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MAO-マオー【ネタバレ】第57話「覚めない」感想!

更新日:

MAO-マオー【ネタバレ】57話

 

摩緖の〈診療所〉————

 

菜花、乙弥、百火の3人は————

グッスリ眠る摩緖を見守りながら
その原因となった
〈白眉との戦い〉について話し合っていた。

 

そこに突然「急患」が現れ
摩緖への「診察」を乞う。

摩緖を起こさずに
乙弥は見事に対処するが、
後から後から
患者はひっきりなしに現れ
その「忙しさ」に
〝てんてこ舞い〟となる!?

見かねた菜花と百火は
乙弥を手伝うが・・・

百火のやる事全てが
悉く裏目に出て「痛い目」に遭うが
菜花と乙弥は怒涛の働きをする!

が! その後も

更に患者は団体で押しかけ続け
その日は、
騒々しく過ぎて行くのだった――――!?

 

 

そして時は過ぎ――――

小鳥の囀りに
目を覚ました摩緖は
乙弥から全てのあらましを聞き

「みんな助けてくれたのか、
優しいな・・・」と、
スヤスヤ眠る2人に
感謝の〈眼差し〉を向けるのだった―――――

 

 

 

 

 

 

〈診療所〉にて―――

 

摩緖の〈診療所〉————

 

菜花、乙弥、百火の3人が
グッスリと眠る摩緖を囲んでいる。

 

「へえ・・・私がいない間に
色々な事があったんだね。」
菜花が今まで出来事を聞いて、
溜息混じりに言う。

 

「はい、
何とか百火さまの〝水の封印〟が解けて
〝白眉さま〟を追い払って頂けたので。」
乙弥が淡々と答える。

 

 

「へえ、すごいね百火。」

 

 

「呼び捨てかっ。」 百火が菜花に吼える!

 

 

「でも、乙弥くんがその・・・
〝水の封印〟を解いたって事?」 菜花が訊く。

 

 

「はい。手前は人形から生じた『式神』です。
そして〝土の属性〟です。
『土』は『水』を剋しますので、
手前にも解くことができたのです。」
乙弥が淡々と説明する。

 

 

「すっごいね――、乙弥くん!!」

 

 

「おいっ、
もっとオレの実力を
褒め讃えろ。」 百火が怒鳴る!

 

 

そして————

 

 

菜花は摩緖を見つめる。

(摩緖は寝ちゃってるし―――
またいつものこの〈パターン〉か。

〝猫鬼〟に会った事を
「報告」に来たんだけど・・・

〝紗那さま〟が
口から〈黒い呪い〉を
出してた事とか―――
なんか伝えづらいな・・・
どうしよう・・・)

 

 

と!?

 

 

「摩緖先生! 手当を———っ!」

 

 

「唐笠の親子」の〝妖〟が
いきなり飛び込んでくるのだった―――――!?

 

 

 

 

 

 

 

摩緖の寝顔で幕を開ける今週の「マオ」———!?
摩緖の〈診療所〉で話す
菜花、百火、乙弥の3人なのだが・・・

その短い「会話」の中に————
〈乙弥の機転の利いた「賢さ」〉
〈菜花の摩緖を想うが故の「憂いの深さ」〉が
シッカリと描かれ、
それがこの「静かな空間」に
「深い余韻」を残していく————。

 

それに比べて
菜花からは
あくまで相手にされない
〝百火〟の「浅い苛立ち」に
読者はクスリとさせられるのである。

 

 

 

 

 

 

急患!?

 

「おい摩緖、急患だってよ。」

 

「あ!  百火さま、お起こさないで。」
乙弥はそう訴えながら
〈患者〉を診察し————

 

「これなら手前でも大丈夫です。」

 

――――と、即座に〈治療〉を行う。

 

 

すると!?

 

 

「あ、今日は〈診察〉やってるんですか?」

 

続々と患者がやって来る!?

