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MAO-マオー【ネタバレ】第60話「土薬」感想!

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MAO-マオー【ネタバレ】60話

とある長屋の路地裏で———

1人の女性が、
右足をケガして歩けない子供を抱えて
土門という医師の元に訪れる。

医師は独自に練った「薬」を塗り、
明日には良くなると断言するのだった。

 

翌日―――

子供はすっかり良くなり、
友達と遊んでいたが
急に右足が動かなくなる!?

そこにやって来た摩緖と菜花は
その子供の足を治すことに成功する・・・

が!?

その傷口には「土」が塗られており、
その「土」が肌を喰っている事実に驚く!?

摩緖達は急ぎ土門の元へと向かうが、
その土門の傍には弱った妻がいた。

妻は過去に瀕死の大けがを負ったところを
ある「陰陽師」に救われれ、
その時の「薬」が底をついたため、
土門が改めて調合し直し、いろんな人に試していたのだ。

誰が土門にその「薬」の調合を教えたのか
マオは厳しく問うが・・・
そこに突然、
謎の〈女性〉が現れるのだった――――!?

 

 

 

 

 

 

「土門」登場!?

 

ある長屋の〈路地裏〉にて――――

 

「先生! 土門先生!
倅が木から落ちて・・・!?」

 

1人の女性が
泣き喚く男の子を抱きかかえて
〈医者〉のもとへとやって来る!?

 

「あ、あの・・・
お銭(あし)は後で必ず・・・」

 

 

「ああ、お金はいりませんよ。
診せてごらん。」

その声に〝白髪の男〟が答え、
素早く子供を診察する。

 

「うん、骨は折れていないね。
ではこの〈薬〉を塗っておこう。」

土門と呼ばれた〈医師〉はそう言うと
練っていた「薬」を患部へ塗り込み———

「明日には良くなるよ。」

―――と、優しく声をかけるのだった。

 

 

 

 

 

 

悲痛な女性の叫びから始まる今週の「マオ」!?
彼女が負傷した子供を運び込んだのが
「土門医師」の所だった!?

この様子からも
近所ではかなり慕われ、頼りにされている
とても〝素晴らしい先生〟のように思われる。

その表情・物腰も温厚そうで―――
どこにでも居る「人の良いおじいさん」的な
その佇まいにはとても好感が持てる。

「薬」も丁寧に調合し、
その診察、施術に至っても的確で簡潔。
しかも! お金はいらないなんて言う!?
これは一見、ホントに「名医」なのではないか!?

そんな誉め言葉しか見つからない「土門医師」だが
この後、どんな事が起こるのだろうか・・・?

引き続き「次章」に歩を進めて行こう。

 

 

 

 

 

 

「土門」の治療!?

 

翌日――――

 

「すげえな正坊、
もう走れるのか!?」

 

「へへっ、
土門先生に
治してもらったんだ。」

野原で
チャンバラごっこをして
元気に走りまわる子供達がいた。

 

と!?

 

「あれ?」

 

ひとりの子供が
突然尻餅をつく!?

 

「正坊、早く来いよ――!」

 

「あ、待ってよ――。」

 

しかし・・・

 

「あれ・・・足が動かない・・・」

 

その〝正坊〟と呼ばれた子供は
包帯で巻かれた右足を
しきりと気にする!?

 

 

 

「どれ、見せてごらん。」

 

 

そこに行き合わせた
摩緖と菜花が正坊に近づく。

 

シュル・・・

 

そして摩緖が
男の子の足の包帯を取ると・・・

 

 

「!?」

 

 

その傷口には「土」が塗りこまれ、
かなりドス黒く変色していた!?

 

摩緖は目を瞠る!?

 

(これは・・・
『土』が肌を喰っている。)

 

摩緖は『呪符』を取り出し、
素早く足に貼り付ける!?

 

 

・・・が!?

 

 

ジュワッ!?

 

 

即座にそれは塵と化す!?

 

 

「え!? 『呪符』が・・・」 菜花が驚く!?

