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MAO-マオー【ネタバレ】第31話「土と形代」感想!

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MAO-マオー【ネタバレ】31話

摩緖達は「結界」を張り
カエルと亀の「式神」から身を隠して様子を伺う。

そこで摩緖は————
この「カエル」達は
呪いによって姿を変えられた「人間」だと看破する。

そして、この「カエル」と戦うには
「水属性」に剋す「土属性」の〈菜花の力〉が必要で

その「力」が人々の「呪い」を解く事になると
嫌がる菜花を説き伏せる。

摩緖の予測は見事に的中し
菜花は「カエル」たちを倒して悉く「人間」に戻し、
みんなに呪いをかけていた
「大元の式神」をも気絶させる。

その「大元」から情報を得た摩緖は
このままでは埒が明かないことを確信し、

その体内に「罠」を仕込み・・・

全てを操る〝黒幕〟の元へと
帰すのであった—————!?

 

 

 

 

「呪い」を解け!?

 

ぺたぺた

ぺたぺたぺた・・・

カエルの「式神」達が
キョロキョロと
摩緖たちを捜しながら
辺り一帯をうろつく。

その横の———
壊れかけたレンガ塀から
菜花が顔を出して
コソッと様子を伺う。

「やだ・・・私達を捜してる?」

「『結界』を張りました。
手前どもは———
彼らの目には映りません。」
乙弥が無表情で答える。

レンガ塀には
たくさんの「お札」が
張られている。

「どうすんだよ摩緖、
あいつら、ぶっ殺した方が早くねぇか?」
百火が単刀直入に言う。

「〝カエル〟が人間って・・・
どういう事?」 菜花が訊く。

「おれが最初に見た
『亀』と『蛙』の二体の『式神』が・・・
この辺の人間を呪ってるんだろ。」
百火が答える。

「そう・・・だから・・・」

摩緖が語を受ける。

「その『呪い』を解けば
元の人間に戻せるはず。」

 

そして————

 

「菜花、ちょっとこっちにおいで。」

 

摩緖はそう言って
爽やかに
菜花の方に振り返るのだった―――――。

 

 

 

 

なんと!? 摩緖達を襲ったカエル達は「人間」が姿を変えたモノだった!?
とすると・・・彼らを下手に殺す訳にはいかない!?

百火は殺した方がいいとダイレクトに言ったが・・・

〝カエル〟を殺さずに倒し、人間の姿に戻す・・・・
果たしてそんなに都合よく上手くいく方法があるのだろうか?

そんな中————
摩緖が菜花に「こっちにおいで」と意味深な視線を投げかける!?

うん、こんな態度の時の摩緖は・・・
菜花に「何かをやらそう」と企んでいるに違いない!?

そう、前に菜花を囮に使った時もこんな風だったと記憶している。

摩緖は菜花に
今回どんな頼み事をするのか?

興味津々で「次章」へと読み進もう。

 

 

 

 

適任!?

「・・・なんで?」
菜花が厳しい目つきをする。

 

「『陰陽五行』の考え方ではね―――」

摩緖がすかさず口を開く。

 

「はあ!? いきなり何?」

 

「この世のものは———
『木火土金水』の5つ要素が
影響し合っている。」

 

摩緖は丁寧に説明する。

 

「あの〝カエル〟や〝亀〟は———
『水属性』の者たち・・・
『水』は『火』を消す・・・
つまり『水』は『火』を剋す。」

 

「だから・・・
『火』を使う百火さまは
『水属性』に弱いのです。」
乙弥が補足する。

 

「それに対して———」

摩緖が語を続ける。

「『土』は『水』を飲み込みせき止める。
『土』は『水』を剋す。

私が見たところ———

菜花、
おまえは『土属性』だね。」

 

「ああ? そうなんだ・・・で?」
菜花が訝る。

 

摩緖は「竹筒」を握り
その表面に
サラサラと文字を書き入れる。

「これは即席の『武器』だが・・・
この『竹の節』に———
『土』と『形代』を詰めて〝念〟を入れる。」

 

「『形代』・・・?」
菜花の目が険しくなる。

 

「それにより———
『武器』とおまえは一体化する。
あとは彼らの『丹田』・・・
ヘソの下を突く。

これで体内の『呪い』を追い出し
殺さずに
元の人間に戻せるはずだ。」

 

「嫌っ! 絶対にイヤッ!?」 菜花は絶叫する!?

