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双亡亭壊すべし【ネタバレ】第158回「隠れたのはどこだ?」感想!

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双亡亭壊すべし【ネタバレ】158回

五頭応尽の操る式神「是光」は
緑朗の幽体が隠れる「死体」を嗅ぎ分けて、
彼の魂を喰らおうとするが、
間一髪!!
緑朗は隣の死体へ乗り移り窮地を脱する。

が、その死体もすぐに見つかってしまい
更に違う死体へと移動するが
もう隠れる所が無くなってしまう。

これで一貫の終わりかと思われたが
緑朗は上へと大きく飛び上がり、
そこに現れた「泥努の腕」にわざと捕まり、
外へと繋がる〝泥努のアトリエ〟へ運ばれようとする。

それに追いついた「是光」が、「腕」を切断し
緑朗は違う空間へと落下する。

そこは婚礼が準備された大きな「広間」で・・・
中央に「花嫁のミイラ」が鎮座していた。

早く隠れない喰われると危惧した緑朗は
壁をすり抜け、いろんな部屋を探索するが、
そこは全て同じ「広間」で、同じ光景が広がっていた。

が! 緑朗は前方に何かを見つけ
突然大きな叫び声を上げるのであった—————!!

 

一方「是光」は緑朗を捜し求めて
〝泥努のアトリエ〟へと辿り着く。

泥努は目障りな「是光」を空間ごとかき消すが、
そこに殺意があることに気付き、
「私は『緑朗の霊体を殺せ』とは命じてないぞ。」と
冷酷な目を光らせて言い放つのだった―——————!?

 

 

 

緑朗の危機また危機!!

くん くん くん

「是光」が緑朗の隠れる「死体」へと迫る。

(バレちゃう!
僕がここに隠れてるのが
バレちゃう~~!!)
緑朗に測り知れない恐怖が駆け巡る!?

「緑朗、その死体から逃げろ!」
緑朗の心の中でパパが叫ぶ!
「逃げる先は・・・!!」

 

く  あ  ! !   「是光」が大きく口を開ける!!

 

ゾ ブ ン  ! !

 

「是光」が死体の顔ごと魂を喰らう!?

 

「ありゃ?」と応尽。

「どうした?」〝しの〟が訝る。

「ちゃんとニオイを確かめたのに・・・
緑朗とやらの『霊体』がいねーや。」
ソファーに凭れのんびりと言う。

 

オオオ・・・

 

「是光」がウロキョロと辺りを見回す。

間一髪・・・!?

緑朗は隣に折り重なる
「違う死体」に乗り移っていたのだ!?

「緑朗、隣の体に入ったのだな!」とパパ。

「・・・たまたま死んだヒトの体が重なってたから
『是光』に見られなかったんだ・・・」
と、安心しかけた緑朗だが—————

「は・・・」

「是光」が緑朗の入った死体を
掴もうとする!?

その瞬間、
緑朗はビユンと飛び抜けて
前の死体へと滑り込む!?

「危なかった・・・!
・・・でももう重なってる死体が・・・」

「このままではまた『是光』に追いつめられるぞ!」
パパが叫ぶ!
「私の本体はここにはない・・・
だから残念だが今は助けてはやれない!」

 

「ああ・・・。」応尽は合点がいく。
「死体を伝って逃げてたのか・・・
やるなァ・・・ガキが!」
(応尽の目が獣になる。)
「でも・・・もう死体はないだろう?」

「これで・・・『詰み』だな!」
応尽はそう言い切るのであった——————!!

 

 

しょっぱなから「是光」が・・・
容赦なく緑朗を追いつめる!!

隠れてやり過ごそうとする主人公に、
心臓が凍り付くぐらいトコトン追いつめるサイコパス・・・
この始まりは————
前回に引き続き「ホラー映画」そのものだ!!

そして緑朗はこの危機を何とか回避するが、
それは一時しのぎで・・・
真の恐怖はここから始まると言っても過言ではない!

緑朗はこの状況を一体どう脱出するのだろうか?

恐ろしいが続きを読まずにはいられない・・・!?
よし! 覚悟を決めてページを繰ろう!!

 

 

 

「頭」と「腕」を使え!

この危機的状況の中———
緑朗の口から
意外な言葉が溢れ出す!

「パパ・・・大丈夫かも!」

「何?」

「・・・この『是光』、さっきから泥努の『腕』を
切り払ったり、押し出したりしてる・・・。」

「きっと僕を
泥努のトコまで連れて行こうとしている『腕』と、
僕を殺そうとしてる『是光』は
協力はしていないよね。」

 

「ほォら、緑朗見ーっけ!」応尽が気付く。

緑朗の頭上後方から—————

 

ブア!!