 

 

「乙弥。」

 

マオが冷静に呼ぶと————

 

「はい、摩緖さま。」

 

――――乙弥が
多くの「呪符」を摩緖へと渡す。

 

マオが夥しい「呪符」で
患部を一気に包み込む!?

 

 

が!?

 

 

やはりその「呪符」達は
ボロボロと崩れさる!?

 

 

(これは———
ひどい〈瘴気〉だ!?)

 

マオは怯まずに
「呪符」を貼り続ける。

 

 

「わ―――っ」

 

 

そのあまりの激痛に
男の子が泣き喚く!?

 

が・・・

 

シュ——

 

漸く―――
傷口を覆っていた『土』が
見る間に消えさり、
そこにはきれいな地肌が
見えるのだった。

 

 

「ふう、もう大丈夫だ。」

 

 

摩緖はホッと息をつく。

 

(なんとか『瘴毒』は
取り除けたが・・・

この『土薬』は・・・

まるで素人の調合・・・
〈陰陽師〉の仕事とは思えない。」

 

摩緖は焦りを覚えながらも
素早く逡巡するのだった――――!?

 

 

 

 

 

 

 

うわぁ! なんてこった!
やっぱり「土門」の治療には「裏」があった!?

正坊の足は傷口に塗った「土」に喰われていたのだ!?
しかもその侵食具合は・・・
摩緖の「術」をもってしても簡単には治せない、
とんでもなく禍々しい「瘴気」に包まれていたのである!?

しかも摩緖によればこれは素人の仕業であるらしい。
とすると、この一連の出来事を目論んだ「土門」は
摩緖の兄弟子〝大五〟ではないという事??

では「土門」は一体何者なのか?

またここで新たな「謎」が提出されたまま
物語は次へと突き進むのである。

 

 

 

 

 

 

「土門」の憂い!?

 

「土門先生ですね?」

 

摩緖と菜花が「医師」の家を訪れる。

 

 

「・・・・・・・」

 

 

摩緖は「土門」の姿をジッと見て戸惑う。

 

(『土の術者』の中に・・・
こんな人はいなかった)

 

「あなたは誰だ・・・?
いや・・・
あなたの『土の施術』は・・・
誰かに
教わったモノではないのか?」

摩緖が単刀直入に訊く。

 

 

「きみ・・・
何か知っているのか?
あの人を・・・
知っているのか?」

老人が問い返す。

 

 

と・・・!?

 

 

「あな・・・た・・・」

 

 

「!?」

 

医師の後ろの衝立から
1人の女性がズッ・・・と覗き込む!?

その顔は人形の様に
冷たく無表情で———
もはや人間の
それではなかった・・・!?

 

「寝ていなさい。
大丈夫だからね。」

 

医師は女を
労り床に寝かす。

 

「その女(ひと)は・・・?」とマオ。

 

「妻の〝八重〟です・・
長いこと具合が悪くてね。」

医師が背中越しに答える。

 

(妻って・・・ずいぶん若い・・・) 菜花が訝る。

 

「診させてください。
私は〈陰陽師〉だ。」

摩緖はそう断言するのだった―――――!?

 

 

 

 

 

 

「土門」と対面した摩緖だったが・・・
その姿はマオが初めて見る人物だった!?

そして、その後ろにいる妻の様子は
ただ事ではなかった! 超異常事態だ!?

そう、ここにきて「物語」は
やっと〈核心〉へと近づいたのだ!?

「土門」が言う〝あの人〟とは?
妻の異常さの真相は?

この息を飲む「展開」に
〈読者〉は時間を忘れて
「マオの世界」に没入するのである!?

 

 

 

 

 

 

「土門」の過去!?

