最新話のネタバレ・感想

MAO-マオー【ネタバレ】第32話「式神の主」感想!

更新日:

MAO-マオー【ネタバレ】32話

摩緖、菜花、乙弥、百火達は
〝猫鬼〟が隠れていた「穴」の側で
今後の計画について話し合う。

襲ってきた「式神」は
「摩緖を生け捕り」にするよう命令されていた。

このことから
〝猫鬼〟が食べた
『泰山府君の秘法』についてを
摩緖から聞き出す事が
〝真の目的〟であると摩緖は看破する。

そこで摩緖は
「摩緖を封じ込めているの
でこちらに出向くように」との
偽「情報」を送り
使役者である「主」を
おびき寄せようと計画する。

摩緖は「穴」に〝分身〟を落とし、
やって来た者がのぞき込んだ瞬間に
穴を崩して生き埋めにするという
作戦を立てる。

その後—————

「穴」の傍の大岩に隠れる2人の前に
大きく蠢く
「影」のような物体が現れる!?

その「影」は—————
突如、平安装束を着た
「巨大な人間」と化し
徐に摩緖へ話しかける!?

(あれは・・・)

その人間を見た摩緖は
何か思い当たる事があるように
薄く呟くのだった――――!?

 

 

 

 

「泰山府君」の秘法!?

「これは『大地震』が起こるまで、
〝猫鬼〟が隠れていた『穴』です。」

摩緖、菜花、乙弥と百火の4人は————
以前は「教会」が建っていたが
今派は「震災」でポッカリと大きく空いた
「穴」の側に立っていた。

「あの〝カエルや亀の式神〟たちは・・・
『私を生け捕りして来い』———
と命じられていた。」

摩緖が「穴」を見下ろして呟く。

「決して殺すのではなく・・・」

 

「それって———
摩緖に会いたいって事だよね?」
菜花が即断する。

 

「それにしちゃあ、
やり方が乱暴だったじゃねえか。」
百火が反応する。
「穏やかに話し合いたいって
感じじゃねえな。」

 

「この『式神』の使役者の目的は
私ではなく―――
おそらく〝猫鬼〟・・・」 摩緖が口を開く。

 

「え・・・?」

 

「・・・というより、
〝猫鬼〟が食べた
『秘伝書』に記された『術』・・・」

「最高奥義・・・
『泰山府君の秘法』・・・か。」
百火が納得する。

 

「たいざ・・・え?」菜花が唖然とする。

 

「『人の寿命を操る術』の事だよ。」
摩緖は菜花に
分かり易く説明して
サッと百火の方へ向く

「百火さまは———
私が〝猫鬼〟と手を組んだと
思っていたのですよね。」

「あっ! そうだ!?
俺は忘れてねぇぞ!」 百火が慌てる!?

「完全に忘れてましたね。」
乙弥が冷静にツッコむ。

「そもそもここに
頼ってきてるしね。」 菜花が同意する。

 

「つまり・・・
他にもそう思っている者がいるという事。
恐らく今回の相手も・・・。」

摩緖は僅かに俯く。

「だからこちらに出向いていただく。」

 

「それ『罠』ってヤツ・・・」
菜花が語を継ぐ。
「『式神』に飲ませた新しい命令書・・・」

 

「そう・・・」
摩緖が答える。
「その内容はこうだ———
『摩緖を捜し出したが
抵抗されたので
ある場所に封じ込めるのが
精一杯だった。
ぜひ『主』に来ていただきたい』・・・
と伝えるようにと。」

摩緖はそう言葉を結ぶのだった――――。

 

 

 

 

そうだったのか!?
「式神」の主の目的がここで明らかになる!
それは〝猫鬼〟が飲み込んだ『泰山府君の秘法』だった!?

人間なら誰しも一度は———
『寿命』を伸ばしてみたい・・・
『寿命』を操りたい
―――と心から思うもの!?

そんな人間にとっての
根本的な「願望」であり「願い」である
神の如き「力」が
〝猫鬼〟を捕まえることによって叶い
自分の手中に入るのなら——————

ド必死に・・・
躍起になってもおかしくはないだろう!?

もしかして「大正」と「現代」が繋がったり
摩緖や兄弟子達がずと長生きしているのも
その「泰山府君」の影響を
少なからず受けているのではないか??

――――と、いらぬ邪推を湧き上がらせる
私なのであった!??

 

 

 

 

水上の怪事件!?

舞台は打って変わって
とある大きな海上を――――

 

ザ————

 

三艘の手漕ぎの「小型帆船」が進んでいた。

 

「んん? なんだ? あれは・・・」
一人の船頭が前方の異変に気が付く・・・!?

 

「ん?」

 

ゴポゴポ・・・

 

その水面が激しく泡立つ!?

