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MAO-マオー【ネタバレ】第9話「鬼神の出処」感想!

更新日:

MAO-マオー【ネタバレ】9話

新興宗教〝鍾臨教〟の集会に潜入した菜花は
異常に怯える少女、依子と出会う。

その依子の父親が————
〝鍾呼さま〟の予言通りに
死んでいたことを知った菜花は
依子を監視するのであった。

その頃、摩緖は少し離れた川のほとりで
依子の家の門前から見つかった〝呪詛人形〟に
〝儀式〟を施し、そこから「鬼」を出現させていた。

 

そして夜を迎え——————

摩緖が道場の依子のもとに赴き、
この事件の詳しい話を聞こうと試みるが
そこに武装した信者達が現れる。

危険を感じた摩緖は
依子を抱えて外へと飛び出すのだった!

 

一方、菜花と乙弥は
摩緖が送った「鬼の分身」に導かれ・・・
道場奥の「地下室」へと潜入する。

2人はそこで
「呪法」が書かれた書物を発見するが・・・
鍾呼によって閉じ込められてしまうのであった—————!!

 

 

 

依子の正体

〝鍾臨教〟の道場では集会が終わり
信者たちは売られている物品の前に群がっていた。

「〝守り石〟をください。」
「これで寿命がつながるのね。」
「終末が来ても生き残れるのね。」
信者たちが口々に呟く。

(う~~ん・・・
うさん臭さしか感じられない。)
菜花は改めてそう実感する。

その時、菜花の横を一人の少女が通り過ぎる。
それは集会の時————
菜花の横で激しく震えていた少女であった。

「あっ・・・あのっ! 大丈夫ですか?」菜花が問いかける。

「え・・・?」 少女が振り返る。

「なんか・・・さっき震えてたから・・・。」

「依子、来なさい。」
彼女の後ろから修験者の身なりの男が呼びかける。

「あっ、はい・・・宗玄さま。」
依子は素直に
宗玄呼ばれた男に付き従うのであった。

(あの『宗玄』って男―——
鍾呼さまと壇上にいた人だ。)

「あの依子って子・・・
鍾呼さまの予言通りに
お父様が亡くなってしまったんですって。」
「でもそのお父様って・・・
鍾呼さまをニセモノ呼ばわりしたんでしょう?」
「バチが当たったのよ。」
信者達が蔭口をたたく。

(じゃあ・・・あの子が呪い殺された男の娘・・・
なんか気になる・・・。)
菜花の心に依子の横顔が過ぎる。

 

「気なりますね。」

 

「え・・・乙弥くん・・・!?」
菜花は突然現れた乙弥に驚く。

「菜花さん一人では心もとないと
摩緖さまが・・・」

「うんっ! 心強い。」
菜花は本気で喜ぶ。
「で、アイツは何してんのよ。」

「死んだ男の家の門前に〝呪詛の人形〟が
埋まっていたものですから・・・
何やら〝儀式〟をなさっていますよ。」
乙弥はスラスラとそう答えるのであった———————。

 

 

 

世界終末論に・・
寿命の予言と呪い————
〝守り石〟などの数多くの「物品販売」!?
そして〝お布施〟を求める売り子達―————

これは菜花が怪しく感じても当たり前で、
誰がどう見たって似非宗教に違いない!!

そして思った通り依子は
父を亡くしたこの教団の被害者だった!?

が、依子自身は鍾呼を信じ切っているので
「呪い」が怖くてどうしょうもないのだ!

この依子が鍾呼さまに呼ばれるのだが
果たして彼女に何が起ころうとしているのだろうか?

とりあえず、次章へと頁を繰ろう。

 

 

 

摩緖の〝儀式〟

その時————
摩緖は
大きな川のほとりにいた。

坐した摩緖の前には小さな「祭壇」が作られており
お祓いに使う〝大麻(おおぬさ)〟が飾られ、
炎に照らされた中央には—————

集められた多くの〝呪詛の人形〟が
縄に結わえられていた。

と!

その〝人形〟の周りから
黒い靄のようなモノがザワザワと立ち上る。

その霞はゆくっりと一つに固まり
次第に形を成していく・・・

そして
そこからハッキリと現れたモノは———————
巨大で狂暴な「鬼の顔」であった!?

 

「鬼」は摩緖に鋭い牙を剥く!?

 

「一切の鬼を縛す!」 摩緖が力強く〝言霊〟を発する。

 

炎が爆ぜる!?

 

ギリギリ・・・

 

その途端————
鬼は〝炎の縄〟に絡み取られ
弱々しく呻くのであった———————!?

