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双亡亭壊すべし【ネタバレ】第183回「凧葉はどっちだ」感想!

更新日:

双亡亭壊すべし【ネタバレ】183回

〈双亡亭〉に巣食う
〈侵略者〉の〝しの〟は————

どうやっても「タコハ」を殺せず
しかも二手に分かれた〈班〉の中、
各々に「タコハ」が存在する事に至って————

「凧葉と帰黒が2人いる!」と理解不能で・・・

「怒り」と
「混乱」と
「焦燥」の混じった
「感情」を爆発させるのだった!?

 

その頃、「双亡亭潜入チーム」の
〈第一班〉と〈第二班〉は———
共にシッカリと「態勢」を立て直し、
再び「母屋」を目指して走り出す!?

かたや———
離れた「洋間」で
苦しみ悩む〝しの〟だったが———

突然「冷静」になり、

自分の今やるべきことの「答え」———
〈両方の〝タコハ〟を殺すこと〉を見つけ、
普段の冷酷な〝しの〟に戻るのだった。

 

そして———

2つの〈班〉は
とうとう〈母屋〉に「突入」し————

〝泥努のアトリエ〟で
念願の「合流」を果たす!?

そこで
泥努の「モデル」をしていた
「紅」(くれない)が———
タコハを認めて立ち上がる!!

「紅」に向かって両手を広げるタコハに

「私、怖かった・・・」

「紅」が駆け寄り
その胸に飛び込もうとする—————

が!?

その「紅」の隠された「後ろ手」には————
鋭く光る「短刀」が
握られているのだった————!?

そして、その瞬間!?

〝しの〟の「瞳」が
狂喜に歪むのだった――――!?

 

 

 

 

〝しの〟の激情!?

なんという事だ!

これは
一体なんという事だ!?

 

『凧葉 務』(タコハ ツトム)!!

 

あの『画家』を・・・
たった一人だけ———
殺せばいいだけなのだ!

 

それが———

一体何故、
私が〝送り込んだ者ども〟が
斯様に失敗する!?

 

(獣の如く
顔を歪ませた〝しの〟が——
怒りを「爆発」させる!?)

 

あの男には———
なんの『戦闘力』も無い。

その気になれば
直ぐに殺せるはずだった。

 

我々がこの「星」に
侵入するための「通路」・・・
〝泥努〟が描いた『絵』を———

〝あの男〟だけが塗りつぶせる!?

 

そんな男、「タコハ」を
絶対に生かしておけぬ!

 

だから全力で私はそうした———?!

 

だが果たせぬ・・・

 

しかも———

なんだこれは!?

 

わたしは逐一見ていた筈だ!

――—奴らの行動を!

「一挙手一投足」を!?

 

だが・・・

だがなんだ!!

二手に分かれた
奴らの「集団」の———
双方に・・・

〝凧葉と帰黒〟が
存在しているではないか!?

どうして———
あの男と女が
2人ずついるのだ!?

 

 

〝しの〟は「怒り」と「困惑」と
思い通りにいかない「焦燥」に
身を焦がしながら

只ひたすら
「自問自答」し続けるのだった――――!?

 

 

 

う・・・!? 怖い・・・怖すぎる!?
〝しの〟の狂暴に歪んだ顔の「タイトル」で幕が開く
今回の「双亡亭壊すべし」————!?

この冒頭は、今までにはない
〝しの〟の独白がずっと続くのだ!?

え? これって苦悩する人間の心の吐露なのか?
なんて・・・一瞬妙な「錯覚」を覚えるくらい
真に迫った人間の「苦悩」を体現している!?

この〝しの〟の人間化は
一体何を意味するのか?
それともこれは
作者の一時的な「演出」なのか?

それはこれから先を
読み進めることでわかる筈である!?

 

 

 

 

第一班、第二班・・・それぞれの事情

「うわああ!
ヤドさん大丈夫かよォ~
緑朗も~!!」

ここ〈第一班〉で———

タコハが思わず絶叫する!!

「もうムチャしやがって、
帰黒サン、『霊水のクスリ』
ヤドさんにつけてくれたかい!?」

「う・・・うるさい凧葉・・・
キズに響く・・・」 宿木が呻く。

「肩に一発、
そして脇腹も被弾しております。
しかも——
足首も負傷・・・
歩くのは到底困難かと・・・」
帰黒が状況を説明する。

「私は・・・行ける・・・ぞ・・・」
「ムリだってばよ・・・」
宿木とタコハが
「押し問答」する!?

「バカ者! タコハ、帰黒!
お主らはこれから
〝泥努〟の元へ行って
『精神』を削るような戦いを
せなばならんのだぞ!」
見かねた鬼離田琴代が恫喝する!

