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MAO-マオー【ネタバレ】第24話「凌雲閣」感想!

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MAO-マオー【ネタバレ】24話

〝大正時代〟に戻った菜花は————
摩緖と乙弥と共に
〝震災〟で倒壊した浅草の〝凌雲閣〟へと赴く。

摩緖は周辺の地面の中を隈なく調べ、
そこに〝妖〟を呼び込むための「マジ物」を見つける!?

突如!?
摩緖達は生首の〝妖〟に襲われる!?
その〝妖〟は————
震災直後に菜花達を襲った〝妖〟であった!?

そこに〝妖〟を操る人物が現れるが・・・
摩緖は一目見て、
それが且つての兄弟子の〝百火〟だと認める。

百火も目の前にいるのが摩緖だと気付くや否や
「この裏切り者が!」と更に激しく襲い掛かる!

摩緖の「刀」を奪い取った百火は
その「刀」が持つ〝猫鬼の毒〟に侵され
口から夥しい鮮血を吹き出して
その場に倒れるのだった――――――!?

 

 

 

 

〝凌雲閣〟にて――

「それでは菜花さん、
むこうで摩緖さまの飛ばした『式神』に
会えたんですね。」
乙弥が歩きながら菜花に話しかける。

「うん。
色々と・・・
気持ちの整理もついたしね。」
菜花が答える。

「ねえ摩緖、どこ行くの?」

「〝凌雲閣〟・・・『浅草十二階』だよ。」

「———ああ!
『浅草十二階』って・・・
『帝都』に着いた時に通りかかった・・・
高くて立派な建物でしたねえ。」
乙弥が詳しく説明する。
「そういやぁ・・・確かあれは———
『展望台』でしたよね。」

「〝凌雲閣〟に何があるの?」

「うん・・・
ちょっと気になる『噂』があるんでね・・・」
摩緖は思案気に呟くのだった。

 

――――そして一行は目的地に着く。

 

「ああ・・・」 乙弥がゆっくりと見上げる。

「これが・・・〝凌雲閣〟・・・」
菜花も乙弥に倣う。

菜花の目に———
半分以上倒壊し、斜めに傾いた
「浅草十二階」が映る。

「無惨だね・・・。」
摩緖の瞳に哀しみが宿る。

 

「ん・・・光?」

その時、菜花は———
窓の中が
チカチカと光るのを認めるのだった。

 

 

一方————

「・・・・」
摩緖は地面を触り〝何か〟を確かめる。

「乙弥。」

「はいっ。」

ザッ
ザッ

乙弥は指示された場所をスコップで掘り進める。

暫くして————

「あっ、摩緖さま。」
乙弥が目的のモノを見つける。

「〝妖〟を呼び込む『マジ物』だ。」

 

と!??

――――突然!?

 

ゴッ

 

〝凌雲閣〟の最上階から
火の玉に包まれた無数の生首が
菜花に向かってくるのだった――――――!?

 

 

 

 

さあ! 舞台は〝凌雲閣〟へと移動する!!
そこで摩緖は〝マジ物〟を見つけるのだが・・・

この時代って・・・
こういう風に至る所に
いろんな〝マジ物〟が埋められており・・・
このようにして故意的に
〝妖〟が召喚されていたんだな・・・と、
改めてここが「怖い時代」であることを
再認識させられる!

なんせ今は———
ネットやデジタル機器の半端ない発達により
「怖い話」や「怖いまじない」の類いはすぐに
スマホでツイッターやラインで拡散される時代だ・・・

だからいくら怖い思いをしようと、
表面上の出来事として
終わってしまうことが多いのだが・・・

この大正時代の・・・
「マジ物を埋める」・・・って・・・・

〝負〟のエネルギーを
タップリとそこに込めて
地中に埋めることにより・・・
「深い恨み」や「妬み」などの〝呪う〟行為を
ずっと継続化させていくという
「悪意」が垣間見え・・・
半端ない怖さを心底感じ取る事ができるのだ・・・

ああ・・・これは禍々し過ぎる・・・!?

人の心の闇は決して晴れることがない。
それを証明するかのようなエピソードである。

 

 

 

 

何者??

(え・・・!? あれは・・・)

その〝妖〟は・・・
確かに見覚えがあると菜花は驚く!?

〝生首〟達は空を幾重にも舞い・・・
徐に菜花達に襲いかかる!?

 

「きゃつ。」

 

ゴッ

 

ドン
ドン

 

摩緖が間一髪で
襲われかけた乙弥を救い出す!?

