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MAO-マオー【ネタバレ】第58話「マオグイ」感想!

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MAO-マオー【ネタバレ】58話

〈現代〉————

学校の机上で
〈猫と陰陽道〉についてを
考え続ける菜花の姿が在った。

スマホで調べても
埒が明かないことを痛感した菜花は
情報通で博学の友人〝白羽〟に頼る。

菜花の頼みを
2つ返事で引き受けた白羽は

1.「猫」はもともと古代エジプトの動物で、
「五行説」ができた時、
中国にはいなかったらしいコト

2.日本では〈飛鳥時代〉に伝来し———
〈平安時代〉には愛玩動物として
宮中で飼われていたコト

3.〈隋〉の時代に〝猫鬼(マオグイ)〟という
〝猫の蟲毒〟を使役する「呪い」が大流行していたコト

4.〝猫鬼〟は「陰陽道」に吸収された
「呪禁道」の〝蟲毒〟や〝厭魅〟の類いで、
人に取り憑いては内臓を食い破り、
殺した者の財産を密かに盗むので
その使役者は裕福になるというコト

――――などを即座に調べだすのだった。

 

〈大正時代〉————

 

摩緖の〈診療所〉で———
摩緖、菜花、乙弥の3人は
〝猫鬼〟や〈灰丸〉についてを
話し合っていた。

そこで摩緖は———
1.灰丸が藻久不に黙って連れ出されてこと
2.「穴」の中で山犬や猪を喰い殺したこと

―――等の2つの事柄から
藻久不が「穴」に落とす前に
〈灰丸〉はもう〝猫鬼〟だったのでは?
という疑問を口にするのだった。

 

 

――――その頃、巷では————

 

どんな酷い怪我でも
タダで治すという医者の噂で
もちきりだった。

ところが、
治った人達が
何か月かすると
行方不明になってしまうとういうのだ!?

 

時を同じくして———

その〈医師〉に治してもらった男の1人が
多くの人の目の前で
「土塊」と化してしまう!?

その事態に只ならぬモノを感じた摩緖は
直ぐさま調査に赴く。

その聞き込みから———
医師は治療の際、
『塗り薬のような〝何か〟をコネていて、
それを傷口に塗り固める』
―――—という事実を耳にする。

 

「その薬とは・・・
『土』ではありませんでしたか?」

摩緖は胸騒ぎを覚えながらも
真剣な眼差しで
目撃者にそう訊くのだった――――!?

 

 

 

 

 

 

「調べ事」に彼あり!?

 

時は〈現代〉————

 

菜花は学校で
今まで起こった〈出来事〉を
振り返っていた―――

 

 

—————————————————
「猫は『陰陽道』の外にいる・・・
というのは本当なのでしょうか?」
眠る摩緖を前に
乙弥が百火に問う。

 

「ああ、〝白眉〟の野郎———
『猫は〈木火土金水〉の
どこにも属さない存在だ』
・・・って言ってたな。」

 

「実際、変化した摩緖さまに・・・
〝白眉さま〟の『陰陽術』は
効きませんでした。」
—————————————————

 

 

菜花は頬杖をつき
ひたすら黙考する。

(『陰陽道』の外・・・
〈猫〉ってそんな特別な
生き物なわけ?
とりあえず調べてみよ・・・)

菜花はスマホを手にする

が!?

調べものが苦手なようで
なかなか〈本題〉に辿り着かない・・・

埒があかず―――
菜花は投げやりに
机にうつ伏す。

 

「菜花、
朝からずっと何見てんの?」

友達の一人が菜花に問いかける。

「そんな菜花を
白羽くんは
ずっと見てたけど。」

 

そう言われて
菜花が白羽の方を見ると————

 

『 頼ッテクレテ イインダヨ。 』

 

瞳でそう訴えかけてくる白羽と
目が合うのだった―――――!?

 

 

 

 

 

 

物憂い菜花の表情で幕を開ける今週の「マオ」!?
その舞台は久しぶりの〈学校〉であり、
菜花がタダの「中学生」である事を
〈読者〉は改めて思い出す。

そしてそして!

菜花は自分で
「調べモノ」をしようとするが
全くうまくいかず、
それがリアルな「普通の少女」を見るようで
なにかとても微笑ましい。

で!!

こんな時に頼りになるのが————
そう!!  白羽くん!?

スッゴイ久々の登場だ!!

「さあ!?  白羽!?
普段は摩緖の影に隠れて目立たないが
今こそ光り輝く時だ!!」

「読者」は勿論、君の味方だ!!

思わずそうエールを贈りたくなるくらい
健気で一途な白羽くんなのである!!

 

 

 

 

 

 

マオグイ!?