 

「是光」が鋭い歯を剥き出して襲いかかる!?

が! 緑朗は「是光」の頭上へと伸び上がり
紙一重でその歯を躱す!

 

ガチィ!? 「是光」の歯が空を切り、激しく合わさる!?

 

————「なら!」と
緑朗はさらに上へと飛び上がる!

「是光」が両手の〝扇〟を激しく動かし
〝真空鎌イタチ〟を放ち————
緑朗の体は鋭い切り傷でボロボロになる!?

「お姉ちゃんが壊した穴が、泥努の部屋にある!」
傷だらけの緑朗はそのまま宙を上へと駆ける!
「あそこからしか出られないんなら・・・」

緑朗は左手を精一杯「天」へと伸ばす!

「是光」が下から追い付こうとした瞬間・・・!?

「あ・・・」

 

ザワアアアア・・・・

 

泥努の無数の「腕」が———
上空から湧き出て緑朗を掴み取る!

「是光」が扇一閃!?

緑朗の胴を真一文字に切断する!?

「緑朗、足の紐を切られるな!」パパが叫ぶ!
「本体に戻れなくなるぞ!」

「うん!」
緑朗は斬られた下半身を右手で掴み取る!

 

ビ オ !

 

「腕」は緑朗の上半身・下半身ともに掴み、
遥か上へと引っ張り上げる!?

「これで・・・このまま『泥努のトコ』に
連れて行かれたらいいんだ!」
緑朗に不敵な笑みが浮かぶ。

 

「よく思い出したな、あのガキ・・・。」
「泥努の腕に出し抜かれる!」応尽としのが呟く。

「ふふん、だが・・・『是光』は迅いぜ!」

 

ゴオオオオオ・・・・・

 

「是光」は一気にスピードアップし
緑朗との差を一気に詰める!!

「こ・・・こいつ、すごい速さで追いかけて来る~~~!」
「なんということだ!」
緑朗とパパはそのあまりの迅さに驚愕する!?

「早くあの部屋に~~!」

 

ギャン

 

緑朗をつかんだ全ての「腕」が————
「是光」にスパンと切断される!?

緑朗は空中へと投げ出され
勢い余って・・・
いろんな空間を落下するのであった——————!!

 

 

これぞ一発逆転!!
緑朗の機転で、ピンチが勝機へと一気に変化する!
まさか「泥努の腕」を利用するとは!!

が、この状況を作り上げたのは
緑朗の・・・何があっても「諦めない心」!!

そう、これは緑朗の「精神力の勝利」なのだ!!

が、その頼みの綱の「腕」も切断され
またしても緑朗は窮地に立たされる!?

作者はトコトン緑朗を苛め抜くつもりなのだろうか?
「お願いだから・・・緑朗をもうそろそろ
この状況から解放してあげて!」と頼みたくなるぐらい・・・
緑朗を助けたいと思っている読者が
日本全国に五万といるに違いない!!

はてさて、どうなる緑朗!?

兎にも角にも、早くこの続きを読み進めよう!

 

 

 

広間の迷宮

キュン

「ここは・・・・?」

緑朗が迷いこんだのは————

婚礼の準備がしてある大きな「広間」であった。
そして、その中央に座り佇むのは—————

「は、花嫁のミイラ!?」

「ここ・・・前に来たことある!?」
緑朗は自問自答する。
「イヤ、ここは前とは違う・・・ひょっとして・・・」

緑朗は壁をすり抜けて隣の部屋へと移動する。

すると————

「やっぱり!」

その部屋も先程と全く同じ「光景」だった!!
しっかりと花嫁のミイラもいる。

緑朗はそのまた隣の部屋にも入り、確信する。

「〈双亡亭〉には———
同じ部屋がいっぱいあるんだ!」

「でも、急いで『是光』から隠れないと・・・。」

「そうだ、緑朗。
泥努の部屋に連れて行かれる途中に
『腕』を切断されて
ここに落ちたのなら・・・。」

「うん、パパ。
きっと泥努のあの部屋の近くだ・・・!!」

「もう『是光』が来るぞ!」パパが叫ぶ!

「早くどれかのミイラに隠れないと・・・!」
緑朗は焦る!?
「でも『是光』がニオイを嗅いだら・・・。
また追いつめられちゃう!」

「どうしよう!?」

(緑朗は右往左往する。)

「どうし・・・・」
壁をすり抜けた瞬間—————

「 あ  ! ! 」

緑朗は目の前に何かを見て
驚きの声を上げるのだった—————!!

