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MAO-マオー【ネタバレ】第51話「菜花の疑念」感想!

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MAO-マオー【ネタバレ】51話

〝不知火〟は水中へと姿を消し
摩緖、華紋、百火、菜花と乙弥ら5人は
〈地下壕〉を後にする。

が、摩緖が受けた傷は殊の外深く、
途中で歩けなくなってしまう。

見かねた菜花は自分の指を少し切り
その「血」をマオの傷口へ当てる。

と! 見る間に傷が塞がり回復する!?
が、それに反して
菜花は気を失ってしまい————

摩緖は———
もうこれ以上菜花に無理をさせてはいけないと
強く思うのだった。

 

その後————

〈現代〉へと帰途についた菜花の目の前に
一匹の猫(〝猫鬼〟)が現れる!?

〝猫鬼〟は菜花に
「また摩緖に「血」を与えたな」と詰問する!?

が、逆に菜花は〝猫鬼〟に向かって
「紗那の事を教えて欲しい」と尋ねるのだった。

 

 

その頃、
摩緖のいる〈大正時代〉では————

山奥にある「人首村」の
〈大量虐殺〉が世間を騒がせていた。

そこから
〈鉄の案山子〉が去って行くのを見たという
「新聞記事」を読んだ百火は————

(まさかあの時の・・・)

と、イヤな予感を覚えるのだった―――――!?

 

 

 

 

 

 

傷だらけの摩緖!?

 

摩緖、菜花、華紋に百火、乙弥の5人は
〝不知火〟が逃げ去った〈地下壕〉を後にする。

 

「はー。」 華紋が溜息を吐く。

 

「『金の式神』を追ってきたら・・・
〝不知火〟は『金の術師』と
つるんでるって事だね。」

 

 

「もう少しで・・・
つかまえられたのに・・・」
摩緖が悔し気に呟く。

 

 

「どうせまた来るだろ。
あいつ・・・
摩緖の事を相当恨んでるっぽいし。」

百火が水浸しの〈羽織〉を
絞りながら————

「摩緖に足を
刈られたんだからなぁ・・・
で、お前———
その時の事・・・
本当に何も覚えてないのか?」

―――――摩緖に問う。

 

 

「はぁ・・・覚えていませんね。」 摩緖が答える。

 

 

「とにかく帰るよ。ここは寒い。」
華紋が踵を返す。

 

「ええ、先に・・・行ってください。
私は少し休んでから行きます。」
マオはガクリと膝をつく。

 

「ええ!?
さっきまで
ピンピンしてたじゃないか?」
華紋が宣う。

 

「いや・・・何発も撃たれたんです・・・
『金の式神』に。」 摩緖が苦し気に言う。

 

「へえ・・・じゃあさっき動けたのは・・・・
〝紗那さま〟の話で
頭に血が昇ってたってことか。」 華紋が納得する。

 

と!

 

「ふっ」

 

菜花は軽い溜息を吐くと
摩緖の「太刀」で
人差し指の表面を薄く切る――――

 

「菜花、なにを・・・」

 

「『血』をあげるだけよ。
アンタ歩けないでしょ!?」

血が滴る指を前に菜花が言う。

 

「それはダメだと言っただろう。
おまえの命を削る事になるかも・・・」

 

「いいの。」

 

菜花は毅然と言い放ち————

摩緖の胸の傷へ
自分の指を当てる!?

 

 

ドクン!?

 

 

マオの体に『力』が漲る!?

 

(ああ・・・
傷口が塞がっていく・・・)

 

そして菜花は
再び〈意識〉を失くすのだった!?

 

 

その後————

 

 

「——ったく・・・
それで自分が気絶してりゃ
世話ねえな。」

菜花を背負う摩緖に
百火が毒づく。

 

「摩緖、かわろうか?
菜花くんなら喜んで背負うけど。」
華紋がサラリと言う。

 

「いえ、菜花の事は私が・・・」

摩緖はそう答え————

(また無理させてしまった。
このままでは・・・
いけない―――)

――――深く逡巡するのだった。

 

暫くして—————

 

全員が落ち着きを取り戻し
「静かな時間」が流れる―――――
「菜花さん、もう帰っちゃうんですか?」
〈現代〉へと帰る菜花を
表に送りに出た乙弥が訊く。

 

「うん、ウチでゆっくり寝たい。」

そう答える菜花を
摩緖がジッと見つめる。

 

「摩緖も無理しちゃダメだよ。」

 

「もう大丈夫だ・・・傷は塞がった。」

 

「そう、じゃっ。」

 

菜花は素っ気なく
別れを告げて帰途につくのだった―――――!?

