最新話のネタバレ・感想

双亡亭壊すべし【ネタバレ】第177回「爆破阻止行動」感想!

更新日:

双亡亭壊すべし【ネタバレ】177回

青一は2体の怪物を相手に死闘を繰り広げる。
が、そんな青一の頭の中に
「緑朗の声」が響き渡る!?

それは緑朗と青一の間に芽生えた
「テレパシー能力」であった!?

青一と緑朗はお互いの「戦いの記憶」を送り合う。

そこから〈ヒント〉を得た青一は
緑朗の「応援」を受けて
改めて2体の怪物へと向かって行くのだった――――!?

 

一方、宿木を中心とした「第一班」は———
宿木の元部下の亡者〝森田〟と、
その足下に高く積まれた「爆弾」に足止めされていた。

森田は爆弾の「発火装置」を手に
一緒に爆発しようと迫る。

銃で倒せない事を悟った宿木は
森田になぜ〈亡者〉になったのかを問う。

それに答える森田。

が、その会話は———
鬼離田琴代の「式神」を出すための時間稼ぎだった。

琴代の「式神」が森田の右親指を食い千切る!
それと共に懐に飛び込んだ宿木が
森田の右腕をナイフで切断し、
「発火装置」を奪う事に成功する!
が、宿木は森田の放った銃弾に倒れてしまう・・・!?

その直後―――
森田の顔から右手がにゅっと生え出る。
森田はホントの「右腕」を
「顔」の中に隠していたのだ!?

「ではさようなら、皆さん。」

森田は不敵な笑みを浮かべ
「発火装置」に親指を当てるのだった――――!?

 

 

 

 

2人の絆

青一は2体の怪物を相手に苦戦していた。

その怪物達は———
頭が2つあり、鋭い「嘴」を持つ怪物は「2番」、
一つ目で触手が生えた怪物は「3番」と呼ばれていた。

「『ニバン』・・・コイツ ノ カラダ
ボクノ ドリル ハジク。

『サンバン』ハ・・・セナカ ミセルト
カナラズ カラミ ツイテクル。」

青一は戦いながら思考する。

「ドウシタラ コイツラヲ
ヤッツケラレル・・・!?」

 

――――と!?

 

「どうしたの、青一君?」

 

「!?」

 

突然、緑朗の声が———
青一の頭の中に響き渡る!?

 

青一がピクンと背筋を伸ばして
天を見上げる!?

 

「ラクロ・・・? ブジナノ?」

 

「うん! 今廊下の真ン中あたり。
青一君の声がテレパシーで聞こえたよ!」

 

「ボク イマ 〝カイジュー〟 ト
タタカッテルノ・・・
デモ コイツラ ツヨイノ!」

青一は今までの戦いを脳裏に映して
緑朗へと送る―――!?

 

緑朗は遥か彼方を見据える。

 

(視える、視えるよ・・・
青一君の記憶・・・)

 

「・・・・」

 

緑朗の目に「力」が籠る!?

 

「じゃ、青一君・・・
僕の記憶も視て。」

 

「残花さんが———
さっきどう戦ったかを思い出すから
テレパシーで視てみて!?」

 

こんどは緑朗が「残花の戦い」を
頭に思い浮かべる。

 

「ミエルヨ ラクロ・・・」

 

青一は———
送られてきた緑朗の「記憶」を視る。

「伝わった?」 緑朗が心を込めて叫ぶ!
「負けないで青一君!」

 

「ウン ラクロ・・・」
青一の目に新たな闘志が漲る!?

 

「ヤッテミル!!」

 

青一はそう言うと
敢然と
怪物の元へと
向かって行くのだった――――!?

 

 

 

おぉ!?  怪物達に押されていた青一が一気に息を吹き返す!?
緑朗との強い「絆」が〝テレパシー〟を発動し
お互いの「戦いの記憶」を交換したのだ!?

お互いが心の中で励まし合い、
お互いがエールを送り
そしてその中から戦いのヒントを得る!?

こんなに素敵な「戦い方」が且つてあったろうか!?
これは見ているだけで感動モノである!

そして青一は緑朗の記憶から
どんな「答え」を見出したのだろうか!?

が! 今はまだその「答え」は明かされないのである。

 

 

 

 

「宿木」v.s.「森田」

一方、宿木をリーダーとした
〈双亡亭潜入部隊〉「第一班」は————

〈亡者〉と化した宿木の元部下である「森田」と
その足下にある夥しい数の「爆弾」に
行く手を阻まれていた!?

「爆弾」が積みあがった山の上で
森田が平然と宿木達を見下ろす。

「宿木さぁん、
このたっぷりの『C-4爆弾』の山と、
私が改造した『発火装置』を
見てくださいよォ。」

森田は両手を上げる。

「スゴイでしょォ。
このボタンを———
『カチリ』と押すだけで・・・
充電された電流が
電気コードを伝わって
この爆弾の山が———」

「どか―――ん!」

「あはははは!」

「ねぇ、楽しいでしょう?
皆さん私と一緒に
天高く吹き飛びましょうねぇ・・・」

 

タタタタタ・・・

 

そんな森田の顔に
無数の「穴」が開く!?