 

そんなこんなで〈診療所〉は「大繁盛」!?
乙弥はアクセクと忙しく立ち回る。

 

そんな乙弥を見かねて・・・

「乙弥くん、手伝うよ。」
菜花は助力を申し出る。

 

「助かります菜花さん、
ではこちらを。」

――――と、乙弥は菜花に〈患者〉を誘う。

 

そこには
頭に「斧」が刺さった
『木の切り株』の〝妖〟がいた。

 

「これ、抜けばいいんだよね。」
菜花が「斧」の柄に手をかけるが————

 

「うっ、硬いっ。」

 

――――それは全く抜けそうにない。

 

「めどんくせーなオマエ、どけっ!」
そこに百火が現れ、
徐に「斧」を抜こうとする!?

 

 

ズボ!?

 

 

「抜けたあっ!?」

 

 

が!?

 

「斧」は勢い余って
百火の手からスッポ抜け、
その〈刃〉が摩緖の顔めがけて
ギュルルル・・・と飛んでいく!?

 

 

凍りつく2人!?

 

 

と!?

 

 

ごろん・・・

 

摩緖は寝返りして横を向き
紙一重で「斧」を躱す!?

 

「斧」は
摩緖の後頭部の横に
深々と突き刺さる!

 

(え、よけたあっ!?)

 

「摩緖・・・大丈夫!?」
「この野郎、起きてんじゃ・・・」
菜花と百火が
摩緖の頭元に近寄る!

 

「いえ、グッスリお休みです。」と乙弥。

 

「ウソだろ。」
百火は冷たい目を
摩緖に向けるのだった――――!?

 

 

 

 

 

 

なんとなんと!?  摩緖の〈診療所〉は「大繁盛」!?

そう、摩緖は今で謂う〈ゴッド・ハンド〉!!
患者達にとっては
無くてはならない〈名医〉だったのだ!?

その忙しさは正に「救急病院」!?
てんやわんやの様相を呈する。

これは———

摩緖がいかに〝妖〟から
頼りにされているかが窺がえる
微笑ましいエピソードである。

 

そしてそして!
ここで「マオ」には
とんでもない〝寝惚けグセ〟が
ある事が判明する!?

そしてその被害者は
やっぱり〝百火〟!? (笑)

〝百火〟が毎度「痛い目」に遭うのは
この「マオ」の名物―――
いや、
「風物詩」といっても過言ではない!? (笑)

 

 

 

 

 

 

 

てんやわんや!?

 

次に来た
〝髑髏〟の患者は———

 

「なんか・・・
ノドに『魚の骨』が
ひっかかって・・・」と訴える。

 

「俺に任せな。」
百火が〈ピンセット〉で
その口から「骨」を抜く――――

 

と!?

 

ガシャン
ガラガラガラ

 

途端に〝髑髏〟は
身体中がバラバラになる!?

 

 

「それは患者さんの〈頸椎〉です。」

乙弥が平然と注意し———

「あつ、煮詰まってしまいます!?」

――――と、「薬草」が沸騰する〈鍋〉に駆け寄る!?

 

が!?

 

床に散乱する「骨」に
足を取られて体勢を崩し
熱々の〈鍋〉が宙を舞う!?

 

しかし!?

 

「ナイス百火。」
「危ないところでした。」

 

その〈鍋〉は見事に
百火の頭の上に載り
見事に〈無事〉に止まる!?

頭の天骨を火傷した百火は————

(なんでオレばっかりが・・・
おかしいだろ・・・これ・・・)

 

「いつまで寝てんだ、てめーっ!」

 

――――思いっきりキレて
摩緖の胸倉を
ガクガクと激しく揺する!?

 

 

が・・・

 

し——ん・・・

 

摩緖は微動だにもせず

 

「うるさい・・・」と呟くと————

 

 

右指の人差し指と中指を
百火の額にピタリと当てる!?

 

――――と!?

 

 

バチバチバチ

ドカッ

 

そこに〈プラズマ波〉がスパークし
百火を壁へと吹っ飛ばす!?

