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MAO-マオー【ネタバレ】第10話「教団の裏側」感想!

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MAO-マオー【ネタバレ】10話

「鍾臨教」から依子を救い出す事に成功した摩緖は
カフェの女給である貂子の元に匿い、
菜花と乙弥を救い出すため再び道場へと引き返す。

一方道場の地下に
閉じ込められた菜花と乙弥は
更に下へと続く「扉」を見つけて
そこを調べるのだが・・・
〝人骨〟が見つかり恐怖するのであった。

その後—————
「扉」をスコップで破り脱出した2人は
摩緖と合流する。

と! そこに武器を手にした
教団の〝ナンバー2〟宗玄が現れる。

そして今までの「真相」が明かされる。
全てはこの宗玄の仕業であり、
鍾呼が知らないところで人を殺め
悪事を働いていたのだ!

その秘密を知った摩緖達を
呪い殺そうと凄む宗玄。

が・・・
「本物の呪いの怖さを知らないようだね。」
摩緖はそう言い放ち不敵に微笑むのだった―——————!?

 

 

 

カフェと地下の出来事

街のカフェにて―———

「急にすまない貂子さん。」

摩緖は教団から救い出した依子を
貂子の元へと連れて来たのであった。

「摩緖先生・・・あの娘・・・。」

「彼女が・・・〝呪い殺された男〟・・・の娘、依子だ。」
摩緖は事情を説明する。

一方、匿われた依子は
貂子の部屋で
独り思い悩んでいた。

 

——————————————————

教団から頂いた・・・
あの薬・・・

父上の「心の邪」を払い
「呪い」を跳ね返すといわれた〝薬〟・・・

私は家に戻って
お酒にその〝薬〟を入れてお父様に飲ませた・・・

でも・・・

お父様は救われなかった・・・

(そして依子は大きく泣き崩れるのであった。)

 

「しばらくその娘を匿っていてくれ。」
摩緖はそう言うと
貂子の部屋を後にするのだった。

 

 

—————その頃、教団の道場では・・・
「地下」に閉じ込められた菜花と乙弥が
脱出しようと奮闘していた。

 

ドンドン

 

「くっ。」

菜花は天井の扉を懸命に叩き押すが
いっこうにビクともしない。

「だめだ・・・重くて。
乙弥くん、そっちに抜け道とかない?」

「菜花さん、これ・・・。」
乙弥が床の一点を教える。

そこには 「扉」らしきものがあった―————。

「これって更に地下・・・?」

ギィッ  2人はその扉を徐に開け放つ。

「どこかにつながっているといいんですけど・・・。」
乙弥が中を覗く。

そこには地面があり・・・
大きなスコップが一つだけ突き立っていた。

「え・・・? 土・・・。」
菜花は思わず鼻を押さえる。
「何・・・このイヤな臭い・・・。」

 

タン  乙弥が地面に勢いよく降り立つ。

 

「拝借します。」

そしてスコップを手に
無邪気に土を掘り始める。

暫くして—————

「あっ。」 スコップの先に手応えが!?

 

「!」 菜花の胸が不安で高鳴る!?

 

「菜花さん、このような物が。」

乙弥がヒョイと差し出したのは・・・

 

〝人の頭蓋骨〟であった!?

 

ヒ・・・ 人骨・・・!?
ど・・・どういうこと!?

ガタガタと震えが止まらない菜花であった―——————!?

 

 

ここで————
どういう経緯で依子の父が亡くなったのか
その詳細が明かされる!
やはり「裏のからくり」があったのだ!?

自分の心から信じていた「もの」に
裏切られるこの衝撃は・・・
依子に計り知れない程のダメージを与えたに違いない。

許すまじ「鍾臨教」! 恐るべし「鍾呼さま」!

シッカリしろ依子、強く心を保て!
きっと摩緖が仇を取ってくれる筈だから!!

 

そして注目は地下から見つかった人骨・・・!?
これぞまさにホラー映画の展開そのものだ!!