 

と!?

 

 

ド—————ン!?

 

 

突然水中から
巨大な「影」が飛び出し————

のたうつように大きく跳ねて

 

ザ ザ ザ

ド ー ン

 

津波を起こしながら着水する!?

 

「な・・・クジラ?」

「い、イヤ・・・何か変な形の・・・」

 

転覆した船から
水中へと投げ出された人々は・・・

必死で水面に浮かびながら
その目の前に
繰り広げられた光景に
呆気にとられるのだった――――――!?

 

 

 

え? なになに?? なんだ!
このいきなりの「怪獣パニック映画」の様な展開は!?

突然水中から現れた「謎の物体」!?

今迄の展開から————
この「物体」が摩緖の方へと向かっていることが
読み取れるのだが・・・

この・・・妙にスケールのでかい
予想もしない出来事が
アツと言う間に起こり————

読者の度肝を抜いていくのである!?

そう、この「マオ」は————
何でもありのマンガなのだと
改めて思い知らされるのである。

 

 

 

 

菜花の思い、摩緖の想い。

 

「菜花、今日は体調いいの?」

「現代」に帰った菜花は
久し振りに登校する。

学校には「病欠」と言ってあるので
心配した友人たちが
一斉に菜花のもとに集まって来たのだ。

「はい、休んでいる間のノート、
一応とっておいたよ。」 と親友の結が言う。

「ありがとー! 助かるー!?」

「うちが中高一貫で良かったよね。」
「受験ないもんね。」
友人たちが口々に菜花に話しかける。

(みんな、優しい・・・)
菜花はみんなの優しさに
心の底から感謝する。

(それに比べて摩緖は———)

菜花は別れ際の摩緖の言葉を思い出す。

 

——————————————————
「『式神の主』が来るまで
数日はかかるだろうから・・・
家に戻るのは構わないが、
なるべく早く
こっちに戻っておいで。」
摩緖が菜花を見つめながら言う。

「それって・・・
一緒に闘えってこと・・・?」
菜花が尋ねる。

「もちろんだ。
『経験』を積まないとね。」
摩緖はそう即答するのだった―――
——————————————————

 

菜花はフト我に返る。

(ああ・・・あの男・・・
か弱い女子の私を守ろうとかを
一切しないんだ。

なんか・・・傷つくなー。

二、三日ゆっくりしていこう・・・)

は——・・・

思わず憂鬱になり
ため息を吐く菜花だった———。

 

一方———
「大正の世界」では————

「穴」の傍で
摩緖と百火が会話していた。

「・・・で、何者なんだよ。
あの〝菜花〟って女。」
百火が単刀直入に訊く。

「どう言ったらいいのか・・・」
摩緖が「穴」に細工をしながら答える。
「あの娘は私と同じ・・・
〝猫鬼〟に呪われた者です。」

「『呪い』ねぇ。」
百火がダイナマイトを握り締めて言う。

「〝猫鬼〟は———
人の体を『器』として乗り移る。
〝菜花〟は私の次の『新しい器』として
狙われているのです。」

摩緖は淡々と続ける。

「その〝猫鬼〟が今、
菜花のいる世界に逃げ込んでいます。

だから・・・

ひとりでも
身を守れるように、
『闘い方』を
教えておきたいのです。」

 

と!

 

「摩緖さま、
〝形代〟は
こんな感じでいかかですか?」
乙弥が藁で作った「人形」を持って来る。

「うん・・・」

フッ

摩緖が息を吹きかけ
「穴」の中へと投げると———

 

ドサ・・・

 

その「人形」は・・・
摩緖の姿へと変化し
「穴倉」へと落下する。

 

「ほお。」 百火が感心する。

 

「この『穴』に———
私の身代わりを仕込んでおきます。」

摩緖はあくまで冷静に言う。

「この『穴』にはまだ
〝猫鬼〟の妖気も
しみついていますし・・・」

「なるほど。」
百火が合点する。
「それでやって来た敵が
この『穴』を
のぞき込んだところを・・・」

「はい。」 摩緖が答える。

「相手を確認して
『悪意』ありとわかったら―――
〝百火さま〟お手製の
『ダイナマイト』で『穴』を崩し、
とりあえず生き埋めにしますか。」

摩緖は
手の中のダイナマイトを
ジッと見つめる。

「ふっ、誰が来るか楽しみだぜ。」
百火が憎まれ口を叩く。

 

摩緖は黙考する———
(〝水の術〟を
操る「兄弟子」には
何人か心当たりがあるが・・・

あんな荒っぽい
やり方をする人は
いただろうか・・・)

 

と・・・

 

一匹のトンボが———
スイッと百火の耳元に近づく・・・

「ん? 来たらしいぜ!
早過ぎねえか!?」 百火が訝る。

「身を隠しましょう。」
摩緖は静かに
そう言うのだった―――――。

 

 

 

この「章」では———菜花の「想い」と摩緖の「思い」が・・・
「現代」と「過去」で複雑に交差する。

確かに―――
摩緖に守ってもらいたい
もっとじっくり一緒にいたい
という菜花の女心も
シッカリと理解できるのだが・・・

摩緖はさらに先を見据えていて―――
菜花が一人でも身を守れるようにと
あえて一緒に闘うことで
その「術」を学んでもらおう・・・
―――そう考えていたのだ!?

