2019年10月24日発売日の週刊ヤングジャンプ2019年47号「キングダム」第619話を読んだのであらすじ・ネタバレ・感想をまとめました。
本記事はキングダム【最新話】619話のネタバレと感想をまとめた記事になります!
※ネタバレ注意です
【 キングダム 619話 あらすじ・ネタバレ 】
李牧を守る軍はカイネ隊と馬呈隊だけとなります。
個の力ではなく、隊の力をもって最後の防陣に挑む飛信隊!
【 李牧軍本陣守備隊・右側 】
淡は河了貂に突き刺さった矢を抜いてあげます。
「オレはいいから仁を見てやって」
河了貂は申し訳なさそうに淡にいいます。
淡と仁に感謝を伝え、河了貂は再び隊の指揮に戻ります。
「敵は指揮官を失った!一気に本陣に突撃するよ!」
オオオオオ!
金毛軍本陣に金毛討ち死にの報せが入った矢先、飛信隊の騎馬隊に雪崩れ込まれ金毛軍本陣は壊滅!
騎馬隊は一気に金毛軍を抜き去り、李牧本陣を目指します。
【 李牧軍本陣守備隊・中央 】
カイネは糸凌隊と交戦していました。
金毛軍の守る左側から聞こえる喚声に、まさか飛信隊が抜いたのではないかと不安を口にしたその時!
突如 カイネの目の前に糸凌が!
剣を振り下ろす糸凌!
「ウゥ ン」
カイネは二刀でこれを防ぎますが、馬ごと大きく後方へふっ飛ばされてしまいます。
ふっ飛んだカイネを受け止めたのは紀彗軍の馬呈。
紀彗に李牧を救う様に言われ右翼から駆け付けたのです。
「お前が李牧様のところへ行け」
この場を受け持つ代わりに、カイネに李牧を託す馬呈。
馬呈と糸凌、デカイもの同士が対峙します。
【 李牧軍本陣守備隊・右側 】
金毛軍を抜いた飛信隊は、ついに本陣守備兵との戦闘に入ります。
気を吐く楚水騎兵団や崇原歩兵部隊!
対して信は敵の騎馬兵たちを弾き飛ばせなくなっており、羌瘣も呼吸を整える回数が増え、今も整えている最中。
淵はそんな二人を見て、ここからは隊の力で二人を助け、李牧を討つんだと闘志を奮い立たせます。
「飛信隊!これが本当に最後の戦いだ!死力を尽くせっ!全てを出し尽くせェっ!!」
淵の声が戦場に響き渡り、飛信隊の士気がここに来てさらに上昇!
飛信隊全員が一丸となって遮二無二突き進み、ついに先頭にいた去亥のいる騎馬隊は李牧の姿を目にします。
「李牧だ!李牧がいるぞ!」
【 李牧本陣 】
李牧の元にカイネが現れます。
「李牧様!早く後方へ脱出を!李牧様っ!」
焦るカイネをよそに李牧は冷静でした。
カイネの頬をそっと撫で李牧は言います。
「まだ飛信隊がここまで来ると決まったわけではありません」
【 李牧本陣守備隊・右側 】
河了貂は先頭の去亥たち騎馬隊をそのまま突っ込ませ、那貴隊に李牧の退路を断たせる指示を送ります。
「李牧を取り逃しちゃダメだ!」
先頭を行く去亥たちは李牧を目前にし、アドレナリンが沸騰!
冷静に周りを見る目を失っていました。
突っ込む去亥の脳裏に松左の顔が浮かびます。
『 松左、お前の犠牲は無駄じゃなかったぞ 』
フ オォォォン
突然!何の前触れもなく!
禍々しい曲矛が騎馬隊の兵たちを薙ぎ払い、そして去亥の目にも刃が映る!
フ オォン
『 信・・・ 』
馬ごと真っ二つにされる去亥!
信は少し後方からそれを目撃します。
飛信隊、そして去亥を薙ぎ払ったのは龐煖!
羌瘣、巫舞モード!
キングダム 第619話 END
キングダム 619話感想と620話考察
飛信隊の初期メンがまたひとり死んでしまいました。
去亥の料理はだれが継承しているんでしょう。
見た目以外に特徴のないキャラでしたから、いても居なくても飛信隊も原先生も困らないんでしょうね。
【 羌瘣は気配を感じていた? 】
羌瘣は淵が飛信隊を鼓舞する前から呼吸を整えていました。
これは単に電池切れをおこし回復待ちだったのか、
それとも龐煖の存在を感じ、急遽 呼吸を整えていたのか、
もし気配を感じ取っていたのなら、仲間を突っ込ませるなと河了貂に知らせるなり、自ら指示を出すなりして欲しかったですね…
【 すでに詰んでいる龐煖 】
今週は完全にフリな気が。
「個」の強さを見せつける龐煖。
淵は隊として二人を助け李牧を討つと。
この二つを合わせて一つの解がはじき出されるのでは。
おそらく羌瘣は「個」の強さで龐煖に挑むのでしょう。
しかしそれでは龐煖と同じです。
この戦いは羌瘣でも信でもなく、”飛信隊”が龐煖を倒さなくては意味がないのです。
とは言っても、淵や崇原、楚水たちが束になっても龐煖に勝てるわけがありません。
信と羌瘣がそれなりのダメージを与えでもしない限り無理でしょう。
ではどうやって飛信隊が龐煖を倒すのでしょうか?
わかりません!
ええ、全然わかりません。
わかりませんけど…
意外と信が兵を覚醒させた”激”。
あれの逆バージョンてことはありませんか?
飛信隊の”激”で信は覚醒とか。
もちろん、ただの”激”ではなく、行動を伴ったものなのかと…
【 仇討ち 】
もし仇討ちパワーで龐煖を倒すのであれば、蒙恬にも咬ませてあげなきゃ不公平です。
なにより胡漸が浮かばれません。
ですが、仇討ちパワーで龐煖を倒すには申し訳ないけれど去亥では役不足感が否めません。
ですから去亥の討ち死にに原先生がどんな意味を持たせるつもりなのかが余計に注目なのです。