最新話のネタバレ・感想

MAO-マオー【ネタバレ】第61話「夏野」感想!

更新日:

MAO-マオー【ネタバレ】61話

摩緖、菜花、土門医師の前に現れた
〝謎の女性〟は
即座に土門の妻を診るが
「もう何年も前に死んでいる」と宣い、
その首の傷口に触れるや否や
妻の首はゴロリと転がり落ちるのだった。

 

その帰途―――

 

摩緖はその女性――〝夏野〟に、

(女の正体は
兄弟子〝大五〟の知り合いで、
摩緖とは平安時代に知り合った
『土の術者』であった)

〈五色堂〉に
呼ばれたのでは?と訊く。

夏野は「呼ばれた」と答え、
紗那との事が無ければ
大五が呼ばれていただろう言い、
逆に摩緖に「紗那の事」を
師匠に密告したのかと質問する。

大五が紗那と結ばれるのは
自分にとって喜ばしい事だったと
摩緖は答え、

それを信じた夏野は
静かに去って行くのだった。

 

その後、摩緖は———
兄弟子たちが怪死した「件」を告げ、
その最初の犠牲者が
〝大五〟だった事を
菜花に告白するのだった―――――!?

 

 

 

 

 

 

 

妻の治療!?

 

「この『符牒』、
バラ撒いたの
アンタだろう? 摩緖。」

突然現れた〝謎の女性〟が
摩緖に問いかける。

 

(え・・・知り合い?)
「・・・・」
菜花と摩緖は
その女性を黙って凝視する。

 

と!?

 

土門医師が
横からヨロリと立ち上がる。

「あ・・・あなただ。
あの時、私に
『土薬』をくれたのは・・・」

土門は女性の前に平伏す。

「お願いだ、
新しい〈薬〉を・・・
妻の具合が良くなくて・・・」

 

 

「うん、診てみよう。」

女性は
土門の妻の首に
手を触れる。

「ああ・・・これは・・・
死んでるね。
もう何年も前に・・・」

 

「え・・・?」

土門は驚愕する!?

 

「ダンナサンのために
頑張ってたんだね。
いじらしい・・・」

女性はそう言うと
妻の首に
もう一度指を当てる!?

 

と!?

 

パサ・・・

 

妻の首が
ゴロリと取れて転がり落ちる!?

 

「!」
「きゃ・・・」
「え・・・?」

 

摩緖、菜花、土門は
一瞬、息を飲む。

 

そして———

 

「八重! 八重――――っ!」

 

土門が這い寄り
八重の首を掴み叫ぶ!?

 

 

「行こうか摩緖。
もう何もしてやれないよ。」

摩緖達は医師の家を
後にするのだった――――

 

 

その道すがら――――

 

 

「どうしてあんな事を・・・」

摩緖が前を行く女性に尋ねる。

 

「うん? 首を落とした事?」

 

「いえ―――
あの男に『土薬』を与えた事です。
そのせいで、
彼は不完全な『薬』を患者に使い
罪を重ねた。」

摩緖は厳しく批判する。

 

 

「土門先生・・・
これからどうなるんだろう?」
菜花が訝る。

 

「奥さんの『首の土』に
触れていたからねえ。
おそらく一緒に・・・」

女性はそう言って
遠い先を見つめるのだった――――

 

 

 

 

時を同じくして————

 

「土門先生、
ちょっと腹が痛くて・・・」

ある老人が
土門を訪ねていた。

 

が・・・

 

医師の返事はなく
不審に思った老人は
奥に声をかける。

 

「土門先生・・・?」

 

しかしなんの返事もない。

 

「お留守かな・・・」

 

だが————

 

その〈奥の間〉では・・・
「土塊」と化した
医師の姿が
漫然と
横たわっているのだった―――――!?

 

 

 

 

 

 

 

 

〝謎の女性〟の————
ミステリアスな表情から始まる今週の「マオ」!?

その女性が「土の術」を使う術者らしいのだが・・・
どこからどう見ても〝大五〟ではあり得ない!?

しかも彼女は親身になって
妻の診察にあたり、
そこには何の「悪意」すら感じられない。

そんでもって! 帰路に摩緖は
彼女に気軽に話しかけている!

という事は・・・摩緖の敵ではないという事?
ではその正体は??

 

そしてそして!?

その女性の予言通り土門医師は「土塊」と化す!?

