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MAO-マオー【ネタバレ】第26話「不吉の太刀」感想!

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MAO-マオー【ネタバレ】26話

〝震災〟直後の浅草で、
偶然出会った兄弟子・百火から————
自分が師匠によって
〈継承争い〉の「生贄」にされたと聞かされ、
摩緖はその事実に愕然とする。

更に百火から語られたのは————
1.摩緖が〝猫鬼〟と手を組んだこと
2.摩緖が師匠の娘の紗那を殺したこと
―――という摩緖には全く身に覚えのない
驚くべき「虚偽」の数々だった!?

そのあまりにも想像を絶する「陰謀」に
摩緖が唖然とする中、
百火は摩緖への怒りを胸に
その場から立ち去るのだった。

 

そして「舞台」は————
とある大きな「屋敷」へと移される。
その寝室のベッドの上に
若い女性の絞殺死体があった。

横のソファーに座っている男が
物憂げに声をあげる。

それは「種彦」といい男で、
この屋敷の主の息子であり———
片や呼ばれた男は「朽縄」という
「種彦」の召使であった。

死体の跡片付けを命じられた「朽縄」は
今は瓦礫と化した屋敷裏の温室に「女性」を横たえる。

そこには「バラ」が所狭しと茂っていたが
「朽縄」が軽く死体に触れると
その周りの「バラ」が大きく成長し
死体を全て包み込んでいくのだった——————!?

 

 

 

 

師匠の陰謀

「私が『生贄』・・・」

兄弟子である百火から
衝撃の事実を聞かされた摩緖が
厳しい目で呟く・・・。

「5人の兄弟子たちが
摩緖を呪って・・・
先に呪い殺した人が『優勝』って事!?」

菜花が驚きで唖然とする!?

 

「ひどい・・・」

 

「私は大勢の弟子の中でも『末席』で———
修行した日数も浅かった・・・」と摩緖が囁く。

「でもお師匠様は
妙に摩緖をかわいがってたよな。
ろくに『呪術』も使えないのによ。」
百火が言い切る。

「確かに・・・屋敷の中は———
私に対する嫉妬や不満・・・
負の感情が渦巻いていた・・・・」
摩緖がその時の状況を思い返す。

「そういえばお師匠様が———
『〝呪いの秘術〟の数々を
継承するには——
暗い感情の〝気〟もまた
必要欠くべからざるもの・・・』
って言ってたよな。」

そして百火は断言する。

「最初っからお師匠様は
おまえを『生贄』に
するつもりだったんだろうぜ!
おまえは
知らなかっただろうけどな。」

「お師匠様が私に———
この『破軍星の太刀』を授けたのは、
そういう〝意味〟だったのか・・・」
摩緖はそう言うと、
手の中の「刀」を
ギュッと握り締めるのだった――――――!?

 

 

 

 

うわぁ・・・残酷、そしてエグ過ぎ!?
摩緖の師匠は最初から
彼をただの『生贄』の道具としか
見ていなかった————!??

それは人の「妬み」や「不満」を生み出すための
〈生きた「負のオーラ」製造器〉としての
役割をも果たしていたのだ!?

どうすればヒトをこんな惨く扱えるのだろうか!?
摩緖の師匠は———
もうこの時点で「人の心」を失くした・・・
人間ではない残酷な〝妖〟となっていた!!?
―――という事なのだろう!?

ヒトってホント・・・怖すぎる生き物である・・・!?

 

で!?  さらに気になるのが
摩緖がこの章の最後に言ったセリフ————
「破軍星の太刀」を授けたのは
こういう事だったのか」の意味だろう!?

それを早く知る為にも
このまま「次章」へと突き進もう!?

 

 

 

 

百火の怒り

「百火さまは
もちろんご存じでしょうが・・・」

摩緖はそう前置きして語を続ける。

「『破軍星』は————
北斗七星の第七星。
この星の指し示す方角は
万事に『凶』という〝不吉の星〟」

「だからこの『破軍星の太刀』を
授けられた時は———
なぜこんなに縁起の悪いものを・・・と、思いました。」

 

「へ――、うん・・・」 (ここで百火に間が空く)
「『破軍星』・・・な。 知ってたよ。」

 

(こいつ・・・知らなかったな!)
菜花が兄弟子を『冷たい目』で見る。

 

「んん!? それでか!?
摩緖・・・おまえ・・・『呪い』に気付いて・・・
『おれたちに呪い殺される前に』・・・
〝猫鬼〟と手を組んだのか!?」

 

「はあ!?」 菜花が驚く!?

