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MAO-マオー【ネタバレ】第44話「すれ違い」感想!

更新日:

MAO-マオー【ネタバレ】44話

摩緖と貂子は
医者の柴里先生を尋ねる。

前に摩緖は
その医者から———
ある華族の「子息」の件で
相談を受けていたが・・・

その子息が倒れ、
柴里の元に担ぎ込まれたと聞いたので
心配で出向いたのだ。

柴里が言うには———
親戚の女性が
大金と共に
憔悴しきった息子を
預けに来たのだという。

 

その帰途———
「怪異」が関係なければ
自分の出る幕はないと
摩緖は強く思うのだった。

 

が!?

 

そんな摩緖達の横をすれ違う
「人力車」には
その問題の〈女性〉が乗っており
摩緖を認めると
喜びほくそ笑むのだった!?

 

 

一方———
摩緖の留守中に
「診療所」を尋ねた菜花は

百火から———
摩緖の「想い人」、
〝紗那さま〟の事を詳しく聞き・・・

その摩緖の〈想いの深さ〉に複雑な気持ちで
「診療所」を後にするのだった。

 

 

時は流れ――――

菜花は
「クリスマスプレゼント」を渡しに
摩緖の元を訪れる!?

 

と!

 

摩緖からも「贈り物」があり、
それを受け取って
驚きトキメく菜花だったが・・・

それは――――
『呪文と印の結び方を記した書物』・・・で!?

思わず意気消沈する菜花だった!?

 

そして———
年は明けて〈大正十三年〉

再び〈事件〉は
ゆっくりと動き出すのだった―――――!?

 

 

 

 

 

異変!?

ペタペタと裸足で
往来を歩く男が一人――――

その男の顔は憔悴し
ハアハアと息も絶え絶えで・・・

そのままドサリと
昏倒するのだった!?

 

 

暫くして————

摩緖と貂子は
医者の『柴里先生』宅を
訪れていた。

摩緖は以前、
この柴里医師から————

『自分が主治医の
華族の御子息の「屋敷」で
何か異変が起こっている』

――――との相談を
受けた経緯があったので、
心配してやって来たのだ。

医者の家には———
先程、往来で倒れた
男が布団に寝かされ眠っている。

 

「〝芳房さま〟は・・・
お体が弱いのに
私を尋ねて此処まで
歩き続けて来たというんだ。」

 

「柴里先生、
その・・・〝芳房さま〟は
『お屋敷』から
逃れてきたという事ですか?」

摩緖が尋ねる。

 

「うん・・・まあ・・・
そういう事なんだが・・・
ちょと違ったみたいなんだ・・・」

柴里先生が答える。

 

「違うとは・・・?」

 

「〝芳房さま〟がうちに
担ぎ込まれた直後に、
〈親戚の女性〉が訪ねてきてね・・・
その女の言うには———

『〈屋敷〉の殿様と奥様は
先の大地震の火事で
亡くなられ・・・

病弱な〝若様〟を
お支えするために、

亡き殿様の親戚が
『屋敷』に入られた』・・・

と、こうい言うんだが————」

 

医者は一息入れる。

「その女性に
すっかり
怯えてしまって・・・
どうしようもできないので

大金を渡されて
暫くうちであずかる事に
したという訳なんじゃ。」

 

「まあ・・・そうでしたの・・・」
貂子が静かに頷くのだった。

 

 

 

 

 

華族の御子息、芳房の弱り切った表情で始まる今回の「マオ」!?

摩緖は急ぎ駆けつけるが・・・
よくよく話しを聞くと

精神的に不安定で
親戚に怯える〝芳房〟を
かかりつけ医に
預けに来ただけだと分かり、
結果的に危惧する出来事は
何もなかったのだ・・・

が!?

読者のみなさんはご承知の通り
この預けに来た〈女性〉こそ
〝不知火〟の関係者で
摩緖に執心している人物なのだ!?

だから・・・
このままで終わる訳がない!?

そんな
漠然とした不安感を胸に秘めながら
「次章」へと目を進めて行こう。

 

 

 

 

 

邂逅!?

 

その帰途―――

貂子と話しながら————
(怪異でなければ、
私にできる事はない。)
摩緖はシミジミそう思うのだった・・・。

 

その横を
一台の「人力車」がすれ違う

 

と!?

