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MAO-マオー【ネタバレ】第1話「菜花(なのか)」感想!

更新日:

MAOーマオー【ネタバレ】1話

中学生3年生の少女〝菜花〟は
人と違う事が一つだけあった。

それは・・・小さい頃
大きな〝陥没事故〟に巻き込まれ———————
両親を失くし、自らも車外で・・・
血だらけで息が止まった状態で発見された————————。

つまり〝一度死んでしまった〟過去があったのだ。

そんな菜花は下校時に事故現場のアーケード前へと立ち寄る。

菜花はその奥のシャッター街から聞こえる不審な物音に気付き
その中へと足を踏み入れる。

と! いきなり視界が歪み・・・
明治~大正期に似た世界へと迷い込む。

菜花が急いで戻ろうとした時、
後ろから現れた女性が巨大なカマキリと化し、
菜花を急襲する!

急いで逃げる菜花の目の前に
端正な顔の少年と小さな子供が立っていた。
小さな子供が「摩緖さま」と呼ぶ。

菜花はカマキリの化け物に右腕を斬られるが
すんでのところで摩緖に助けられる。

その後菜花は無事にアーケードをくぐり
元の世界へと戻ったのだった。

翌日——————
遅刻しかけた菜花は急いで走るのだが
その速度のあまりの早さに
出会い頭のトラックに轢かれそうになる・・・
が、接触寸前に大きく跳躍しビルの屋上へと着地する。

私一体どうしたんだろう・・・・・

自分の体の異変に不安と困惑の表情を浮かべる菜花であった———————————。

 

 

菜花という少女

〝おばけ・・・・?〟

獣のような牙を持つ人間に似た生き物が
ヒトの髪を食いちぎる場面がフラッシュバックする。

そして場面は転換し―——————
大きく陥没した道路に横たわる血塗れの少女の姿があった―———————

「子供だ!」
「出血しています! 呼吸無し!」

救急隊の叫び声だけが辺りに響き渡るのであった―——————!!

 

 

—―————10連休明けの朝。
「おじいちゃん、行ってくる!」家中に少女の元気な声が響き渡る!

「おはよう菜花、今日から学校か。」

「パパ、ママ、行ってきまーす!」
両親の位牌に挨拶をした菜花は学校へと向かう。

 

私は死んだことがある・・・・。

 

菜花はどこにでもいる中学3年生の女の子。
だけど、たったひとつだけ人と違うことがある。

それは小学1年生の時、
家族で通りかかった
商店街のアーケードの前で
〝陥没事故〟に巻き込まれたのだ。

両親は亡くなったが・・・・
どういう訳か菜花だけが車外から発見され、
血だらけで息が止まっていたという。

そう、菜花は
過去に一度だけ〝死んだことがある〟のだった―———————。

ある日菜花の友達の間で
シャッター街から「音」がする〝ユーレイ騒ぎ〟が話題に上る。

「ユーレイかぁ・・・」
下校時、アーケード前で思案する菜花だったが・・・
後ろから友人達の声が聞こえてくる。

「結局見物に来てるし。」
菜花が振り向いて言う。

「昔ここで事故してるのに・・・ここ通って平気なの?」
親友の結が問いかける。

「そりゃイヤだけど・・・学校の近道だし。」と菜花。

ミシ・・・

ギィ・・・ギチギチ

奥から・・・
何か聞こえる・・・

異変を感じた菜花は
商店街のアーケードをくぐり抜ける。

と・・・突然! 菜花の視界がグニャリと歪むのであった———————————!!

 

「人を食い荒らす怪物」と
「呼吸が止まった血まみれの少女」・・・
この2つのショッキングな場面で幕を開ける新連載の「MAO-マオー」!!

このインパクトがあまりにも凄すぎて・・・
〝ツカミ〟はバッチリである!

主人公は一度死んだことがある中学3年生の少女。
その死にかけた現場の奥で聞こえる不審な物音と、
アーケードに入った途端に歪む視界。

今までの高橋留美子作品には無い結構ダークで
ファンタジックな展開に、
一発で物語の奥底へと引き込まれてしまう!!

果たして菜花の目の前には一体何が現れるのか?

すぐに次章へ読み進もう!

 

 

 

異世界にて

「え・・・?」

菜花の目の前に広がる光景・・・
そこは・・・
明治か大正時代の様相を呈していた。

何ここ・・・
私、確かシャッター街に・・・

そしてここにいる人達・・・
なんだか透けて見える・・・
もしかしてユ・・・ユーレイ!?

「やだ・・・戻ろ・・・。」
菜花はアーケードの外へ出ようとする・・・が!