 

土門は語る―――

 

 

—————————————————
それは———
30年ほど・・・前の事・・・

その頃の私は———
〈医者〉を目指して
勉強していた。

妻の〝八重〟は
私の学費の助けになるようにと
働いて
家計を支えてくれていた。

その・・・
働いていた〈酒場〉に
タチの悪い客がいて、
八重に酷く執着し・・・

ある日の夜、八重は―――
待ち伏せしていたその客に
襲われてしまったんだ。

私が駆けつけた時、
八重は首を斬られ
もう絶命寸前だった・・・

この重体の八重の前で
私はどうする事も
できなかった・・・

その時、あの人が現れ・・・

八重の傷に
練った『土』の様なものを
塗り固めた。

 

数日後―――

 

八重は
何事もなかったかのように
回復した。

そして———

これは『陰陽術』で・・・
具合が悪くなったら
また塗るようにと
あの人は
〈土の薬〉を置いて去った。
—————————————————

 

 

 

「『土』の選び方や練り方も
その時に教わったんだが・・・
なかなか上手くできなくてね・・・」

医師は病床の妻を見つめる。

「自分で練った『土』の効き目を・・・
患者に使って
試していたんですね?」

「ああ・・・
ここ数年、
八重の具合が悪くてね・・・」

土門は
八重の首に巻かれた布を
シュルリと取り去る。

 

と!?

 

その首は———
干からびた土が固まっており・・・
それがボロボロと罅割れている!?

 

「患者たちに使った『土』も、
最初は元気になるんだが、
何日か経つとどうもね・・・」
土門は苦笑する。

 

「あなたが
『土薬』を塗った患者達が
何人も
行方不明になっていると聞いた。

おそらく―――

どこかで『土』に喰われ、
誰にも気づかれぬまま・・・
朽ちていったんだろう・・・

これはあまりにも〈罪深い〉。

誰があなたに
こんな『術』を・・・」

 

と!?

 

「固いコト言うなって。
愛しい妻を救うために
やむにやまれず・・・だろ?」

 

摩緖の後ろから
張りのある声が投げかけられる!?

 

「摩緖・・・あんた、
昔っから
融通がきかなかったからねえ。」

 

 

「!?」

 

 

その振り向いた
摩緖と菜花の目に
飛び込んできたのは・・・

 

大きな「道具箱」をしょった
医者らしい・・・
ポニーテールをした
女性の姿だった――――!?

 

 

 

 

 

 

ここで「土門」の辛い過去———
「妻の傷害事件」が語られ、
そこに謎の〝人物〟の介在が明かされる!

 

おぉ!?  とうとう現れた謎の〈陰陽師〉!?

が!?  なんと、その正体は女性であった・・・!?

前回に紹介された
摩緖の兄弟子である
〈土の陰陽師〉〝大五〟ではなかったのだ!?

とすると、この女性は何者なのか?
しかも彼女の口ぶりからすると
昔から摩緖を知っているらしい??

ではこの女性は過去に〝大五〟と
何らかの繫がりがあったという事なのか?

それとも・・・
全くの無関係な部外者で
ホントの意味での〈新キャラ〉なのか??

そして摩緖は〝白眉〟の時のように
彼女に狙われてしまうのか??

これらの謎が
「読者」の前に放置されたまま
〈物語〉は来週へと続くのである。

 

 

 

 

 

 

 

MAO-マオー60話の感想

今週の「マオ」は———
〈土門の動向〉と〈マオ達の動向〉が、
「土門の過去」を絡めて
静かな緊迫感と若干のホラー要素と共に
ミステリアスな「展開」となって描かれる。

 

そしてここで注目なのは
今までの〈謎の答え〉と、
生まれゆく〈新たな謎〉の誕生が
殆ど同時に提出されている事だろう!!

今までの〈謎〉――――
・なぜ「治療」を受けた人が消えたのか?
・「土門医師」はどうやって「治療」をしていたのか?
・「土門」と「陰陽術」の関係は?

――――この3つの「解答」が至極明解に解るのに対し、

 

さらに生まれる〈新たな謎〉————

1.「土門」に「術」を教えた〈陰陽師〉は誰か?
2.それはマオに関係している人物なのか?
3.最後に出てきた女性は一体何者なのか?

――――この3つの
さらに大きな〈謎〉の前に
我々〈読者〉は
大きな『謎の迷路』に放り込まれるのである!!

さあ! 来週もこの「大迷宮」を
喜々として歩み続け、
この「マオ」の素晴らしい世界を
ただ只管に楽しく
旅をし続けて行こうではないか!!!

 

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