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双亡亭壊すべし【ネタバレ】第181回「絵の中の科学者」感想!

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双亡亭壊すべし【ネタバレ】181回

〈双亡亭〉に突如として現れた
〈亡き娘〝メアリー〟〉の「肖像画」を見た瞬間————

バレットとジョセフィーンのマーグ夫妻は
一気に『絵』の中へと取り込まれ
そこで〈侵略者〉達の「精神攻撃」を受けてしまう。

あと少しで〈亡者〉となる2人だったが
そこにアウグスト博士が『乱入』し————

1人だけなら
〈亡者〉になる前に殺すことができ、
何方を殺してほしいかの「選択」を迫る!?

夫妻は———
生きてても仕方がないと
お互いに譲り合う。

2人は「娘」の死で
自分自身を責め
それぞが「生きる目的と意味」を
見失っていたのだ・・・

埒の明かない2人に
博士は今までの自分の「生き様」を語り

全ての哀しみを乗り越えた先に———

「生きている者は
死んだ者のタメに
何かができる筈だ」と一喝する!

 

刹那!

 

取り込まれかけた2人の体が「修復」され・・・
激しい「閃光」を放つ!?

と!

〈侵略者〉達は爆発し————
その中から元の姿に戻った
夫妻が現れる。

そして
ジョセフィーンは
博士を覆いつくそうとしていた
〈侵略者〉達を「火炎玉」で吹き飛ばす!?

 

「フン手間のかかるクソセレブだ!」

そう言う博士の顔には
「薄い笑み」が浮かぶのだった―――――!?

 

 

 

 

究極の「選択」!?

〈双亡亭〉の『絵』に取り込まれた
バレットとジョセフィーン!?

その後を追って自ら『絵』の中へ飛び込んだ
アウグスト博士は———

2人が〈双亡亭〉に
心を取り込まれようとしている「光景」を
目の当たりにする!?

 

「私もこんなところには来たくなかっワ・・・
でも、そっちのカミさんに
『私達夫婦を殺してクレ』と
頼まれたからナ・・・」

アウグスト博士が「転換器」を
構えながら言う。

 

「ソウカ・・・
ナラ・・・早くしてクレタマエ。」

体中が細かい「立方体」に分裂した
バレットが懇願する。

 

「ああ・・・そうしテやりたいガ、
生憎この『転換器』は壊れかけデナ。」

「アト一発しか『放電』できナイ・・・

だから———

〝連れ合い〟と〝キサマ〟の
どちらか1人しか殺せナイのダ。」

 

その瞬間も———
〈侵略者〉達は
2人の「心の亀裂」に入りこもうと
獰猛に襲い来る!?

 

「サア、選べバレット!
あまり時間はナイぞ!!」

 

博士は2人にそう叫ぶのだった――――!?

 

 

 

 

バレットとジョセフィーンに危機が迫る!?
そんな怒涛の「展開」で幕を開ける「双亡亭壊すべし」――――!?

2人を〈侵入者〉から助けようと
『絵』の中に飛び込んだ博士から予想外の言葉が飛ぶ!?

それは――——
この状況からたった一人しか「解放」できない・・・
つまり「一人しか殺せない」という意味だった。

とすると・・・あとの一人は・・・
必然的に〈亡者〉になってしまうということ!?

この究極の「選択」を突き付けられた
バレットとジョセフィーンは
一体どんな「答え」を出すのか?

バレットは
「妻を救え」というに違いないが・・・

心を病むジョセフィーンは
どんなリアクションを見せるのだろう?

固唾を飲んで
「次章」へと突き進もう。

 

 

 

 

人生の「目的」!?

「それなら妻を・・・
ジョセフィーンを
殺してやってクレ!」

バレットが叫ぶ!

「彼女はメアリーを喪って
誰よりも傷ついタ!

そして——

『精神』が壊れてモ・・・
苦しみ続けてイル・・・

一刻も早く
彼女を『解放』してやってクレエ!!」

 

ビュビュ

 

「菱形」の頭を持つ
〝蛇〟の様な〈侵略者〉達が
ジョセフィーンの「亀裂」へと
雪崩れ込む!?

が!?

 

「ダメよォ! バレット~~!!」

 

バクン

 

彼女の心が一瞬で「亀裂」を修復し
〈侵入者〉の侵入を防ぐ!?

 

(ここにきて「正気」を取り戻したのだ!)

 

「彼はメアリーが死んだ事を
全部自分のせいにシテいる!?

だから———
バッレトこそ、
苦しみから解き放って
あげたいの~~!!」

 

「私はイイ、アウグスト!!」 バレットが叫ぶ!

 

バクン

 

そのジョセフィーンの言葉を聞いた
バレットの「亀裂」も瞬時に修復する!!

 

「妻を・・・妻を・・・!?」

 

「バッレト!
こんな『目的』もない
『虚しい人生』から降りるなら———
必ず一緒って
約束した筈でショ!??」

ジョセフィーンが絶叫する!?

