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双亡亭壊すべし【ネタバレ】第173回「外套(マント)を脱ぐ残花」感想!

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双亡亭壊すべし【ネタバレ】173回

グラハムに「自走器」で体当たりし、
アウグスト博士を危機から救いだしたジョセフィーン。

そのまま「自走器」を暴走させ、
グラハムごと「壁」に激突させる!
「電流」で反撃しようとするグラハムに
ジョセフィーンの人形の「火炎玉」の攻撃を受け
グラハムを倒すことに成功するが————

ジョセフィーンの目の前にある
壁に掛かった「絵」が
娘の「メアリー」の自画像へと・・・
突然変化するのであった!?

 

一方————
「軍人の亡者」と熾烈な戦いを繰り広げていた
「第一班」は、
その「亡者」の力に押され気味になっていた!

一人「気」を吐き、その攻撃を凌ぐ〝黄ノ下残花〟!?

そんな彼を見た敵のリーダー〝井郷照清〟は————
全員に「戦術の変更」を命令する。

と! 兵士達の手や顔、体から—————
「銃」や「刀」などの〝武器〟が生えた
見るも悍ましい「化け物」へと豹変する!

そんなバケモノを前に
〝残花〟は外套を脱いで緑朗に渡す。

そして—————
「伍分待て。」と言い残すと、
敵の真っただ中へと消えて行くのだった―――――!?

 

 

 

 

壁際の死闘!?

ビイイイイ・・・

ジョセフィーンの「自走器」が
グラハムに激突したまま
激しく「暴走」する!?

 

「止めろ!
この死にぞこないめ!」
グラハムが喚く!

 

その「遠心力」で
グラハムは「なす術」なく
「自走器」に張り付けられていたのだ!?

 

「オヤコ水入らずのハナシを
邪魔しちゃダメヨ。」

 

ギャギャギャ!?

 

ジョセフィーンは「自走器」を
「壁」へと向かわせる!?

 

 

ガ   ァ   ン     !   ?

 

 

グラハムは背中から「壁」へと激突する!?

 

「大出力の『放電』を味わえ!!」
負けじとグラハムが
拳から———
「電流」を放とうと身構える!?

 

が!?

 

ジョセフィーンが抱く人形———
「メアリ―」の口からも
巨大な「火炎玉」が放たれる!?

 

ドドドドドドドドド

 

グラハムの周りの「壁」が
悉く破壊されていく!?

メアリーの「火炎」は
敵の大量の「電流」をものともせずに
グラハムの体に降り注ぐ!?

「私と『メアリー』が
この攻撃をすると・・・
私の周りには
物凄い『磁場』ができるそうなの。」

 

(「火炎」は「電流」と重なって曲がり
彼女の周りに特殊な『空間』が生まれていた。)

 

「それは————
『電流』を曲げちゃったりも
するんですって!」

やがて「メアリー」の火炎は
グラハムの全てを包み
その体を焼き尽くすのだった――――――!?

 

 

 

凄いぞ!!  ジョセフィーン!  メアリー!?

その特殊な「力」で
「電流」を曲げることができるなんて!?

これでグラハムも終わりだぁ!!

だがまだ「油断」はできない!?
なんせ相手は「人間」ではなく、
〈双亡亭〉が造り上げた・・・
不死身の「亡者」なのだから!?

そういう意味でも
しっかりと「倒した」という確証ができるまでは
全く気が抜けないのだ!

その「確証」を掴むため———
取り急ぎ「次」へと読み進めよう。

 

 

 

 

メアリー

(ジョセフィーンは———
目の前のグラハムに語りかける。)

「え・・・? メアリーが誰かですって?」
ジョセフィーンがやっと気付いたように言う。

「あらあら、紹介が遅れて・・・
私ったらもう———!?」

 

(ジョセフィーンは夢中でしゃべる。)

 

「『メアリー』は、
とっても可愛い
私とバレットの一人娘よ。」

(フ・・・と瞳が緩む。)

「『お人形』と『ダンス』が大好きな
天使ちゃんなのよ。」

「『メアリー』と会いたいなァ・・・」

 

(ジョセフィーンは「空」を見上げる。)

 

「だから————
私とバレットは〝怖い所〟に行くの・・・
だって『強い幽霊』と遊んでいれば
私達の『メアリー』の所へ行けるでしょ・・・」

 

(そこで彼女は人形を見て・・・我に返る!?)

 

「おっと、アナタも『メアリー』だったわねぇ。
ごめんね、『メアリー』。」

そしてジョセフィーンは
腕の中の「人形」をさらにグッと抱きしめるのだった。

 

 

――――空中に
「グラハム」の右腕が浮かび上がる。

それは床と真っすぐ・・・平行に突き出されたもので、
体は「壁」の中にシッカリとめり込み・・・

その「命」は・・・
ジョセフィーンの凄まじい「力」によって
すでにこと切れていた―――――。

 

 

イイイイ———

 

 

ジョセフィーンが
「自走器」で「躯」に近づき・・・
そっと語りかける――――

 

「オヤスミ・・・」

 

と!?