「これは・・・」 摩緖が身を乗り出す。

「震災の時に襲ってきた〝妖〟・・・」
菜花もたじろぐ。

 

と!?

 

「やっぱり殺しに来やがったな!」

 

突然、空中に大声が響く!?

その唐突な出来事に驚く菜花!?
そんな菜花の前に
一つの影が現れる!?

 

「へへっ。」

 

それは———

注連縄を襷掛けにし、
右目に「眼帯」をした人物。

その人物は
ゆっくりと
地面に降り立つのだった―――――!?

 

 

 

震災直後に菜花の前に現れた生首の〝妖〟が
この場に突然出現する!?

え?
この世界のいろんな〝妖〟は
何処かで何かの繋がりがあるのか?

それとも———
最初から意図して仕組まれているのか?

いろんな「疑問」が一気に吹き出す!?

多分それは
オイオイ明かされるのだろうが
一刻も早く知りたくて堪らない!?

読者の気持ちは———
エサのお預けを喰らった子犬のように
飛び跳ねて回り続けるのだ!?

それにしても気になるのが
謎の人物が出てきた瞬間の————
「殺しに来やがったか?」というセリフ!?
これは一体何を意味するのだろうか?

それを知る為にも
いち早く次章へと突き進もう!!

 

 

 

 

百火

 

「誰が来ようと『返り討ち』だ!?」

 

え・・・え!?
この人誰・・・?
なに言ってんの!?

(菜花はア然とする―――。)

「まさか・・・とは思ったが・・・
あなたは・・・」

摩緖はジッとその人物を睨み据える。

 

「百火・・・さま・・・?」

 

「んん?」
隻眼の人物が訝る。

「・・・なんか見た目が
変わっちまってるけど・・・
おまえ・・・『裏切り者の摩緖』かあっ!」

(え!?―――裏切り者!?)
今度は摩緖が訝る!?

「おまえのせいで
おれたちは・・・!?」

百火と呼ばれた人物は
そう叫ぶと———

 

ブワッ

 

その背後から
大量の火の玉に包まれた〝生首〟が
出現するのだった——————!?

 

 

 

え?  えぇ!??  摩緖が裏切り者!???
過去に摩緖と何らかの関りがある筈の百火から
そんな意外な言葉が飛び出す!!

そして聞き漏らせないのは—————
「返り討ちにしてやる」という百火の叫び!?
これは百火も
誰かに「命」を狙われているという事なのか??

セリフが出るたびに、物語が進むたびに、
「謎」が生まれるこの展開に
〈ミステリー小説〉好きの私は
ウキウキワクワクの
胸の高鳴りが鳴りやまない!?

 

 

 

 

摩緖v.s.百火

 

シャッ

 

マオが「刃」を抜き————

 

ガガガガ

 

〝生首〟を悉く叩き斬っていく!?

そして一気に
眼帯の人物に詰め寄る!!

 

「百火さま。『お話』を・・・お聞かせください。」

 

「!」

 

その素早いマオの動きに————

「くっ。」

百火はたじろぎ
後ろへと飛び退く!?

「その『刃』・・・
〝破軍星の太刀〟か・・・。」

「いかにも・・・
これは私がお師匠さまから授かったもの・・・」

そしてマオは
その時の事を回想する—————

 

 

———————————―――——
陰陽師の屋敷————

師匠が手に持った「刀」を
摩緖は跪き
両手を恭しく差し出して
受け取っていた・・・

「その太刀は————
わしの後継者たるしるし・・・」

師匠は厳かに続ける。

「摩緖・・・
お前に代々伝わる『秘伝書』・・・
その全てを託す。」

(私が・・・後継者・・・?)

摩緖は「刀」をジッと見つめる。

(だがこの『太刀』は・・・)

 

 

それから暫くして———

「摩緖、
『太刀』を貰って嬉しいの?」

庭に独り立つ摩緖に
上から声が降って来る。

「いえ、おまえは・・・・
それほどバカではないわね。」

その声の主は————
屋敷の中から摩緖を見下ろす形で
毅然と立っている
お姫様の如き女性であった!?
腕には〝猫〟を抱いている。

(〝紗那さま・・・)

摩緖は声のした方向へと
顔を向ける。

「わかっております。」

この〝破軍星の太刀〟は・・・
祝(ことほ)ぎとは程遠い
不吉の刀―――

———————————―――――—

 