「琴代・・・」

「じゃから——
要らぬ『喜怒哀楽』は
エネルギーを使うから・・・
後ろに引っ込んでおれと
あれほど言ったじゃろうが!!」

「ヤドさんがケガしたんだ!
そりゃ仕方ねーじゃんよ!」

「ええい! 黙らんか!
皆、お主を〝泥努〟の所に届けるために
命を懸けとるんじゃ!

私は送り届けると
『約束』したんじゃからな!」

琴代が激しく憤る!?

「そりゃ・・・
わ・・・わかってるケドよ~~」
タコハは素直に琴代に謝る。

「さ! 『母屋』の中心部まで
もうすぐじゃ! 参るぞ!!」
琴代がみんなを奮い立たせる!

「じゃ、オレら行くぜ・・・」
「ご無事で・・・」
凧葉と帰黒が〝宿木〟に声をかける。

「必ず『絵』を塗りつぶせ・・・
はなはな不安だがな・・・」
満身創痍の〝宿木〟は
最後までエールを贈るのだった。

 

一方————

〈第二班〉の————
鬼離田雪代とタコハ、帰黒の3人は

ジョセフィーンの「自走器」で
「廊下」を疾駆していた!?

「おい雪代!
ハカセやあの夫婦を
あんなトコに放っておくのかよ!」
「左様です、あまりに無情な!」
タコハと帰黒が各々叫ぶ!

「叫ぶな凧葉、帰黒。
感情の動きも大声も
エネルギーを使ってしまうんじゃ!」

雪代が2人を諫める。

「これから行く〝泥努のアトリエ〟で・・・
お主らはどれだけ
『精神力』や『体力』を
使うかわからんのじゃ!
じゃから少しでも『温存』せい!」

「そんなこと・・・
わかってるから
今までオレ達おとなしく
してたんだけど・・・でもよ~」

「もう後、50メートルほどで着く!
そこにいる〝泥努〟の『絵』を
塗りつぶしてしまうのが
お主らの『使命』なのじゃ!」

「そんの知ってらァ!
だからモノも言わんで
後ろに引っ込んでたろ!
でもよぉ、
じいちゃんや
ばーちゃんをこんな・・・」
タコハが食い下がる!

「もう言うな!
それは二手に分かれる時に
話し合ったじゃろう!?」

(雪代はもう一度説明する。)

「『絵』を塗り潰せるのが
凧葉と———
帰黒の髪の毛から成る
『霊水』である以上、

どんな犠牲を払っても、
2人を『母屋』の中心部の
〝泥努〟の元に
送り届けねばならないと・・・」

「だってよう・・・」
タコハの目に涙が溢れ出す―――

「泣くなタコハ。
人前で男が泣くもんじゃないと
親から教わらんかったのか?」

「そんなキメつけやめろよな~
今日びそんな言い方
『男女差別』だぞ~~!」

 

ぴ————

 

(タコハはさらに泣き続ける)

「ああ、そうかえ・・・」
雪代はお手上げのポーズをとる!

「雪代様は
お優しゅうございますね・・・。」
帰黒が横から囁く。

「な・・・この鬼離田三姉妹、
『呪術界』に知れた
泣く子もだまる名人じゃぞ!
そんな戯言ぬかすでない。」

雪代は顔を赤らめ慌てふためく!

そして———

「ゆるさんぞ・・・」

ボソリと呟き

先へと進むのだった―――――!?

 

 

 

なるほど!?  そうだったのか!

ここでなぜ・・・
今まで「タコハ」や「帰黒」が
全然目立たず、
「言葉」すら発さなかったのかの
〝本当の理由〟が明かされる!?

それは―――
後の〝泥努〟との「精神戦」に備えて
「力」を温存しておくため、

そして———
ジッと「後ろで控えていること」を
他のメンバーと
「約束」していたからだったのだ!!

が! さすがタコハ!?
みんなが傷ついているの見かねて
思わず絶叫し
ぴーぴー泣きわめく!?

今まで大の「大人」の主人公が
子供の前で泣きじゃくるとこなんて
見たことがあったろうか??

いや、絶対になかたはずだ!?

これが新たな藤田ワールドの
〝ヒーロー像〟なのだ!!

戦闘能力はゼロで弱いけど
誰よりも一番強い!?

そんなタコハに
心からのエールを贈りたい!!

 

 

 

 

〝しの〟の気付き——!?

時を同じくして———

「洋間」に独り立ち尽くす〝しの〟は・・・

2人のタコハと帰黒について
考えあぐねていた!?

(どっちだ!?

どっちの凧葉と帰黒が
〝本物〟なのだ!?)

〝しの〟の
「手毬」を握る両手に
ギュッと力が籠る!?

「おのれぇぇ・・・
人間めえぇぇ・・・
このような『陽動』の企てを
して来るとは・・・
小賢しいわ・・・」

その双眸が
「怒り」と「憎しみ」で激しく歪む!?

―――と!

瞳がスッと元の形に戻る!?