 

そう、「摩緖」も
菜花が目茶苦茶「大切」で————
何が何でも
「守りたい」と思うが故に
わざと危険な「役」を頼んだり
一緒に闘おうとしているのだ!

 

とどのつまり———
お互いを「大切」に想う気持ちは

「摩緖」と「菜花」
2人とも全く同じなのだ!?

ただ・・・方向性が
若干違うだけなのである!

 

 

 

 

現れた「式神の主」!?

ザザ・・・

ビチビチ ビチビチ

摩緖と百火が身を隠す穴の傍—————
「大岩」の反対側から
不気味な物音が響き渡る・・・

「なんの音だ・・・?」
百火が不安の表情をつくる。

 

ビチビチ

ザザ・・・

 

〝黒い影〟・・・
若しくは〝叢の様なモノの塊〟が————
ゆっくりとジンワリ
「穴」へと這いよってくる。

 

ザザ・・・

 

その〝物体〟が
上へと大きく伸び上がる!?
かなりの大きさだ!?

 

ズン・・・

 

「!?」

 

その〝物体〟は————
平安装束を纏った
巨大な〝人間〟へと姿を変える!?

 

「!!」

 

「摩緖・・・さま・・・」
その大きな口から言葉が漏れる・・・

 

「あれは・・・!?」
「いや、誰だよ。」

その巨大な人間の姿を前に

摩緖と百火はそれぞれに
思案するのだった――――――!?

 

 

 

何だ!? この巨大な男は!? まさに謎が謎を呼ぶ展開だ!?

それにしても・・・
まさかこんな大きな〝人間〟が現れるなんて!?

てっきり獰猛な「獣」や「魚」系のモノが
現れると思ってただけに・・・
これは「超意外」としか言いようがない!?
しかも全然イケメンじゃない!?(笑)

摩緖の反応からみるに・・・
この男は多分〝兄弟子〟だろうが・・・

その登場の仕方が
あまりにも規格外過ぎて・・・・

これぞ
まんま「るーみっくワールド」!?

この奇妙な「味」が
とってもクセになるのが
「マオ」の魅力の一つでもあるのだ!?

果たしてこの男の正体は!?

が! この続きは「来週」まで待て!?
ということである!?

 

 

 

MAO-マオー32話の感想

今週の「マオ」は———
「摩緖」が狙われる理由と
新たな〝妖〟(?)・・・
若しくは「主」の登場が————

順を追って丁寧に
しかも「怪獣映画」のように
臨場感タップリに描かれる!?

そう! これこそ————
この「マオ」に隠された〝裏テーマ〟である
〝「寿命」を操ること〟が
垣間見え始めた瞬間なのだ!?

これを言い換えれば
〝時間をコントロールする「力」〟を
いかに手に入れるかの
兄弟子たち全員による争奪戦!?

そういうサバイバルゲーム的な要素と
緊迫感溢れるサスペンス要素が
新たに加わったのだ!?

この〝新たなテーマ〟が————
『摩緖が〝猫鬼〟を退治して
自分と菜花の「呪い」を解く』という
〈第一のテーマ〉以上の
大きな十字架となって
摩緖や菜花にのしかかって来るのである!?

 

この〝テーマ〟の
全ての「真相」が判明し
「真の黒幕」を
倒すことができて初めて

摩緖と菜花の————
「安らぎ」と「明るい未来」が訪れるのだ!?

これが終わるまでは
摩緖と菜花の「安らぎ」は—————
まだまだ〝おあずけ〟となってしまう!

だから2人は
ただ只管に
この先へと突っ走っていくのだ!!!

 

 

電子書籍マンガおすすめ♪

大人気の漫画サービスです!

メジャーな作品はほとんど配信されていますが、その他配信作品はサービスによって違います。

あなたの読みたい漫画が配信されているのかどうかは、公式サイトをチェックしておきましょう♪

eBookJapan(イーブックジャパン)

-最新話のネタバレ・感想
-,

Copyright© 無料マンガ別冊GEKIコミック , 2020 All Rights Reserved.