 

「それは・・・誤解です。」
摩緖はそう否定しながらも
〝猫鬼〟の言葉を思い出す。

 

————————―――――
摩緖・・・
きさまも知らんのか。

あの時・・・
本当に何があったのか。

いった何者が師を殺し、
宝物殿に火を放ち、
きさまに矢を射かけたのか。

はめられたのさ。

わしもきさまも・・・
——————————―――――

 

「百火さま・・・」
摩緖は———
その場を去ろうとする
兄弟子の背中に問いかける。

 

「摩緖・・・俺はな・・・・」
百火が振り向かずに答える。
「あのイカれたお師匠様が死んだ事も、
『屋敷』が滅びた事も————
もうどうでもいいんだ。」

そして———
ここで摩緖の方に向き直り
厳しく睨みつける!

「でも!
なんで〝紗那さま〟まで殺したんだ!?
それだけは
絶対に許せねぇ!!」

百火は激しくそう言い放つのだった――――――!?

 

 

 

 

ふふふ・・・! ここでほんの少しだけコメディータッチになる!?
百火のあからさま過ぎる「知ったかぶり」に
菜花が絶妙のツッコミを入れるのだ!? (笑)

この独特の間こそ
〝ルーミック・ワールド〟と言えるだろう!??
他の漫画家さんには出せない「ほのかな微笑」を
『ふりかけ』のようにさっぱりと塗していく————!?

うん! 最高!! この味を一度でも味わうと
もう「病みつき」間違いなしなのである!?

 

そして・・・・え? 何? 嘘だ!? 摩緖が紗那様を殺した!?
弟子たちみんなのマドンナ的存在であり、
美しく聡明で
誰からも愛される女性———〝紗那様〟を・・・
摩緖が殺したって!?  んなバカな??

が、何か確かな証拠がない限りは
百火もここまでハッキリとは言い切らない筈!?

一体それが何なのか
急いれページを繰り続けよう!

 

 

 

 

〝濡れ衣〟

 

ドクン

 

(紗那さま・・・)

――――刹那!?

摩緖の脳裏に紗那の笑顔がフラッシュバックする!?

 

摩緖の鼓動が高鳴る!?

 

(え・・・!?
誰・・・?
紗那さま・・・?)
菜花が訝る。

「摩緖さまが殺したと・・・?」
乙弥がオウム返しに訊く。

 

「ああ・・・兄弟子たちが言ってたんだ。
それは間違いない!」

 

「だから———
もうおまえの顔なんか
金輪際見たくねぇんだよ!?」
百火はそう吐き捨てると・・・

 

「じゃあなっ!」

 

そそくさと
その場を去っていくのだった―――――!!

 

 

(私が・・・
紗那さまを殺した・・・?)

 

摩緖は茫然とする。

 

「あの・・・
紗那さまって・・・誰・・・?」
菜花が恐る恐る尋ねる。

「お師匠様の・・・
娘だった女(ひと)だ。」

 

(女の人・・・)

 

ドクン・・・

 

それを聞いた菜花の胸が高鳴る・・・!?

 

(摩緖が殺した・・・!?)

 

摩緖は〈過去〉の記憶を探る―――

 

——————————――――――――
摩緖がフと気が付くと・・・
目の前に紗那が倒れており・・・・
その両手は鮮血で濡れていた――――
——————————――――――――

 

あの時———
自分が何をしたのか――――
「全く覚えていないんだ・・・」

摩緖は俯きながら
菜花に向かってそう呟く・・・。

 

(摩緖・・・)

 

そんな落ち込む摩緖を
『心配の瞳』で
ひたすら見つめ続ける
菜花であった——————。

 

 

 

 

うわぁ!?  みんなには摩緖が紗那を殺した事になっていたのか!?
兄弟子たちにとっては
『全ての「元凶」は摩緖にある』と思われているのだ!?

さすがの摩緖もこれはショックだろう!?
しかも摩緖自身も当時の記憶が無く・・・
自分自身を信じることができないでいるのだ?

だから・・・
普段は超人的に強い摩緖も
これだけ心を揺さぶられてしまうのである。

 

あと、ここで注目なのは
久し振りに出てきた「菜花の女心」!?

摩緖から女性の名前が飛び出した途端、
胸の高鳴りが沸き上がる!
(これはもう明らかに嫉妬だ!)

そして深く「憂う」摩緖を目の当たりにし、
菜花の心は摩緖一色に染められるのだ!?
(これは摩緖への愛の深さを表している!?)

我々読者は———
こんな〈切ない眼差しの菜花〉を
今まで見た事がない!!

そう、この「マオ」は—————
〈菜花の「心」の物語〉でもあるのだ!!

 

 

 

 

種彦と朽縄

所変わって————

「炊き出し」が行われている
ある〝被災地〟で————

「また若い女が消えたらしいぞ!」

「別の『避難場所』に
移ったんじゃないのか?」

「いや・・・それがさ・・・」

「この敷地を開放してくださってる
〝茨木様〟のご子息がさ・・・」

「やってんじゃねえかと・・・」

「だって―――
『地震』の前から
なんかやらかしては
〝もみ消してた〟って噂だし・・・。」

人々の間では
こんな〝噂〟が
実しやかに流れていた――――。

 

そして、
舞台はそこから離れていない
ある「屋敷」へと移り行く―――――

畳敷きの大きな寝室
そこには天蓋付きの
大きなベッドが置かれており・・・

その上に
首を絞められ・・・悶絶して死んでいる
うら若き女性の死体が転がっていた!??

