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双亡亭壊すべし【ネタバレ】第164回「過去の門」感想!

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双亡亭壊すべし【ネタバレ】164回

宿木は班目室長からの連絡で————
〈双亡亭侵攻作戦〉が「第三段階」へと入ったことを聞かされる。

それは「艦砲射撃」による「攻撃」で、
中にいるタコハ達生存者は
絶対絶命の窮地に立たされるのであった。

その頃「総理官邸」では————
斯波総理と桐生防衛大臣、幕僚長の3人が
今後の「攻撃」について話し合っていた。

この「第三段階」で、
〈双亡亭〉の完全殲滅を誓う3人であったが
斯波総理だけがある「現象」に気付く。

それは————
〈双亡亭〉に何らかの刺激を与えると
その時に〈侵略者〉の星と繋がってしまう・・・
という「現象」なのであった。

とすると———
今回さらに〈双亡亭〉を
「攻撃」するということは・・・!?

「悪い予感がする・・・!?」
斯波総理は顔を強張らせるのだった―—————!?

 

 

 

第三段階

「・・・この〈双亡亭〉に向けて艦砲射撃!?」
班目室長から連絡を受けた宿木が驚愕する。
「では・・・作戦は第三段階(フェーズスリー)に
移ったという事ですね。」

「ああ、門前での巨大生物との交戦。
そして———
破壊した『門』及び『建造物』が
みるみる復元していくのが報道された。」
班目室長の説明が続く。

「今まで大反対をしていた国民が
手の平を返して———
『不安』と『恐怖』の大合唱だ。

今や世論に押されて
作戦が早まった感もある。」

班目は急ぎ続ける。

「君達の装備した
ウェアラブルカメラからの情報が
急に続々と送られて来ている。

この『携帯電話』が通じたのも
それに関係がありそうだが・・・
〈双亡亭〉を覆っていた霧が
晴れたからかもしれない。」

「確か第三段階は・・・
『遠距離火砲の集中・・・』」
宿木が内容を復唱する。

「そうだ、
情報の分析によって
〈双亡亭〉の脅威と危険性が
最大である事が判明したからな。」
室長が答える。
「統合幕僚長は任務部隊司令官に
フェーズスリーを発令した。」

「班目室長!!
しかしまだここには生存者が・・・。」

「だからこの電話をしている・・・
その意味を考えろ。」

「宿木・・・(ザッ)必ず・・・(ザザッ)
脱・・・出・・・しろ・・・(ザザザッ)」

「室長!? 電波が・・・」

「本日・・・フタフタ・・・
(ザッ)マルマル・・・まで・・・に・・・・
必ず〈双亡亭〉から(ザザッ)
脱出しろ・・・(ズザザ)
宿木・・・わかったか?」

「ザザ・・・ブツ! 班目室長!?」

「ブッ・・・宿木二尉!」 ブッ!

「・・・・・」 (通信が途絶える。)

「ええい! どういうコトだ!?」
アウグスト博士は訳が分からずに
叫びを声を上げるのだった―————!?

 

 

風雲急を告げる怒涛の展開で幕を開ける
今週の「双亡亭壊すべし」!!
政府の「攻撃」が、
「第三段階」へと移行したことが告げられ
中にいるタコハ達は愕然とする!?

その「攻撃」までの時間は
そんなにはなく・・・
迅速な行動と判断をしなくてはならない
危機的な状況に追い込まれる!?

タコハ達はこのまま退去するのだろうか?
いや! その答えは「泥努を倒しに行く!」に違いない!
なぜならタコハ達は絶対に「紅」を見捨てないからである!!
そして泥努と対話し、
「絵」を塗り潰して
この〈双亡亭〉の決着をちゃんとつけたいと思っている!?
きっとそうに違いないと
我々読者には痛い程わかるのである!

その想いを胸に、物語を読み進めて行こう!

 

 

 

気になる出来事

———その頃「総理官邸」の一部屋では
3人の男達が話し合いを重ねていた。

「幕僚長・・・先の〈双亡亭侵攻作戦〉で
坂巻泥努と見られる男がやった
攻撃方法の見当はついたのかね?」

「は、防衛大臣。
結論はまだですが、
弾丸状の硬化物質を
膨大な数撃ったのではないかと・・・」

「向こうの射程も弾の数もわからんか・・・」
桐生防衛大臣が口を開く。
「だから航空機での爆撃はやめたんだな。」

「は! 今回は・・・
〈双亡亭〉から最低10キロメートル離れた距離から
99式自走りゅう弾砲、
多連装ロケットシステム、
そして護衛艦の主砲で
目標に火砲の射線を集中します。」