「カエルでかいし、
ヘソないし、
この『棒』短いし!」

菜花はベソをかいて
首を左右に激しく振る!?

「こわい!
気持ち悪い!
絶対に無理―――っ!?」

「菜花、おまえが『適任』なんだ。」
摩緖が竹筒を手に菜花に迫る。

「やだっ! 来ないで!?」
菜花は必死に手を振り
摩緖の申し出を拒否する!?

 

と!

 

「やかましい!」

 

ブチッ

 

「痛っ!?」

百火が後ろから手を伸ばし
菜花の髪の毛を
数本まとめて引き千切るのだった―――――!?

 

 

 

やっぱり!?  予想通り摩緖は菜花に「頼み事」をする!?
今回の戦いにおいては菜花の「土属性」が適任らしいのだ!?

ここまで読んできて・・・
へ~! 人それぞれに「属性」があるのかぁ・・・
と、納得すると共に――――

「自分の『属性』って一体なんだろう?」という疑問が
ムクムクと沸き起こった次第である。

人間って・・・
自分自身の事を何も知らないんだなぁ・・・
と「実感」した次第で————

これが自分を深く掘り下げる
よい「切っ掛け」になってくれるに違いない!?
そう確信した読者も少なくない筈である。

 

それにしても
摩緖はなんて残酷なんだ!?

か弱い菜花に————
「戦いの『矢面』に立て!」と頼むのだから!?

しかも相手は〝巨大カエル〟!?
その「ヘソ下を狙って突け」だなんて!?

成人男子ですら引いてしまうこの状況は・・・
幼気な中学女子である
菜花が嫌がるのは至極当たり前だろう!?

が!?
百火に勝手に「髪」を抜かれた菜花!?

残念だが
もう菜花には
戦いから逃げる余地が無くなったのだ!?

 

 

 

 

「介添え」と「戦い」と!?

「『髪の毛』(形代)と「土』・・・これでいい。」
摩緖はこの2つを
キュッと「竹筒」の先端に詰める。

 

「大丈夫だ菜花、私が介添えする。」

「え! 本当!?」

 

(二人はしばし見つめ合う————)

 

「『結界』を解くぞ。」
「菜花さん頑張って!」
百火と乙弥が呼びかける。

瞬時に「結界札」が燃える!?

その途端、
多くのカエル達が菜花を感知し—————

 

ババッ

 

菜花に一斉に襲い掛かる!?

 

「ぎゃ~~~っ!?」

 

ギン

 

菜花の瞳が〝妖化〟する!?

 

「いいかい、よく見て。」

 

摩緖はそんな菜花の後ろに回り

その「左手」は———
「竹筒」を握り締めた菜花の左手に————

「右手」は菜花の右わき腹へと添える。

 

「『念』を込めて〝丹田〟を狙って・・・」

 

(摩緖は菜花に丁寧にレクチャーする)

カエルに向かって—————

 

「突く!!?」

 

ガ  ッ   !  ?

 

その激しい「突き」を喰らったカエルは
水を吐き出しながら
もんどり打って倒れ・・・
「人間」へと変化する!?

 

(あ・・・人間に戻った!)
菜花は心中で大きく叫ぶ。

 

「いいぞ菜花。
この調子で続けなさい。」

「うん!」

 

ドッ

 

菜花は摩緖の介添えで
他のカエルにも「一撃」を入れる!?

 

「摩緖! そばにいてね!
絶対に離れないでね!?」

 

(菜花がそう叫んだ瞬間———)

 

「———って、いない――――っ!?」
菜花の後ろから
いつの間にか摩緖はかき消えていた!?

 

 

その時、摩緖は———
カエルから吐き出された「水」を
追いかけていた!?

 

(吐き出された水が逃げている。
こいつが向かう先は・・・!?)

 

その「水」の先には———
平安装束を纏った
二体の〝カエルと亀の妖〟が立っていた!?

「あいつらだぜ!
大元の『式神』は!?」 百火が叫ぶ!

 

――――と!?

 

バッ

 

跳躍一閃!?

 

摩緖と百花の頭上に
菜花が現れ————

 

「えーい!」

 

ドッ

ドカ!?

 

菜花の〝渾身の突き〟が
「式神」達に炸裂するのだった―――――!?

 

 

 

 

うわっ!? 菜花は・・・
摩緖の「介添え」という言葉に心を撃ち抜かれる!?