(もうそこには且つての
「心を壊した」彼女の姿はなかった!!)

 

「やっぱり決められんな!
このクソセレブが!!」

(博士が嘲る!?)

「娘を亡くした自分達の
人生の去就すら〝人頼み〟か、
全く情けナイ!」

 

(博士が床に両膝を着く
彼ももう「限界」なのだ!?)

 

「人生に『目的』がないだと!?
キサマらはそう嘆くのだな・・・バカメ!」

 

(博士は叫び続ける!?)

 

「なぜそんなヒドイ事を言うの・・・トラヴィス!」
ジョセフィーンが苦痛に歪む。

 

「いいか・・・話してヤル。
私は血縁を2人も失った・・・」

 

そして博士は
今迄の自分に起こった事を
淡々と語り始めるのだった――――!?

 

 

 

 

うわぁ!?
ギリギリで2人の体の「亀裂」が修復される!?

お互いを「思い遣る気持ち」が
ジョセフィーンを「正気」へと戻し、
〈侵略者〉の侵入を防いだのだ!

ここで2人の
娘を死なせた「トラウマ」や「罪悪感」が
如何に根深いモノかが窺い知れる。

そう、人間誰しも
「能天気」に「楽観的」に
生きているのでない事を
強く実感させられるのである。

 

 

 

 

生きる「力」!?

「1人は父親・・・
子供の頃———
アイオワの『幽霊屋敷』で失踪した・・・

2人目は・・・
さっき私がこの手殺した娘ダ・・・」

 

「それは——
この年齢になってもキツい事ダ・・・」

(博士は暫く言葉を噤む―――)

「どんな事があっても・・・
私の体は年老いて行く・・・

私は親父を亡くした時、
悲しくて死にそうだッタ・・・

何日もメシが喉を通らず
繰り返し『えずき』・・・
ガリガリに痩せテ
死ぬところだっタノダ。

デモな・・・

なんとか踏み止まっタ。」

「その『幽霊屋敷』への
憎しみにヨッテな!」

(博士は吐き捨てる)

「『必ず〈家〉の謎を解明して
父の復讐をしてやる!』
―――ということが・・・
子供の私の『生きる支え』になったノダ。

そして私は———
『心霊研究者』になった・・・。」

「私の人生の『目的』は———
父を行方不明にして殺害した
『ウエルドン館』の研究。

そして———
最終的な『除霊』。

それが私の『支え』で・・・
『目的』だったノダ・・・」

「ところがナ・・・」

(博士は皮肉な笑みを浮かべる――――)

「その頃、
私のその『目的』はとっくに
果たされてイタ・・・

どこぞの
強大な『超能力』を持ツ夫妻が
不動産屋の依頼を受ケテ———
『館』を焼き尽くしてしまってイタ・・・」

 

「『ウエルドン館』・・・」
「あの・・・小っぽけな・・・家・・・」
夫妻はすぐさま思い出す。

「そんナ・・・
じゃあ私達が・・・」
「アナタの『目的』を・・・」
2人は驚愕する。

「まあ・・・腹も立たなかったサ・・・
全ては準備が遅かっタ私のせいダ・・・」

(そして
博士の目に優しさが浮かぶ)

「その時にはナンシーがいタ・・・
分娩後に疾患で亡くなったカミさんに代わって
私が育てねばならなカッタカラナ・・・

こうして私は
新たな『目的』を持った。

ナンシーを立派に育て上げるという『目的』を—————

ナンシーは優秀だった。
『学者』を目指すと言った彼女に
私は喜んだ。

私はナンシーに
厳しく教育を施し
『研究者』にしようとしたが—————

いつの間にか
『深い溝』ができていた・・・

そして———

先程・・・
私が・・・殺してしっまっタ・・・」

(博士の顔に『憂い』が浮かぶ)

「キサマ達は———
『目的』がナイので苦しい・・・
死にたいという・・・

ダガ・・・
腹はへるし排泄もする・・・

この私がどんな気持ちでも
『老化』が進んでいくようニナ。

『新陳代謝』も『血液の循環』も
決して止まりはセン。

どれほど悲しく辛い『精神状態』でも・・・
身体はいつだって
『電気信号』を神経細胞に送って
脳に判断をあおぐシ・・・

体温、血圧、免疫、創傷の修復等の
『恒常性』(ホメオスタシス)を
実行し続けるノダ・・・」

(ここで博士は2人を見据える。)

「バレット、ジョセフィーン。
私はずっと『科学者』だったカラ・・・
キサマ達の事などはワカラン・・・

当然その悲しみを
理解するつもりもナイ。

だがな―――

長年の『心霊研究』の結果・・・
わかった事を教えてヤル。」

 

(博士は二人を厳しく睨む)

 

「それは———
『人間の生体は存在しようとしてイル』
というコトダ。

どんなに心に『重い荷物』を積み込もうが、
カラダは生きたガッテいるのダ。」

 

(博士は声を荒げる!)