「効果は・・・期待できるのか?」と総理。
「相手は『MK82』爆弾でも
壊れなかった〈屋敷〉だぞ・・・」

「総理! 今さら・・・」 防衛大臣が咎める。

「すまんな。幕僚長・・・。」と総理は軽く謝る。

「〈双亡亭〉は殲滅します。」
幕僚長は慌ただしく
「作戦部屋」へと踵を返すのだった。

そして———
斯波総理と桐生防衛大臣の2人だけになる。

「第三段階(フェーズスリー)か・・・」
桐生大臣が口を開く。
「第一段階(フェーズワン)の空爆で———
あの屋敷が粉微塵になっていたら、
今頃は責任をとって総辞職だったハズだな・・・。」

「ふ・・・歴代総理達が後回しにして来た
恐怖と謎の対象————
〈双亡亭〉に決着をつけるためにだけに
作られた内閣みたいなモノだからな・・・。」総理が呟く。

「何を言う・・・アツシ、お前は人望があるさ。」
防衛大臣が静かに言う。
「前のろくに機能しなかった新政党から、
俺達『政国党』が政権をもぎ取った・・・。

その票を集めた要因は
党内外からも人気のあったお前の魅力だ・・・。」

総理がその後を受ける。
「国民には悪いが・・・
〈双亡亭〉を壊すまではと・・・
必死だったからな・・・」

「あの時からか・・・」と桐生大臣。

「ああ・・・あの『時』からだ。」

2人の脳裏に———
〈双亡亭〉が煙に包まれて燃え上がるのを
涙ながらに見つめる光景が過ぎる。

「そうだ・・・
黒い煙がもくもくと立ち昇ってたなァ・・・」
桐生大臣が回想する。

「・・・ああ。」総理が頷く。
「ところでシンイチ、気になる事がある。」

「なんだ?」

「作戦は進んでいる・・・
この『火砲集中』の次の計画も
立案されている・・・。」

「しかし———」
総理は想いをグッと噛み締める。
「これで良いのだろうか・・・」

「何を今になって・・・・! アツシ。」

「最初の空爆の直後・・・・
青一の乗った『旅客機』が空港に着陸したのを
覚えているか?」総理が目を細める。

「ああ、機体はボロボロだったそうだな・・・。」
と桐生が頷く。

「ああ、その『機』は突然東京上空に現れ、
羽田に着いたらしいが・・・これを見てくれ。」
総理がパソコン画面を見せる。

「これは・・・?」

「その夜、9月5日のレーダーに映った、
『青一の飛行機』の地上図の航路だ。」

「ふむ、豊島区の上空で急に現れているな・・・
ぬ? 豊島区・・・!?」 桐生は思案する。

「一体・・・どこの上だったと思う?」
そう言いながら総理は地図上の一点をトンと指差す。

そこには————

 

——————————————
〈双亡亭〉
豊島区沼半井町2-5-29
——————————————

 

————と、
書かれているのだった―——————!?

 

 

 

おおおぉ!!  何だこの「現象」は!?
最初の「空爆」攻撃の直後に、
その〈双亡亭〉の上空から————
セイイチの乗った『機体』が現れていたなんて!?

これは一体何を意味するのか?
もしかして〈双亡亭〉には何か途方もない
「秘密」や「真相」、
そしてもっと大きな「謎」が
隠されている可能性があるのだ。

うん、確かにこれは気になる事柄だ!?

早くこの「真相」が知りたいので
すぐに「次章」とページを繰ろう!

 

 

 

 

忘れられない過去・・・

「双亡亭・・・だと?」

その事実に桐生は唖然とする!?

「空爆は8時半。その4分後に〈双亡亭〉の上空に、
青一の旅客機が出現している・・・
これをただの偶然だと思うか?」

「わ、わからん・・・・。」

「シンイチ・・・覚えているよな・・・
ナナちゃんが〈双亡亭〉に、バケモノにされた日を。」

「一日だって忘れた事はない・・・
1979年年9月6日の水曜日だ。」

「中学生だった私達とナナちゃんは
あの日軽い気持ちで〈双亡亭〉に入った。
そして恐ろしい目にあった・・・。」

斯波総理と桐生防衛大臣は
忘れられない昔の出来事をもう一度
まざまざと思い出す。

 

 

————————————————————
興味半分、怖いもの見たさ半分で
〈双亡亭〉に入った私達とナナ。

「うわあああ!」

ナナに突然「異変」が起こる!?
目や口から無数の触手が飛び出し
私達は襲われたのだ!?