 

「そうはさせるか! 森田ァ!!」

 

タタタタタタタン!?

 

宿木の「連射銃」が勢いよく火を放つ!?

 

―――と!?

 

キュウウ・・・

 

森田の顔面の「穴」が・・・
悉く治って行く———。

 

「あはは・・・ダメですよォ。
『銃』からの弾になんて
私は当たりませんよォ。」

森田が不敵に微笑む。

 

「どうやらそのようだな・・・
我々は負けたよだ・・・」

 

ガシャ

 

宿木が「銃」を床へ投げ捨てる。

 

「なァ森田・・・」

 

ジィィ・・・

 

宿木は森田に語りかけながら———
「防弾ベスト」のジッパーを下ろす。

「ただ最期に・・・
ひとつだけ教えてくれ・・・」

宿木は続ける。

「優秀な情報担当官の貴様が
何故『侵略者』どもに
乗っ取られてしまったのだ・・・?」

「へええ、
人間は死ぬ前にヘンなコトが
気になるんですねええ。」

森田が答える。

「『絵』に引きずり込まれた時にね、
イヤな自分を見せられましてね。
そしたらね・・・
私の心がバラバラになったんです。」

「それは大変だったろう・・・
奴らの『精神攻撃』・・・
どんな気持ちだった?」

宿木が重ねて問う。

「きっと最悪だったろう・・・」

 

「一体何を言ってるの、宿木さん・・・」
緑朗が宿木の様子に戸惑う。

 

――――そして緑朗はハッと気づく!?

 

(宿木さんスゴイ汗かいてる・・・!?)

 

森田が口を開く。
「いいええ、宿木サン・・・
ヤツらが私の中に入って来た時――」

ここで森田はニンマリ笑う。

「私、気持ち良かったんですよォ。」

 

微かな〝囁き声〟が後ろから聞こえ・・・
緑朗はクルリと振り返る!?

 

と!?

 

それは———

鬼離田琴代の口から流れ出る
「印」を切る言葉だった!?

 

(そうか・・・)

ここで緑朗は思い至る!?

(宿木さんは、この時間を稼ぐために・・・!?)

 

「来たりませ、『くるみ割り童子』!?」

 

キュン!?

 

琴代の
「印」を結んだ手元から———

歯を剥き出しにした「童子」が
恐ろしいスピードで飛び出すのだった――――!?

 

 

 

なんと! 宿木達の前に次なる「刺客」————
〈亡者〉の森田が爆弾と共に立ちはだかる!?

宿木は只の人間だけに
「銃」が効かない〈亡者〉をどう倒すのか?
と思いきや―――

成る程!?
ここで鬼離田琴代の「童子」を利用するとは!?

この事柄だけでも———
宿木が戦い慣れした「強者」であることが伺い知れる!

流石! 宿木!?
このまま森田を打倒せ!?

明るい希望を胸に「次章」へとページを繰ろう。

 

 

 

逆転!?

「ぬうう!!」
「式神」を目の前にした森田が唸る。

「私の気を逸らそうとしたな~!?」

 

ガシャ!

 

森田の右親指が「発火装置」を押しにかかる!?

 

が!?

 

ガリ・・・

 

「くるみ割り童子」の口が
右親指の先を捉え―――

 

ブチィッ!?

 

スイッチに触れる寸前に食い千切る!?

 

「ちイイ~!?」

 

「やった!
これでもう『爆弾』のボタンは
押せないよ!!」

「後はこの隙にヤドさんが・・・」

緑朗と琴代が揃って声を上げる!

 

(あの男の「発火装置」から、
他の爆弾に繋がっている電気コードを切れば・・・)
宿木は森田へと走りながら「思考」を巡らせる!!

 

「き・・・汚いっスねええ・・・
宿木さん!?」

 

森田は不敵な笑みを浮かべると————

 

ビュルン

 

左腕をゴムの様に伸ばして
突っ込んでくる宿木を薙ぎ払う!?

 

ゴロゴロロ・・・

 

宿木は床を回転しながら

 

ギャ

 

左膝をつき
右手にナイフを構え
腰を屈めた「臨戦態勢」で起き上がる!?

 

「何とでも言え!
私は国民を護るためなら
なんだってする!!」

 

刹那!?

 

森田の右手に突進する!?

 

「なら汚い殺し方をしてあげるよォー!」
森田の左手には———
いつの間にか「銃」が握られていた!?

 

バン

バン

 

2発の銃弾が
宿木の体に容赦なく穴をあける!?

 

「ヤドさん!」

緑朗と琴代が悲鳴を上げるのだった――――!?

 

 

 

 

よし! いいぞ!? 琴代の「童子」が指を食い千切る!
これぞ千載一遇のチャンス!?

そのまま一気に「発火装置」を奪え!?

宿木が低い体勢から渾身のアタックを見せる!?