「ねえ・・・ちょっと・・・」
後ろからの声に振り返る。

そこには長髪で袴姿の女性が立っていた。

「!?」

突然女性の顔が真ん中からビリビリと裂け始める!?

バリバリバリッ!

女性の体が真っ二つに割れ、
中から人の3倍はあろうかと思われる〝巨大なカマキリ〟が現れ、
菜花へと襲いかかってきたのだ!!

ドガッ!  鋭いカマが菜花を急襲する。

「なっ・・・何!?」あまりの事態に茫然自失の菜花。

ザザザザ・・・・
それを尻目にカマキリが迫る!?

「やだっ・・・」

菜花はカマキリから逃れようと
必死に走るのであった————————————!!

 

菜花が踏み入ったのは
まるで明治・大正時代の世界。
しかも人間は透けてしまっている・・・

この世界が一体何なのかは今は分からない・・・
が、物語の進行と同時にその実態は
自ずと分かって来る筈であるから
焦らずにじっくりと読んでいこうと思う。

それにしても驚いたのは
女性の体から突然現れた巨大なカマキリの化け物!?

「一体どうなってるんだ?」
今はこの言葉しか発する事ができない自分がもどかしい!

兎にも角にも逃げるしかない菜花の無事を祈りつつ
次へと進もう。

 

 

出会い

「あっ。」
菜花が逃げる先に2つの人影が現れる。

それは―————————
マント型の外套を羽織り日本刀を腰に携え、
長髪を後ろに束ねた少年と小さな子供の姿であった。

あの人・・・透けてない! 普通の人だ!!

「た・・・助けてっ!!」菜花は叫ぶ。

「摩緖さま、なんでしょうこの街。」子供が少年に尋ねる。

「・・・・いや、譲ろう。」摩緖が答える。

「はあ!?」菜花が訝る。

と!

 

「きゃっ!」

 

〝鋭いカマ〟が菜花の右手を襲う!

 

ザン!

 

夥しい鮮血が空中に舞う!

が、菜花の血がカマキリの顔にかかると
ブクブク溶け出した!

カマキリはアーケードをくぐろうとする。

「ああっ・・・逃げちゃう!」子供が叫ぶ!

 

ザ ン !   バ バ バ ッ !!

 

刹那! 摩緖の〝太刀〟が、
カマキリを細かく切断していた!?

や・・・
やっつけた・・・・?
倒れている菜花は唖然とする。

子供がカマキリの死骸に走り寄り
破片の中から小さなカマキリを掴み取る。

「あのっ・・・これいただいていいですか?」
子供は菜花に言う。
「もともと手前どもが追っていたので。」

菜花は怒りにワナワナ震える。
「ちょっと! 何で最初っから助けてくれなかったんですか!」

「いや、大丈夫かなと思って。」摩緖が平然と言う。

「は!? あんた! 人をなんだと・・・」
右手を振り上げて激しく突っかかろうとした菜花だったが・・・・

え・・・!?

自分の右手が・・・
手首から上がスッパリとなくなっていた。

「ここに落ちてますよ。」
子供が菜花の目の前に差し出す。

 

私の手・・・

 

菜花は自分の右手を見た瞬間・・・
あまりのショックに失神するのであった———————。

 

 

「・・・・・・・・」
菜花が目覚めてガバッと起き上がる。
急いで右手を確認する。

その手には包帯が巻かれていた―—————。

私の手・・・ついてる・・・?

(菜花はグーパーしてみる。)

「全然痛くない・・・夢だったのかな?」

「あ、起きましたね。」
菜花の頭元に立っていた子供が呼びかける。
「摩緖さまが手当てしました。」

「苦労したよ。」
積まれた薪の上に腰かけた摩緖が答える。
「お前、なぜ闘わなかった?」

「はあ? 私が・・・なんで?」

「どう見てもお前の方が格上だった。」摩緖は続ける。
「それが証に・・・お前の返り血を浴びて
あのカマキリは逃げ出したではないか。」

・・・・なに言ってんのこの人・・・
〝私の血〟・・・・って?

 

「おまえ妖だろう。」 摩緖が突然言い切る。

 

すたすた・・・・(菜花は無視して立ち去ろうとする。)

「待ちなさい、話はまだすんでない。」摩緖が後を追う。

「いや、いいです。」
まったく変な事を言うヘンな人だ・・・

少し歩くと見慣れた表通りに出た。

「良かった! 元の通りに出たっ!」
菜花は急ぎ足になる。
「帰らなきゃ・・・!!」

「おまえはこの土地の妖だろう?いったいこの街は何なんだ?」
摩緖がしつこく追ってっくる。

「そんな事・・・こっちが聞きたいわっ!」
菜花が正面アーケードをくぐりながら叫ぶ。

「もうついて来ないで!!」

 

ゴッ・・・・・!!