 

 

そして舞台は再び道場へと移動する―—————

「鍾呼さま、依子を連れて参りました。」
宗玄が依子を鍾呼の前に連れてくる。
「これ、依子。なにを震えている。」

「依子・・・私が怖いのですか?」
鍾呼がガタガタ震える依子に問いかける。

「いえっ、決してそのような・・・」
依子は両手をついて深く頭を下げる。

「許して下さい・・・。」
鍾呼は目を伏せる。
「私にはただ見えてしまったのです。
あなたの父上の〝寿命〟が・・・。」

「依子、お前は教団で暮らしなさい。
何も心配する事はない。」宗玄が語りかける。

「はいっ ありがとうございます。」
こうして依子は教祖の部屋を辞したのであった。

 

「・・・・・・・・」

その道場の屋根上には————
今の「会話」を聞いていた
菜花と乙弥、2人の姿があった。

「こんな事は初めてじゃないようですよ。」乙弥が言う。

「信者の親が死ぬことが・・・?」

「はい。
そして身寄りのなくなった信者は、
親から相談した土地や建物を教団に寄進します。」

「それって・・・土地の乗っ取り的な・・・?」

「はい、ひらたく言えば。」
乙弥は無表情でそう答えるのであった———————。

 

 

 

凄い!!  摩緖の〝陰陽師〟としての本領発揮!!
〝呪詛人形〟の「鬼神」を
捕縛してしまうなんて・・・・なんてカッコ良すぎるんだ!

神主さんがお祓いなので使う
白い紙が付いた棒の〝大麻(おおぬさ)〟を立てて
炎を焚き、「言霊」を唱えて〝儀式〟を行う―——————!!

これぞ映画やマンガ、テレビなどで見たことがある
〝陰陽師〟のイメージそのものだ!

これからもこのスマートな陰陽師の活躍が見れると思うと
ワクワクと胸が躍る思いでいっぱいだ!

そして屋根裏で核心に迫りつつある菜花と乙弥。
親や身寄りを失くした信者が
大きな寄付を行ってるって・・・
絶対にこれはヤバいパターンではないか!!
菜花達はこれ以上もっと
〝深い秘密〟を知る事になるのだろうか?

耳を澄ませて、忍び足で次へと歩もう。

 

 

 

闇に浮かぶ鬼

「依子、今日はもう休みなさい。」
宗玄が部屋に案内する。

「明日は父上の道場の権利を、
教団に移す手続きをします。
それでいいね?」
宗玄はそう言って去っていくのだった。

依子は与えられた寝室に入る。

と!

持っているランプの炎がグルグルと激しく回り出し
フッと消えたと同時に周りが闇に落ちる!

 

ザ ァ ァ ァ ・・・

 

(闇の中に大きな「鬼」の顔が浮かび上がる!?)

 

「ひっ・・・!?」

 

(叫ぼうとする依子の口をいきなり現れた手が塞ぐ。)

「不思議なんだ・・・。」
依子の後ろにいたのは摩緖であった。

「この鬼神に聞いてみたんだがね・・・
あなたの父上を―———
呪い殺してなどいないと言ってるんだ。」

「だ・・・誰!? いったい何を・・・」

「あなたの父上は〝鍾呼さま〟を
ニセモノ呼ばわりしたんだね?」

「そ・・・そうです。」
依子はガクガク震える。
「だから父はバチが当たって・・・」

「私・・・父を一生懸命説得しました。」
依子の目から涙が零れ落ちる。
「父の命を救いたかったんです。」

「救いたかった・・・」
摩緖は無表情に訊く。
「それは・・・死の予言から・・・?」

「それで・・・どうした?」

「え・・・!?」

―———その時、襖が開いて
5人の信者が乱入してくる。

「何者ですか・・・」
真ん中の宗玄が尋ねる。

 

バ   ン   !  !

 

マオは依子を抱き上げ外へと飛び出す!!

「待て!」信者たちが追う!

「足止めを。」マオが鬼神に呼びかける。

 

グ ワ ッ !   鬼神が信者達向かって大きく口を開く!?

 

「うわっ!」 怯む信者たち。

 

シュン! その隙にマオは跳び去っていくのだった。

 

「そ・・・宗玄様・・・今の鬼は・・・?」
腰を抜かした信者の一人が尋ねる。

「くっ・・・くだらん、何かの幻術だ。」

(それより依子だ・・・まずい・・・!)
宗玄の顔には
かなりの焦りの色が見えるのであった———————?!

 

 

突然空中に現れた「鬼」に超ビックリ!!
てっきり依子が襲われると思いきや・・・
実は摩緖の味方だった!?

さすが摩緖!
呪いによって生み出された「鬼神」を味方につけて
シッカリと「使役」していたのだ!!

そしていとも簡単に
教団から依子を救い出したではないか!