このシーン・・・
宿木に〝黄ノ下残花〟が乗り移ったようで
滅茶苦茶カッコイイ!?

が! 森田の手には「銃」が!?

撃たれた宿木はどうなってしまうのか!?

この勢いのまま
「最終章」へと突き進もう!?

 

 

 

 

では、さようなら!

 

その場の全員が銃声に強張る!?

 

「!?」

 

――――が!

穴が開いたのは
宿木が脱ぎ捨てた「防弾ベスト」だった!?

 

宿木はしなやかに
森田の懐に潜り込み―――

左手で森田の右前腕を掴み・・・

 

ゴリ!

 

右手の「大型ナイフ」で

 

ゴリゴリゴリ・・・

 

森田の右肘から下を———

 

ブ     ツ    !   ?

 

ものの見事に切断する!?

 

この宿木の捨て身の「作戦」が成功した!?

 

―――かに思われた瞬間!?

 

ばん

ばん

 

森田の「銃」が火を吹く!?

 

その銃弾は
宿木の左肩と
右わき腹に「穴」をあける!?

宿木は堪らず
森田の後ろへ仰向けに倒れ込む!?

 

「や・・・宿木さん!」
その場の全員が固まる!?

 

と、そこに———

 

「電気コードを腕ごと切ったと思いましたァ?」

 

森田の声が響き渡る。

 

「うふふふ、ざぁんねん!?」

「ホントはこっちぃ。」

そう言いながら宿木へと振り向いた
森田の顔の左半分から———

 

にゆ・・・

 

右手首が生えて飛び出す。
その手には「発火装置」が握られている。

 

「では、さようなら・・・
みなさ―――ん。」

 

森田はそう言いながら
顔から飛び出でた右手の親指を
「発火装置」のボタンへ当てるのだった――――!?

 

 

 

やった!  撃たれたと思った宿木が窮地を脱し、
上手いこと「右腕」を切断した!?
―――と思った瞬間、信じられない事が起こる!?

森田の「右手」が顔の中から出てきたのだ!?

そう、相手は「人間」ではなかったのだ!?
〈双亡亭〉に取り込まれた「亡者」なのだ!?

だから・・・何が起ころうとも何の不思議もない!?

「くそう! ぬかった!?」と叫んでいる読者が
全国各地に山のようにいるのが目に浮かぶ。

これぞ急転直下! 絶対絶命!?

宿木は銃弾で倒れ
「発火装置」は今にも押されようとされている!?

この先の〈第一班〉の運命や如何に!?

が、この続きは「次回」へと持ち超されるのである!?

 

 

 

 

双亡亭壊すべし177回の感想

今週の「双亡亭壊すべし」は————
「青一と怪物との戦い」と「亡者〝森田〟の登場」が
順を追ってテンポ良く描かれる!?

その中でも特に今回は
「宿木と森田の戦い」に焦点が当てられる!

この「双亡亭壊すべし」では———
【〈亡者〉と化した家族や因縁の相手との戦い】が
繰り返し繰り返し描かれるが
今回はその〝宿木ヴァージョン〟とも言えるだろう!

宿木の場合は
部隊の上官と部下という関係で
それ程深い間柄でもないのだが・・・

この上下関係が———
上官の話に付き合ってしまう部下という
「伏線」に見事に生かされているのである。

そして今回特に凄いのが
小気味の良い「どんでん返し」が繰り返される
中盤からラストへ向けての怒涛の展開だろう!

1.森田には「銃」が効かない。
2.宿木は降参して、森田と会話する。
3.が、それは鬼離田琴代が「童子」を出すための時間稼ぎで
4.出された「童子」が森田の指を食い千切る。
5.それと同時に森田に突っ込んだ宿木が銃弾を喰らう
6.が、それは宿木が脱ぎ捨てた「防弾ベスト」で————
7.宿木は森田の右腕を切断し、「発火装置」の奪取に成功する。
8.しかし・・・宿木は森田の放った「銃弾」に倒れ・・・
9.本当の右腕は森田の「顔」の中に隠されており―――—
10.森田はとうとう「発火装置」のスイッチに親指をかける!?

これだけの多くの事柄が————
たった10ページの間に目まぐるしく展開されるのだ!!

これは「単純計算」で、1ページに1回の割合で
「どんでん返し」が起こっているという事で・・・
これは全くもって信じられない!?

この眩暈を伴うような
足下を崩され続ける超不安定な「体験」は————
「双亡亭壊すべし」でなければ味わえない!?

この事を声を大にして叫び
今回のレヴュー記事を終わろうと思う。

電子書籍マンガおすすめ♪

大人気の漫画サービスです!

メジャーな作品はほとんど配信されていますが、その他配信作品はサービスによって違います。

あなたの読みたい漫画が配信されているのかどうかは、公式サイトをチェックしておきましょう♪

eBookJapan(イーブックジャパン)

-最新話のネタバレ・感想
-,

Copyright© 無料マンガ別冊GEKIコミック , 2020 All Rights Reserved.