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双亡亭壊すべし【ネタバレ】第176回「青一対個体型侵略者」感想!

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双亡亭壊すべし【ネタバレ】176回

揺るぎない信念と必殺の剣技で
亡者〝井郷照清〟を倒した黄ノ下残花。

が、限界を越えていた残花はその場に頽れる。

「ここに置いて先に行け」
という残花に向かって———
「必ず回復して追いかけてきて」と、
その場の全員が
優しく温かな声をかけるのであった。

宿木たちは先へと進むため
薄暗い廊下へと足を踏み入れる。

と! そこに待ち構えていたのは
宿木の元部下の亡者「森田」で
その男の周りには所狭しと
爆弾が置かれているのだった!?

 

その頃————
〈双亡亭〉の外では————
青一が2匹の〝怪物〟と戦っていた。
その2匹は〝頭が2つある嘴を持った怪物〟と
〝巨大な眼球から無数の触手が生えた怪物〟で———

この2が匹が連携して攻撃を繰り出すため
青一は思わぬ苦戦を強いられる。

が! その顔に決意を宿した青一は

「ロクロウ、ヤッテミル!!」

心の中でそう叫ぶと
猛然と怪物達へ
向かって行くのだった—————!?

 

 

 

 

傷だらけの勝利

〝黄ノ下残花〟少尉の「必殺の剣技」が
亡者〝井郷照清〟を一刀両断する!?

「井郷・・・
己の謝った指揮については
後の世で詫びる。」

残花が静かに語りかける。

「先に行って、
待機して居よ・・・・」

両断された井郷の顔が
亡者から——
人間の表情へと変化する!?

「・・・御武運・・・を・・・」

その顔に優しさを満たしながら
井郷照清はこの世から去って行くのだった――――!?

 

ぐらっ・・・

 

刹那———

残花がその場に頽れる!?

「少尉! しっかりしてください!!」
宿木が助け起こす!?

「大丈夫!?
残花さん、ギリギリの体力で
戦ってたんだよ!」 緑朗が叫ぶ!

「出血は止まっているようだ!」
宿木が傷の具合を診る。

「こんなモノで悪いが
これを包帯代わりに!」
鬼離田琴代が
着物の衿下の部分を
ビリビリと裂き千切る。

「それにしても・・・
自分の体に穴をあけて
弾丸をやり過ごすような奴らが・・・
なんでただの『刀』で
やられたんじゃろうか・・・?」

琴代が疑問を口にする。

「刀の来るところを避けるくらい
できそうなモノじゃがな。」

 

「鉄砲の弾は真っ直ぐに飛んで来るでしょ・・・」

緑朗がその疑問に答える。

「銃口の向きの予測はつきやすいけど・・・
『残花さんの刀』は———
ものスゴく『軌道』と『速さ』が
変わるんだって・・・」

「そうか・・・
体の変形が
追いつかなかったのじゃなぁ・・・」

琴代が納得する。

「お主、そんなコトも解るのか・・・
小さいのに凄いもんじゃのう。」

 

「そんな・・・」
緑朗は畏まる。
「僕なんて、
ほんの一部分わかるだけで・・・」

「!?」

「ん、どうした?」
言葉の途中で固まる緑朗に
琴代がそう問いかけるのだった――――――!?

 

 

 

やったね!!  残花が井郷照清を完全に撃破する!!
が、やはり残花もギリギリだったのだ・・・

それにしても・・・
こんなに弱っている黄ノ下残花は見たことがない!

今回はそれだけ熾烈な戦いだったこと・・・
魂を削る戦いだったことが
このことから伺い知ることができるのだ!

 

そしてやはり気になるのは
会話の途中で固まった緑朗の反応だろう!?

いったい緑朗は何に気付き
何に思い至ったのだろうか?

今その答えは分からない。
が、またいずれ近いうちに
明らかにされるだろう。

 

 

 

 

宿木の想い

「申し訳ない・・・宿木中尉・・・
もう・・・動けません・・・」
残花は息も絶え絶えに言う・・・
「自分を・・・置いて・・・先へ・・・」

「貴方をここに
置いてなどいけない!?」
宿木が激しく拒否する。

「一刻を・・争います・・・
どうか・・・」
残花の目は疲れ切っている。

宿木が少尉を見つめる。

「少尉・・・
このような話・・・
今はご理解いただけないかも
しれませんが・・・

私は少尉の部下だった―――
〝宿木善一〟曹長の孫にあたる者です。」

「宿木・・・善一・・・」
残花はゆっくりと思考する。

「祖父からの話で
『黄ノ下少尉』の事をいつも聞き・・・
尊敬しておりました。」

宿木は続ける。

「この〈双亡亭〉の
不可思議な時間の流れによって
お目にかかれ・・・

そして・・・

想像通りの方と共に
『作戦行動』ができた事を———
とても光栄に思います。」

宿木は顔を赤らめながら
そう告白するのだった。

 