 

菜花は白羽〟を頼り、
下校時に
ファストフード店で
ミーティングをする。

 

「そもそも『陰陽道』は———
『陰陽思想』と『五行思想』が
結びついたモノらしいね。

そして———
猫はもともと
古代エジプトの動物で・・・
『陰陽五行説』が出来た頃、
まだ中国には
いなかったって説があるね。」

白羽はパソコンを見ながら
スラスラ解説する。

「十二支の中に
なぜ猫がいないのかを
調べてみたら―――
〈猫〉はネズミに騙されて、
『干支』の動物を選ぶ日に
間に合わなかったって・・・
これは後付けっぽいけどね。」

 

(ええ・・・?
じゃあ〈猫〉は・・・
『陰陽道』のシステムに
組み込まれなかったって事・・・?)
菜花はビックリする。

 

「あと、猫が日本に来たのは
〈飛鳥時代〉以降で、
仏教の経典を
ネズミから守るためなんだって。

これが〈平安時代〉になると、
貴重な愛玩動物として
宮中で飼われ始めたらしい。」

白羽は更に続ける。

「〈隋〉の時代、
猫の〝蟲毒〟を使役する『呪い』―――
〈猫鬼(マオグイ)〉が
大流行したんだって。

〝猫鬼〟は人に取り憑いて
内臓を食い破り、
殺した者の財産を密かに運ぶから、
使役者は裕福になる。

つまり〝猫鬼〟は、
『陰陽道』に吸収された
『呪禁道』の
〝蟲毒〟や〝厭魅〟の類いだね。」

白羽はそうご語を結ぶのだった――――—

 

 

 

 

 

 

ここで菜花は〈猫と陰陽道〉についてを詳しく知り、
昔に〈猫鬼(マオグイ)〉という「呪い」が
存在していた事を知る!?

おぉ!? それはこの物語の〝猫鬼〟そのモノ!?

とうとうこの〈ストーリー〉の肝の部分が現れたのだ!?
それにしてもこの摩緖は
古今東西の「猫」や「呪い」についての
様々な説が描かれており、何気に超勉強になる!?

それにしても———
「猫」が飛鳥時代にネズミから経典を守るために
輸入されたものだとは・・・!?

この説には誠に驚くばかりである!?

 

 

 

 

 

 

「灰丸」の疑惑?

 

「舞台」は摩緖の〈診療所〉へと移る————

 

摩緖と菜花、乙弥の3人は
ジックリと話し合っていた。

 

「猫を嫌う『陰陽師』はいたよ。
ただし———
〝正統な家〟の人達が多かったけどね。」

摩緖は淡々と続ける。

「私は———
〝マオグイ〟という存在が
古くから在る事は
お師匠さまから聞かされていた。

だから〈館〉に
〝灰丸〟がいる理由も、
薄々は解っていた。

お師匠様は・・・
いずれ『灰丸』を
〝猫鬼〟として
使役するつもりではないかと———」

 

「〝白眉さま〟も・・・
その考えに
辿り着いたようです。」と乙弥。

 

「ああ・・・しかし、
私がずっと
気になっているのは、
『灰丸』は———
いつから〝猫鬼〟になったのか・・・
という事だ。」
摩緖が静かに問いかける。

 

「それは———
〝藻久不〟が『灰丸』を
〈蟲毒の穴〉に投げ込んだからって・・・
摩緖が教えてくれたじゃない。」
菜花が答える。

 

「藻久不はそう言ってたが
どう考えても
不自然なんだよ。」

摩緖は語を継ぐ。

「紗那さまと私にしか
懐いていなかった『灰丸』が、
逃げもせず藻久不に
連れ出された事も———

ましてや・・・

〝蟲毒の穴〟で
山犬や猪まで
喰い殺したなんて・・・

ただの猫に
そんな事が
できるだろうか?」

 

「ええ・・・!?
じゃあ『灰丸』は・・・」

 

「もっとずっと前から
〝猫鬼〟だったのではないかと・・・
私は思っている。」

摩緖は強く
そう断言するのだった―――――!?

 

 

 

 

 

 

ここで摩緖は「灰丸」の〝猫鬼化〟に疑問を投げかける!?

〈平安時代〉に起こった「猫鬼事件」の裏には
測り知れない「邪悪な計画」が
進行していた可能性が出てきたのだ!?

それは師匠の〈策謀〉か?
それとも———
兄弟子の1人に「邪な悪意」が生まれたからなのか?

だがそれは今の時点では
まだ明らかにされないのである・・・

 

 

 

 

 

 

噂の探索!?

