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双亡亭壊すべし【ネタバレ】第182回「エレクトリック・フレイム」感想!

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双亡亭壊すべし【ネタバレ】182回

アウグスト博士の活躍で
『絵』に取り込まれながらも
こちらの「世界」へと戻って来た
バレットとジョセフィーンのマーグ夫妻。

2人は博士と無事を確認し合うが
安心したのも束の間———

暴走した巨大な「メアリー人形」が
突然、「炎」を吐き出して3人に襲いかかる!?

そう、〈双亡亭〉の「精神攻撃」は
まだ続いていたのだ!

博士の目の前にも
「父親」が現れ———
博士の「トラウマ」を責め立てる!?

博士は一瞬だけ心が「揺れ」———
取り込まれそうになるが・・・
〝強い意志〟で持ち答え
その父親の頭をひねり潰して

夫妻を殺そうしていた「人形」に
「電流」を放射して2人を救う!?

夫妻は改めて「心」を強く持ち
圧倒的な威力の「炎」を放って
「人形」を跡形もなく
この世から消し去るのだった!?

そして———

〈双亡亭〉の廊下へと
無事に戻った3人は———
息も絶え絶えに
その後の事をタコハ達へと託し・・・

ほんの一時だけ
「眠り」につくのだった―――――!?

 

 

 

 

狂ったメアリー!?

全てを吹っ切り———
人間として「復活」した
バレットとジョセフィーンの「マーグ夫妻」は
襲いかかる〈侵略者〉達を「炎」で焼き尽くす!?

 

「ようやく『正気』に戻ったカ・・・」
炎の中からアウグスト博士が現れる!

 

「私ら年寄りは
若い頃とそんなには
変わっとらン・・・」

博士は続ける―――

「『乗り物』が多少
古くなって来とるダケダ・・・」

 

「そうね・・・
ただ私タチは
『経験』があるカラ・・・」
ジョセフィーンが頷く。

「『荷物』が
若者よりたくさん乗せレル・・・か。」
バレットが語を継ぐ。

 

「ダッタラ、
悲しいコトをゼンブ積み込ンデ、
もう少シダケ———
『道中』を行くシカナイダロウ。」
博士が確信を呟く。

「・・・科学者も
『文学的』なコトを言うのダナ・・・」
バレットが感心する。

「ソレを経験不足と言うのダ・・・バレット。」
博士がそう言った瞬間———

 

「!?」

 

3人の背後から————

全身を焼かれた
大きな「狂人形」が現れる!?

 

「な、なんだ!?」博士が焦る!?
「あれはお前の『人形』では・・・!?」

 

「メアリー!!」 夫妻が叫ぶ!!

 

「ママァ、パパァ!
わたしをまた
『独りぼっち』にするのォ!?」

その人形の目に
さらに鋭い
「狂気」が宿り————

 

「イヤよオオ!!」

 

その大きく開けられた口から
ゴオッと「火」を吹く!?

 

ドンドンドン

 

連撃は3人の頭上に降り注ぎ―――――

 

「トラヴィス!」

博士が大きく後ろへ吹っ飛ぶ!?

 

「ママたちは
ずっとわたしを忘れないの!
わたしをずっと
抱きしめてるのォ!!」

 

魔人形はそう叫びながら————
夥しい数の「小さな人形」を手から放つ!?

 

「ずうううっと
わたしを後悔して!」

 

その小さな「人形」達は
ガシガシと
バレットとジョセフィーンの
手や体や足に纏わりつく!?

 

「かなしく縛られて
死んでいくのォォ!」

 

「ああ・・・」
バレットの顔が歪む!?

「メアリー・・・」
ジョセフィーンが揺れる!?

 

「う・・・クソ・・・」

(四つん這いになった博士が
顔を上げ―――
この状況を冷静に「分析」する!?)

「『侵略者』め・・・
シツコイな・・・
『人形』を使って
『心理的攻撃』の
最期のアガキか・・・
早く2人を助けネバ!」

 

と!

 

コツ!!

 

博士の目の前の「地面」に
「木の棒」がトンと置かれ————

それがズズズ・・・と
真横に『線』を引く!?

 

「それは駄目だ、トラヴィス。」

 

聞き覚えのある声が——
博士の上から降って来る!?

「この『線』から
こっちに来てはいけないよ。」

 

「と・・・父さん・・・!?」

 

アウグストは驚愕するのだった―――――!?

 

 

 

 

うん! いいね!!
「復活」した2人の晴れやかな表情でスタートする
今回の「双亡亭壊すべし」————!?

が! やはりそう「簡単」には終わらず
新たな「精神攻撃」が3人を襲う!?

