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双亡亭壊すべし【ネタバレ】第188回「白城瑞祥現る」感想!

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双亡亭壊すべし【ネタバレ】188回

昭和七年、帝都の街中―――

現代から「時の廊下」を通って
昭和七年にやって来たタコハと帰黒。

あとはそこから逆戻りして———
〈双亡亭〉母屋の「玄関」へと至るのが
今回の「作戦」だった!!

が!?

戻ろうとした時、
複数の男達と老女に囲まれる!?

その老婆こそ———
帰黒の育親、瑞祥だった!?

瑞祥の信者達に捕まった
帰黒と凧葉。

瑞祥は———
やっと見つけた帰黒に
今迄の苦労を語って聞かせ――――

醜くい帰黒は
何をしようと
上手くはいかないから
すぐに「教団」に戻るよう
命令する!

それを聞いた凧葉は
怒り心頭で
「帰黒は綺麗で素晴らしい」と叫ぶ!

瑞祥は「法力」で
凧葉の首を絞め
喋れないようにする!?

窒息しながらも
それに抗うタコハ!

と!

突然!?
帰黒の「髪の毛」が四方に広がり
その拍子に「印」が緩み
瑞祥の「法力」が解ける!

が、その帰黒は————
いつもの彼女ではなく
誰が見ても「異常」だった!?

「せっかく今まで
『言霊』で封じてきたのに・・・
全てお前のせいじゃ~!」

瑞祥はタコハに
怒りを露わにするのだった――――!!

 

 

 

 

 

委縮する帰黒!?

昭和7年――――
凧葉、帰黒が
「時の廊下」を戻ろうとした瞬間

複数の男達と老婆に囲まれる!

 

「帰黒! 見つけたぞ!!
この恩知らずめが!!」

 

「瑞祥様、どうして・・・!」

 

「ふん!
この『白水白城教』の宗祖、
〝白城瑞祥〟を甘く見るな!

八卦で見た
お前の方角を
捜しておったんじゃ!」

 

 

「早く〈双亡亭〉に戻らないと
いけないのに!?」

そうタコハが叫び————

「ん!?」

ある事に気づく!

「ズイショー・・・って、
ひょとして帰黒さんに
酷い事ばっかり吹き込んだ
育ての親・・・!?」

 

帰黒は大きく頷く。
その様子は明らかに
怯えている。

 

瑞祥はタコハ見る。
「おや・・・その男は
先刻、お前と逃げた
包帯の軍人ではないね。」

 

「あの・・・話しを
お聞きください・・・」
帰黒が控えめに訴える。

 

「は! 帰黒!?
お前が妾に
ハナシがあるだって??」

 

「・・・・は・・・」
帰黒は委縮する。

 

その様子を見た瑞祥は
帰黒に語りかける。
「そうじゃ帰黒、
お前はもともと
『良い子』なんじゃ・・・

妾に言われた事は
全部『はい』と
言っとたな。」

 

「よし、捕らえな!」

瑞祥は信者達に命令する!

 

「ちょ・・・イタタタ~~!」

「凧葉様!」

 

信者の一人が
タコハの腕を捩じ上げる!?

 

「帰黒——
本当に何という事じゃ・・・
十八になるまで
お前を育てて来て、
ここで
こんな始末に
なるとはなァ!」
瑞祥が嘆く。

 

「瑞祥様・・・
私はあの軍人様と
〈双亡亭〉なる『屋敷』に
参りました・・・

そして知ったのです!

その『屋敷』が
人に仇なす
危険な物である事を!?

私は其処を
壊す為に
戻らねばなりません・・・」
帰黒は必死で説得する!

 

「おうおう・・・
相変わらず
醜いのう・・・

その醜い口から
吐く言葉は
届かん言葉じゃ・・・」
老女は帰黒の全てを
全否定する!

「口だけじゃないぞ・・・
目も・・・
鼻も・・・
神様が
つけ間違えた様に
醜いわ。」

「あの日———
『天満宮様』の境内で、
妾が拾わなかったら
醜いお前は
きっと
死んでたろうねぇ。」

 

「それは・・・
感謝しております。」
帰黒は目を伏せる。

 

「我が『白城教』は
清貧を旨とする。
だからお前を養い、
食わす事が
どんなに大変だったか・・・」

 

こうして、
瑞祥は昔を
回想するのだった――――!?

 

 

 

 

 

驚愕する帰黒の表情でスタートする
今回の「双亡亭壊すべし」———!?

それにしても!?
この帰黒の怯えよう・・・
委縮のしようはどうだ!?

しかも瑞祥は
帰黒と再会した瞬間から
醜い、醜いと
帰黒を全否定し
そのアイデンティティを
壊しにかかる!?

 

「こんな威しの様な
『精神攻撃』に負けるな帰黒!?」

「瑞祥の口車には乗らず
すぐに「時の廊下」へ行け!!」

―――と、読者はエールを贈る!!

が・・・帰黒は———
そんな「勢い」が出そうにない・・・

そんな彼女が
超心配なまま―――
「次章」へと目を進めよう。

 

 

 

 

 

〝まこと〟と呼ばれた帰黒!?

