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MAO-マオー【ネタバレ】第56話「相剋の外」感想!

更新日:

MAO-マオー【ネタバレ】56話

〝猫鬼〟と化した摩緖は
兄弟子の〝白眉〟と対峙する————

 

〝白眉〟は———
1.「猫」が〈相剋の輪〉からはずれた
『陰陽道』の外にいる存在なので
〝気の術〟で剋する事ができない事。

2.お師匠さまは
そんな「猫」を
《最高の蟲毒〝猫鬼〟》に仕立てて
「使役」しようとしていたコト
――――を動けなくした百火に伝え、

〝猫鬼化〟した摩緖に
「呪符」による攻撃をしかけて
その姿を元に戻そうと画策する!?

 

が!

 

乙弥の助けで『縛め』を破った百火が
「火の術」を使って
〝白眉〟の攻撃を悉く溶かし破る!?

〝白眉〟は状況の不利を見て取ると
即座に姿を消すのだった。

 

その後————

〝猫鬼化〟から元の姿に戻り
ひたすら眠り続ける摩緖を
百火と乙弥は
「荷車」で連れ帰るのだった。

 

一方————

 

小舟で
海上を進む〝白眉〟は————

(あの摩緖を
使役する事ができたら・・・
面白いな。)

――――と、その顔に
イヤらしい
笑みを浮かべるのだった――――!?

 

 

 

 

 

 

「猫」という生き物!?

 

ゴオオオオオオ・・・・

 

〝猫鬼化〟したマオと〝白眉〟は対峙する————

 

「オレは〈御降家〉に入るまで・・・
『猫』という生き物を
見た事がなかった。
百火、キサマもそうだったはずだ。」

〝白眉〟が呟くように独白する。

 

「そうなんでうすか?」
乙弥が「檻」の中の〝百火〟に尋ねる。

 

「ああ・・・
あの頃、『猫』は———
高貴な家にしかいないと
聞いていたし、
オレが初めて見たのも、
沙那さまの〝灰丸〟だった。」

〝白眉〟の「金属の檻」に囚われて
身動きが取れない百火は
乙弥にそう答え———

「それがなんだよ!」

――――と〝白眉〟に叫び返す!?

 

「猫は『陰陽道』の外にいる。
〝木火土金水〟の
どこにも属さぬ存在なのだ。

それはすなわち―――

〈相剋の輪〉から外れ、
『気の術』で剋する事が
できないというコト。

そんな不気味な〝生き物〟をナゼ———
お師匠さまは
〈館〉に迎え入れたのか・・・

―――その答えはひとつ。

お師匠さまは———
猫を《 最強の蟲毒〝猫鬼〟》に仕立て、
〈使役〉しようと考えていたのだ。
『陰陽術』で剋せぬ〝猫鬼〟を
『式神』として使えば無敵―――!?

ところが———

その〝猫鬼〟が暴走し・・・
それどころか・・・
〝裏切り者〟の摩緖を選んで
結びついた———」

 

 

( この人(白眉)は・・・
摩緖さまが〝猫鬼〟を拒絶し、
その体だけが
〈融合〉している事を知らない・・・? )
乙弥がハッキリと訝る!?

 

 

「このおぞましい
化け物が!」

 

〝白眉〟は素早く
5数の『札』を投げるのだった――――!?

 

 

 

 

 

マオと〝白眉〟が厳しく対峙する————
そんな「緊迫の場面」で幕を開ける今週の「マオ」!?

それにしても驚愕すべきは
〈平安時代〉には・・・貴族以外は誰も
「猫」という生き物の存在を
知らなかったという事だろう!?

とすると! 何にも知らない者が
突然「猫」と遭遇してしまったならば
その時に恐慌をきたすことは
目に見えて明らかだろう!?

今ではペットとして
誰もが知っており、可愛がられている「猫」も、
この〈時代〉では
得体の知れないモノであるという
そのあまりの事実の「差異」に
全ての読み手は愕然とする!?

 

そしてその———
〈「陰陽術」が効かない〉といわれる「猫」を
〝蟲毒〟に仕立てて「使役」しようと企む
〝お師匠さま〟のあまりの邪悪さに
我々「読者」は心から〈戦慄〉を覚え、
その身におぞ気が走るのである!?