 

「消えた・・・。」
そして摩緖達の目の前から菜花は消え去っていた―—————————。

 

 

「何だ! 何もないじゃん。」
「もう帰ろうか。」
シャッター街の前では友人達が話し込んでいた。

「・・・・・・・・」
菜花はアーケードから出てきて
その光景をじっと見ていたのであった——————————。

「・・・って菜花どうしたの?」
友人達が菜花の変化に気付く。
「なんで汚れてんの?」

「私・・・どうしてた?」
菜花は恐る恐る尋ねる。

「どうって・・・向こうむいてて・・・・
振り向いたら泥だらけって・・・・それ一発芸?」

菜花は改めて商店街の中を振り返った。
が、そこには閑散としたシャッター街が在るだけだった—————————。

 

「この門・・・結界が施してあるね。」
摩緖がアーケードを調べながら言う。

「あの女妖・・・結界の向こう側に逃げたんですね。」子供が答える。

「そういえば摩緖さま。
手当ての時に飲ませていた丸薬・・・・あれは何ですか?」

「ああ・・・手がうまくつかなかったんでね。
試しに解毒してみたんだ。」

「あの妖・・・何かで力を封じられているようだ。」
摩緖は思案しながらそう呟くのであった—————————。

 

 

え? 菜花が〝妖〟?
これは初っ端からぶっ飛んだ展開だ!!

まさか第1話から・・・
「主人公が人間でない説」が読者の前に突き付けられるなんて!

足元が固まらない内に崩れ落ちていく・・・
とても不安で落ち着かない〝ざわめく感覚〟だ!?

でも確かに―—————
菜花には一度死んだ過去があったり、
切れた手がくっついたり、
異世界に迷い込んだりと・・・・

人間ではできない事を簡単にやってしまう・・・
これはやはり〝妖〟が関係しているに違いない。

ざわつく心を抑えて次へ行こう。

 

 

異変

翌日の朝―————————。

菜花は普通に学校へ登校していた。

「菜花、先行くよ!」
自転車で通りかかった結が声をかける。

「やべっ、遅刻だ!」
菜花は走り出す!

と・・・!
菜花は軽々と自転車を追い抜き
スピードが激しく加速していく——————!!

 

「わっ!」

 

パ——パパパ!!

勢い余った菜花は横断歩道へと飛び出して
トラックに轢かれそうになる!

 

ダン!!

 

が!! 菜花の体は宙を跳び
3階建てのビルの屋上へと着地していた―———————!?

え・・・私・・・
どうしたんだろう・・・・・・?

このいきなりの出来事に
不安と困惑に戸惑う菜花であった—————————————。

 

 

いつもの〝何気ない日常〟が突然劇的な変貌を遂げる。
菜花はいきなり強烈なスピードで走り
ビルよりも高く跳躍する。
これではまるでスーパーマンではないか!?

菜花に何が起こってしまったのであろうか?

その詳細は来週へと持ち越しである。

 

 

「MAO-マオー」1話の感想

満を持して登場した高橋留美子先生の新連載「MAO-マオー」!!
これぞ「犬夜叉」の系譜を継ぐ、胸躍る伝奇浪漫ファンタジーの始まりだ!!

一度死んだことがある不思議な少女〝菜花〟
異世界に現れた謎の少年〝摩緖〟
そのお供の〝小さな子供〟

この3人がこれからどう絡み、
どんな出来事が待っているのだろうか!?

今分かっているのは————————
1.アーケードの入り口が〝異世界〟へと繋がっていること。
2.摩緖は〝妖〟を倒すために現れたこと。
3.菜花は〝妖〟若しくは〝妖の力〟を持っていること。

この3つを念頭に置いて
この先ジックリと読み込んでいこうではないか!
いや、〝読み込まなくては〟と覚悟した次第である!!

 

そして来週である!
菜花の〝力〟は暴走するのだろうか?
摩緖は菜花にどう関わるのだろうか?

そして摩緖と菜花の正体は一体・・・・?

始まったばかりなのにどんどん「謎」と「好奇心」が膨らんでいく
この素敵な物語に———————

これからのますますの「進化」と「楽しさ」に「期待」を込めて、
心からのエールを贈ろうではないか!!

「これからの〝人生の楽しみ〟に乾杯!!」

-最新話のネタバレ・感想
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