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双亡亭壊すべし【ネタバレ】第167回「双方向 突入の合図」感想!

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双亡亭壊すべし【ネタバレ】167回

〈双亡亭破壊チーム〉は二手に分かれて
母屋の正面に立つ―――――。

それぞれの「班」が反対の入り口から潜入し
最深部の「泥努のアトリエ」を目指すのだ。

建物と一体化している〝しの〟は
その全てを〝お見通し〟で
中で五頭応尽と不敵に待ち構える。

やっとのことで
ここまで辿り着いた青一は————

全ての〝想い〟を
右手のドリルに乗せて
〈双亡亭〉を破壊する!!

その激しい爆発と衝撃と爆音が
「合図」となって
〈破壊チーム〉の2班は
それぞれが正面を突破し、
最深部にある
「泥努のアトリエ」へと
歩を進めるのであった—————!?

 

 

 

〈双亡亭〉は見ている

〈双亡亭〉————

その全てが「目」となり
「外界」に視線が向けられる。

そう、建物自体が周りの情景を
ジックリと見つめているのだ。

「ふん・・・愚かな生物どもよ。」

〈双亡亭〉と直結し
全ての情報を直接得ている〝しの〟が呟く。
「ほぼ反対に位置する入り口から
2班で入って来るつもりだな・・・。」

「いいぞ、侵入するがいい・・・」

〝しの〟が目を細める。

「ただし・・・、私は見ている。
我々の『体』で創られたこの〈双亡亭〉!
その何処からでも!!
お前達の一挙手一投足を
完全に見ているぞ!!」

 

 

禍々しい「瞳」のアップで幕を開ける
今回の「双亡亭壊すべし」————!?

〈「建物」自体が生きている〉・・・
というその概念があまりにも不気味で
気持ち悪すぎて・・・

あなたも想像してみて下さい!
「建物」が生きていて―――
いつも自分を見つめ、
監視していると・・・

もうそれだけで
測り知れないストレスと強迫観念を感じ、
心の中が吐き気でいっぱいになり
気持ち悪さいっぱいで
生きてはいられなくなる・・・
それが正直な本音であろう。

あと、ここで不思議な事に・・・!?
2班に分かれた〈破壊チーム〉だが
その両方の班にタコハと帰黒がいる!?

つまりタコハと帰黒が2人ずつ――――
計4人いるのだ!?
なんで? これって一体どういうこと?

なにか「術」や「トリック」があるのか?

もしかして・・・これが前回、
緑朗が鬼離田姉妹と密談していたことなのか?
まあそれは「物語」の進行と同時に
オイオイ明らかになっていくであろう。

 

 

 

〝しの〟の手毬唄

♫ ひい ふう みの よ

天神サァマの境内よぉりも

ひいろいお屋敷

見ぃつけた ♪

沼半井(ぬまなからい)の大旦那

道楽者の ぱぁぷぅ絵描き

♪ ねじれくびれた〈双亡亭〉で—————

じぶんも ぺらぺら

いとまごい ♫

いつ むう なな

やぁ ここのつ とぉ ♬

 

〝しの〟が唄う手毬唄が
〈双亡亭〉の中に響き渡る。

そして最後に「ぱしっ」と
鞠が〝しの〟の手に収まる。

「やるかい? しのちゃん・・・・。」
博士から奪った自走変換器「アルゴル」の上に座り
日本酒を一升瓶でラッパ飲みする
五頭応尽の手からガチャンと瓶が落ちる。

「人間どもも動き出した・・・」〝しの〟が呟く。

「ぜええんぶアンタの考え通りッてか・・・
オイラも薄ら寒くなって来んぜ・・・。」
応尽の表情が僅かに強張る。

「『誤差』はあっても・・・
『まちがい』は無い・・・。」

「で・・・あとはタコハとか言う
トンマがおっ死んでくれるだけか・・・。」

「いかにも。
〝泥努の筆〟によって強くなった個体共が、
必ず達成する。」

〝しの〟と応尽は
不敵にそう語り合うのだった―――――。

 

 

 

うう・・・ なんてこった!?
〈破壊チーム〉の動向は・・・
〝しの〟に逐一監視され
しかもその先の未来の動きも予知されていたとは・・・・

そんでもって!
泥努がさらに強化した「個体」が
しっかり控えているというのだから・・・
これはもう「危機感」しか持ちえない!?