が、恐怖に飲まれる菜花と
あくまで無表情の乙弥くんの対比が〝笑い〟を誘い、
この雰囲気と独特の味が
一風変わった〈るーみっくワールド〉を形作っている。

さてさて・・・この人骨は一体何を意味するのか?
急いで続きを読み進めよう!

 

 

 

鍾呼の独白

「依子を連れ戻せ!」

夜中の道場に男達の怒声が響き渡る!?

「実家の道場を何人かで見張れ!」
「この近辺をくまなく捜せ!」年長の男が命令する。

「はいっ、宗玄さま!」
男たちが年長者に答え、周りへと散る。

「宗玄どの・・・。」
突然現れた鍾呼が宗玄へと近づく。
「依子がどうしました?」

「鍾呼さま・・・ご心配なく。お部屋にお戻りください。」

「やはり私には何も教えてくれないのですね。」

 

鍾呼は自室に戻り
障子を開け
外の景色を漠然と眺めて
物思いに沈む・・・

 

—————————————

私は————
子供の頃は・・・
もっと色々な事が視えていた。

「失くなった巾着の在処」
「毎日酔っぱらっている男の〝死に様〟」
「駆け落ちした娘の居場所」等々・・・

そう———
最初は小さな〝占い所〟だった。
自分なりにも細々と楽しくやっていた。

でも・・・
年をとるにつれて視えなくなってきた。

でもそれとは逆に信者が増えて
「教団」・・・「鍾臨教」は大きくなっていった。

そして・・・

今の私に視えているのは
たった一つの事柄だけ——————

それは・・・〝この世の終わり〟・・・

 

鍾呼はひたすら黄昏れ、
「内観」し続けるのであった———————。

 

 

 

おぉ! 鍾呼には本当に〝力〟があった!?
しかし成長するにつれてその〝力〟は失くなっていく・・・

これってよくあるパターンで・・・
能力者が小さい頃は「純粋」で心に曇りがないため
自然に〝力〟を使うことができ
人のために役立つ存在となり得たのだが・・・

成長するにつれて心が曇っていき・・・
「純粋さ」を失い
それと同時に
邪念や欲や様々な私情や事情が重なり
自分の為だけに・・・
何かを守るためだけに〝力〟を使用し
その結果として
〝力〟がどんどん消えて行ってしまったのだ。

そう、心の成長よるものと
「教団」を作ったことによる〈自己中主義〉が
鍾呼の〝力〟を失くす
大きな要因となったことは間違いないだろう。

 

 

 

脱出!!

「そうか・・・納戸の地下か・・・。」
空中に浮かぶ〝巨大な鬼神〟に
教えられた場所に急ぐ摩緖であった―————!!

 

 

その頃——————

 

ガッガッガガガ・・・バキッ!?

 

納戸の「扉」がスコップで破られる!?

 

バァン!!

 

「開いたあっ!」

菜花が下から勢いよく現れる!?

「騒がしいな。」

「え!?」
「摩緖さま。」
目の前にいる摩緖に驚く菜花と乙弥!?

「〝鬼神〟にこの場所を聞いて来たんだが・・・」
摩緖が普通に答える。
「もう少し早く来れば良かったかな?」

「おっしゃる通り! 遅いわっ!!」
菜花は怒りに任せて突っ込む。

「この教団・・・おかしいっ!
『人の骨』が少なくとも3人分・・・」
「手前が掘り当てました。」
菜花と乙弥が口々に言う。

「あと、このような『写本』が・・・。」
乙弥が摩緖にサッと差し出す。

「・・・・・・・・・」
摩緖はザッと目を通す。
「『呪法』がこんな形で世間に漏れていたのか・・・。」

「きさまら・・・」
その時!??
宗玄が唐突に現れるのであった———————!?

 

 

 

無事「地下」から脱出できた菜花と乙弥!
ここで摩緖とも合流し、物語りは一気に加速する!!

そして乙弥が見つけた写本・・・・
そこには「呪法」が書かれていた・・・

うん、うっすらと「事の次第」が解りかけてきたぞ・・・
というところで
いきなりの宗玄の出現!!