 

 

その頃————

 

 

巷では
ある〈名医〉の噂で
もちきりだった。

 

 

「あら、もう体はいいのかい?」
「ああ、土門先生に
治してもらったからな。」

小太りの夫人が
家の前を通りかかる大工に話しかける。

近所のご婦人達も
その「光景」に注目する!?

 

「土門先生は———
ホント大したもんだねえ!?」

「あの大工・・・
材木の下敷きになって、
腕が千切れかけたって
いうじゃないの。」

「それから十日も
経っていないにのに・・・
もうまるで普通じゃないか。」

ご婦人達は
その大工の元気な姿に
驚きを隠し得ない!?

 

と・・・

 

ドシャ・・・

 

「え・・・!?」

 

大工の姿は
みんなの前からいきなり消え去り—————

そこには
「土」の山だけが
コンモリと残るのだった――――!?

 

 

 

「最初は皆、
喜んでいたというんです。」

所変わって———
「舞台」は
摩緖の行きつけのカフェ〈ミルクホール〉

 

お茶をする摩緖と菜花に
女給の〝貂子〟が話しかける。

「ひどいケガをした人を
タダで治してくださる
お医者さまだと・・・」

貂子は続ける。

「ところが———
傷が治った人達が、
何か月かすると
行方不明になってしまうって・・・」

 

その話を聞いた摩緖は
菜花と共に
早速その「現場」へと赴き
「目撃者」達に
聞き込みを始める。

 

「目の前で見ましたよ。」
「服と道具だけ残して・・・
いきなり崩れ落ちて。」
「後には
〝土塊〟だけが残ってて・・・」

夫人達が口々に言う。

 

「崩れ落ちた・・・?」 摩緖は訝り、

(ええ~!? それって・・・
体が『土』になったって事!?)
菜花は驚愕する。

 

何かあると思った摩緖は———
医師の元を訪ねる。

 

が!?

 

そこには既に
医者の姿はなかった————!?

 

摩緖はすぐさま
近所の聞き込みを開始する。

「土門先生?」
「あの人なら
今朝急に引っ越したよ。」

近所の人々は摩緖に答える。

 

「先生はどのような治療を
されていたのか・・・ご存じですか?」

 

「ああ・・・
『塗り薬』みたいなモノかな?」
「いつも何かをこねていたネ。」

「ケガ人が運び込まれてくると、
傷口を薬で固めて・・・
何日かすると
すっかり傷が治って・・・」
「まるで魔法みたいだったよ。」

 

「その『薬』とは・・・
〝土〟・・・では
ありませんでしたか?」

ドクン・・・

摩緖は言い知れぬ
胸の鼓動を感じながら
真剣な目で
そう問うのだった―――――!?

 

 

 

 

 

ここで新しい「事件」が摩緖の元に降って来る!?
人が「土」と化して消え去る「怪事件」が発生したのだ!?

これはマオの新たな兄弟子の仕業なのか?
そしてその「目的」は?

〝白眉〟や〝不知火〟・・・
幽羅子や「白洲大尉」との関連は??

様々な「謎」が生まれては爆ぜる!?

が!?

この「真相」は来週まで
持ち越されてしまうのである!?

 

 

 

 

 

MAO-マオー58話の感想

今週の「マオ」は————
〈菜花の調査〉と〈摩緖の調査〉が
色んな「説」を交えて
丁寧にきめ細やかに描かれる!?

が! 今回の目玉は
なんといっても「動き始めた物語」だろう!?
もうこれに尽きる!!

1.どんな酷い怪我もたちどころに治す謎の医師。

2.その患者は数か月後には失踪する。

3.その医師に診てもらった患者の1人が
衆人環視のもとで「土塊」と化し、

4.その医師の治療に用いた「塗り薬」には
「土」が混ぜられていた可能性が浮上する。

―――――これらの出来事が僅か数ページで頻発し、
「読者」は一気に
〝邪な企みの世界〟へと突き落とされるのだ!?

そして今迄に————
火=百火
木=華紋
水=不知火
金=白眉
と登場してきた兄弟子たちだが
ここで満を持して
最後の「土」に関係する事象が現れたのだ!?

もうこれは最後の〈兄弟子〉が登場する事は
ほぼ間違いないであろう!?

とすると————
この兄弟子たちの「継承争いの戦い」も
自ずとクライマックスに達しようとしているのだ!?

この5人の〈兄弟子〉達と
摩緖と菜花を待ち受けるのは
一体如何なる「運命」なのか?

そして〝猫鬼〟はそこにどう絡み、
誰が摩緖に「味方」し、
誰が「敵」となるのだろうか?

そして「真の敵」の姿は遂に現れるのだろうか?

これからの「マオ」は
ボルテージが上がりっぱなしで
脇目もふらず
突っ走っていくに違いない!!!

 

 

 

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