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MAO-マオー【ネタバレ】第2話「摩緖」感想!

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MAO-マオー【ネタバレ】2話

自分の体の「只ならぬ異変」に気付き帰宅する菜花。
が、昨日の出来事の真偽を確かめるために、
もう一度アーケードをくぐり抜ける。

と、そこはやはり〝異世界〟であった。
菜花は付き人の「乙弥」と再会し、摩緖のもとへと会いに行く。

その時、摩緖は巨大な〝狸の妖〟と対峙していた。
いきなりマオに喰い付く〝妖〟であったが・・・
〝妖〟は見る間に溶けていくのであった。

その後―———
菜花は改めて摩緖と話し―—————
摩緖が「陰陽師」だということ、
摩緖にかけられた〝猫鬼の呪い〟を解くために
探索をしているらしいことを知る。

「お前は人間だというのか?」
菜花に摩緖が訊き返し、
菜花は改めて「昔の事故」を思い返すのであった————————。

 

 

再び〝異世界〟へ―——!!

チーターのようなスピードと、
ビルの屋上まで届く跳躍力!
自分の体にとんでもない異変が起こっている事を自覚した菜花は
登校途中であったが急いで家へと引き返す。

「ただいま、おじいちゃん。
気分が悪いの・・・休んでいい?」

「ああ・・・、部屋で寝ていなさい。」

そして菜花はベッドの中で今までの出来事を思い返すのだった。

あれって現実だったのかな・・・
私・・・さっきすごい高さを跳んだよね・・・・
昨日はカマキリの化け物に襲われて右手を切られたし・・・・
あれって全部本当のことだったのかな・・・・

 

「おまえ〝妖〟だろう。」

 

菜花の頭の中で―——
〝マオ〟の言葉が飛び交う。

あの男の子・・・
マオとかいったっけ・・・
一体何者だったんだろう・・・・

菜花は不意に起き上がる!
「よしっ!」
制服に着替えて、鏡の前で気合を入れる。

「やっぱ学校行くよ。」
菜花はリビングの祖父とお手伝いの魚住さんにそう声をかけ、
足早に学校へと向かうのであった。

 

そして〝五行商店街〟のアーケードの前―——————

「来ちゃったけど・・・・。」
菜花はじっと見上げる。

やっぱりただのシャッター街だよね・・・・。
今日も人がいっぱい通ってるし・・・。
何も起こる訳・・・・

と、菜花がアーケードの中に足を踏み入れ―—————

 

ゴッ

 

周りの空間が大きく歪むのであった————————————!!

 

 

自分の異変に戸惑う菜花。
確かに、突然スーパーパワーが発現したら嬉しいというより
ショックで思いっきり引いてしまうだろう!?

それは―———
例えるなら
〝スパイダーマン〟のピーター・パーカーが
突然の「クモの能力」に戸惑い、慣れるまでに苦労したかのように・・・。

兎にも角にも、
もう一度自分の体に起こった事を確認すべく
アーケード前へと赴く菜花。

さすが「るーみっくワールド」のヒロインは
精神力が強く、前へ前へと突き進むのである!

そしてアーケードをくぐった瞬間、菜花の周りが歪み始める!
さあ! 再び〝異世界〟へGOである!

 

 

〝マオ〟の正体

(また来れてしまった・・・。)

菜花の目の前には
見覚えのある〝昔の世界〟が広がっていた―—————。

「あれっ、昨日の女妖さん。」
前に会った子供が声をかけてくる。
「戻ってらしたんですね。」

「あ・・・あなた、マオって人と一緒にいた・・・。」菜花が尋ねる。

「はい・・・手前、
摩緖さまの下働きをしております〝乙弥〟と申します。」

「あつ・・・私、菜花と申します。」乙弥に軽く会釈する。
「あの・・・摩緖って人と話したいんですが・・・。」

「はあ、摩緖さまは今この街をお調べ中です。」
乙弥は周りを見ながら答える。
「人が透けてますし・・・何かヘンじゃないですか。」

「あなたたち、ここの住人て訳じゃ・・・?」

「はあ、手前どもも昨日ここに着いたばかりでして。」

その頃摩緖は—————
街から少し上がったとある神社へと足を踏み入れていた。

「う―—ん、いかにもな場所なんだがなぁ。」
境内を探索しながら考える。

(あれの邪な気配は感じられない・・・・)

―——と・・・

 

「おいっ。」

 

後ろから警官姿の大男が摩緖に呼びかける。
「きさま・・・この地の者ではないな・・・?」

「巡査殿・・・って事でいいのかな?」
摩緖が振り返り答える。

「見ればわかるだろう。きさま怪しい奴だ。」巡査は訝る。

「小芝居はそのへんにして・・・。」
摩緖が〝御札〟を取り出して巡査に投げつける!!