あ~ビックリした~!
これもホラー映画の演出そのものではないか!!

心をしっかりと落ち着かせて
次章へとページを繰ろう。

 

 

 

真相

「んん? そこの小娘・・・
確か昨日入信した・・・。」宗玄が菜花を認める。

「こ、この男・・・教団のナンバー2だ!?」
菜花が答える。

「ああ・・・さっき会ったな。」
そして摩緖が書物を掲げる。
「この写本・・・どうやって手に入れた?」

「ふっ・・・私は若かりし頃に
〝密教〟の修行を積んだ者だ。」

「それで? これを授かったとでも・・・?」
摩緖が問い詰める。

「いえ・・・盗んだのでしょう。
あなたはそういう人だ・・・宗玄どの。」
いつの間にか現れた鍾呼が変わりに答える。

「お下がりください。
この者たちは私が成敗いたします。」宗玄が唸る。

 

ダン

 

一閃!!

 

マオの刀が宗玄の「矛」を
刃の根本から切断する!

「一応聞こう。」
マオは一瞬で鍾呼の目の前に詰め寄る!?

「鍾呼さま、あなたは・・・〝猫鬼〟に会ったのか?」

「〝猫鬼〟・・・?」

「あなたは人の寿命を自在に操るという・・・それは・・・。」

「私にそのような『力』はない。」
鍾呼が毅然と言い切る。

「なにを言うのです。」宗玄がすぐさま否定する。
「予言通り依子の父は死んだではありませんか。」

「それは宗玄殿、あなたが『呪った』から・・・。」
鍾呼が告白する。

「ええっ! 宗玄さまの方が!?」菜花が叫ぶ。

「写本で『呪法』を学んだんでしょうね。」と乙弥。

「〝鍾呼さまの予言〟・・・とやらを
実現するためにか・・・。」マオが断定する。

「ふっ・・・。」宗玄が邪悪な笑みを浮かべる。
「言っただろう。私も修行を積んだ身だと。」

「もうおやめなさい。」鍾呼が注意する。

「いいや!
この者たちを放っておく訳にはいきません。」

「この者たちって・・・私と乙弥くんも?」 菜花が問う。

「色々とまずい秘密を知ってしまいましたからね。」
乙弥は相変わらず無表情だ。

「きさまらを・・・
この『呪法』で呪い殺してくれるわ!!」

「ふっ・・・あなたは・・・
〝本物の呪い〟の怖さを知らないようだね・・・。」
摩緖は冷たい笑みを浮かべながら
宗玄にそう言うのであった―———————!?

 

 

 

やっぱりそうだった!
薄々は解っていたが・・・全ての黒幕は「宗玄」だった!!

彼が『呪法』を使って呪い殺していたのだ!!
証拠を隠すために地下深くに遺体を埋めたのも宗玄であった!?
鍾呼は彼にただ利用されていただけだったのだ!

そう言う意味では鍾呼も被害者の一人だと言っても
なんら差し支えはないであろう。

そして全ての秘密を知った摩緖達を
呪い殺そうとするが・・・
「本当の呪いを知らないようだな。」と冷酷に微笑む摩緖・・・
その凄味のある冷酷な笑みは何を表すのか・・・?

それは次週を待てという事である。

 

 

 

MAO-マオー10話の感想

今回の「マオ」は————
登場人物たちの心の告白が描かれる。

依子の救出、
それによる教団内に走る激震、
菜花と乙弥の地下からの脱出、
そして全ての真相解明。

と———
テンポ良く物語が進む中で、
「依子」の後悔と自責の念、
「鍾呼」の今までの経緯と力の消失、
「宗玄」の邪悪過ぎる真相。

といった様々な〝心の叫び〟が
クッキリと浮き彫りにされるのである。

誰もが何かを抱え、
苦しみもがきながらも
「明日」へ向かって必死で生きている・・・

普段の忙しい日常で
忘れかけている
そんな当たり前のことを
思い出させてくれる———————

それがこの「マオ」という物語の「力」なのである。

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