どこをどう逃げたか、
今となってはわからないが、
私達は外に転び出た。

ナナちゃんがバケモノにされた・・・

この〈双亡亭〉のせいで!

ナナちゃんが・・・・!!

———その日の夜、
私達2人は「桐生工務店」に集まった。

「あったよアツシ・・・」
シンイチがバッグに目当ての物を入れる。

「オヤジがしまってある場所を
変えてなくて良かった・・・。」

「じゃ・・・行こうシンイチ。」

こうして私達は〈双亡亭〉に取って返した。

〈双亡亭〉が憎くて憎くて堪らなかった!?

 

カチッ・・・ ポッ!?

 

シュウウウ!?

 

ライターでダイナマイトに点火する!?

「憎い! 憎くて仕方がない!!」

ナナちゃんを私達から奪った
この〈双亡亭〉が憎い!!

2人はダイナマイトを
〈双亡亭〉に向かって投げつける!?

 

カッ!?

 

ド  カ  ア  ア  ン   !  !

 

工事用ダイナマイトの爆発は
思いの外大きかった。

時刻は7時10分。

私はシンイチと、
〈双亡亭〉から立ち昇る煙を
いつまでも見つめ続けていた・・・。
———————————————————————

 

 

 

ここでは総理と防衛大臣の「過去のエピソード」が語られる。
この物語の最初に描かれた
女子中学生が怪物化する・・・
あの恐怖の「エピソード」がここでも絡んでくるのだ!?

それが今現在の「心の因縁」として
斯波総理と桐生防衛大臣に重く深くのしかかっているのだ!?

それにしても・・・
この2人はダイナマイトで
〈双亡亭〉を破壊しようとしていたなんて・・・
この事実には超ビックリ!!

セイイチくんが現れる前から
実はホントに
「双亡亭壊すべし!」だったんだ
―——ということに
ある種の感動を覚えてしまった次第である!?

 

 

 

〈双亡亭〉の謎と恐怖

「・・・それが一体どうしたアツシ・・・?」
桐生大臣が訝しむ。

 

ポン

 

「来た。」

 

突然総理のパソコンが唸る!?

「!」

画面を見た総理が目を瞠り
桐生の方へと向ける。

「これが知りたかったのだ。」
「青一達乗客を乗せたあの『旅客機』が
『行方不明』になった当時の航路と時刻だ!」

「私達がダイナマイトで
〈双亡亭〉を爆発させた時に、
〈双亡亭〉の近くで消えている!?」
桐生防衛大臣は続ける。
「まさか・・・
〈双亡亭〉が爆発した時に出る衝撃・・・
もしくは煙か何かによって、
こちら側と青一の行った〈侵略者〉の星とが
繋がってしまうのか!」

「なら・・・〈双亡亭〉をまた攻撃したら・・・。」

 

「ああ・・・シンイチ、悪い・・・予感がする。」
斯波総理は顔を蒼白にしながら
親友にそう言うのであった————!?

 

 

 

うわぁっ!?  なんてこった!?
とうとう〈双亡亭〉の隠された「秘密」が明らかになる!!

〈双亡亭〉に何らかの刺激が加わると
〈侵略者〉の星へと繋がるという事が推測されるのだ!!

そうか! それでセイイチ君が乗った「旅客機」が
消えたり現れたりしたことに対しての
納得の「解答」が与えられたのだ!?

こんなに細かく「物語」の隅々にまで張られた
「伏線」の複雑さと緻密さとその美しさに—————
改めて感服させられる!?

これぞさすが「藤田和日郎ワールド」!!
もう脱帽以外の何物でもない!! 最高である!?

 

 

 

双亡亭壊すべし164回の感想

今回の「双亡亭壊すべし」は———
熟年の大人たちを中心に「話」が進んでいく!?
このマンガには珍しい何とも「渋い回」となっている!!

そう! この「双亡亭」の魅力の一つは
政府や世論が絡んでくるという
他のマンガにはないリアルな味付けが醸し出す
独特の「緊張感」なのだ。

確かに「総理大臣」や「防衛大臣」が出て来るマンガなんか
他には読んだことがない!(笑)

その国のトップ達が驚き、怒り、歯を食いしばって
謎の「敵」たちと頑張って戦っているのだ!?

こんな熱い「大臣」達がいる
この「双亡亭」の世界の日本は————

とても生き易い「日本」なのだろうか?

な~んていろんな想像をしながら読み進めて行くのも
何とも「通」な読み方ではないのかなと
密かにそんなところも「楽しんでいる」私なのである!!

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