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MAO-マオー【ネタバレ】第29話「男の名は」感想!

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MAO-マオー【ネタバレ】29話

摩緖と朽縄は敢然と対峙する————

が!?  突然地面から現れた無数の〝根っこ〟が
種彦に絡みつき、その「心臓」を口から引っ張り出す!?

朽縄は種彦の父に
『息子を殺すように』と命令されていたのだ。

そんな朽縄に———
「あなたは兄弟子の華紋では?」と、摩緖が問う。

朽縄は・・・自分が「華紋」であることを認め、
摩緖のことも思い出す。

摩緖は過去の出来事・・・
「屋敷が焼け落ちた日」に
華紋が何を見たのかを尋ねるが———

「何も知らない」と華紋は言い切り、
その場を立ち去って行くのだった。

 

一方、ある街道での「出来事」———
「帝都」を後にして
ひたすら歩く百火だったが

すれ違う男達の中に——
〝妖〟の姿を〝透視〟する!?

(あいつら・・・西から向かってきた!?)

この事に「嫌な予感」を感じた百火は
元来た道を急ぎ————
「帝都」へと引き返すのだった――――――!?

 

 

 

 

悪の最期

摩緖と朽縄は
それぞれの武器を手に対峙する————。

「あの朽縄って男・・・悪の手先?」
菜花が呟く。

「私たちを殺すつもりですわ。」
傷だらけで、バラの〝茎〟に絡まれた貂子が答える。

「どうした朽縄、早くあいつらを―――」
種彦が苛ついて叫ぶ!

 

「ああ・・・」

 

朽縄がゆっくりと種彦に向く。

 

「もう始まってますよ・・・
〝種彦坊ちゃま〟」

 

「!?」  その言葉に摩緖が訝る

 

――――と!?

 

ボコボコッ・・・

ザッ

 

地面から〝植物の根っこ〟が無数に現れる!?

 

「え・・・」

 

シュル・・・ グルルル―――

 

〝根っこ〟は種彦の手足に絡みつく!?

 

「言い忘れていましたが———
先程『雇い主』が
変わりましてね・・・」
朽縄が無表情で種彦を見る。

 

「なっ・・・!?」 種彦は驚愕する!?

 

「あなたは——
若い娘をさらって犯し
首を絞めないと満足できない・・・
〝精神異常者〟。

今までは家の力で
何とかもみ消してきたが
もうそろそろ限界だ。

『〝別宅の出来のいい息子〟に———
この家を継がせる事にしたから
種彦を片付けて欲しい・・・』

―――あなたの〝お父上〟から
そう言いつかりましてね。」

華紋は冷たく微笑む。

 

「大丈夫ですよ、
安心して逝ってください。」

「世間体もあるので
ちゃんとした『お葬式』を
挙げられるように———
見た目は綺麗に
仕上げてますから。」

 

ブッ・・・・!?

 

種彦の口から
血飛沫とともに〝根っこ〟が飛び出す!?

 

バキバキ

ブチブチ

 

その口の中から湧き出る

無数の〝根っこ〟の先端には

種彦の『心臓』が掲げられている!?

 

「きゃっ・・・」 菜花が呻く!?
「心臓が押し出されました。」
乙弥が両手で口を覆って呟く。

 

ザク!

 

朽縄が鎌で「根っこ」を切断する————

ドサリと落ちた「心臓」は・・・
地面から湧き出した
新たな「根っこ」に絡まれて
潰されるのだった。

 

「さてと・・・」
朽縄は———
種彦の遺体を見下ろす。

 

バラ・・・

 

貂子を締め上げていた
巨大なバラの茎が消滅する!?

 

「お前たち、もう帰っていいよ。」

 

「え!? いいんだ。」 菜花がたじろぐ。

 

―――と!?

 

「華紋さま・・・」

 

摩緖の驚きを含んだ声が
辺り一面に響き渡るのだった———————!?

 

 

 

 

ウソ!? 意外!? 種彦の最期で幕を開ける今週の「マオ」!?

「摩緖」と「朽縄」の激しいバトルが
思いっきり展開されるものだと思っていた
我々読者の「思惑」を—————
いとも簡単に
バッサリと〝良い意味で〟裏切ってくれたのだ!?

ここでハッキリ確定したのは————
この朽縄の「術」は、完全に〝植物系〟であるということ!
これは後々、いろんな所で活用されるに違いない!?

で! 注目なのは————
突然、摩緖の口から発せられる
「華紋様」という名前だろう!?

やはり摩緖の兄弟子なのか?

兎にも角にも
このまま素早く「次章」へと読み進めよう!