ホントに大丈夫か? タコハ!?

異星人であり〈侵略者〉の〝しの〟・・・
人間を越えたその邪悪な存在———
まさに畏るべしである。

 

 

 

青一の力

その頃————
〈双亡亭〉の母屋の正面では————

宿木率いるタコハ、帰黒、黄ノ下残花、鬼離田琴代、
緑朗に青一の潜入部隊〈第一班〉が
突入の「最終確認」をしていた。

「これより我ら〈第一班〉は北側廊下より突入する。」
宿木が粛々と続ける。
「目的は中央部2階の〈泥努のアトリエ〉に
タコハと帰黒、この2名を送り込む事。
〈第二班〉と同時に
廊下を駆け抜け、中央で合流する。」

「突入の合図は——————」

 

――――――と!?

青一が
母屋の壁の前で
低い前屈みの姿勢になり
ラグビーのスクラムの様な姿勢を取る!!

 

「青一くん・・・ようやく・・・
ようやく、ここまで来たよ・・・。」

緑朗が想いを乗せて口を開く。

「この家を壊すために
ケガをしながらも・・・
遠くから帰って来たんでしょ?」

「くやしかったでしょ・・・
もうガマンしなくてイイんだよ・・
この『家』壊していいんだよ・・・
僕も一緒にガンバるから・・・
いっしょに・・・
やろう・・・。」

「ウン・・・ラクロ・・・。」

 

キュルア

 

セイイチの右手が変形し
らせん状に伸びて
見る間に〝鋭いドリル状の円錐〟へと変化する!

 

「ボク・・・ヤルヨ・・・」

 

 

ゴ   ア   ッ    !   !

 

 

「ドリル」が高速回転し
風を巻き込み「大きな竜巻」となる!!

その浮力と気流に乗って
セイイチは空高く舞い上がる!!

そして——————

 

 

ズ     ド     オ      !      !

 

 

〈双亡亭〉の母屋に
全ての力を注ぎ込み
その「空間」ごと
〝嵐〟をぶつけて
「ドリル」の回転運動と共に
粉々に破壊していく!?

そのあまりの「威力」に
宿木たちも唖然とする!?

セイイチの———
母星を奪われ
愛する者を奪われたことに対する
全ての気持ちを込めた
全身全霊の「攻撃」が
今、一気に「爆発」する!?

 

この〈双亡亭〉の母屋は————
中心から八方向へと広がる
八つの長い廊下の棟を備えた・・・
それは例えるなら
「雪の結晶」の様な
構造となっている。

 

ドドドドドドド

 

そのひとつひとつの棟の壁を
ドリルで「穴」をあけて粉砕し
さらにその先へと突き破り
次の棟へと破壊しながら進んでいく!

「始まっタ! 青一の攻撃ダ!」
アウグスト博士が叫ぶ。

「あれが合図カ・・・?
シカシ・・・スゴイナ・・・」バレットが驚く。

「あの子の力・・・
これ程だとは思わなんだ・・・」鬼離田雪代も同意する。

 

ゴ    パ    !   !

 

セイイチの右手のドリルが
母屋の全てを滅茶苦茶に破壊していく!?

その破壊力は凄まじく
壁の破片が辺り一面に雨粒の如く降り積もる!?

 

「トツニュー シテ! ミンナ!」

 

「きゃははは! さすが青一ちゃん!
すごい破壊力~!」
鬼離田雪代がテンション・マックスではしゃぐ。

「行くぞ皆の者!」博士が合図する。

「その調子で真ん中トコもぶっ壊しちゃって~。」
雪代が叫ぶ!!

「ノコリ ヒトツノ ローカ!」

 

セイイチは

最後に残った棟へと突っ込むのだった――――――!!