 

乗っていた〈女性〉が
振り返って摩緖を見る!?

 

(———摩緖!?

ああ・・・どうしよう、
こんなに早く
見つけれるなんて!?

まだ——
会う訳には
いかないのに・・・

でも・・・
『帝都』に来て
ホントに良かった。)

 

その——
帽子のベールで
顔の上半分を隠した〈女性〉・・・

柴里先生に
〝芳房〟を預けた〈女性〉は————

嬉しそうに微笑むのだった!?

 

 

 

 

 

ここで〈謎の女性〉が登場し————
摩緖の姿を見つけて「狂喜乱舞」する!?
やはりこの〈女〉は非常に妖しいと思うのだが・・・
摩緖とは一体どういう関係なのだろうか?

1.シンプルに―――――
摩緖に一方的な〝片思い〟をしているのか?

2.「継承争い」の要である摩緖を倒すために
ずっと追い求めてきたのか?

3.それともこれ以上の深い「事情」と「思惑」があるのか・・・?

 

素直に・・・1の〝片想い〟ってのが妥当のように思うが
案外、2や3も重なっている気配が見え隠れするのである。

ま! その答えは近いうちに明らかになるに違いない!?

 

 

 

 

 

 

平穏!?

 

「なんだよ菜花、
また来たのか。」

 

摩緖の『診療所』を
訪れた菜花を
百火の〝ぶしつけ〟な言葉が出迎える。

「いや、
それってこっちのセリフ
なんだけど!?」

菜花が言い返す!?

 

「〝百火さま〟が
いずれ棲みつくのではと
手前は心配です。」
乙弥が口を挟む。

 

「ひと休みしに来ただけだ!」

 

そう答える百火を
ふ――んと見つめ、

(以前、摩緖のこと・・・
悪し様に言ってたわりに、
なにかと寄って来るよね。)

菜花はそう思いながら
摩緖の事を慮る。

 

(摩緖が
一番知りたいのは・・・

本当に自分が
〝紗那さま〟を
殺したのかどうかという事・・・

摩緖が悩んでいるのは———
やっぱり
〝紗那さま〟の事が・・・
好きだったから・・・)

 

「ねえっ。」

菜花は百火の肩を
パンパンと無造作に叩く!?

 

「ああ!?」

 

「紗那さまって・・・
どんなヒトだったの!?」

 

「どんなって・・・
そりゃあ
綺麗で優しくて―――
賢くて
穢れがなくて・・・

お師匠様の娘なのに、
俺たち弟子にも
気さくに話してくれて・・・」
百火が淡々と答える。

 

「なにそれ、
パーフェクトじゃん・・・!?」
菜花は小さく驚く。

 

「『御降家』の後継者は
〝紗那さま〟と
夫婦になるはずだったという
話しでしたよね。」

乙弥が言う。

 

「あー、
摩緖も一度は
〈後継者〉に指名されて
さぞ嬉しかっただろうな。」

百火が遠くを見ながら言う。

「あいつ・・・
〝紗那さま〟に
ベタ惚れだったからな。」

 

(忘れられない・・・のかな・・・
ずっとずっと昔に
亡くなった人なのに―――)

 

「私帰る。」

 

菜花は思いつめながら
その場を立ち去るのだった―――――

 

 

 

ほんの暫くして――――

 

「菜花が来ていたのか?」

『診療所』に帰った摩緖が乙弥に問う。

 

「はい、
別に御用はなかったようで。」

 

「そう・・・か・・・」

(ならば、
『菜花の世界』で
悪い事は
起こっていないという事か。
よかった・・・)

摩緖はそう安堵するのだった――――

 

 

その後
夜の〈現代〉————

 

「あー! バッカみたい。」

 

菜花はパジャマ姿で
ベッドに俯せ、
自問自答していた。

 

「もーいいじゃん、
九百年も前の事・・・
忘れちゃえばいいのに。」

「あっ・・・
肝心の〝猫鬼〟の事・・・
言うの忘れた。」

摩緖を尋ねた「要件」を
今になって思い出す菜花だった。

 

 

でもそれから———

〝猫鬼〟は
現れなかった。

そして————

摩緖の方にも
新たな〝刺客〟が
来ることもなかった—————

 

 

 

 

 

ここでは摩緖がいかに〝紗那〟を想っていたか――――
その〝紗那〟が如何にパーフェクトな女性だったかが
百火の口から語られ・・・

過去の女性に敗北感を感じずにはいられない
菜花のその「複雑な気持ち」が浮き彫りとなる。

 

でも・・・仕方ないよ、菜花!