それは―――

帰黒が〝まこと〟と
呼ばれていた時のこと・・・

 

—————————————
「まこと!

お前は———
満足に『雑巾がけ』も
できないのかえ!」

「もうええ、
お勤めに出るぞ。
その後、
草むしりと薪割りだよ。」

瑞祥は
雑巾がけする
幼い〝まこと〟の背に
声を浴びせる。

「ふん、
『天満宮様』で
拾ったから——
何かの『ご利益』が
あると
思ったんだがねえ・・・

でも・・・
髪は白い。」

〝まこと〟は
巫女の衣装に
着替えさせられる。

「だから——
『巫女』の格好を
させとくと、
ハッタリが効くわい。」

「ち・・・
髪が長すぎて
だらしないのう・・・」

「切ってやるから
縁側に出な。」

縁側には———
幾つかの大きな鉢が
並んでいる。

「信徒にウケがイイんで
置いといた『鉢植え』も
枯れちまったねえ・・・

妾ゃ、
花を育てるのは
向いてないのさ・・・」

ジョキリと
帰黒の後髪を切る。

「この白い髪を
金を出して買うバカが
おらんかねえ・・・」

 

と!

 

シュウウ・・・

突然、

手に持った「髪の毛」から
煙が立ち込め、溶け始める!?

 

「なんじゃこりゃ!?」

 

「毛が溶けとる!?
気持ち悪い!」

手から捨てると———

その「毛」は
空中で〈液化〉し
枯れた「木」に
降り注ぐ―――

 

ぱああああ

 

すると————

 

そこには
美しいバラが出現する!!

 

「ば・・・莫迦な・・・
枯れた木に
花が咲いた!?」

ここで瑞祥は気づく―――

(髪・・・髪か!?
ちょ・・・ちょいと!
やっぱり『ご利益』は
あったじゃないか!)

 

 

そして———

この〝まこと〟の
髪の毛が
溶けてできた『水』は
〝万病〟に効いた。

それが
人の口に上ると、
信者も、
浄財も

増えに増えた———

 

(〝まこと〟は今や
『白水白城教』の
〝生き神様〟じゃ。

もうこの子を
手放す訳にはいかん・・・)

 

その為には———

 

「お前は醜いのう・・・
眸なんぞは
こんなに腫れふさがって。」

瑞祥は〝まこと〟
を見据えてこう言う。

「肌も汚らしいし・・・
屍蠟のような青白さよ・・・

人は皆、お前を見ただけで
吐き気と嫌悪で
いっぱいになる・・・

故にお前は、
その姿を
人前にさらすでないぞ。」

 

「わたし・・・
そんなに醜いの・・・?」
〝まこと〟は問う。

 

「妾がそう言ったら
そうなんじゃ!
口応えするんじゃないよ!」

 

「はい・・・」

 

「でもな、この私が
法力で『白』から
人並みの『黒』に
近づけてやろう。

じゃからその日まで、
お前の名は———

―――〝帰黒〟じゃ。」
—————————————

 

 

瑞祥は〝まこと〟を
独り占めするために、
言葉による「包囲」を
始めるのだった―――――!?

 

 

 

 

 

 

ここでは帰黒が〝まこと〟だった頃の
エピソードが語られる。

そう!
瑞祥は〝まこと〟で
「富」と「名声」を得ていたのだ!!

しかも〝まこと〟は小さな女の子!
いくらでも「洗脳」でき
自分の好きなように
育て上げる事ができるのだ!!

もうこれは〝帰黒〟を———
自分のモノにしておきたいと思うのは
至極、当たり前の事だったに違いない!

 

それにしてもショックなのが・・・
〝帰黒〟という名前の由来だろう!?

白い肌から
黒い肌へ戻るための
「帰黒」・・・って!?

もう無茶苦茶すぎる!

逆に―――
こんな幼少期を
素直に過ごした帰黒に・・・

その心の清らかさに・・・

ありったけの「拍手」を送りたい。

 

 

 

 

 

綺麗な帰黒!?

目の前の帰黒を見て
瑞祥はほくそ笑む。
(帰黒は妾のモンじゃ。
逃げられてたまるか!)

瑞祥は早速、帰黒の洗脳にかかる!?

「帰黒、
お前は醜い上に
頭も悪い・・・

だから———
その男と逃げても
絶対に捨てられる。」

「もし帰ってきても———
私が恩知らずの
お前を
受け容れる訳がないぞ。」

「だから・・・帰黒。
今すぐ帰って来い!」

 

「おい、ばーちゃん!」
凧葉が声を上げる。

 

「あのさァ・・・
アンタに言いてえコト
あんだけどよ!」

凧葉は憤怒の形相を浮かべる。

「帰黒サンは
醜くねーぞ! キレーだぞ!」

「頭だって、
性格だって
とってもイイぞ!!

ヒトにとって
『美術の定義』が違うとかは
くそでも食らえ!