「んん?」  〝御札〟は巡査の左の頬にピタリと貼り付き——————
「痛っ!」  摩緖がおもむろにベリッと剥がす!!

その剥がした〝御札〟には・・・
剛毛がびっしりと付着していた・・・・!!

「ほお。毛深いじゃないか。」摩緖が言う。

「きさま・・・」

 

ミシミシミシ・・・・

 

巡査の顔がいきなり歪み膨張し―——
巨大な狸に似た〝妖〟が姿を現すのだった―—————!!

「嬉しいよ。 やっと話ができそうな人に会えて。」摩緖が皮肉る。

「喰ってやる!」〝妖〟が摩緖に詰め寄る。

 

ブスッ!  摩緖は太刀を〝御札〟に突き立てる。

 

「うっ・・・動けん。」〝妖〟が呻く。

 

「おまえの抜け毛・・・形代を縫いつけたからね。」摩緖が平然と言う。
「それでこの街なんだが・・・何者が作り、結界を施した?」

「はあ!? 知るか!」

 

―————そこに乙弥と菜花が駆けつける。
「またオバケと闘ってるの?」
「摩緖様は陰陽師なので・・・
占ったり病気を治したり、時々〝妖〟と闘ったりします。」

 

「ではお前は・・・たまたま〝この街〟に住み着いただけ・・・か。」とマオ。

「居心地がいいからな。」

「では最後にもうひとつ・・・
お前は〝猫鬼〟を知っているか?」摩緖が〝妖〟に尋ねる。

「知らん!」

「では何も知らないんだな?」
摩緖は〝御札〟から
太刀をスッと抜く・・・。

「うっ・・・動ける。」 〝妖〟の体が自由になる。

「もう行っていいよ。」摩緖が背を向けて去ろうとする。

「ああ行くさ・・・が・・・その前に」〝妖〟の目が光る―—————

 

「喰ってやる!!」

 

〝妖〟の鋭い牙が摩緖の左肩から腕に突き刺さるのであった———————!!

が!! 次の瞬間!??

 

ジ ュ ―――――― ッ ! !

 

〝妖〟の牙が見る間に溶け出し————
〝妖〟の体もみるみるうちに溶かされて
アッという間に骨と化すのだった!!

「摩緖さま、気をつけてくださいよ。」
乙弥が近づく。

「乙弥。・・・ん? 〝妖〟?」摩緖が菜花に気付く。

「菜花さんとおっしゃるそうです。」

摩緖は菜花をじっと見据えるのであった—————————。

 

 

摩緖の正体は〝陰陽師〟だった!?
いとも簡単に〝妖〟を倒すことから、なんらかの能力者、
只者ではない人物だと思っていたが〝陰陽師〟だったとは!!

この事からも「マオ」の物語が、かなりの昔~現代までの・・・
連綿とした時代を跨いだ〝超大河浪漫ファンタジー〟であることが窺い知れる。

そしてマオの下働きの子供〝乙弥〟!!

高橋留美子先生の作品には―——————
ラムには「テンちゃん」。
犬夜叉には「七宝」と、
必ずカワイイ子供のサブキャラが登場する。

この子供たちは
ムードメーカーであり、
物語を潤滑に進めるためには無くてはならない存在なのだ!

その役目を〝乙弥〟君が担っているようで―————
これだけでもこの「物語」の面白さが保証されたようなものである!!

 

 

〝猫鬼〟の呪い

路地裏の静かな場所に移ったマオ達。
平穏な時間が戻る。

摩緖は血だらけの上着を脱いで左腕の手当てを始める。

「私は〝妖〟なんかじゃない。」
菜花は必死に訴える。
「それにあなたの方こそ妖怪じゃないの?」

「言ったじゃないですか、摩緖様は〝陰陽師〟ですよ。」
乙弥が答える。

「はあ!? じゃあさっきのは・・・
あの化け物が溶けたのは・・・なんかの術だっての!?」

「呪いだよ。」摩緖が静かに答える。

「呪い?」

「私は〝猫鬼〟に呪われている。」マオが静かに呟く。

「それって化け猫みたいなもの?」と菜花。
「全然こわそうじゃないんだけど。」

「とんでもないっ!  恐ろしい〝蟲毒〟ですよ。」
乙弥が慌てて否定する。

「こ・・・どく?」菜花がオウム返しに言う。

「ほら、これが〝蟲毒〟の壺です。」
乙弥が小さな壺を見せる。

それは前に乙弥がカマキリを入れていた壺であった。

「クモやムカデやヘビや毒虫とか・・・
諸々を入れて食い合わせ、
最後に生き残った一匹を〝蟲毒〟といいます。」
乙弥が説明する。

 