 

 

 

 

 

 

〈〝不知火〟との戦い〉の後————
ホッと一息ついた所から始まる今週の「マオ」————!?

 

が! 摩緖は重傷で動けなくなってしまう!?
それを菜花が自分の「血」で
すかさず「治療」するのだが————

この〈一連の流れ〉が
あまりにも円滑でスムーズに、且つ自然に行われるため
ついつい見過ごしてしまうのだが・・・

よく考えてみると————

自分の「血」を
即座に人に与えるって〈行為〉は———
チョットやそっとの気持ちじゃできないだろう!!

自分に置き換えてみるとよく分かるが・・・
少しは躊躇ったり、動きを止めたりと、
色々〈逡巡する〉と思うのだが
菜花にそんな様子が微塵もない!!

 

そう、菜花は自分の事よりも摩緖の事を
一番に考えているのである!!

そんな一途な菜花なのだが・・・
長居せず、帰り際も素っ気ない態度を取る!?

菜花の心に今何が起こっているのだろうか?

それを知るためにも
取り急ぎページを繰り進めよう。

 

 

 

 

 

 

揺れる菜花の「心」!?

 

(あんな摩緖初めて見た。)

 

菜花は商店街を歩きながら
ずっと考え続ける。

 

(紗那・・・さまは———
〝不知火〟の手先なのに・・・)

 

《菜花の脳裏に
摩緖と不知火の対話が過ぎる―――》

 

—————————————————
「沙那が俺と一緒にいるのは
あいつの望んだ事や。」
と言い放つ〝不知火〟に———

「嘘だ!?」と、叫ぶ摩緖!
—————————————————

 

(摩緖は〝不知火〟に
滅茶苦茶嫉妬してるじゃん。)

 

《菜花は更に摩緖の言葉を思い出す―――》

 

『紗那さまには
〈想い人〉がいましたから。』

 

(その〈想い人〉が
〝不知火〟とは思えないけど・・・

もともと『片想い』なのに、
明らかに今でも好きじゃん。

あれは・・・
本当に紗那さまなのかな?)

 

と!?

 

(え・・・!?)

 

そんな菜花の目の前に
一匹の「猫」が現れるのだった――――!?

 

 

 

 

 

 

 

おぉ!?  摩緖の思わぬ〈反応〉に心が揺れ動く菜花!?

菜花は「中学生」といっても立派な女性!?
大人の「男心」をしっかりと理解しているのだ!!

そして摩緖の言った「言葉」を
全て覚えているほど————
摩緖への『想い』は鋼のように強いのだ!!

が・・・

〝紗那〟を想う摩緖を直接目の当たりにして・・・
摩緖にそこまで愛されている〝紗那〟に、
深い「羨望」と「嫉妬」が芽生える!!

そりゃ・・・菜花の「心」は
凄い勢いで「嵐」の如く
振り回されっぱなしだろう!?

そんな中、突然目の前に現れた一匹の「猫」!?

え!? この「猫」は————
例のアイツなのではないか!?

一瞬たりとも目が離せないまま
「次章」へと突き進もう!!

 

 

 

 

 

 

〝猫鬼〟に訊け!?

 

その「猫」は———
『灰丸』・・・〝猫鬼〟だった!?

 

(な・・・なんで〝猫鬼〟が・・・!?)

 

菜花の体が
恐怖にガクガクと震える!?

 

『また摩緖に血を与えたな・・・?』

 

〝猫鬼〟が
菜花の心に直接話しかける!?

 

「え・・・わかるの!?」

 

『摩緖と菜花、
おまえに流れているのは
〝わしの血〟だぞ・・・
それくらいわかるさ。』

 

(〝新しい器〟の私を、
ずっと見張ってるって事・・・?
でも———)

「ねえ・・・前に、
私を傷つけるつもりはないって
言ってたよね。」

 

『ああ・・・
おまえがわしを恐れる事はない。』

 

「じゃあ教えて。〝紗那さま〟の事———
あんたは〝紗那さま〟の
『猫』だったんだよね〝灰丸〟・・・」

菜花は〝猫鬼〟に向かって
そうキッパリ言いうのだった―――――!?