夫婦共に「土」と化してしまうなんて・・・
このテイストは昔読んだ「日本昔ばなし」の
エピソードの一つみたいに・・・
そこはかとない〝懐かしさ〟を醸し出す。

必死で治そうとした夫と
それに必死で応えようとした妻。

この2人の気持ちが———
読み手の心に
ジンワリとした温かさを
灯して消えるのである・・・

 

 

 

 

 

 

 

〝夏野〟!?

 

 

————————————————————

〈平安時代〉—————

「摩緖、来てみろ!
すごい術が見れるぞ!?」

大五が顔を輝かして摩緖を呼ぶ。

 

摩緖が急ぎ行ってみると————

 

 

「足が折れてるね。
かわいそうに・・・」

そこには
少女がしゃがみこんでおり、
傷付いた小鹿を
診ているところだった。

「薬塗ってやるよ。」

少女は手に持った〈壺〉から
『土』を取って
それを患部に塗り込める。

 

と!?

 

小鹿はすぐさま立ち上がり
跳び走って行くのだった!?

 

「〝夏野〟の『土薬』は
どんなケガでも治せるんだ。」

大五がニコヤかに言う。

 

その〝夏野〟と呼ばれた少女は
摩緖と向かい合う。

「ああ、あんたが摩緖?
大五の弟分ていう・・・」

 

「すごい『術』ですね!!」

 

「お師匠さまには
『薬ばかりじゃなく、
〈毒〉も作れ』って・・・
どやされてるけどね。
知ったこっちゃない。」

夏野はキッパリと
そう言いきるのだった――――
————————————————————

 

 

 

(〝土の術者達〟は
〈館〉の中でも
実力者揃いだったが————
その中でも
大五さまと並んで
夏野さまは飛び抜けていた。)

摩緖は回想しながら————

「夏野さま、あなたが・・・
〈五色堂〉に
呼ばれたのですね?」

――――と尋ねる。

 

 

「ああ・・・呼ばれたね。
大五の方が選ばれたと思ってた?」

夏野はマオへと振り向き————

「まあ、あいつも
普通に修行だけしてりゃ・・・
私より優れていたのにさ。」

――――遠くを見遣る。

 

 

「夏野さまも・・・
気づいていたのですか?」

そんな夏野に
摩緖はゆっくりと
問いかけるのだった――――!?

 

 

 

 

 

 

 

女性の名は〝夏野〟!?

やはり「土の術」を使う〈陰陽師〉で、
大五とは強い繋がりがあったのだ!?
勿論、摩緖とも面識がある!

そんな彼女の能力はどうやら
〈土薬〉に特化しているらしいのだが・・・
〝夏野〟は
師匠に〈五色堂〉に呼ばれた事を認め、
そこから話しは〝大五〟へと移っていく。

一体〝大五〟に何があったのか?
それを知るためにも
取り急ぎ「次章」へとページを繰ろう。

 

 

 

 

 

 

 

逢瀬

 

————————————————————
〈平安時代〉—————

「待って・・・
まだ行かないで。」

摩緖が屋敷周辺を歩いていると
横の森の奥から
何やら人の声が聞こえてくる。

 

(ん・・・
この声は〝紗那さま〟・・・?)

 

摩緖はその方向を見遣る――――

 

と!?

 

そこには————

大五に抱かれた紗那の姿があった!?

 

摩緖はその光景を
見つめ続ける―――

 

 

「大五は———
不思議な目の色をしている・・・
綺麗だわ・・・」

紗那がウットリと
大五の頬を撫でる。

 

「紗那さま・・・」

 

大五もそんな紗那を
熱を帯びた眼で
見つめ返すのだった――――
————————————————————

 

 

 

「え・・・」

(じゃあ、紗那さまの〝想い人〟って・・・!?)

菜花は唖然とするのだった――――!?

 

 

 

 

 

 

 

ここで我々はトンデモナイ事実を突きつけられる!

ナンと!? 「紗那の想い人」は〝大五〟だった!?

我々〈読者〉は・・・
今までの「展開」からてっきり〝白眉〟だと
勝手に思い込んでいたのだ!?

まあ・・・そういえば
一回も〝白眉〟が「想い人」だとは描かれておらず・・・
早合点した読み手が
その〝白眉〟の紗那に対する様子から
あらぬ妄想を抱いてしまったってコトなのだが・・・

 

とすると!?

 

〝紗那〟を巡って大五、白眉、摩緖が揺れるという
とんでもない〈恋愛模様〉が
浮かび上がってくるではないか!?

これからはそこら辺にも
注目して心トキメかせて行こう!!

 

 

 

 

 

 

 

最初の犠牲者!?