 

夫妻にとっての「トラウマ」の素の
「メアリー人形」が・・・
博士にとっては「父親」の存在が・・・

それぞれの「心」に残る限り・・・
その「攻撃」は終わらないという事なのか・・・

それを知った瞬間————
我々読者は底知れない「恐怖」を実感する!?

我々人間は〝トラウマの素〟を・・・
ホントに「心から消し去る事ができるのか?」
という「命題」に直面するからだ!?

が、その答えは「難し過ぎて」・・・
何も「結論」が出せないまま
「次章」へと進むしかないのである。

 

 

 

 

狂った父親!?

「お前は何年学んでも
父さんの仇すら討てない、
不出来な息子だ・・・」
抉られた両眼から
「血」を滴らせながら
博士の「父親」は宣う。

「あんなに努力しろと言ったのに、
まだまだわからぬ事が
在るのだろう?」

 

(博士の表情が一瞬凍り付く!)

 

「お前は満足しているのか、その程度で!!」

 

(父親は「杖」を
ブンと振り上げ———!?)

 

「ホント全然駄目な子だな!
だから———
あの『発火能力者』に
父さんの死んだ『幽霊屋敷』を先に
『除霊』されてしまうのだ!!」

 

(跪く博士の「背中」を
ゴッゴッと殴打する!?)

 

「がっかりだトラヴィス!
もっとできる子だと思っていたのに!」

 

バシ

バシ

 

「この『三流』め!
失望したぞトラヴィス!

期待を裏切りおって!
生まれて来なければ
良かったのだ!」

博士は「トラウマ」を突かれ
口をアングリと空け
「放心状態」となる!?

(キツイな・・・・
コレが・・・
私がナンシーに
やってきた・・・事カ・・・)

そう感じた博士の顔の
左半分に———
細かな「立方体」の
〝亀裂〟が入るのだった―――――!?

 

 

 

え!? 嘘だ!? ここで博士への「精神攻撃」が始まる!?
博士の「トラウマ」————
『全てが解明できず
父親の仇が討てなかった』事を
実の父親が攻め立てるのである!?

これには———
いくら「強い博士」でも
心が折れてしまう筈!?

そう、それが「人間」という
〈生き物〉の「性」なのだから!?

博士は果たして耐えられるのか!?
それとも〈双亡亭〉に
取り込まれてしまうのか?

この急を要する「展開」に———
読者は「次へ」と
ページを繰ること以外に
「選択肢」は与えられないのである!?

 

 

 

 

動いた博士!?

一方————

バレットとジョセフィーンの
マーグ夫妻は———

 

「わたしを置き去りにするんなら
わたしと同じにしてあげるわ!」

 

と「狂人形」が絶叫し、
右手で夫妻を掴み上げ――――

 

「熱いわよォォ!」

 

そこに炎を浴びせようと
大きく口を開く!!?

 

 

〈その時〉

 

博士は————

 

バシ!

 

父親の殴打する「杖」を
ムンズと掴み取る!?

 

「私がナンシーに
求めたモノは
まちがいデハナイ・・・・」

 

博士の顔は即座に元に戻り
その目は怒りを帯びる!?

「だがおそらク、
別のやり方が
あったのダロウ・・・」

掴んだ手に「力」が入る!?

「だからそれは私の『罪』ダ・・・
それを脳に積み込ンデ―――
死ヌまで私は走ってユク・・・」

「アンタの引いた『線』でスラ———」

 

博士は地面の『線』を
ズイと踏み越す!?

 

「軽々と越えてナ!」

 

ジャキィ!

 

「モウ、ジャマをするナ 父さん!」

 

そして右手で
「父」の頭を握り潰し―――
左手に握った「転換器」を
正面の「空間」へと振り上げる!?

 

「私はやりタイ事をやるノダ!!」

 

 

ド    キ    ュ    !    !

 

 

その博士が放った
渾身の「一撃」が———

 

バキイイィン!?

 

巨大な「メアリー人形」の右腕を
瞬時に破壊する!?

 

「なによォ、ママたちを
せっかく焼こうと思ったのにィ~~」

 

(絶叫する「魔人形」が———)

 

「・・・・!?」

 

(その目で見たのは———)

 

〝眩い光〟を放つ
マーグ夫妻の姿だった――――

 

「ジョセフィーン歌えるかね・・・」

 

キイイイイイイ・・・・

 

「ええバレット、『メアリー』と一緒にね・・・」

 

バレットはジョセフィーンを抱きかかえる。
そのジョセフィーンの両手が覆う———

お腹の部分が「光」に満ちている!?