そして・・・そのベッドの横には————
洋酒の瓶とグラスが載った丸テーブルと
大きなソファーが置かれ

ソファーには
ガウン姿のオールバックの男が
グラス片手に気だるげに座っていた。

 

「おーい、朽縄~」

 

その男が隣の空間に声をかける。

 

「あらら・・・〝種彦坊ちゃま〟・・・
またやちゃいましたか。」

洋風の「仕立ての良いスーツ」を着た
〝朽縄〟と呼ばれたイケメンの男性が現れる。

「巷では〝噂〟になってますよ。
『若い娘が消える』・・・って。」

「心配しなさんな。」
種彦がさも軽事のように言う。

「ちゃんと『身寄りのない女』を
選んでいるし―――
その娘、
今迄食べたことがない『白いご飯」を
お腹いっぱい食べれたから
満足して逝ったんじゃないかな?」

そしてこう付け加える。

「それに朽縄――――
お前がちゃんと『片付けて』くれるから
僕は安心なんだ。」

 

「はい、お坊ちゃま。」

 

〝朽縄〟は薄く微笑んで
種彦を見つめるのであった—————。

 

 

 

その後、朽縄は—————
倒壊して瓦礫と化している
屋敷裏の「温室跡」へと来ていた。

「〝大地震〟の前――――
ここは立派な『温室』だったんだよ。」

朽縄はバラが生い茂る中に
ドサリと女性の死体を横たえ
彼女に優しく話しかける。

そしてキレイな指で女性の目をなぞり
「瞼」をゆっくりと閉じてやる。

 

――――と!?

 

シュルル・・・

ザワザワ

 

周りを包むバラの茎が
大きく伸びて・・・
女性の死体をスッポリと包み込む!?

「ごめんね・・・
もっと美しい場所で
送ってあげたかったんだけどね・・・」

〝朽縄〟は
憂いを帯びた瞳で
「薔薇」の花に包まれた死体に向かって
そう言うのだった―――――!?

 

 

 

おぉ!? ここにきて「物語」は大きく動き出す!?
種彦と朽縄という重要な新キャラの登場だ!?

にしても最初からこの異常な登場の仕方はどうだ!?

明らかに「種彦」はサイコパスの
〝異常殺人鬼〟ではないか!?

しかも「召使」の「朽縄」は
何らかの「術」を使う陰陽師らしき佇まい・・・

そう、「朽縄」は————
摩緖を殺そうと狙う
「兄弟子」の一人の可能性が高いのだ!?

サイコパス&陰陽師の
この「異常なコンビ」の登場に
もう胸騒ぎしか覚えないのである!?

 

 

 

 

MAO-マオー26話の感想

今週の「マオ」は————

前半は「百火の衝撃の告白」、
後半は「新たな事件の始まり」———
この2つの出来事が
摩緖、菜花、百火の複雑な心情を交えながら
スリリングに描かれる!!

それにしても・・・・!? してもである!!??
摩緖がいかにヤバ過ぎる「運命」を辿って来たかが
順をおって明らかになる!?

摩緖は————
1.「生贄」の為に呼ばれ
2.「ヒトの負のオーラ」を一身に受け、
3.〝猫鬼〟や兄弟子に殺されそうになり
4.挙句、〝猫鬼〟に「呪い」をかけられてしまい(〝妖化〟)
5.〝猫鬼〟を追って終わりのない旅をしなくてはならなくなり
6.そのため体中が弱り果てる。
7.しかも兄弟子たちは摩緖と〝猫鬼〟がグルだと思い込み、
8.紗那様を殺した犯人にも仕立て上げられてしまう。

――――ざっと挙げただけでも
これだけの「業」と「宿命」を背負わされた
「運命」を歩んでいるのだ!?

「摩緖ってよっぽど『前世』でひどい事をしたから
こんな目に遭ってしまうの!?」
―――――と、思わず叫びたくなってしまう程の
〈悲劇の主人公〉だったのだ!?

 

が!?
菜花と出会ったことで—————
摩緖の全てが変化する!

そう、いろんな事が一気に動き出し、
新たな事実や秘密が明らかにされる!?

今迄の〈摩緖の「運命」〉に風穴を開けるパワーを
菜花が呼び入れているのだ!?

だから大丈夫!?
後はもうひたすら上がって行くだけ!?

摩緖自身もきっとそう感じているはず!?

そう、この〈伝奇ロマン〉の「マオ」は—————
「摩緖」の運命の「再生」と
「新たな誕生」のための〈人間物語〉なのだ!!?

 

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