「・・・成程・・・」

(残花は宿木を見つめ――)

「目元が奴に・・・
そっくりだ・・・」

(目に優しい笑みを零す。)

「奴は息災・・・
だったのだな・・・」

そう呟く残花に————

 

ば  さ

 

緑朗がマントを被せる。

「このマントを着て・・・
また・・・助けに来てね・・・」

「お主も———
〝坂巻泥努〟に会うのじゃろ・・・
早くの。」琴代が勇気づける。

 

「・・・応・・・」 残花は俯く。

 

「では・・・先行いたします!!」

 

宿木は心を込めて
黄ノ下少尉に敬礼するのであった————!?

 

 

 

おぉ・・・!!  みんなの熱い想いが胸に伝わる!?
命を懸けた戦いを終え、動けなくなり
自分を置いて行くようにと言う残花に・・・
仲間達がそれぞれの自分の〝想い〟を素直に伝える!

その中でも一番印象的なのが「宿木中尉」だろう!
おじい様から聞かされていた残花への想い、
今まで一緒に行動してきた事への想い、
その揺るぎない信念と軍人として尊敬する想い、

これら全ての思いを———
宿木が顔を赤らめて吐露するのだ!?

こんなに宿木の———
「女前」のカッコよさが光るエピソードは

この「双亡亭壊すべし」の中でも
今までなかったモノだろう!

そう、ここで宿木は・・・
魅力に溢れ、誰もが共感できる
真の意味での「リーダー」となったのである!

 

 

 

 

闇に蠢く者

宿木達は扉を開けて

「廊下」へと足を踏み出す!?

 

―――と!?

 

光が殆ど差さない
薄暗い廊下の先で———

 

ゴトゴトト・・・

 

大きな物音が響く!?

 

人影がチラリと見える!?

 

「誰かいる!?」
緑朗が奥を指差す!?

「何かいっぱい引きずってるよ・・・」
琴代が指摘する。

 

「!!」

 

宿木が引きずられている物体を注視し———

「コンポジションC4爆薬・・・・!?」

声を荒げる―――!?

「こ、これは———
『第一次〈双亡亭〉破壊作戦』の
爆破部隊が携帯していた炸薬!!」

 

と・・・

 

廊下の奥の「人影」の動きが止まる。

 

「あれェ・・・」

 

(その人影が
ゆっくりと振り返る―――)

 

「宿木隊長ォ・・・
待ってたんですよォ・・・」

(その笑顔は狂気に歪む。)

「この『バクダン』、
他の隊員が
ぜんぜん使わなくって
もったいないんですよォ・・・」

(男の瞳は——もはや・・・
人間の〝それ〟ではなかった・・・!?)

「・・・だからねェ、
我々で一緒に使っちゃって、
いっしょに吹き飛んで
しまいましょうよォ・・・」

 

「も・・・森田・・・・」

宿木は———
元部下だった男の
変わり果てた姿と・・・
その森田がやろうとしている事・・・

その2つに唖然とし、
絶句するのだった——————!?

 

 

 

 

うひゃあ!? 怖い!? 何だこのホラー映画顔負けの演出は!?

新たな一歩を踏み出した宿木達の前に
とんでもない「恐怖」が待ち受ける!?

暗闇の中で蠢く影・・・
引きずる物音・・・

もうこれだけで気絶しそうなシチュエーション!?

それに加えて———
知り合いの亡者が爆弾を〝しこたま〟持って
爆破しようとしているなんて・・・!?

これぞまさに「絶対絶命」の大ピンチ!?

宿木たちはどうなるのだろうか!?
この危機を果たして無事切り抜けられるのか・・・!?

―――が!?
舞台は一気に
違う場所へと移動するのである!?

 

 

 

 

青一の心の光

所変わって———
〈双亡亭〉の屋外では・・・
青一が2匹の巨大な「怪物」と戦っていた!?

 

ドン ドン ドン

 

「太刀魚」と「オウム」と「蛇」を合体させて
ごちゃ混ぜにしたようなフォルム持った
〝2つ頭の怪物〟の嘴から———
〝小さな魚の怪物〟が無数に吐き出される!?

 

シャアアアア

 

鋭い牙を剥きだした魚たちが
青一目指して
一直線に飛んでくる!?