 

 

「え・・・!? なんの術!?」

「『結界』を張ったのでしょう。」

 

ぱた・・・

 

摩緖の手から力が抜け、
徐に布団の上に落ちる。

その顔からは
スーと心地よい寝息が漏れる。

 

「グッスリお休みですね。」

 

「ウソだろ。」
〈壁〉に逆さまにめり込んだ
百火が呟く。

 

「いっつもこうなの?」 菜花が問う。

 

「さあ・・・
手前は無理に
お起こしした事が
有りませんので。」

 

 

(疲れてるのかな・・・)

 

菜花は
スヤスヤとひたすら眠る
摩緖の横顔を見ながら———

(摩緖は
もしかしたら・・・
寝ている間しか
〝心の休まる時〟がないのかも・・・
なんか・・・
かわいそうだな・・・)

――――静かに思案する。

 

 

そして————

 

 

「よしっ!
私達でもうひと頑張りしようよ!」と、
笑顔を輝かせる。

 

「菜花さん、やさしい。」
乙弥が感心する。

 

「くそっ。」 百火が毒づく。

 

「乗りかかった船だよ、
〈患者〉さんもあと少しだし・・・」

 

菜花がそう切り出した刹那————

 

行列を成した多くの〈患者〉達が押しかける!?

 

(え・・・団体・・・)

 

菜花と百火は唖然とし、
〈顔面蒼白〉になるのだった―――――!?

 

 

 

 

 

 

 

久々に出たあっ!?   道化役者〝百火〟!?

ここ最近は〝白眉〟との「戦い」で
シリアスでカッコイイ〝百火〟になっていたが・・・

今回は久し振りに
「オチャラケ百火」の復活である!?

善意でやっている事が
悉く「的」を外し、
なぜか〈痛い目〉に遭い
菜花からトコトン見下される。

そう! この〝百火〟こそ
本来の役回りの「百火」!!

彼がいなければ――――
この〈物語〉には
「笑い」と「おふざけ」と「和(なごみ)」が
生まれないのである!

ここにきて〈読者〉は
その事に改めて気付かされるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

優しい目覚め

 

時は過ぎ――――

 

小鳥の囀りで
摩緖はフと目が覚める。

 

 

「ああ・・・よく寝た・・・」

 

 

そして————

 

上半身で起き上がった
摩緖が目にしたのは————

 

 

「ええ~~!?」

 

 

薬棚や様々な器具が「散乱」し、
まるで部屋の中が
嵐に遭った様に
荒れまくった「光景」だった――――!?

 

 

「あ、おはようございます。」

摩緖に気付いた乙弥が挨拶し、
今までの事を説明する。

 

 

「そうか、そんな事があったのか。」

 

摩緖は着替えながら了解し
爆睡する菜花と百火を見つめる。

 

「助けてくれたのか、
みんな優しいな・・・」

 

その瞳は
慈しみと優しさとに
満ち溢れているのだった―――――。

 

 

 

 

 

 

 

摩緖の安らかな表情で始まるこの「章」は・・・
もしかして・・・もしかしなくても・・・
この「マオ」始まって以来の
一番「穏やか」なエピソードである!?

とても心地良く目覚めた摩緖は
辺りの散らかり様に困惑するが
乙弥から全てを聞き、
菜花と百火の寝顔に目を遣って
その「優しい瞳」で労うのだ!?

なんて素敵な「時間」、
なんて安らぐ「場面」なんだろう!?

兎にも角にも、
こんな素晴らしい時間を
我々「読者」も
摩緖と一緒に過ごす事ができて
とても幸せである。

 

 

 

 

 

 

MAO-マオー57話の感想

今週の「マオ」は————
〈診療所の日常〉と〈摩緖の穏やかな時間〉が
ごく普通の〝時間の流れ〟の中で
ドキュメンタリー・タッチに楽しく丁寧に描かれる。

 

特に今回の〈エピソード〉は
全体を通して〝相反する2つの事項〟————

1.「慌ただしさ」と「長閑さ」
2.「コミカルさ」と「シリアスさ」
3.「喧噪」と「静けさ」
4.「菜花の憂い」と「摩緖の優しさ」

―――――が、見事に〈対比〉されており、
これが最後に出て来る
「マオの優しい笑顔」を浮き彫りにして
見事に引き立たせる「役目」を担っているのだ!

 

そう、我々〈読者〉は、
この「笑顔」を見ることで
より摩緖の「苦悩」と「葛藤」の深さを知ることができ、
さらに摩緖の「本当の優しさ」、
そして彼の人となりを理解するのである!

 

さあ、行こう摩緖!

この大切な人々を護るため
これからも「力」の限り戦うのだ!!

我々〈読み手〉も
その「覚悟」を新たにし、
これからもずっと摩緖を見守り、応援する事を
改めて心に誓うのである!!!

 

 

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