このことからも————
摩緖が今までにいろんな修羅場をくぐり抜け、
様々な〝妖〟達と戦い続けてきたことが窺い知れ、
頼もしいばかりである。

彼に任せれば大丈夫!  きっと何とかしてくれる!

もうこの時点で我々読者は大船に乗ったつもりで
安心して次に進むことができるのである。

 

 

 

 地下室の秘密

―———その頃、
菜花は乙弥と共に道場の中へと入っていた。

「乙弥くん、それ・・・なに?」
菜花は乙弥の手のひらの上で
ポツポツと光る小さな〝炎〟を見ながら尋ねる。

「これは———
〝呪詛の人形〟に封じられていた鬼神を
小分けにしたもので・・・
摩緖さまの言いつけで
ここまで飛んできたようです。」

「電話の『子機』みたいなものか。」
菜花は1人納得する。

「〝鬼神〟が出たという事は———
『呪い』自体は本物です。」
乙弥は続ける。
「これは素人の真似事ではない・・・
この〝術〟の出処が何なのかを確かめなくては・・・。」

2人は小さな〝鬼神〟に導かれ—————
物置のような部屋の中に入る。

その床には人一人が入れるくらいの「扉」が見える。

「地下の・・・隠し部屋?」
その扉を引き開けながら菜花が言う。

見ると階段が
下へと伸びている。

その階段を降りると
「炎」はその奥に置かれた机の上で止まる。
その下には一冊の書物が置かれている。

「これ・・・」菜花が言葉を漏らす。

「写本ですね。」
「けれど・・・〝呪法〟がしっかりと書いてありますね・・・。」
乙弥が中身を確かめる。

「じゃあ、鍾呼さまはこの本を読んで呪ったんだ・・・?」

「まあ・・・この通りにやってますからねぇ。」

と————
菜花の脳裡に一つの言葉が甦る・・・

〝鍾呼さまは人の寿命を自在に操る〟

「そうだ、寿命っ!」
「寿命を操る方法は!?」

「見つかりません・・・
これには〝呪法〟しか載っていませんね。」

 

バタン

 

「え・・・。」

 

ガコン

頭上の「扉」がいきなり固く閉じられる!?
鍾呼が上から閂をかけたのである。

 

(閉じこめられた!)

 

あまりの突然の出来事に
驚きの表情を浮かべる菜花と乙弥であった———————!?

 

 

しまった!?  やられた!!
秘密の地下室を突き止めて〝呪法〟の写本を見つけたまでは
良かったが・・・鍾呼に閉じ込められてしまうとは!?

やはり菜花は中学生だし、乙弥は子供なのだ。
あらゆる面で慎重さがなく、注意不十分で・・・
簡単に捕まえられてしまってもおかしくはない。

やはりここは経験豊富な摩緖の出番なのだが・・・
彼は道場から去ってしまっている!?
が、彼なら絶対に何とかしてくれる筈だ!
それを信じて待つしかないのである。

そしてあと一つ気になるのは・・・
菜花達が見つけた「写本」には—————
〝寿命を操る方法〟が載っていなかったってこと。

とすると・・・
鍾呼が操る力は一体どこから生まれたものなのか?
この謎も摩緖なら解いてくれるはずである。

 

 

 

MAO-マオー9話の感想

今週の「マオ」は———————
先週に引き続き「鍾臨教編」の展開部である。
「起承転結」でいうと「承」⇒「転」の辺りだろう。

依子が予言で死んだ男の娘だと発覚し、
摩緖は〝呪詛人形〟から鬼神を呼び出す。

摩緖は教団に潜入して依子を教団から連れ出し
菜花と乙弥は地下室を見つけ
そこに在った「写本」に
〝呪法〟が書かれている事を探り出す。

短時間で一気にこれだけの事が起こるのだ。
これはもうまさに「転」であろう!

そして読者にばら撒かれた謎の数々―————
1.鍾呼は自ら望んで人の命を奪っているのだろうか?
2.前に鍾呼が呟いていた―——————
「皆を守るため・・・」という言葉の真意は?
3.「写本」には〝寿命を操る方法〟が載っていなのに
何故鍾呼はこの「力」が使えるのか?
4.依子に土地の話をもちかける宗玄は
本当にただの弟子なのか?

これからも考えなくてはいけない事が山積みなのである!

 

さあ!  来週!?
摩緖は依子の救出に成功するのか?
鍾呼の正体と真意は?
そして・・・
地下室に閉じ込められた
菜花と乙弥は
無事に脱出することができるのか?

益々加速的に盛り上がる「鍾臨教」編!!
固唾を飲んで、手に汗握って、
摩緖の、菜花の、乙弥の活躍を見守っていこうではないか!!

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