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MAO-マオー【ネタバレ】第43話「与える者」感想!

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MAO-マオー【ネタバレ】43話

摩緖と菜花の2人は———
「菜花の血」が摩緖に入ったことで
起こった〈現象〉について話し合う。

そこで菜花は———
吸い込まれる感覚を味わったこと、
摩緖は———
自分の体調すこぶる良いことを話し、

〈摩緖が菜花の力を奪い取った〉事を改めて認識する。

「自分の血で摩緖が元気になるのは良い事だ。」
と言い切る菜花に———

「自分を大切にするように」と、
摩緖は厳しく諭すのだった。

 

その後――――

「家」に帰った菜花を待っていたのは
恐怖の元凶〝猫鬼〟だった!?

〝猫鬼〟は———
「全てを知りたいなら
ワシが必要になる」と、
〈摩緖に伝えろ〉と言い残して
消え去るのだった。

その頃、
〈大正時代〉の帝都――――

摩緖は貂子さんの紹介で
知り合った元医者から
ある華族の「屋敷」で
異変が起こっていることを耳にする。

摩緖はその話を聞くだけで
その華族の息子以外が
何かにの取っられていると
〈直観〉するのだった――――!?

 

所変わって————

その問題の華族の「屋敷」の中では

自室で恐れ慄く息子を尻目に————

〝不知火〟の傍にいた
〈謎の女性〉が

ニセの夫婦と共に
和やかに
夕食を口にしているのだった————!?

 

 

 

 

 

摩緖の思いやり!?

摩緖と菜花は———

菜花の「血」が摩緖の「傷口」を介して
摩緖の体の中に入った事について話し合う。

「うん・・・なんか、
吸い込まれるというか・・・
吸い取られるような感じだった。」

菜花はその時感じた事を話す。

 

「私は・・・あれ以来、
恐ろしいくらい調子がいいんだ。」

 

「それって・・・悪い事なの?」
菜花が心配気に言う。

 

「おまえは怖くないのか?
私に・・・『力』を奪い取られることが。」
摩緖が単刀直入に訊く。

 

「別に・・・
摩緖が元気出たなら
それでいいじゃない。」
菜花はアッケラカンと答える。

 

「〝猫鬼〟はどうして
菜花さんに『警告』しに
出てきたんでしょうか?」
乙弥が疑問を口にする。

 

「それは———
摩緖に長生きされちゃ
困るからでしょ?

摩緖が生きている間は———
〝猫鬼〟は
自分の体を取り戻せないんだし。」

 

菜花が続ける。

 

「だから——
摩緖がまたケガをしたら
私の血をあげるよ。」

 

 

「菜花。」

 

摩緖は菜花の目の前に行き—————

 

「そんな事・・・
軽く言ってはいけないよ。」

 

――――菜花の両肩を掴んで言う。

 

 

(ええ~!? 意外・・・)

菜花はその摩緖の意外な反応に驚く!?

 

「だって、摩緖もその方が
都合いいでしょ?
〝蟲毒の壺〟も割れちゃったし。」

 

「それでもだ。」

 

摩緖は毅然と言う。

 

「自分の体を
もっと大切にしなさい。」

 

「ええ~!?
今までさんざん
雑に扱ってきたのに?」

 

「そんなつもりはないが?」
摩緖は平然と言う。

 

「自覚がないんだ?」
菜花は摩緖のその言葉に
唖然としながらも———

 

「まあいいや。」と、
バッグから一通の封筒を取り出す。

 

「魚住さんから
手紙を預かってきたよ。」

 

摩緖は
それに目を通すが

 

「・・・・・・・」

 

〈どうしますか〉と書かれた文面を
摩緖は無言でスルーする。

 

そして————

 

サラサラと〝護符〟をしたため
それを盃の水に浸ける。

 

――――と!

 

たちまち〝護符〟が
溶けて無くなる。

 

「菜花、飲みなさい。」

 

「なにこれ。」

 

「『護身の護符』を
溶けこませた水だ。
これで〝猫鬼〟は
おまえに手をだせない。」

 

「へー。」
感心しながら菜花は飲み干す。

 

「これは〝フナ〟に渡しておくれ。
彼女がおまえを守るための
〝護符〟と〝呪具〟だ。」

摩緖は「紙の束」と「植物」をさし出す。

 

「フナ?」

 

「『式神』の名だ。」

 

「ああ・・・しっくりくる。」
菜花は
『魚住さん』を思い浮かべて
納得するのだった―――。

 

 

 

 

 

摩緖と菜花の2人の神妙な表情で始まる今回の「摩緖」!?

あぁ!! やはり菜花の血は———
摩緖を癒す「力」を持っていた!!

しかもそれだけではなく
摩緖には強力な「力」が漲るのである!