摩緖が傍で一緒にいてくれると聞いた菜花は
カエルと戦う「決意」をするのだ!!

が! その幸せな時間も「束の間」で————
摩緖は「速攻」
菜花の傍からいなくなってしまうのだ!?

摩緖はこれを
なんの悪意もなく
全くの「天然」でやっているから
ホントに〝たちが悪い〟!?(笑)

結果的に
菜花は摩緖に振り回され
弄ばれてしまっているのだ!?

そう、中学女子の
「好き」という「純」な気持ちは
いつも摩緖に
グルグルと振り回され続けられるのである・・・・!?

 

 

 

 

「罠」をしかけろ!?

 

「えっ・・・」

 

倒れた「式神」は人間に戻らない。

 

「戻らない! どうして!?」

 

「ああ、もういいから。」
摩緖が窘める。

 

「・・・なんだあの女・・・」百火が驚く。

 

「菜花さん、やればできるんですね。」と乙弥。

 

「菜花、よくやった。」
摩緖はそう言うと
倒れているカエルの口に手をかけ
大きくガバッとこじ開ける。

 

「・・・って、何してんの!?」

 

摩緖はカエルの口から
〝小さく結ばれた紙〟を取り出していた。

「お前のおかげで
『式神』が〝呪符〟を吐き出したよ。」

摩緖がその〝呪符〟に目を通す。

 

「・・・・」

 

「んん? どうした?」
百火が後ろ〝呪符〟を取り上げ――――
「どうせ俺達を捜し出して
ぶっ殺せとかいう『命令書』だろ?」
そう言いながら目を通す。

 

「・・・・」

 

「なになに?」菜花がのぞき込む。

 

「摩緖が生きていたら・・・
『生け捕り』にして連れて来い・・・との事だ。」
摩緖が答える。

 

「ええ!? 摩緖だけ!?」
「おれは!?」
何故か残念そうに百火が叫ぶ!

 

「関係なかったようで・・・
よかったですね、
百火さまは『水』が苦手ですし。」
乙弥が百火をジッと見る。

 

(これを書いたのは一体誰だ・・・?)

 

摩緖は一瞬だけ思案した後————

 

「乙弥、筆を。」と命じる。

 

摩緖は出された筆で
サラサラと「書」をしたため・・・
それを小さく結んで————

 

「飲め。」

 

と、カエルの口へと戻し————

 

「主の元に帰れ。」と命じる。

 

のそのそ、

ぺたぺた・・・

 

カエルと亀の「式神」は
ゆっくりと歩き去って行く————。

 

「おいおい! 逃がしてどうする!?」
百火がキレ気味に問う。

 

「ここで『式神』達を始末しても
またすぐに新手が
やってきそうな気がします。」

 

摩緖が静かに答える。

 

「そのたびにこれでは
埒があきません・・・」

 

「だから———
こちらから
『罠』を仕掛けてみました。」

 

摩緖は強い視線で
そう言い切るのだった―――――!?

 

 

 

菜花の素晴らしい「働き」でこの場を乗り切った摩緖達!?
「大元の式神」から情報を得た摩緖は、
逆に「罠」を飲ませて「主」の元へと返すのだが・・・

果たして摩緖は————
どんな「罠」をしかけたのだろうか?
そして「式神」を操る者の「正体」とは?

この「物語」は————
数々の「謎」を孕んだまま
来週へと続くのである!?

 

 

 

 

MAO-マオー31話の感想

今週の「マオ」は—————
「カエルと亀の「式神」たちとの戦い」が
「陰陽道」のルールに則って
ダイナミックに描かれる!?

特に今回特筆すべきは「陰陽五行」だろう!?

この世のモノを「5つの属性」に分類し、
相性が合う属性で戦いに挑む・・・

これは今でいうところの
「アクション・ロールプレイング・ゲーム」に
近いモノがある!?

どんなに強い敵でも「属性」さえ把握すれば
僅かな力で「剋す」ことができるのだ!?

そして、相手の「術」を利用して
「罠」を仕込むこともできる!?

これらの「戦い方」は合理的でもあり
どちらかと言うと
「頭脳戦」に近いテイストの戦いになる。

そんな他のマンガにはない
多くの「要素」が色濃く反映された
ダーク・ファンタジー「マオ」は————

これからも
いろんな面で読者をアッと驚かせ、

私たちが今迄過ごしてきた
この世界の「人生」以外の
いろんな「世界」を垣間見せてくれるに違いない!??

 

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