 

 

 

 

 

 

〝白眉〟の底力!?

 

〝白眉〟の放った「札」は————

 

 

バチバチバチ!?

 

 

――――星型のラインを形作り
〝猫鬼化〟したマオを大きく阻む!?

 

(〝白眉〟の野郎・・・
〝猫鬼〟に『陰陽術』は
効かないと言っときながら・・・)

その様子を見ながら
百火が黙考する———

 

と!

 

「百火さま、
封じられた腕をこちらへ。」

乙弥が百火の傍へと来る!?

 

 

「ああ!?」

 

「試してみましょう。」
乙弥はそう言うと
自分の〝髪の毛〟を
一本抓んで引き抜き————

「檻」の中の
百火の右手首に
キュッと結ぶ!?

 

「一本だけ伸びて
気持ち悪いな、おい。」

百火はそう毒づくのだった。

 

 

かたや————

 

 

バリン!?

 

〝猫鬼化〟したマオは
〝白眉〟の作った『結界』を
いとも簡単に打ち破る!?

 

(ふん・・・
やはり並みの『結界』では
止まらんか。)

 

〝白眉〟は左手の「義手」に
新たな「札」を貼り付ける!?

 

「来い!!」

 

〝白眉〟が叫ぶと同時に
左手が激しく光り輝き———

夥しい「光の玉」が
〝摩緖〟の七つの尾へと飛び絡まる!?

 

と!?

 

シュ————

 

その光が「尾」を切り離し
〝猫鬼〟がマオへと戻り始める!?

 

(「七又の尾」が取れて
変化が解けていく!?)

 

乙弥が無言で驚愕する!?

(〝白眉〟が腕に貼った「呪符」・・・
あれは———
昔〝猫鬼〟を
瀕死に追い込んだという
〝退魔の槍〟の「呪符」と同じ・・・)

 

 

「ふん・・・
やはり『呪符』は
効くようだな。」

 

オン

 

〝白眉〟はすかさず
夥しい数の
「金属針」を連射するのだった―――――!?

 

 

 

 

 

 

え!?  摩緖の〝猫鬼化〟が解ける!?

〝白眉〟恐るべし!?
さすが百戦錬磨の〈御降家〉を代表する「呪術師」!?
〝猫鬼〟を封じる「奥の手」を準備していたのだ!?

この事だけでもこの〝白眉〟が
とんでもなく「キレる男」である事が窺い知れ、
この先、摩緖達にとって
大きな「壁」として
立ち塞がるであろうコトが予測できる!?

 

そしてそして!?
一気に窮地に立たされた〝猫鬼化マオ〟は
このあと一体どうなってしまうのか!?

我々読者はその手と目を止められないまま
「次章」へと突き進むのである!

 

 

 

 

 

 

〝百火〟繚乱!?

 

〝白眉〟が「攻撃」した瞬間!?

 

 

「!」

 

 

ゴ―――――

 

 

大きな「炎の渦」が
〝白眉〟に襲いかかり————

 

ジュー

バラバラ

 

「金属の針」を悉く溶かしていく!?

 

 

「白眉~! ぶっ殺してやる!?」

 

ゴッ

 

怒りに染まる百火が
さらに大きな「火炎玉」を
花が咲き乱れるかの如くに連射する!?

 

 

(百火・・・
「封印」を解いたか。)

 

 

「はっ!?」

 

 

〝白眉〟は空へと大きく跳んで
「炎」を上方へと躱し———

 

「百火、次は殺す。」

 

――――と叫ぶ!

 

と!

 

突然「空間」に〈歪み〉が発生し、
〝白眉〟はその中へと消え去る!?

 

 

「逃げました。」
「ちくしょう。」
乙弥と百火の2人は
消え去る空間の
「歪み」を見ながらそう叫ぶのだった―――—!?

 

 

 

 

 

 

おぉ!! 摩緖の危機を救ったのは百火だった!?
「檻」から解放された百火の
怒りの「火炎玉攻撃」が乱れ飛ぶ!?

これにはさすがの〝白眉〟も堪らず、
「退却」を余儀なくされるのだ!?