 

「知らなかったぜ。
〝破軍星の太刀〟ってのは
そんなにすげえ刀だったのかい。
この〝百火さまの術〟を
はね返すとはな。」
百火がハッキリと言い切る。

「うわー!
『この〇〇(オレ)さま』っていう人・・・
初めて見た。」
横で見ていた菜花がドン引き気味に言う。

「手前も長くこの世におりますが
めったに出会いません。」
乙弥も同意する。

「そんな『妖刀』・・・
おまえにはもったいないぜ!!」

 

ボン

 

「!」

百火が〝炎に包まれた投げ縄〟を使い
一瞬で摩緖から「刀」を奪い取る!?

「百火さま!
その『刀』に触れてはいけない!?」
摩緖が叫ぶ!!

 

「ああ!?」

 

————が、時既に遅く・・・
百火は「刀」を右手に握る!?

(と! 菜花は思い出す!?)

あっ!
そういえば————

あの『刀』、
摩緖と私以外の人が持つと
〝猫鬼の血の毒〟が
流れ込んで・・・・

 

「!」

 

ガバッ

そんな菜花の心配をよそに—————

百火は口から鮮血を吹き出して・・・
そのまま倒れ行く――――!?

「・・・・」
その様子を無言で見つめる摩緖に・・・

「ええ!? 死んじゃったの!?」
と驚く菜花であった——————!?

 

 

 

これはいつも思うことなのだが・・・
摩緖の〈回想シーン〉は
いつも「儚げ」で「哀愁」を帯びている!?

まあ、悲劇に彩られているのだから
自然とそうなっても
なんら不思議ではないのだが・・・

それにしても———
読者は毎回この〈回想〉に胸を締め付けられる・・・

これは————
時間をかけてゆっくりと
摩緖が背負わされたものを
描いていくという
高橋留美子先生の
緻密な「計算」によるものなのだろう。

読者はその演出に
見事に「心」を抉られるのである———。

 

そして、ここで気になるのは・・・
紗那に抱かれている〝猫〟の事だろう!?
その顔は—————
あの〝猫鬼〟に非常に似ているではないか!?

という事は—————
もしかしたら
紗那も摩緖を巡る「陰謀」に関わっている可能性が
出てくるのでは!?

が・・・これも単なる憶測の域を出ず、
その解答はいずれまた・・・という事なのだ。

 

あと、口の割にはいとも簡単に倒された百火!?
この人物がこのまま死ぬわけはないだろうから・・・
必ず摩緖の仲間になる筈である!

と! そう信じたところで
次号へと「つづく」のである!!

 

 

 

MAO-マオー24話の感想

今週の「マオ」は———
〝凌雲閣〟へと舞台を移し
そこで新たな登場人物の〝百火〟との出会いが
摩緖の「過去」を交えて
様々な「謎」を生み出しながら描かれる!?

そしんでもって―――――
今回のキモは—————

摩緖と百火の対話の中から—————

摩緖が何か途方もなく大きな「陰謀」に
(それが周りの複数の人物に)
「嵌められた」という事実が
浮かび上がってくるところであろう!?

それがハッキリとわかる材料としては—————
1.百火の言葉の数々—————
「殺しに来やがったな!」
「返り討ちだ!!」—————から、
百火も謀られて〈追われる身〉となっている事。

2.その百火が————
摩緖に「裏切り者」と叫ぶことから、
誰かに【全ては摩緖のせい】だと
吹き込まれている可能性がある事。

3.摩緖は1と2の出来事を
全く知らなかったという事。

4.回想でほのめかされた
「破軍星の太刀」を巡っての
きな臭い後継者争いが
いつ起こっても
全くおかしくない「状況」だったこと————。

5.これはあくまで「こじつけ」だが・・・
紗那が抱いていた〝猫〟の顔が————
〝猫鬼〟にソックリだということ!?

――――――この「5つの事柄」から・・・
摩緖がとんでもなく大きな————
しかも多くの者達が同時に関わったであろう
〈壮大な「陰謀」〉に巻き込まれたことが
克明に浮かび上がって来るのだ!?

ここでの百火との出会いが・・・

摩緖の運命を大きく変えながらも
摩緖自身は全く知る由もなかった————

この「マオ」という自分自身を見つけるための
「真の物語」の新たな幕開けの瞬間でもあるのだ!!

そんな軽い緊張感を心の奥底にしまいつつ、

次週を心して待とうではないか!?

 

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