 

 

 

遥か遠くの惑星から
〈侵略者〉を倒すため
この〈双亡亭〉迄やってきた青一の
長い長い旅が———
とうとう終わりを迎えようとしている。

青一が・・・
この〈侵略者〉を倒すために生み出した力を
とうとう全力で使う時がきたのだ!!

攻撃前の
緑朗とセイイチの
「心」と「言葉」のやり取りが
読者の胸を深く打つ。

そして青一の———
魂の叫びが、
魂の願いが、
やっとかなうのだ!!

やってやれ! 青一!!
こんな〈双亡亭〉なんか
完全に消滅するまで
粉々にぶち壊せ!!

 

 

 

突入!?

 

ズドドド・・・!!

 

ギギャ

 

青一の「ドリル」に手応えと抵抗が加わる!!

「キタ・・・ナ・・・・」

セイイチが中にいる敵の気配を感じ取る!?

「青一少年・・・
タイヘンだろうが
君は我々の手に負エナイ
ヤツラの相手をして
モラウしかナイ・・・」
バレットが申し訳なさそうに言う。

 

グ    ア    !   !

 

「建物」の・・・母屋の隙間という隙間から・・・
イソギンチャクのような
夥しい「白い触手」が飛び出してきて
セイイチを襲う!?

「頼ムゾ! セイイチ!!」
博士がセイイチの様子を見ながら
皆に合図する!

 

「突入~~!!」

 

「行くぞ!!」

号令と共に
タコハ・帰黒を始めとした
〈双亡亭破壊チーム〉の2つの班の面々は
母屋の内部へと
一気に突き進むのであった——————!?

 

 

凄いぞ!! 青一のパワー!!
が! それを阻止すべく
気持ち悪い「触手」が建物の至る所から
飛び出してくる!?

ああ・・・嫌だ!? 気持ち悪い!?

じつは個人的に
この触手状の「形状」のものは大嫌いで・・・
ついつい目をそらせたくなる。

「触手」を見るとあまりの不快さに
体調を崩してしまうほどの「触手恐怖症」の人は
この瞬間、卒倒してしまうに違いない!?

 

そしてそして〈チーム〉全員が
とうとう〈双亡亭〉内へと突入する!!

もう引き返せない最後の任務へと—————!!

その行く末は如何に?

が、それは来週へ続く・・・ということである。

 

 

 

双亡亭壊すべし167回の感想

今週の「双亡亭壊すべし」は———
〈双亡亭〉の母屋への突入の瞬間が
緊張感を持ってテンポよく描かれる!!

特に思い入れが強く描かれるのは
「青一の心の旅の終わり」だろう!

そしてまた、
青一の———
この見事なまでの
〈双亡亭〉の壊しっぷりはどうだ!?

こんなに胸がすくことはない!!

そう、前述したように
青一はやっとここまで来れたのだ!

はるか遠くの惑星の————

戦う術を・・・
いや、「戦う」概念を知らなかった
知性だけの平和な「生物」が
悪の〈侵略者〉になす術もなく蹂躙され
滅ぼされる・・・
が! 地球人と触れ合うことで
「戦って」自分の手で
「平和」を守ることを知ったのだ・・・

そして————
この「地球」を同じ目に遭わせてはならない・・・
〈侵略者〉=〈双亡亭〉は壊さなくてはいけない!

その「使命感」と平和を愛する気持ちだけで
この長い旅路をしてきたのだ・・・

それがここで終わりを迎えようとしている。
そう、青一が〈双亡亭〉を壊すということは
「平和」を作り上げる事と同じなのだ!!

 

さあ! 母屋に突入したことで
更なる危機へと踏み込むことになるタコハ達!!

果たして無事
「泥努のアトリエ」に
辿り着くことはできるだろうか?

2人ずつ、合計4人いるタコハと帰黒には
一体どういう意味があるのだろうか?

そして〝しの〟と応尽の企みは
どういうものだろうか?

先が全く読めないこの「双亡亭壊すべし」を
さらに深く先読みしようと試みる事も————
この物語を楽しむ「魅力」の一つなのである!

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