 

「ママァ~~! パパァ~~~!!」

 

 

ボ     ン     !     !

 

 

邪悪な人形から「炎」が放たれる!?

 

――――刹那!?

 

それより遥かに大きな「火炎玉」が
ジョセフィーンから
生み放たれ—————

 

 

〝悪魔人形〟を
「跡形」もなく焼き尽くす!?

 

「残念ね・・・お人形さん。
アナタのお名前は『ジェーン』。
〝メアリー〟の抱いていた腹話術の人形。」

 

「メアリーじゃないわ・・・」

 

ゴオオオオン

 

2人の背後で〝人形〟が「大爆発」する!?

 

そして————
バレットが笑顔で「サムズアップ」する!?

それを受けた博士が
薄い笑顔で
「サムズアップ」を返すのだった―――――!!!

 

 

 

おぉ!? 勝利の〝サムズアップ〟!?  出たァ―――!?

こんなに清々しく軽やかに――――
熟年がサムズアップする「マンガ」なんて
今迄に見たことがない!? (笑)

そう強く「断言」できる程――――
ここに出て来る〝歳を重ねた大人〟達は
最高にカッコイイ!!

これぞ困難を乗り越えた者だけが
醸し出す〝いぶし銀の魅力〟と言っても
「過言」ではないダロウ!!

この満足感を心に留めて
「最終章」へと歩を進めよう。

 

 

 

 

戻った博士と夫妻!?

〈双亡亭〉の廊下の片隅————

「壁」に凭れる博士と
ジョセフィーンを庇い抱き
前へと屈んだバレットが見える。

 

そう、全ては終わったのだ―――

 

ただ・・・
いつもと違うのは・・・
みんなボロボロで
息が上がっているという事————

 

「まさカ・・・
戻レル・・・とはナ・・・」
バレットが息も絶え絶えに呟く。

「シカシ・・・
もうひとつも動けン・・・」
博士が辛うじて答える。

「・・・ああ・・・願ワクバ・・・」

力尽きたバレットは
前へ頽れ———

 

ゴトッ

 

額を「床」へとぶつける!?

 

(タコハ・・・
カエリクロ・・・・

泥努のトコロへ
行き着いテクレ!!)

そんな強い「願い」を
〈仲間〉へと託しながら————

3人はしばしの
「眠り」につくのだった―――――――!?

 

 

 

 

「よくやった! ホントお疲れ様でした!!」
今は「この言葉」しか出てこない――――

それだけ3人は
「精根尽き果てた状態」で
一歩も動けないのだ・・・!?

が! 「心」はみんなと共にある!!

そう、例え体が動かなくても
この3人の「心」は
タコハ達と一緒に
「前」へ!
「泥努」へと
ただ只管に「歩み続ける」のである!

 

 

 

双亡亭壊すべし182回の感想

今週の「双亡亭壊すべし」は———
アウグスト博士、バレット、ジョセフィーンの
「3人の戦い」が————
圧倒的な迫力で一気に最後まで描かれる!?

特に今回は———
果てしない「精神攻撃」を
跳ねのけた3人の「強い絆」が
力強く描写されており———

この3人のうちの誰一人が欠けても・・・
(ま! 一番の功労者は勿論アウグスト博士なのだが!)

今回のこの————
「全員で無事に『絵』の中から帰還する」という
最もベストな
この「結果」は得られなかったに違いない!

 

にしても・・・してもである!!

よくぞみんな自分の「トラウマ」を打ち破った!!

特に「博士」の場合は
自分の心が受けた「苦痛」を
科学者らしく即座に「ナンシー」に変換する事で
この状況を「冷静」に俯瞰し、
自分の「心」をじっくりと「分析」したからこそ

『心の隙』をシッカリ閉じて
「取り込まれる」ことを防げたに違いない!!

 

バレットとナンシーも
そんな「博士」にインスパイアされて———
自分の「最奥」へとダイブした結果

それぞれが新たな「生きる希望」を胸に得、
その瞬間に「心の隙」が消滅し
元の「世界」へと帰還できたのだ!!

そう、3人とも見事に「心の傷」を乗り越え
自分なりに「修復」し、
失意のどん底から
もう一度「生きる決意」を新たにする!!

 

この「双亡亭壊すべし」は————

言い換えれば————
人生最大の「トラウマ」を乗り越えた人々の
「再生」と「新たな人生の始まり」の物語でもあるのだ!!

それを「念頭」に置いて
これからも最後まで
ジックリとこの「物語」と向き合って行こうと
改めて「決意」を新たにした次第である!!!

 

 

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