「これで人を呪ったり毒殺したりもできます。」

「〝猫鬼〟もまた、多くの猫を闘わせて食い合わせ、
最後に生き残った〝蟲毒〟だという事です。」

「つまり誰かが〝猫鬼〟を使ってあなたを呪ったって事?」
菜花がズバリ言う。

「それは・・・よくわからない。」摩緖が俯く。

と——————
「え!? ちょっと! その背中・・・!?」
菜花は摩緖の剥き出しの背中に目をやって叫ぶ!!

菜花が摩緖の背中に見たのは・・・
背中全体を右斜め上から左下へ流れる
3本の大きな「引っ搔き傷」であった———————!!

 

 

ここでマオの旅の目的が朧気ながら語られる。
マオには〝猫鬼の呪い〟がかけられており、
その呪いを解くために探索していたのだ!

〝蟲毒〟という―————
見るからにとても悍ましい単語からも分かるように、
何か禍々しい呪いがマオに降りかかっているのだ。
それに耐えている彼の精神力に心からの拍手を送りたい。

それにしても
マオの背中の大きな傷はショッキングだ!!
これにはどんな「いわく」があるものなのか・・・・

すぐに続きを読み進めよう。

 

 

菜花の見たもの

「すごい傷! 血もにじんでるし・・・」
摩緖の傷に菜花が驚く。
「そんなケガしてた!?」

「ああこれは・・・時々出てくる〝猫鬼の呪い〟の刻印だ。」
摩緖が澄まして答える。

「それで・・・?」摩緖が菜花へと目を向ける。
「わざわざ戻ってきたのは・・・
何か教えてくれる気にでもなったのか?」

「いやっ! 聞きたいのはこっちなんだってば!」
菜花が反論する。
「私は人間だったんだよ・・・。それが急に・・・」

「昨日ここに来てから・・・もう訳がわかんない。」

「・・・・・・・・・」摩緖は菜花を見つめ続ける。
「お前は人間だと言うのか? それは間違いないのか?」

「それは・・・だってパパもママも普通の人だったし・・・」

 

(菜花は家族で車に乗っていたあの日を回想する。)

あの日の陥没事故・・・
この街の・・・
シャッター街の真ん前で起こった。

五行商店街のアーケードの前の道路に
大きな陥没があり・・・
車が1台飲み込まれている。

そうだ・・・
あの時私は・・・

小さい・・・低学年の菜花が立っている。
菜花は目の前の光景を見つめている。

 

化け物を見た・・・

 

幼い菜花の前に現れた—————
それは―————
何本もの尻尾を持ち、
四つん這いで長い髪を振り乱して、
〝鋭い牙〟で死骸に喰い付いている
人間に似た獰猛な〝妖〟の姿であった————————!!

 

 

摩緖の背中の傷こそ〝呪いの刻印〟であった!!
この呪いが他の〝妖〟を死に追いやる力があるならば・・・・
それが今後、マオにどういう影響を与えるのだろうか?

今からそれが心配でならない。

そして「菜花の事故」の真相は―—————!??
その答えは来週で! という事である・・・・・。

 

 

MAOーマオー2話の感想

さあ連載2回目の「マオ」なのだが———————
早くも主人公〝摩緖〟の正体が明らかになる!!
マオは「陰陽師」だったのだ!!

それと同時に摩緖が背負った〝宿命〟も明かされる・・・・!!
摩緖は〝猫鬼〟に「強い呪い」を掛けられていたのだ!??

それにヒロインである菜花の「過去の大事故」の真相も
露わになろうとしている。

マオがなぜ菜花を〝妖〟と呼ぶのかの謎が解き明かされようとしているのだ。

2回目にして怒涛の急展開!?
こんなにも早くストーリーが進行してしまうと
次にどんな出来事が待っているのか全く予測不可能だ!?

読者は何もできずに・・・もう「永遠の受け身状態」!? (笑)

なす術もなく菜花と摩緖と乙弥を見守るしかないのである。

 

が! 何も心配はいらない。
高橋留美子先生はいつも読者の事を考えて、
物語の中に〝読者の席〟を用意してくれている!!

そう、いつでも「マオ」の世界に参加し、
住人の・・・味方の一人となって協力と応援ができる場所を
作ってくれているのだ!!

その事をしっかりと心に留め置いて
来週もマオの世界をジックリと楽しんでいこうではないか!!

では今回はここまでで「終わり」と致しましょう!!

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