 

そのグラハムの頭の上に飾られた
「額」の中の『絵』が————

 

突然動き出す!?

 

その「絵」は一人の少女の
〈肖像画〉へと変化する—————!??

 

それを見た
ジョセフィーンの顔が
驚愕で大きく歪む!?

 

 

「メアリー。」

 

 

ジョセフィーンの口からは
このたった一言だけが
漏れ聞こえるのだった―――――――!?

 

 

 

 

グラハムとの「死闘」を終えたジョセフィーンの心は平穏を迎える。
この「痴呆」と「正気」の境目にこそ
彼女の〝平穏の地〟が存在するのである。

この束の間の時間だけ、
しっかりと娘のこと思い出すこの設定に
涙しない者はいない!

が! その「平穏」は
一枚の「絵」によって破られる!?

〝泥努〟の「絵」がジョセフィーンの心を
「感知」したのだ!?

そこに現れた「娘」の顔に
ジョセフィーンは
果たしてどんな反応をするのだろうか?

が、今はまだ・・・
その答えは分からないままである。

 

 

 

 

死の「戦術」!?

その頃————
「第一班」は・・・
立ちはだかる〝軍人の亡者〟達と
激しい「攻防」を繰り広げていた!?

 

「こいつら、自ら『穴』を開いて
私達の『銃弾』をすり抜けさせている!」
「銃」を連射しながら宿木が驚く!!

 

「『お竹童子様』の攻撃にも怯まんぞ!
何度倒しても向かってくる!?」
「式神使い」の鬼離田琴代が叫ぶ!

 

――――そんな中・・・

 

「・・・あ!? 残花さんが!!」
緑朗が叫び、全員がその方向を見やる!?

その時みんなが見たのは————

敵のリーダー〝井郷照清〟とその部下たちが
〝黄ノ下残花〟を囲むようにして
狙い殺そうとしている光景であった!??

 

「流石だな少尉。よく持ち堪える!」
〝井郷〟が吼える!?

 

「既に『死腐れた剣』なぞに
斬られる俺だと思うな〝井郷〟!」

 

「そうか! では・・・」

 

「『井郷班』整列!」

 

「はっ!」

 

〝井郷〟の一喝のもと
全ての兵が彼の後ろに「整列」する!?

 

「これより、『黄ノ下少尉』のォ―――
栄誉ある『戦死』の確実を期してェ・・・」

 

(〝井郷〟の顔に気合が入る!?)

 

 

「『戦術変更』ゥ! 準備ィ!!」

 

 

「了解!」

 

部下達の返事と同時に—————

 

 

パキパキパキ・・・

 

 

「や・・・奴らの・・・身体が・・・」

「第一班」の全員に戦慄が走る!?

 

「変わっていくよ!!」

 

 

ギシィィィィィィ!?

 

 

フードに覆われた頭部の影の中に
2つの妖しい光を宿した目だけが
爛々と輝いている・・・
中にはその頭自体が———
巨大な「拳銃」と化したモノまでいる。

その手首から上には「銃身」や「刀身」が生え、
尋常ならざる「殺気」が漲っている!?

そう、その場の全ての兵士みんなが
〝『武器』の亡者〟と化していたのだ!?

 

「すみやかに
少尉以下全員を殲滅!?
一人も生かして残すな!」

 

〝武器の亡者〟達はそう叫び
いきり立つのだった――――――――!?

 

 

 

 

おぉ!?  久しぶりの「第一班」!  黄ノ下残花の登場だ!?
それにしても〝残花〟は強い!?
圧倒的に強すぎる!?

「亡者」達が束になってかかっても
何ら動ずることなく――――
互角に、いや、それ以上に渡り合っているではないか!?

こんな「味方」がいてくれるだけでもう「百人力」!?
仲間はとても心強いだろう!!

が!? 亡者達も黙っちゃいない!?

〝泥努〟の力でさらに「進化」していたのだ!?

それにしても・・・この悍ましい姿はどうだ!
見た瞬間に吐き気を催す!?

これが〝泥努〟の「美意識」の一つなのか!?

やはり一般人には、この「感覚」は
絶対に「理解」ができないな・・・
と改めて実感した次第だ。

 

 

 

 

残花、外套を脱ぐ!?

「この〝バケモノ〟どもめ・・・」
宿木が毒づく。

「じゃが・・・相当に『旗色』が悪いの・・・・」
琴代も唖然と呟く。
「これぞ『絶体絶命』というヤツじゃ・・・」

 

「〝井郷〟———
どうしてもこの『民間人』までも
殺すと言うか・・・」
〝残花〟が鋭く問う!

 

「『帝国軍人』に二言は無い!!」
〝井郷〟が叫びを上げる!?

 

「そうか。」

 

(残花は首もとにソッと手をかける―――)

 

「そうだったな・・・・」

 

(そして外套のボタンをはずす。)

 

「緑朗、これを持っていろ。」

 

 

バサァ・・・

 

 

残花の「マント」が宙を舞う!?

