が零れ落ちる。

「鬼離田姉妹の目が・・・
右と左の目にひとつずつ〝瞳〟が増えている・・・・・。」
宿木と黄ノ下が彼女達を見ながら言う。

「あの姉ちゃんが・・・
きっと死ぬ前にあいつらにくれたのさ・・・・・。」
タコハが全員へと顔を向ける―———―———

「・・・・って! アンタら来てくれたんだなァ・・・!!」
その顔は喜びで満ち溢れる!

 

フラァ・・・  (突然、姉妹が意識を失くして倒れ込む!)

 

「あ・・・あぶな・・・・!」 急いで駆け寄るタコハだったが・・・

倒れかけた姉妹を支えたのは〝童子〟だった!

〝童子〟の助けで地面にゆっくりと横たわる鬼離田姉妹。

「2人ともどーしちゃったんだよ?」タコハが驚く。

「戦いの疲れだ。」宿木が答える。
「内臓にもかなりの負担がかかっていたようなので・・・。」と帰黒。

タコハは目の前の〝童子〟と向かい合う。

「俺の絵から出た『式神』ってか・・・・
なんかヘンな感じだな・・・・。」
タコハは照れながら頬を掻く。

〝童子〟はサヨナラの挨拶をするように
右手を上げてから消え去った―—————。

「何だったんだあれは?」宿木が質問する。

「あれァ・・・オレの『井戸』って絵の・・・
『キャラクター』なんだよ。」タコハが答える。

「変なカタチだな・・・何であんなの描いたんだ?」

「あんなのとは失礼な!」タコハは立腹する!
「あれはイメージなんだよ!」
タコハは色々と説明しようと試みるが、
しまいにタコハ自身にも訳が分からなくなり苛立ち始める。

「相変わらずだナ。タコハ・・・・」

そんなタコハの横から声が割って入る。

「そんな様子でよく生き延びたものダ。」
「失礼だが同感ダ。」
「ハローお元気?」

「え・・・!? アウグスト博士にバレットさん! おばーちゃんも!」
タコハの顔がたちまち笑顔で染まる!!
「みんな戻ってきたのかよ・・・こんなおっかねぇトコによォ!」

「ああ・・・キミが〝幽霊〟になって
わざわざ呼びに来てくれたからネェ!」バレット夫妻が言う。

タコハは嬉し過ぎて涙を零す。

「さァ、タコハ!
〝幽体〟になった時のことを話してもらうぞ!」
アウグスト博士がタコハを後ろから〝羽交い絞め〟にする。

「わかった、わかったから・・・・!!」
タコハと博士は騒がしくじゃれ合うのだった―—————。

「あの男は多くの者と知己なのだな。」
その様子を見ていた黄ノ下残花は帰黒に呟く。
「・・・ようやくお前とも合流できたな。」

「はい。少尉のお力になりたいと申したのに、
私が先行してしまい・・・申し訳ありません。」帰黒が答える。

そして帰黒は周りを見渡す。
「あの異国の方々は・・・?」

「この時代の外からの突入部隊だ。
私も手当てを受けた。怪しい者達ではなさそうだ・・・。」
黄ノ下は淡々と答える。

 

「あ—————!!」

 

タコハが急に大声を上げる!!

「なんだ? うるさい」博士が怒鳴る!

「緑朗だよ緑朗~~!」
タコハは叫びながら走り出す!

「キリタとの戦いで
あいつに付き添っててやれなかった・・・
しかも青一もどこか行ったままだしよぉ!」

タコハは緑朗が保護されているであろう
「装甲車」の方へとダッシュする!

 

「緑朗! まだ生きててくれえぇ~~!!」

 

そこでタコハが目にしたのは—————

緑朗と青一の—————
安らかな寝顔で横たわっている2人の姿であった———————!!

 

 

鬼離田菊代との戦いが終わり、
落ち着いた状況で久し振りの再会を果たすチームの面々。

みんなが〝タコハ〟で繋がり、
〝タコハ〟がみんなのおかげで強くなれるという
この〝独特の存在感〟!!

これこそが————
タコハが、この〈双亡亭〉の主人公たる所以であろう!