 

「二人は————
人目を忍んで逢っていたけど、
〈館〉の者の何人かは
気づいてたよね。」

夏野は続ける。

「大五の実力を妬む弟子に
知られて、
お師匠さまの
耳に入ろうものなら・・・」

夏野はここで言葉を区切り
摩緖を見る。

「摩緖・・・
あんたもあの頃、
紗那さまの事が
好きだったんでしょ?
もしかして———
あんたが・・・
お師匠さまに?」

夏野の目に
狂気が宿る!?

 

 

「えっ・・・そんなわけ・・・」
菜花が反論する!

 

 

「私にとって大五さまは、
大切な方だった。」

摩緖は淡々と答える。

「もしも何事もなく、
紗那さまと大五さまが
一緒になれたなら・・・
これ以上の喜びはないと
思っていました。」

 

 

 

「・・・あんたは
そういうヤツだったね。
信じておくよ。」

夏野は軽く微笑み―――

「じゃ、もう行くよ。」

―――と踵を返し
去って行くのだった。

 

 

 

「ねぇ・・・
あの〝夏野〟って女(ヒト)が
〈五色堂〉に呼ばれて・・・
大五さまは・・・」
菜花が不安気に訊く。

 

「兄弟子たちが
〈五色堂〉に呼ばれた後・・・
実力者と目された
〝兄弟子〟たちが———
たて続けに怪死した・・・と、
話したことがあったろう?」

摩緖が訥々と語り続ける。

 

「その最初の犠牲者が
〝大五さま〟だったんだ。」

 

 

「ええ!?」

 

菜花は————
その摩緖の
〈衝撃の告白〉に驚くのだった!?

 

 

 

 

 

 

 

嘘だ!?  そんな酷い!?

我々読者は———
ここでまたしても予想外の〈事実〉を突きつけられる!!

兄弟子たちの最初の犠牲者は〝大五〟だったのだ!?
という事は・・・
夏野は大五を密告した者に
復讐をしようとしているだけで、
最初から摩緖を狙った訳ではなさそうだ。

 

とすると・・・
大五の密告者=「影の黒幕」という図式が
自ずと浮かび上がってくるではないか!!

それは誰だ??

そして、その暗躍する人物を倒すために
摩緖と夏野が共闘する可能性も
ボンヤリと見えてきた!?

そんな大波乱の予兆を含んだまま
「物語」は———
来週へとゆっくりと流行くのである。

 

 

 

 

 

 

MAO-マオ—61話の感想

今週の「マオ」は————
〝夏野〟という謎の女性の登場に絡めて
サスペンスフルな緊張感と
「ラブストーリー」と見紛う
熱烈なラブシーンが熱を帯びて展開される!?

 

が!?

今回、注目すべきは
やはりこの「ラブストーリー」要素だろう!?

「マオ」は————
〈大正伝奇ダーク・ロマン・ファンタジー〉という
その物語の性質上・・・

〝妖〟や「アクション」、
陰陽師関連の知識や出来事が目立っているが
その根底には「様々な男女の恋愛模様」・・・・

〝ラブストーリーの群像劇〟が流れているのだ!?

この複雑な「恋愛感情」、「人間模様」が・・・・

菜花と摩緖、
摩緖と紗那、
紗那と大五、
白眉と紗那、
大五と夏野、
摩緖と幽羅子達を————

スッポリと絡め取り
よりいっそう
掴みにくい「物語」を形作っているのだ!?

 

この「人間関係」を完全に把握するには
〈情報〉が少なく
まだまだ時間がかかるのだが・・・

この要素が様々な〈謎と伏線〉を
「物語」全体に散りばめ・・・
一筋縄ではいかない、
とっても魅力的な「展開」を
生み出すことに成功している。

 

「読者」は頭を常に整理し、
〈人物表〉―――〝恋愛相関図〟を作って、
これから先の展開を予想してみるという
「知的遊戯」に興じることができるのだ!

 

それと同時に
菜花の、摩緖の、紗那の想いを
ぜひとも遂げたいと
心から願いながら
これからもこの「マオ」を
力強く読み進めて行くことを誓うのである!!!

 

 

電子書籍マンガおすすめ♪

大人気の漫画サービスです!

メジャーな作品はほとんど配信されていますが、その他配信作品はサービスによって違います。

あなたの読みたい漫画が配信されているのかどうかは、公式サイトをチェックしておきましょう♪

eBookJapan(イーブックジャパン)

-最新話のネタバレ・感想
-,

Copyright© 無料マンガ別冊GEKIコミック , 2020 All Rights Reserved.