 

 

 

 

華紋

「あなたは———
〝華紋さま〟では
ありませんか?」

尋ねる摩緖の瞳は厳しさを増す。

「んん?」
〝華紋〟と呼ばれた〝朽縄〟は———
改めて摩緖を見据える。

「あれ・・・? その刀・・・」

摩緖が握る「太刀」に視線を集中する。

「拵えが変わってるから
気がつかなかったけど・・・」

 

「〝破軍星の太刀〟か。」

 

(やはり・・・華紋さま。)

 

ドクン

 

摩緖の胸が高鳴る。

「・・・てことは・・・え? ええ~?
おまえ・・・摩緖なの?」
華紋は驚きながら摩緖の顔を繁々と見つめる。

「・・・おわかりに
なりませんでしたか。」

 

(ええっ・・・もしかしてまた〝兄弟子〟!?)
菜花も横で唖然とする。

 

「いや・・・おまえ・・・
そんな顔してたっけ?」

(華紋はアゴに手を当てて訝る。)

「俺の記憶じゃ——
『拾われてきた犬みたいな目』をした
子共だったけどね・・・」

「だけど・・・
今のその顔―――」

華紋が嘲る。

「まるで〝猫〟だな。」

(百火さまだけでなく―――
〝華紋さま〟まで生きていた・・・!?)

 

ドクン

 

摩緖の鼓動が更に早まる!?

「華紋さまも・・・
『五色堂』に———
呼ばれたのですか・・・?」

「ああ・・・」
(華紋はその時の事を思い出す――――)

 

 

————————————————————
目の前の御簾の中には
師匠がいる―――。

「摩緖を呪い殺せ。」

師匠の淡々とした声が響き渡る。

「もしそれが出来ぬと言うなら・・・」

突然・・・華紋の周りに
夥しい数の〝妖〟が纏わりつく!?

「ここで死ね。」
————————————————————

 

 

「『五色堂』の事を知っているのか。
・・・って事は摩緖・・・」

 

ザ・・・!?

 

華紋は右手の〝薙鎌〟を
摩緖へと向ける。

 

「おまえ・・・
僕を殺しに来たのか?」

 

「!」

 

それを聞いた菜花が驚愕する!
(『やっぱり殺しに来やがったな!』・・・!
この言葉って・・・確か・・・
前に〝百火〟も同じ事を言っていた・・・。)
菜花は瞬時にその事を思い出していた。

 

「殺し合う意味が・・・
私にはわからない・・・」
マオは憂いの目を向ける。

 

「ただ・・・知りたくなった。
あの『屋敷』が焼け落ちた日に・・・
いったい何があったのかを・・・
そして———
〝華紋さま〟が見た事を・・・」

摩緖は単刀直入にそう尋ねるのだった―――――!?

 

 

 

おぉ!? 〝朽縄〟はやはり摩緖の兄弟子『華紋』だった!?

そして・・・『五色堂』で摩緖を殺すように————
あの怖い「師匠」から脅迫されていたのだ!?

それにしても〝華紋〟という名は超カッコイイ!?
その〝華〟という文字が示す通り
美しい花の「術」を使いこなすところは
高橋先生のセンスの良さの現れだ!!

百火といい、華紋といい
個性的で一度見たら絶対に忘れられないキャラに———
この〝るーみっくワールド〝の魅力の一端を
垣間見た見た気がしたのは私だけであるまい!?

 

そして話は「確信」へと迫って行く――――
「屋敷が焼け落ちた日」に
いったい何があったのだろうか?

一刻でも早く、それを知るためにも
次章へ飛び込んで行こう!?

 

 

 

 

 

誰が紗那様を殺したか?

「・・・ごめん。」  華紋が一言謝る。
「僕は何も知らないんだ。
あの時は———
『逢引』で屋敷の外に
出ていたからね。」
華紋はソッと右手の小指を立てる。

「ええ~~~!?」
乙弥が珍しく唸る!

(マジか・・・この男・・・)
菜花が軽蔑の目で見る。

「では・・・
誰が『紗那さま』を
殺したのかも・・・?」

「さあね。
『摩緖が殺した』と、
言ってる奴らもいたけど・・・」
華紋が冷たい目を向ける。
「やったの? おまえ?」

「覚えて・・・いないので・・・」
摩緖が俯く。

「まあ、いいじゃないか。
もう『時効』だよ。
それに僕は———
自分の目で見た事しか
信じないし。」

華紋はそう言い放つと————
摩緖に〝竹筒〟を投げつける。

 

パシ  摩緖はすかさず受け止める!

 

「薬だ!  獣の〝妖〟に塗ってやって。」

そして華紋は踵を返す――――。

 

「華紋さまはなぜ・・・
生き続けているのですか!?」
摩緖がその背中に大声で問う!