決して戦闘能力は高くはなく・・・・
いや、戦闘能力は「ゼロ」なのだが・・・・・

みんなの〝心の拠り所〟で〝力の源〟でもある
並外れた「精神力」の持ち主がタコハという男なのだ!!

 

 

横たわる2人

「緑朗!・・・青一!」
タコハの目が喜びで潤む。
「2人とも・・・生きて・・・る・・・!」

「よかった~~!!」
タコハはあまりの安堵感から
ヘナヘナとその場に頽れるのだった。

「青一は・・・アンタらが助けてくれたのかよ?」
顔を緩ませてタコハが尋ねる。

「その子は・・・ここに至る途上でバケモノと戦っていたのだ。」
宿木が答える。
「私もその『青一』という少年には、
以前に一度病院で会ったことがある・・・・。
そして—————
ジョセフィーンがテレパシーで『敵』ではないと判断した上で、
アウグスト博士の『アルゴル』に乗せてきたのだ・・・・・。」

「よかった~~!!」
タコハは改めて心から安堵するのだった————————。

 

 

緑朗と青一。
傷付き意識を失くした2人は宿木に保護されていた!!

タコハが急ぎ駆けつけた時には
2人はしっかりと生きており、安らかに眠っていたのだ。

良かった~!  ホントに良かったァ~!!
タコハが立っていられなくなる気持ちがよくわかる。

逆に今までの常軌を逸したこの状況の中で・・・・
タコハはよくぞここまで頑張ったものだ!!

とりあえず・・・
今は・・・
今だけは・・・
肩の力を抜いて・・・・
緑朗と青一の無事な姿に酔いしれよう。

 

 

 

帰黒の〝味知覚〟

帰黒は緑朗の姿を認めると—————
急ぎ彼の元へと走り、
緑朗の上に〝四つん這い〟になり・・・
「額の上の空間」へ向かってチョコンと舌先を出す。

よく見ると—————
帰黒の舌先から現れた〝光の帯〟が縦横に伸び
緑朗の体周辺に起こった事を
まるで全て感知しようとしているかのようだ。

「遠距離から頭部を狙撃されて
何故生きていられる?」宿木が素直な疑問を口にする。

「・・・・フン、知るものか!
だが頭は軽度の〝裂傷〟だけだったゾ。」
実際に緑朗の体を診たアウグスト博士が言う。

「そもそもタコハが『緑朗が撃たれた』と・・・・
カン違いをしているのでハ・・・?」バレットも言う。

こうして―—————
誰もが帰黒の様子を見守っているのだった―———————。

 

そんな帰黒の行動を黄ノ下が説明する。
「あれは・・・『味知覚』という霊的能力で・・・・
空間を舐める事により、
舌でその事象を知るのであります。」

「フン、そんなバカなコトがあるカ!
ESPの事例でも聞いたコトがナイわ!」
この事象を信じようとしないアウグスト博士と、
それを横から反論するバレット。

「その高圧的な態度で今まで何度、
重要な情報や対象を入手しそこなってきた? アウグスト。」
バレットが静かに指摘する。

「う・・・くそセレブに何が分かる・・・。」
バレットの正論の前に、博士は必死で怒りを抑える。

「学者が自惚れてはいけないよ。」
バレットは静かに博士を窘めるのであった―——————。

 

 

 

出ました!!  帰黒の特殊能力〝味知覚〟!!
「空間」を舐めることで
様々な事象を知る事ができるなんて・・・
なんて便利な力なんだ!!

過去に於いてもいろんな場面で使われ、
非常に役に立ってきたこの「能力」の
久し振りの登場だ!!

タコハが大きな傷を負って死にかけた時にも―————
帰黒がその傷口を舐めることで
なぜ傷が治らないのか〝その原因〟を特定したのだ!!

帰黒のこの能力は「髪の毛の力」と共に、
これからもずっと仲間達を助けていくに違いない。

こんなにも心強い仲間がいることに
心からお祝いしたい。 乾杯!!