「・・・わたしとした事が・・・
迷う事など無いのだった。」

その顔には
もう一点の
「感情」の欠片もない。

「両方とも、
殺害すればいい。」

〝しの〟はポ———ンと
「鞠」を弾ませるのだった―――!?

 

 

 

え? なんで??
あれだけ狂った「目」をしていた〝しの〟が・・・
一気に落ち着きを取り戻す!?

「何を成すべきなのか?」
トコトン自分と向き合い————
元の目的の「原点」に立ち帰り、
シッカリと自分を取り戻して

ベストな「解答」を見つけたのだ!?

そう、復活した〝しの〟の目は————
もう人間のそれではなく
あくまで「冷徹」な
〈侵略者〉の「目」に戻っている!?

こうなった〝しの〟は
もう「無敵状態」!?

タコハ達にとって
驚異の存在となるに違いない!?

みんな! 油断は禁物だ!!
最後まで気合を入れて行こう!!

今はそう言う事しかできない
我々読者なのである。

 

 

 

 

突入と再会!?

「凧葉、帰黒、突入するぞ!」
「母屋の中心じゃ!!」

 

キャン!

 

〈第二班〉の鬼離田雪代と凧葉と帰黒は
「自走器」に乗ったまま
「扉」を破壊し―――—

 

バタン!

 

〈第一班〉の青一、緑朗、鬼離田琴代と
凧葉と帰黒は
ダッシュしたまま
「扉」を引き開け———

 

こうして
2つの〈班〉は————

ほぼ同時に

〝泥努のアトリエ〟へと「突入」する!!?

そこは———
横幅が20メートル以上あり
縦は4階以上の高さの
吹き抜けとなっている———
超巨大な〝アトリエ〟だった!?

その広すぎる「空間」には
壁を覆うように
「大きなキャンバス」が設えられ————

そこには抽象画の様な斑点を基調とした
幾何学的とも
非幾何学的ともいえない
複雑な模様が描かれている!?

その一番奥の隅の方では—————
泥努が「紅」(くれない)を
〝モデル〟としてイスに座らせ
一心に絵を描いている!?

「タ・・・タコハさんっ!」
紅がタコハに気付き
笑顔で立ち上がる!?

「紅! 心配したぜ!
こんちくしょ~~!」

タコハも紅を認め
両手を広げて紅へと走る!!

た!

紅もタコハへと走る!?

と!

それを「洋間」で
垣間見ていた
〝しの〟の目が狂喜に歪む!?

「タコハさん・・・
私・・・怖かった・・・」
紅はタコハに急ぎ近寄る――――!!

そして
もう少しで
タコハの腕の中へと
飛び込むところまで来る!?

が!?

その体の後ろに回された右手には
鋭い「短刀」が握られていた!?

勿論、タコハからは「死角」となって
「短刀」は見えない!?

その瞬間を確認した
〝しの〟は
狂気乱舞するのだった――――!?

 

 

 

 

やった! とうとうやったぞ!?
「母屋」(ゴール)へと突入した
〈潜入チーム〉の面々!?

そこで見たのは
壁を覆う「巨大なキャンバス」と
モデルをしていた「紅」————!?

そして感動の「再会」!?

走り寄る「タコハ」と「紅」!!

ここでべタ過ぎる
2人の熱い「ハグ・シーン」が
待っていると思いきや・・・

この「双亡亭」は———
そうは問屋が卸さない!?

「紅」の手には
「短刀」が握られているのだ!?

タコハの「命」は大丈夫なのか?

そして〝しの〟の
「邪悪」な笑顔の行方は———!?

が! この続きは「来週」で!?
―――ということである!!

 

 

 

 

双亡亭壊すべし183回の感想

今週の「双亡亭壊すべし」は————
〈2組の潜入チームの「合流」〉と
〈〝しの〟の「心の動き」〉が、
「激情」と「激動」を伴った
怒涛の展開の中で克明に描かれる!?

で! 特に注目すべきは
〝しの〟の「心」の動きだろう!?

〈侵略者〉の〝しの〟は人間ではない筈なのに
いつの間にか「感情」を露わにし———
「怒り」「戸惑い」「焦り」や「困惑」
はたまた「試行錯誤」などの————

彼女が吐き出す「感情」は・・・
人間よりも「人間臭く」
激しく「動き回る」のだ!!

そう、〝しの〟は———
いつの間にか
「人間」を理解すると同時に

本人の意志に関わらず
「感情」を表に出すように
なっているのだ!!

 

そこには————

「人間」の〝泥努〟が
外宇宙の〈侵略者〉のようであり・・・

〈侵略者〉である〝しの〟が
「人間臭い」という
妙な「逆転現象」が起こっているのだ!!

果たしてこの事が
今後の「展開」に
どう「影響」を及ぼすことになるのか?

それを「念頭」において
この息詰まる「クライマックス」を————

これからもじっくりと
見守って行こうではないか!?

 

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