 

「そしてそれが『死者』との違いダ!
生者は死者よりも強いのダ!!

キサマ達は『目的』がないカラ
死にたいと言ったが・・・
『目的』なんぞ何回なくなったって
私は死なン。」

「何かをやりたいと思う私が
まだ生きておるカラナ!!

そうだナ! 今は『肉』が食べたいゾ!!

そして・・・

『あの世』の存在は疑わしいが、
もしも『あの世』へ行ったら・・・

ナンシーや父親に
たっぷり私の〈土産話〉を
聞かせてやるワ!!」

 

(博士は『不敵な笑み』を浮かべる)

 

「喜ばナイかもしれないガナ!
『生きている者』は『死んだ者』のタメに、
まだ何かできるハズなのダ!!」

 

と!?

 

見る間に
無数の〈侵略者〉達が博士を覆う!!

 

「・・・クソ。
キサマ達はが、どっちが死ヌか
決めナイカラ・・・
とんだ無駄話をしてしまっタ・・・」

(博士の顔が襲い来る
〈侵略者〉達の中に埋没する!?)

 

「キサマ達・・・死んだ娘に・・・
〈みやげ話〉は・・・
たっぷり持っタンダロ・・・ウナ・・・」

 

「ジョセフィーン・・・」
「バレット・・・」
博士の『魂の言葉』を聞いた
バレットとジョセフィーンは

 

〈侵略者〉達にボール状に
に埋め尽くされた状態から———

お互いに「手」を伸ばし・・・
強く握り締めるのだった――――――!?

 

 

 

 

ここでアウグスト博士の心情が吐露される!

そう!! 彼も一人の子供、一人の人間であり
様々な「悲しみ」と「挫折」を味わい————
たくさんの「生きる目的」を失いながらも

それを乗り越え・・・

「今自分が『できる事』をする!?」
そう—————
「明日に向かって」必死に藻掻いているのだ!?

この心の叫びがバレットとジョセフィーンに
響かない訳がない!

そう、ここに—————
「博士の心」と「2人の心」が
真に通い合う瞬間が生まれたのである!?

 

 

 

 

心の闇からの「脱出」!?

 

キィィィィン!?

 

2人の体を球体状に覆っていた
〈侵略者〉達に「亀裂」が走り————

 

ドオン

 

一気に「爆発」する!?

 

と!?

 

その中から
元の姿に戻った
バレットとジョセフィーンが現れる!

 

「『肉』か・・・
私もアノ若者と・・・『肉』を
食べテ・・・ミタイ・・・」

「私もよ・・・バレット・・・
だって・・・
カラダが生きてるから・・・」

「そうでしょトラヴィス?」

ジョセフィーンは
そう言うや否や―――

 

ギャパ

 

『火の玉』を放ち
博士を覆い尽くす〈侵略者〉達の
全てを焼き尽くす!?

 

「手間のかかル・・・クソセレブめ。」

 

博士は「笑み」を浮かべて
満足そうに呟くのだった――――—!?

 

 

 

 

おぉ!? やった!?
博士の言葉が夫妻の「心」を復活させる!!

2人は「心の闇」から抜け出し
現実の〝こちら側〟に———
力を合わせて「真の生きる意味」へと————
到達したのだ!?

そして2人は〈侵入者〉を一気に蹴散らす!

こうなったら夫妻は強いぞ!?

さあ! 反撃開始だ!!

 

が・・・この続きは「来週」で!?
という事なのである。

 

 

 

 

双亡亭壊すべし181回の感想

今週の「双亡亭壊すべし」は————

前回に引き続き
「『絵』に取り込まれた夫妻と
助けに入ったアウグスト博士」のその後が

博士の「回想」と「心情の吐露」を交えて
「丁寧」に且つ、「熱く」描かれる————!!

 

そして今回「目玉」となるのが
〝アウグスト博士の超良い人説〟だろう!? (笑)

今迄は何方かというと・・・
「偏屈」で「プライド」が高く、
いつも「憎まれ口」を叩き

全く協調性が無い
ある意味「ヒール」的な
描かれ方をしていた博士だが————

今回その「概念」が見事に覆される!?

生きる「目的」を失った夫妻に
「人生の真の意味」を諭し
「未来」へと導くのだ!?

そして———
この命を懸けた「魂の叫び」に応えて
夫妻は見事に「復活」するのである!

博士って実は―――
こんなに『熱い人』だったんだ!?

普段の態度や憎まれ口は
自分の「本当の姿」を隠すためのモノ・・・
もくはその「裏返し」だったのだ!?

 

ここにきて
レギュラー・キャラの
新たな「素顔」や「魅力」を
こんなにもドラマチックに垣間見せてくれる――――

そんな藤田先生の「演出」に———
今回さらに惚れ直した次第である!?

 

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