 

ドン

ドン

ドン

 

青一は全てを躱しきる!

魚たちは青一の後ろの
〈双亡亭〉にめり込む!?

 

ギュルルル・・・

青一の右手の〝螺旋ドリル〟が唸りを上げる!?

ドリルの勢いそのままに
〝2つ頭の怪物〟へと突進する!?

 

が!?

突然!

右足を「触手」にグルリと掴まれ————

 

「ク!」

 

そのまま後下方の〈双亡亭〉へと吹き飛ばされる!?

 

ガシャアア!?

 

〈双亡亭〉の壁を突き破り
青一はそのまま床へと着地する!?

 

と!

 

壊れた窓から
巨大な目がギロリと覗く!?

 

グシャアアァ———!!

 

一つ目でイソギンチャクのような触手を持った怪物が
青一を追って〈双亡亭〉内へと侵入する!?

その脇をすり抜けて———

青一は再び空中へ舞う!?

 

「!」

 

目の前に〝2つ頭〟が現れ、
その嘴から
ピラニアのような
鋭い牙の魚の群れを吐き出す!?

 

ガブ ガブ ガブ

ガブ ガブ

 

その魚たちは

青一の———
腕に 肩に
わき腹に
腿に
頭に
ガブリと噛みつく!?

 

青一はすかさず
左手のドリルを細長く変形させ
「棒ドリル」を作って————

 

ドリュ リュ リュ・・・!

 

体に噛り付く
全ての魚を
弾き落とす!?

 

ど ん !

 

地面に着地した青一は———

〝2つ頭〟と〝目玉頭〟・・・
2匹の獰猛な怪物と対峙する————!?

 

(2ヒキ バラバラニ
ヤッツケヨウト シテモ ダメ!

ナラ・・・ドウシヨウ・・・・)

 

ピン!?

 

「・・・・・!?」

 

青一に閃きが走る!?

 

その表情に凛々しさが生まれる!?

 

ギョエエエエエ――――――

 

怪物が2匹同時に
青一に襲いかかる!?

 

が、
青一の瞳は
決意の炎で光輝く!!

 

「ウン・・・ラクロ・・・」

「ヤッテミル!!」

 

ギャン

 

青一の揺るぎない信念の炎は
〝怒りのドリル〟の回転と共に
閃光と化し
怪物達へと
飛びこんで行くのだった―――――!?

 

 

 

いかん!? 流石の緑朗も2匹が相手では危機に陥る。
が! 押され気味の青一に何かが閃く!?

今まで青一は
どんな窮地に立たされても
どんな過酷な目にあわされても
絶対にへこたれることはない!
諦めることもない!

只ひたすら
前に
前へと
突き進んで行くのである!

それは———
青一が最後に呟く
「緑朗、やってみる!」という言葉に
集約されている!?

そう、今の青一の〝力の源〟は
〝緑朗〟なのである!!

緑朗の笑顔が・・・
緑朗との触れ合いが・・・
青一を強くし
新たな力を与えてくれるのだ!!

そんな青一の新たな戦いの行方は
「次回」へと持ち越されるのである!?

 

 

 

 

双亡亭壊すべし176回の感想

今週の「双亡亭壊すべし」は———
〈黄ノ下残花の戦いの決着〉と、
〈青一の屋外での戦い〉が———
静と動の対比も鮮やかに
繊細に且つダイナミックに描かれる!?

そしてそのどちらからも
浮かび上がってくるのが
仲間との〝強い絆〟なのだ!?

1.残花は過去に部下を死なせてしまったことを悔い
その思いを伝えながら・・・それを「力」にして斬る。
2.その思いが伝わった井郷は笑顔でこの世を去る。
3.仲間の為、「動けないから置いていけ」と断言する残花。
4.それを拒否する宿木。
5.残花への「感謝の念」を熱く語る宿木。
6.残花に優しくマントをかける緑朗。
7.残花を言葉で勇気づける鬼離田琴代。
8.怪物との激しい戦いの中、緑朗の名を口にする青一。

ザッとこれだけ挙げただけでも————
お互いがお互いを思いやる・・・
仲間達がそれぞれを思い遣る・・・
そんな〝熱いシーン〟ばかりで溢れているのだ!!

 

そんな「双亡亭壊すべし」を
これからもシッカリと読み尽くし

心の中を〝熱い想い〟で埋め尽くして————

この一つしかない人生を
熱く楽しくドラマチックに彩っていこうではないか!?

このマンガにはそれができる・・・
「魔法の力」が備わっているのだから!!!

 

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