 

一方、『是光』はゆっくりと花嫁のミイラに近づき
その匂いを嗅ぐ。

 

「まだか、まだ緑朗は見つからんのか?」〝しの〟が焦れる。

「この辺りに落ちたんなら・・・
あの女どものミイラぐらいしか、
『是光』の目を逃れる死体はねえんだけどなァ。」と応尽。

「きっとコレだぜ。」 花嫁のミイラに狙いをつける。

 

くんくん。  魂の匂いを調べる『是光』がミイラを離れる。

 

「違うか・・・。」

「緑朗がここで聞いたコトを外で話されると面倒だ・・・
なんとしても殺害しなければ・・・。」と〝しの〟。

「あと・・・ガキが潜めそうな体がある所ァ・・・」
応尽が思案する。

 

「・・・!」 応尽が何か思いつく!?

 

「まさか・・・たァ思うが・・・。」

 

————そして「是光」は・・・
〝泥努のアトリエ〟へと侵入していたのだった―—————。

 

 

 

緑朗は再び〈双亡亭〉の迷宮へと落ちることになる。
それにしても、この悪夢的な世界観はどうだ!!

泥努の記憶やコンプレックス、トラウマなどからできた
この〈双亡亭〉は———泥努の心を映す鏡でもある。

そう、この空間の数々から泥努の怒りや哀しみが
滲み出している・・・。
読者はそれに無意識に反応し、
何とも言えない複雑な気持ちを味わってしまうのだ。

これがこの〈双亡亭〉の「真の姿」であり、
この世に存在し続ける「理由」でもあるのだ。

そんな中で————
緑朗は一体何を見たのだろうか?

残念ながらその答えは・・・今はまだ明かされないのである。

 

 

 

 

泥努のアトリエで———

「!」

紅がすぐ入ってきた「是光」に気付く!?
「式神!?」

紅は短刀を構える!?

「モデルが動くな・・・。」
泥努が厳しく注意する。

くん くん  「是光」が紅の匂いを嗅ぐ。

———と!?

 

ぐ     ん     !   !

 

突然、『是光』の顔が歪み・・・

 

ゴ     ン       !     !

 

泥努に空間ごと消し飛ばされる!?

「応尽の『式神』如きが・・・
紅に近づくな・・・。」泥努が冷たく言い切る。

「ん・・・」

(泥努の目つきが鋭くなる。)

「・・・殺気の色が見えるな・・・
まさか、お前・・・緑朗を殺すために
捜しているのではなかろうな。」

「私は『緑朗の霊体を殺せ』とは
命じていないはずだぞ。」

泥努は鋭い殺気を放ちながら
そう言い放つのだった————————!!

 

 

 

舞台は再び「泥努のアトリエ」へと移動する。

「是光」が紅に近寄った瞬間に
泥努が彼をかき消すところは・・・
自分の思い通りにならない事は即排除する————

そんな泥努の残虐な面が垣間見え、
空恐ろしくなった次第だ。

そして、自分の知らないところで・・・
何か別の意思が動いていることに気付いた泥努・・・

その彼の「冷たい瞳」は何を思ったのだろうか?

それはまた「来週のお楽しみ」ということである。

 

 

 

双亡亭壊すべし158回の感想

今回の「双亡亭こわすべし」は————
「緑朗脱出」の後半戦と、その後の「泥努の動向」が描かれる。

特に緑朗の「頭脳」と「死力」を尽くした
必死の脱出劇の「手に汗握る展開」は————
ジェットコースターのような絶叫マシーンに乗せられ、
無重力の中で叫び続けるのに似た錯覚を呼び起こす。

読者はまさに〝絶叫アトラクション〟を
図らずも体験することになるのである。

そして何よりも・・・
脱出に「泥努の腕」を利用してしまうという
この〈逆転の発想〉には唖然とさせられる!

そうか・・・この「手」があったか!! (笑)

何回読んでも、この脱出方法はホント脱帽ものである。

が、これだけ頑張っても緑朗は脱出できないのである。
これぞ「人生」というものなのか・・・・

この厳しい現実を目の当たりにして、
いかに自分が今まではヌルイ状況に甘んじていたかを
思い知らされるのである。

そして・・・泥努は〈双亡亭〉内の不穏な空気を察知し、
何かが秘密裏に行われている事を確信する。

この出来事でもしかして泥努の違った一面・・・
例えば「人間臭い何か」を
知ることが出来るかもしれないと
密かな期待を抱かずにはいられない。

 

さて! 来週である!!

何かを見た緑朗の驚きの真相はいかに?
泥努はこの不穏な動きにどう対処するのか?
そして・・・
緑朗は無事に自分の体に戻る事ができるのだろうか?

ここ最近は緊張を強いることが多い
「双亡亭壊すべし」なので—————

来週こそ、緑朗がこの危機を乗り越えて脱出し
無事帰還するという・・・
ホッとした雰囲気を味わってみたいな—————
と思う今日近頃である。

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