なんかカッコイイ!?
メチャクチャ強いぞ!!
これは———
初めて百火がカッコよく思えた瞬間なのである!!

そして百火は————
この調子でこれからもドンドン
摩緖の力になって行くに違いない!!

 

 

 

 

 

 

戦いの後に——

 

そして———

「戦いの後」の地面には

裸で横たわる
マオの姿が在った――――

 

「摩緖さま。」
「元に戻ったのか。」
乙弥と百火が急ぎ駆けよる。

 

「摩緖さま。」
「しっかりしろ、摩緖!?」
2人はすぐに
摩緖を介抱しようと試みるが————

その眸は開かず・・・

 

ス———

 

「ああ・・・寝てしまいました。
色々とお疲れになったのでしょう。」
乙弥が全てを悟り
そう呟くのだった。

 

 

暫くして————

 

ゴトン

 

眠ったままの摩緖を
「荷車」に載せて
乙弥と百火は帰途に就く。

 

「百火さまがいてくださって
本当に助かりました。」
乙弥が改めて礼を言う。

 

「・・・ったく! 世話がやけるぜ。」
百火が毒づく。

 

「いえ、思ったよりお強かったので。」

 

「・・・ったりめーだろ!
『火』は『金』より
強ええんだからな。」
百火が吐き捨てる。

 

「菜花さんにも
伝えておきます。」

 

「おう、言っとけ!
アイツ・・・
そこはかとなく
オレをナメているからな。」

 

乙弥と百火は取り止めなく
喋り続けるのだった――――

 

 

 

一方、〝白眉〟は———

海上の小舟で
ひたすら思い巡らしていた。

 

(『陰陽道』の外にいる
〝猫鬼〟か・・・
もし・・・
そんな〝摩緖〟を
使役する事ができたら・・・
面白いな。)

 

そんな〝白眉〟の顔に
ニヤリと不敵な笑みが
浮かび上がるのだった―――――!?

 

 

 

 

 

 

なんやかんや言ってホント頼もしいぞ! 百火!!

結局、彼のおかげで
この「戦い」はひとまずの終わりを迎え、
ホンの一時の「静けさ」と「平和」が訪れる。

 

が! ここで気になるのは・・・
ラストの〝白眉〟の「厭らしそうな笑み」!?

この先もいろんな手段で
摩緖を手中に入れようと
「画策」するに違いない!?

が! それがどんな方法で・・・
この先どんな「物語」が待っているのかは
「来週」を待たねばならないのである。

 

 

 

 

 

 

MAO-マオー56話の感想

今週の「マオ」は———
〈摩緖と白眉の戦い〉の終盤が、
乙弥と百火の活躍を散りばめながらも
スピーディーに
且つダイナミックに
「炎」が咲き乱れるかの如くに描かれる!?

 

とくに今回書かねばならないのは
〝百火〟の事だろう!?

今まで〝百火〟は———
どちらかというと・・・
摩緖の兄弟子たちの中では「お荷物」的な存在で————

この「物語」に於いては道化者でギャグ担当、
若しくは「展開」の緊張を和らげる
「ムードメーカー」的 (笑)
な存在であると思われていたが————

 

さすがは高橋留美子先生!
そうは問屋が卸さない!?

 

1.「金の気の術者」には圧倒的な強さを誇り、

2.殺された村人達を想い、
その人々の為に「命」を懸けて戦いに臨む———

3.実は「正義感」と「素直さ」に溢れた
天然だが実直で誠実さに満ち満ちた青年である!?

――――といった隠れた〈キャラ設定〉が
ここにきて見えて来るのだ!!

 

そう!?
百火はこの「MAO-マオー」という物語には
無くてはならない〝重要なキャラ〟であることを
まざまざと「再認識」させられたのだ!!

 

こうなったら百火の幼い頃の「物語」や、
摩緖との修行時代の「物語」、
そしてこの「大正」で摩緖と出会うまでの
果てしない「物語」も読んでみたいモノである!

いや、もしかしたら既に先生の中には
その〈構想〉があって、
ゆくゆくは読むことができるのではないか・・・
と、明るい希望を抱いている自分がいる事に
思わず微笑ましくなる次第である!!!

 

 

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