が、それに反して菜花自身は———
吸い込まれる感覚を味わい、「気絶」するのだから
これはが菜花の体にとっては絶対に良い訳がなく・・・

摩緖が「自分の体を大切にしなさい」と
厳しく言及する意味がよく分かるというモノ!!

 

やはり摩緖は自分の「体」のことより
菜花が大切だという事が
我々読者にも痛い程分かるのである。

 

そしてそして!
クスッと笑えるのが魚住さんの名前!!

『魚住フナ』・・・って!?  (笑)
本人には失礼だが!?
なんて笑えるネーミングなんだ!!

しかも菜花も———
魚住さんの顔を思い浮かべて
シッカリ納得しているではないか!?

この可愛いギャグセンスも
〈るーみっくワールド〉の
ほんのお茶目な一面なのである!!

 

 

 

 

 

〝猫鬼〟がいる!?

 

その後————

 

摩緖と別れた菜花は

〈現代〉へと
帰途につきながら
摩緖の言葉を思い出す。

『おまえは———
自分の体を
もっと大切にしなさい。』

(あれは———
私の体を
心配してくれてるんだよね。

気のせいかな―――
なんか・・・

いや、確実に
前より優しくなってる。)

 

菜花は一抹の不安を
心の奥に押し込めて
良い事だけに
目を向けるのだった!?

 

 

「ただいまっ!」

 

 

笑顔で帰った菜花に————

 

「おかえり菜花。」

 

————「恐怖」と「衝撃」が走る!?

 

(〝猫鬼〟!?)

 

真っ暗な居間の中———
おじいちゃんの膝の上に
〝猫鬼〟が
載っているのだった――――!?

 

 

 

 

 

げっ!?  この不意打ちは「想定外」!?
まさか「家」にまで〝猫鬼〟が現れるなんて!?

しかも———
「摩緖との関係」が微妙に進展していて
心が少しだけホッコリしていた時に
突然の〝猫鬼〟襲来なのである!?

これは———
例えは悪いが・・・
片思いの人と上手くいきそうになっていて
ルンルン気分で「家」に帰ってきたら
そこに「相手の親」がいて
殺さんばかりに
「仲」を引き裂きにかかる感じに
少しだけ似ているのでは・・・

なんて! 「的外れ」な妄想を
抱いてしまうのである。

何がともあれ!?

風雲急を告げるこの「展開」に
ページを繰る手は止まらない!?

 

 

 

 

 

摩緖に伝えろ!?

 

(お・・・おじいちゃん・・・
逃げて・・・)

 

菜花はガクガク震えながら
心の中で呟く。

 

「う・・・魚住さん!?」

菜花は振り向き
「家政婦」を捜すと———

魚住は
調理中の姿のまま
微動だにしない!?

 

(かっ・・・
固まっている!?)

 

と!?

 

『摩緖から〝護符〟を
飲まされたようだな・・・』

 

「!?」

 

《菜花の心の中に
〝猫鬼〟の声が響く!?》

 

『だが菜花・・・
わしはもとより
おまえを傷つける
つもりはない―――』

 

「え・・・?」

 

『摩緖に伝えろ・・・』

 

〝猫鬼〟の声は続く――――

 

『〝すべて〟を知りたいのなら・・・
このわしが
いずれ必要になる。』

 

(え・・・? すべて・・・?
すべてってなに・・・??
摩緖の九百年前の話・・・?)
菜花は逡巡する。

 

『菜花———
ワシに会いたくなったら
いつでも呼べ。』

 

〝猫鬼〟が語を結んだ瞬間————

 

 

照明がつき・・・

居間の様子は元に戻り
〝猫鬼〟は消えているのだった―――!?

 

 

「おじいちゃん、
大丈夫だった!?」

 

菜花が祖父に近づき尋ねる。

 

「うん? ああ・・・」

 

おじいちゃんの無事を
確認する菜花の心に———

 

『いずれ―――
わしが必要になる。

わしに会いたくなったら
いつでも呼べ。』

 

——――〝猫鬼〟の言葉が去来する。

 

(絶対呼ばない・・・
けど・・・〝猫鬼〟・・・
アイツ・・・なにがしたいの・・・?)

 

菜花はその不気味さに怯えつつも
困惑するのだった――――!?

 

 

 

 

 

いきなり現れた〝猫鬼〟が語るのは・・・

〈全てを知りたいなら
この〝猫鬼〟が必要になる〉
———という「摩緖への伝言」だった!?

そして会いたくなったらいつでも呼べと
菜花に宣い去って行く!?

この事からも———
〝猫鬼〟は菜花の
役に立とうとしているのではないか?
―――そう思わずにはいられない!