 

華紋がチラリと振り返り――――

「そんなの・・・こっちが聞きたいよ。」

そう吐き捨てて去って行くのだった――――――。

 

 

 

 

え? ええっ?? 華紋は何も知らなかった!?
〝屋敷が焼け落ちた日〟は————
逢引に出かけていた・・・って!?

「チャラ男か・・・!?」って・・・(笑)
思わずそう突っ込んでいる全国の読者の顔が
目の前にアリアリと浮かんでくるようだ!?

「紗那さま」を殺した者も結局わからずじまい・・・
摩緖を陥れた黒幕の正体も闇の中————

物語は「振り出し」へと戻されたのだ!?

だがそんな中で—————
一つの謎が生まれ出る・・・
「なぜ兄弟子たちは生きているのか?」である!?

が、この答えは今のところ
誰にも分らないのだ—————。

 

 

 

 

異変

所変わって————
木々と岩肌に囲まれた「街道」を
荷車に多くの荷物を載せ、
それを押し歩く4人の男女がいた。

「百火・・・おまえ、どこ行ってたんだ。
この一座を辞めたんじゃなかったのかよ?」
ベレー帽にカイゼル髭の団長が問う。

そう、この集団は———
浅草から引き揚げた
百火が属する「大道芸集団」であった。

「気が変わったんだよ。
やっぱ『帝都』は物騒だしな。」

百火はぶっきらぼうに答え————
(摩緖が生きてたって事は・・・
きっと他の〝兄弟子たち〟も・・・)
―――と、深く思案する。

 

と!?

 

(ザッ ザッ ザッ・・・)

 

遠くの方から
こちらへと歩いて来る
2つの人影が見える。

「私達が『帝都』から
やっと逃れてきたってのに・・・
こっちに来る人も
いるんですねぇ。」
傍らの女芸人が呟く。

「おおかた・・・
親類縁者を心配して
来てるんだろう。」

そうこうするうち————

(ザッ ザッ ザザッ)

芸人達は
前からきた
2人の男達とすれ違う――――

 

「え・・・!?」

 

〝百火〟に悪寒が走る!?

百火の目に
飛び込んできたのは————

巨大な「亀」と「カエル」が・・・
ベレー帽を被り
リュックを背負って
歩き去る〝姿〟だった!??

 

「ごめん! やっぱ辞める!?」

 

百火はそう言い捨てると
その〝妖〟らしき生き物を
追っかけて走り始める!?

 

(あいつら西から・・・向かってきた!?)

 

百火の胸には言いようのない
大きな不安が横切るのであった——————!?

 

 

 

 

舞台は一気に百火にフォーカスされる!?
そこで百火は〝妖〟らしき者どもとすれ違い
その後を追う事になるのだが・・・・

気になるのは
その百火の動揺振りだろう!?

『帝都』を離れよとしていた百火に
何が彼をもう一度引きかえさせるに至ったのか?

そして————
「西から向かってきた・・・」という言葉の意味は?

だが・・・それは————
残念ながら「次回」までの
〝お預け〟ということなのである。

 

 

 

MAO-マオー29話の感想

今週の「マオ」は————
摩緖と華紋の対峙と対話が「謎」と「緊張感」を孕んだ
一発触発状態でスリリングに描かれる。

特に出色なのが「華紋」という新キャラクターの設定だろう!

1.摩緖の兄弟子であり
2.かなりのイケメン、色男で————
3.摩緖の陰謀については何も知らず
4.紗那様を殺してもおらず
5.かといって師匠には摩緖を殺すように脅迫されており、
6.非常に強力な〝植物系〟の術を使い
7.武器としては死神のような大きな〝薙鎌〟を持ち
8.依頼されればどんな仕事も請け負い、
9.女性にはめっぽう優しい。
10.そして、時々見せる哀愁の表情・・・!?

―――――これだけ挙げても
「華紋」がいかに謎めいて「神秘的」で・・・
人間臭く、善と悪の境目に立ち、かなり強くて
自分が何者なのかを知ろうと藻掻く・・・
かなり「複雑」なキャラであることが理解できる。

こんなにも魅力的で素敵な男性を
女性ファンが放っておくわけがないではないか!?

またこれで「マオ」ファンは爆発的に増えるのである!

 

このように素晴らしい登場人物が加わって
増々パワーアップするこの物語・・・・!?

これからも・・・さらに個性的な兄弟子たちが
出て来てくれるに違いない!!

そして・・・私たちは
増々この「マオ」が好きになっていくに違いない!?

そう強く「確信」したところで
今回のレヴュー記事を閉幕にしたいと思う次第であります!

 

 

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