摩緖にとって〝紗那さま〟は永遠に〝紗那さま〟で・・・
摩緖の心にの中でずっと生き続けていくのだから・・・

それをひっくるめて
摩緖を好きにならなきゃいけないよ。

と、言っても・・・
中学生の女子にそこまで
大人になれっていうのも酷な話というもの!?

兎に角、今は————
摩緖を優しく見守るしかないのが実情だろう。

でも!

頑張れ菜花!!
君の「想い」と「努力」は必ず報われる時が来る!!

読者全員、そう信じて憚らない!!

 

 

 

 

 

贈物!?

 

時は流れ————

菜花は
クリスマスで賑わう
街中を歩きながら————

 

『わしに会いたくなったら
いつでも呼べ。』

 

―――という
〝猫鬼〟の言葉を思い出していた。

 

(そうか・・・まぁ、
こっちから呼ばなきゃ
来ないって事だよね。)

 

菜花は安心しながら
「五行商店街」の
アーケードへと向かい—————

 

 

〈大正時代〉へと赴く!

 

「摩緖!?」

『診療所』に着いた菜花は
摩緖に駆け寄る!?

 

「菜花、どうした?」

 

「はいこれ!
〝メリークリスマス〟!!」

リボンに包まれた袋を
手渡し――――

 

「じゃ、
一応———
お世話になってる
〝お礼〟だから。」

 

―――そう言って
菜花は
踵を返そうとするが・・・

 

「待ちなさい菜花。
私もおまえに
渡すモノがある。」

 

「えっ・・・」

 

「これは———
おまえのために
用意していおいたモノだ。」

 

(ウソ!?
『お返し』なんて
期待してなかったけど・・・
嬉しい!!)

 

その摩緖の
予想外の言葉に
菜花の胸はドキドキと
トキメクのだった――――!?

 

 

急ぎ〈現代〉へと
帰った菜花は
摩緖にもらったモノを紐解く―――

 

と!?

 

中から出てきたのは
〈呪文と印の結び方〉が
書かかれた「書物」で———

その上には
『覚えておくように』と記された
メモ書きが
載っているのだった!?

 

「え―――!?
これって『宿題』!!??」

 

菜花はガッカリして
ベッドへ
倒れ込むのだった!?

 

かたや摩緖は———

菜花から贈られた
毛糸のマフラーに
ぬくぬくと
包まれているのだった。

 

 

そして
年は明けて

〈大正十三年〉————

再び事件は
動き出すのだった――――――

 

 

 

 

 

乙女心トキメク「クリスマス」!!

菜花は〝心を込めたプレゼント〟を
摩緖に贈り———

なんと!? 摩緖から予想外の
「贈り物」を受け取る!!

天にも昇る気持ちで
それを開けるのだが・・・

そこには〈書物〉が入っており
菜花の想いは
ものの見事に撃沈する!?

この———
何とも言えない
〝カワイイすれ違い〟を目にして

『めぞん一刻』を
思い出してしまったのは
私だけではない筈!?

そう、
主人公の
このカワイイ心模様の
生き生きとした描写の見事さこそ
『るーみっくワールド』の
真骨頂といえるだろう!?

 

 

 

 

 

MAO-マオー44話の感想

今週の「マオ」は————
〈ある華族の出来事〉と〈菜花の揺れ動く乙女〉が
順を追ってキッチリと「日記」の如く克明に、
そして目の前で起こった出来事のように鮮明に描かれる!

そして今回、特に注目なのは
久々に「穏やかな情景」が
しっかりと描かれているという事だろう!!

 

まさかこの「マオ」で————
楽しくて、愉快で、
ちょっぴり切ない
「クリスマス」のプレゼント交換が見られると
だれが予想できただろうか!?

いやぁー!!
久々に和みましたよ!?

こんなにホッとできる「回」は
もしかして今迄に無かったかもしれない・・・

それくらい「癒しの色」が最も色濃く出た
今回の「マオ」————!!

たまにはあってもいいよね!!
そんな————
摩緖達の平和な「日常の風景」が・・・ネ!!!

 

 

 

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