〝猫鬼〟がこんなにも多く菜花の前に現れ
常に菜花に「忠告」や「予言めいた言葉」を残すのは
何も自分自身の為だけでは
ないような気がするのだが・・・

読者の皆さんはどう思われるだろうか?

 

 

 

 

 

芳房の慄き!?

所変わって
〈大正時代〉————

 

マオの行きつけの店「ミルクホール」

 

「摩緖先生。」

貂子さんが
マオを迎え入れる。

「お呼びたてしてしまって。」

 

「いや、
〝大地震〟の後———
この店の事も
気になっていたからね。」
摩緖が答える。

 

「こちら『柴里先生』、
偉いお医者様なんですよ。」

 

貂子は
白髪に眼鏡の
和服姿の
老人を紹介する。

 

「もう医者は止めたんだ。
〝地震〟の時に
手を痛めてしまってね。」

その老人は徐に口を開く。

「それまで私は——
さる華族の病弱なご子息の
『かかりつけ医』だったんだが・・・
〝地震〟の後は
その家からも
遠ざかっていてね。」

元医者は続ける。

「ところが———
つい最近、
その御子息から
電話がかかってきて

その様子は
エライ怯えておって
『助けてください・・・』
としか言わんのだ。」

 

「私は急ぎ
『屋敷』を尋ねてみた。

ところが———
そこには
〝見知らぬ一家〟が住んでいて
やんわり追い返されたんじゃ。」

 

ここで老人は
一息吐く。

 

「だが——帰り際に・・・

一瞬、ご子息の・・・
『芳房さま』の姿が
窓からのぞいたような
気がしてな・・・

いったい——
あの『屋敷』で
なにが起こっているのか・・・」

 

「元の『屋敷』の主たちは・・・?」
摩緖が尋ねる。

 

「出先で
〝地震〟の火事に
巻き込まれて・・・
行方不明だという
噂だったんだがね・・・」
老人が答える。

 

(家が・・・
乗っ取られている・・・?)

摩緖は即座に
そう〈直観〉するのだった!?

 

そして「物語」は
問題の
華族の『屋敷』へと移る――――

 

時刻は夕飯時で
もうトップリと
日が暮れている。

そんな中———

自室で
ベッドに包まって
ガタガタと震える若者がいた。

 

「ああ・・・
気味が悪い・・・

いったい・・・
あの人たちは
誰なんだ?」

 

芳房は恐怖に慄く。

 

その頃
3人の男女———

年配の男女と
若い女性は
夕食を取っていた。

若い女性は
ベールを被っている。

そして

その女性は———
前に〝不知火〟の傍にいた
〈謎の女性〉なのだった————!?

 

 

 

 

えぇ!?  ここであの「女性」の登場だ!?

前に〝不知火〟を「兄さま」と呼び、
摩緖に会いたいと
渇望していた〈謎の女性〉が
既に「帝都」に来ていたのだ!?

という事は———
摩緖との邂逅は必至!?

新たな軋轢、
火種となるのは必定!!

 

ここで一気に「物語」は
動き始める!?

―――のだが!・・・この続きは

「来週」まで
〈お預け〉ということである!!

 

 

 

 

 

MAO-マオー43話の感想

今週の「マオ」は————
〈菜花と〝猫鬼〟の遭遇〉と
〈ある華族の異変〉の2つが時を同じくして
淡々と描かれる。

そして今回、特に注目すべきは
「全てを知りたいならワシが必要になる」という、
〝猫鬼〟の言葉だろう!!

という事で、今回は
この〝猫鬼〟にスポットライトを当ててみよう!

 

菜花の前に
幾度となく現れる〝猫鬼〟は———

1.摩緖に「昔の真相」を語ろうとし
2.菜花にいつも役立つ「忠告」をし、
3.いつも全体を見渡す位置にいて
全てを把握している。

そもそもこの〝猫鬼〟は———
兄弟子達の「継承争い」に勝利する為に
「黒幕」に造られた妖であり
その存在自体が哀しき「運命」を
背負わされた〝悲劇の妖〟なのである!?

だから
自分を作った「黒幕」————
この得体の知れない巨大な敵に
摩緖、菜花と共に
立ち向かおうとしているのではないか!?

そして
自分の愛する主人、
紗那の仇を討とうとしているのではないか!?

この事からも〝猫鬼〟は
決して「邪悪な妖」ではなく
真実に立ち向かおうとしている
「勇気ある妖」なのではないだろうか??

一見———
悪役に見えるこの妖が
真実を照らす「希望の灯」の如き
存在なのではないか―――!?

そういう推測も成り立つくらい
この「マオ」という物語は

途轍もなく―――
「広く」「深く」「大きい」懐を持った
魅力的な「マンガ」なのである!!!

 

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