「マント」は緑朗の手の中に納まる!?

 

「残花さん・・・」

 

「———緑朗、
前に『徒競走』の話をしたな・・・」

 

(残花は振り返らずに
グルリと右腕を回す。)

 

「時が来たら―――
男子は走らねばならん。」

 

(残花は淡々と続ける。)

 

「その時が来たら貴様も走れ・・・
走って・・・
走って———
『作戦目標』を撃破せよ。」

 

「・・・はい!」

 

緑朗の目に———
〝強い意志の炎〟が宿る!?

 

「少尉! 自分が『援護』を!?」
宿木がすかさず言葉を放つ!

 

「・・・・いえ、」

 

(残花はしばし瞳を閉じる。)

 

そして————

 

ビッ!?

 

(宿木に向かって「敬礼」する!)

 

「自分の『援護』は無用であります。
この『時代』をお護りください!」

 

「琴代!」

 

(残花がその勢いのままに叫ぶ!)

 

「できるだけ距離を取り、
『童子』で皆の〝壁塁〟になれ!」

 

「兵隊サン、アンタ・・・
あのバケモノどもと戦って・・・
勝つつもり?」
琴代が恐る恐る尋ねる。

 

「つもり・・・だと?」

 

(残花はあくまでクールに答える。)

 

「『勝利』は〝決定事案〟だ。」

 

「何ィィ?」 それを聞いた〝井郷〟が吼える!?

 

残花は右手を上げ―――
その5本の指を大きく開く!?

 

「伍分だ。」

 

「伍分だけ待て。」

 

〝残花〟はそう言い捨てると
敵の中へと
消えて行くのだった―――――――!??

 

 

 

 

うわぁ!?  〝残花〟超カッコイイ!!
これはまるで前に見た「時代劇」で————
正義の武士が悪代官とその一味を成敗する前に
大胆に〝見得を切る〟場面みたいだ!?

その「一挙手一投足」があまりにも洗練され過ぎてて
読者を心の底から「しびれさす」のだ!?

この〝残花〟のあまりの潔さに
驚きや凄さを通り越して———
ある種の「感動」を覚えてしまう!!

そう!どんな「危機的状況」だろうと
〝黄ノ下残花〟なら「打破」してくれる!?
彼なら全てに打ち勝って
「乗り越えて」くれる!?

そう心から強く「確信」させてくれるのだ!?

そんなカッコよさでは
今迄の中でも最高の
「名場面」が今ここに「誕生」したのである!?

 

 

 

 

双亡亭壊すべし173回の感想

今週の「双亡亭壊すべし」は————
〈双亡亭の亡者〉達との戦いが
前半は「第二班」のジョセフィーンを、
後半は「第一班」の〝黄ノ下残花〟を中心に
スピーディーに圧倒的な迫力で描かれる!?

特に今回クローズアップされているのは
後半の〝黄ノ下残花〟だろう!!

前にも書いたが
彼があまりにもカッコ良過ぎるのだ!?

ここで改めて考え直してみると————
ある「意外な事実」が見えてくる!?

それは――――
もうみなさんもお気付きだろうが、

この「双亡亭壊すべし」において・・・
カッコ良い二枚目キャラは—————
〝坂巻泥努〟と
〝黄ノ下残花〟の2人しかいない・・・

いや、〝泥努〟は「悪」なので・・・

「正義」を司る2枚目キャラは
〝黄ノ下残花〟
ただ一人だけしかいないのだ!?

 

そう、「紅」や「帰黒」、「鬼離田姉妹」などの
美女キャラは際立って多いものの・・・
男性陣はというと———
普通の兄ちゃんや子供だったり
おっちゃんやおじいちゃんだったりと・・・

気がつけば〝正義でイケメン〟は
〝黄ノ下残花〟しかいない・・・!?

しかもその〝残花〟は
いつも顔を包帯で覆われていて
決して素顔が見えない・・・!?

そして普段は
「タコハ」と「セイイチ」の影に隠れて
あまりに目立たない・・・。
そんな「立ち位置」に甘んじているのである。

 

そう、この「双亡亭壊すべし」は————
〈アンチイケメンマンガ〉でもあるのだ!?

 

逆に言うと————
「イケメンなしでも
面白いマンガは成立する!」という事を
「双亡亭――」が、
シッカリと「証明」してくれたのである!?

 

だからこそ、
影で頑張る〝残花〟に
作者は「ご褒美」として
この「舞台」を用意し————
今迄の鬱憤を晴らすが如くの
〝活躍の場〟を与えたのだ!

その際に作者は
〝残花〟を徹底的にカッコ良く描く事を
「命題」としいるため————

その「所作」は————
何処までも無駄なくカッコ良くストイックに!!
その「物言い」は————
全てが渋い〝決めゼリフ〟となる!!

 

そう! これは作者による

〈「黄ノ下残花」への恩返し〉なのだ!?

そんな〝残花〟に、
来週も頑張ってもらいたいものである!!

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