 

 

〝おじいちゃんの水〟

「で、ど・・・どうだった?」タコハが帰黒に尋ねる。

「確かに銃弾は緑朗さんの頭に当たっています・・・・。」
帰黒は説明する。

「小銃によって発射された弾丸は、
回転運動で強い直進性を保ち・・・
緑朗さんの〝右側頭部〟を襲いました。

しかし—————

着弾の直前・・・
緑朗さんの体内のひとつの『存在』が・・・

その攻撃に気づき、
一瞬で〝弾丸〟の方向・位置・角度を予測し―————
最も肉体に影響の出ないように、

その部位を自らの『体』で被ったのです。

その『存在』は銃弾の衝撃で破損・・・・・
・・・この言い方が正しいかどうか・・・・
『負傷した』の方がいいかもしれません。」

「・・・・・・・・・・・。」
帰黒の言葉に
タコハは納得する。

「・・・・『おじいちゃんの水』だ・・・・。」
タコハは語を続ける。
「アンタら兄妹が助けてもらった〝液体の宇宙人〟が・・・
緑朗の体ん中に一滴いたんだよな・・・・。」

「はい。その通りです・・・・。」と帰黒。
「ですが何故それを・・・?」

「俺も前に死にかけた時・・・
帰黒サンのいた星に行って、
その『おじいちゃん』に会ってんだよ・・・・。」

「まさか・・・。」帰黒は驚く。

「そうか・・・
緑朗はアンタらの『おじいちゃん』の・・・
その体の一滴で・・・
命を助けてもらったんだなァ。」
タコハがしみじみと言う。

「あの・・・『おじいちゃん』は・・・
その・・・大丈夫でしたか?
私達は出発した後の事を知らないもので・・・・・。」
帰黒がタコハに質問する。

「あー、うん。弱っているように見えたけど・・・
それでさ―————」

 

「よーし! ここで休憩する!」

タコハの会話に宿木の言葉が割って入る。

「博士、『アルゴル』の電磁波で
敵の侵入しにくい〝安全域〟を
確保できるというのは本当ですか?」

「ああ、人体に影響が出るので
〝1時間弱の間〟だけだがナ・・・・。」
アウグスト博士が宿木に答える。

「食事のキットは『アルゴル』の側面の引き出しダ。」

「マジ!?  オレ、ハラペコだよ~~~!」

「では私がご準備を・・・・」

「帰黒サン、今はみんなでやるんだよ。」

「バレット、昔の軍人、『アルゴル』を動かす。手を貸セ。」

「了解した。」 「わかっタ。」

 

戦いの後の小休止―——————。

 

〝束の間の安らぎの時間〟が
みんなの中を・・・・
ゆっくりと流れ過ぎていくのであった―—————————。

 

 

 

ここで緑朗の命が何故助かったのかが明かされる。
緑朗の体はずっと「おじいちゃんの水」で守られていたのだ!
それもたった1滴の僅かな水に——————!

これはかなり前に起きた出来事。

確か単行本4巻で—————
青一が自分の「記憶」を緑朗に視せるために、
自分の〝水〟をかけるのだが・・・

その〝水〟が緑朗の目の中に入ったことを
確かに記憶しているが——————

それがまさかこんなに後になって
緑朗の命を救うことになろうとは誰が予想し得たであろうか?!

これはもう脚本、プロットが見事だと言うほかない!!

この「双亡亭壊すべし」は
何処を取っても最高の——————
〝エンターテインメント〟作品なのである!!

 

 

双亡亭壊すべし149回の感想

今週の「双亡亭壊すべし」は——————
「戦いの後の安らぎ」と「愛」の2つが描かれる。

鬼離田菊代との戦いが終わり、
突入部隊みんなが全て顔を合わせる!

みんなの中で泣き笑いじゃれるタコハ。
やはりこの男はみんなから愛されている。
そしてタコハもみんなを愛おしく思っているのが
ジンワリと伝わって来て胸が熱くなる。

そして緑朗の命が助かった理由—————
それは彼の体内に存在する
〝おじいちゃんの水〟だったのである!

これはつまりおじいちゃんの———————
液体の宇宙人の———————
「愛」が彼を救ったということ。
ここでもやはり「愛」が存在するのだ!!

〈双亡亭壊すべし〉———————
この物語の根底は〈愛〉で出来ているのだと
今回のエピソードで改めて実感した次第である。

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