そんなコトを
ねちねち繰り返す
アンタがキタネーよ!」

「オレ達は〈双亡亭〉っていう
『バケモノ屋敷』と
戦ってんだ!

その家は
ヒトの辛い『心』を
乗っ取っちまうヤツらが
いるんだ!

だから
そこは壊さねーと
いけねえんだけどよ・・・

そこで帰黒サンが
みんなのために
どんだけ頑張ってくれてるか
知らんだろォ!?

オレだって命を
助けられてんだよォ!!」

 

「帰黒が何と戦ってても
妾にゃカンケーないね!」

「それがどーした、
こっちは『地球の危機』だ!
だまってな!!」

凧葉が吼え―――
自分の顔に親指を差す。

「オレは〈絵描き〉だ!
大して上手くもねえし、
売れてもいねえ!

でもな、
オレが見てきた帰黒サンは
『綺麗』だったぞ!
描きたくなるくらいによ!

自分の命をかけて
戦ってる彼女は
とても綺麗なんだよ!!」

 

「それまでじゃ!」

 

ガッ

 

瑞祥が「印」を結ぶ!?

 

「か・・・!」

 

凧葉は「法力」で
首を絞められ
その顔が
苦痛に歪むのだった――――!?

 

 

 

 

 

うおぅ! タコハかっこいい!!

「帰黒は『絵』に描きたくなるくらい綺麗だ!!」

こんなトンデモナク素敵なセリフは
「絵描き」でなきゃ絶対に浮かばない!!

そう、帰黒はいつも綺麗だ!!

彼女が美しく、素敵で
献身的で他己主義である事を
凧葉から
もう一度教えられるのだ!?

我々読者も
そんな帰黒に
常に憧れと羨望の眼差しを
向けていたことに
今、改めて気づかされたのだ。

 

 

 

 

 

異常な帰黒!?

「ど・・・した・・・
い・・・息が・・・」

凧葉が苦しむ。

「『念縛の術』だ・・・」
帰黒が思い至る。

「瑞祥様、おやめください!
凧葉様の息が
止まってしまいます!」

「そうはいかん・・・
この男に
これ以上喋られると
お前にかけた『封印』が・・・」

 

「え?」  帰黒が戸惑う。

 

「餓鬼ィ・・・もう
『帰黒が醜くない』なぞと
ほざくなよ・・・
そうせんとキサマの息の根を
止めてやるぞ!」

 

「凧葉様―――っ!」
帰黒が絶叫する!!

 

「わ・・・
わか・・・らねえ・・・
ばーちゃん・・・
だな・・・」

 

凧葉が白目で抗う。

 

「絵描きが、
綺麗なモンを・・・
『綺麗』って言えなきゃ・・・
そいつは・・・
もう・・・
『絵描き』じゃ・・・
ねえじゃんか?」

 

と!?

 

び よ お

 

帰黒の「髪」が
勢いよく
四方に伸び広がり———

その拍子に
瑞祥の「印」が外れる!

「・・・っ!
せっかく・・・今まで
『言霊』で
封じて来たものを・・・」

 

帰黒の今の状態は
明らかに「異常」だった―――!?

 

「へ・・・どーしたのよ?」 タコハが訊く。

 

「バカモノ!
お前のせいじゃ———!!」

瑞祥はタコハに向かって
そう叫ぶのだった―――――!?

 

 

 

 

 

「術」でタコハの喋りを止めた瑞祥!
が! その直後、帰黒に異変が起こる!?

ン・・・でも待てよ!!

この「異変」は本来の帰黒には
あり得ないような
いつもと違う何かがある!?

そして気になる
瑞祥の「封印」云々の言葉の意味は!?

その全ての答え知るには
「来週」まで
待たなくてはならないのである!?

 

 

 

 

 

双亡亭壊すべし188回の感想

今週の「双亡亭壊すべし」は————
「瑞祥と対峙する帰黒・凧葉」と「帰黒の過去」が

緊密に連結し合いながら————
それが、きめ細かい「織物」のような
何とも言えない肌触りで描かれる!?

 

そしてそして!
今回、最大の「注目」は————

やはり最後の「大どんでん返し」———!?
「いままで『言霊』で封じてきたのに・・・」という
瑞祥の〈衝撃のセリフ〉だろう!!

え?  えええ!?
今までの帰黒を悪し様にいうモノ言いや
帰黒の人格全否定の「洗脳的」な思考操作は————

決して素直な「表」の意味だけでは
なかったということなのか!?

 

では————

瑞祥が「まこと」の
〝真の邪悪な力〟を
幼い頃から長い時間をかけて
『言霊』で封じ込めていたとでもいうのか!?

もしそうなら・・・
今まで構築してきた
「世界」や「足下」が
ガラガラと崩れ去り————
読者は奈落の底に落ちていき・・・

そこには全く「違う世界」が
待ち受けているのではないか!!

 

そんな「眩暈」と「妄想」に溢れた
この「双亡亭壊すべし」が————

「来週」も
楽しみで楽しみで仕方ない!!!

 

 

 

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