 

 

 

 

 

 

突然現れた〝猫鬼〟に恐怖を感じながらも
「〝紗那〟のことを教えて」と、
ズバリ切り出す菜花の姿に————

「マオ」の全て受け容れ、
これからもずっと
摩緖の力になろうという
並々ならぬ〈覚悟〉を決めた
菜花の「心意気」が垣間見られて
とってもいじらしい!?

この菜花の「芯の強さ」が———
摩緖に絶対〈幸運〉を齎してくれると
心の底から信じさせてくれるのだ!!

にしても!? 〝猫鬼〟に訊くとは!?
これほど単刀直入で確実な方法はない!!

なにせ当の〈飼い主〉の事なのだから
全てを知る事ができるというモノ!!

果たして〝猫鬼〟は
菜花び何を語るのだろうか??

その「言葉」には誰もが
興味深々の筈である!?

 

 

 

 

 

 

「山村」の怪!?

 

舞台は変わって
摩緖がいる〈大正時代〉————

 

 

「号外! 号外―――っ!!」
街頭の〈売り子〉が
カランカランとベルを鳴らす!?

 

「『人首村』で謎の大量虐殺!」

 

 

「・・・・・・・」

新聞を買った百火が
その〈記事〉に目を通す――――

 

 

ー・-・-・-・-・-・-・-
〈郵便配達夫〉が
『村』の惨状を発見し通報す。

村人は悉く
鋭い刃のようなもので、
一突きされており、

その〈配達夫〉は———
『なにか・・・
〈鉄の案山子〉みたいな物が
去っていくのを見ました。』
―――と、証言している。
ー・-・-・-・-・-・-・-

 

 

 

(〈鉄の案山子〉・・・!?
まさか、あの時の・・・!?)

百火はその「記事」に
〈胸騒ぎ〉を感じるのだった―――――!?

 

 

 

 

 

 

菜花が去った〈大正時代〉では————
ある「怪事件」が起きていた!?

それは「村人虐殺事件」で・・・
その現場では
〈鉄の案山子〉が目撃されていたのだ!?

 

この〈記事〉を目に通した百火は
すぐにこれが「金の術師」の仕業だと看破し、
その顔は険しさを増す!?

普段、ぶっきら棒でがさつな百火なのだが
その深刻な表情に
我々読者も———
これは「ただ事」ではないなと、
〈嫌な予感〉を覚えるのである!?

 

 

 

 

 

MAO-マオー51話の感想

今週の「マオ」は———
〈〝不知火〟との戦いの「その後」〉、
〈菜花と〝猫鬼〟の会話〉、
〈新しい〈事件〉の始まり〉の3つの事項が
淀みなく流れる小川のセセラギのように
しなやか且つ繊細に描かれる。

そして————
今回、ぜひとも特筆すべきは
〝揺れ動く菜花の恋心〟だろう!?

「菜花」の心を順番に追うと————

 

1.摩緖が〝紗那〟の事で頭に血が昇ったと聞き
複雑な表情を浮かべ————

2.かと思えば自分の指の血で
マオの静止を聞かずに
断固とした「強い意志」で摩緖を癒そうとし————

3.摩緖の傷を治しながら
どこか安らかな表情を浮かべ————

4.そそくさと〈現代〉へ帰ろうと
素っ気なく別れを告げるが
何処か陰りを帯びた表情を見せ————

5.摩緖の「紗那への想い」を目の当たりにして
羨望と嫉妬と諦観の混じった想いを感じ、

6.〝猫鬼〟と出会い、
再び強い表情となり
「紗那の事を教えて欲しい」と強く切り出す!!

――――菜花の心が
これだけ激しい動きをしている事が
誰の目から見ても明らかといえよう!!

「片想い」
「羨望」
「癒し」
「怒り」
「安らぎ」
「嫉妬」
「決断」
「困惑」
そして「揺るぎない覚悟」と—————

この短時間に
菜花の心は様々な「旅」を経て—————

〈摩緖の為に尽くす〉という「ゴール」に見事に帰結する!!

その覚悟ができたからこそ
摩緖の————
紗那の全てを知る〈勇気〉ができたのだ!!

果たして
この菜花の〈熱い想い〉は報われるのだろうか?

摩緖は菜花に対しては
「同志」や「家族」に近い感情を持っているようだが・・・

今回、「命」を救われたことで
今までとは〈何かが違った感情〉が芽生えたように思ったのは
決して私だけではない筈!!

 

兎に角! 頑張れ菜花!!
君のこの「想い」を
摩緖はいつかはきっと解ってくれる!!

そう心から信じて
我々「読者」は菜花と共に
明日へと進んで行くのである!!!

 

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