2019年8月29日発売日の週刊ヤングジャンプ2019年号「キングダム」第612話を読んだのであらすじ・ネタバレ・感想をまとめました。
本記事はキングダム【最新話】612話のネタバレと感想をまとめた記事になります!
※ネタバレ注意です
【 キングダム 612話 あらすじ・ネタバレ 】
李牧中央軍に近付く倉央軍副官・糸凌!
糸凌隊の進撃を食い止めるべく、カイネ隊が前に出ます。
【 糸凌隊 vs カイネ隊 】
糸凌隊の進撃速度が落ちません。
それは趙軍が勢いを止められないということ。
カイネは焦ります。
このままでは自分達が行く前に、糸凌隊が李牧本陣に届いてしまいます。
「くっ どけっ 道をあけろ歩兵!」
糸凌隊はついに李牧本陣の旗が見える位置にまで進撃。
兵の士気が上がります。
「蹴散らせェ!」
糸凌隊の騎馬兵が勢いに乗って突っ込みます。
その時!
フゥオオンンッ
先頭を走っていた糸凌隊騎馬兵3人を馬もろとも一刀のもとに葬り去る龐煖!!
突然の出来事、その光景にカイネや糸凌、両軍の兵たちは目を奪われ動きが止まります。
三大天・龐煖と確信した糸凌は躊躇なく龐煖を殺りに!
「ヴオオオオオオ!!!」
龐煖の咆哮が戦場を震わせます!
その咆哮は糸凌隊の馬を脅えさせ、騎上の兵は馬を制御出来なくなります。
糸凌の愛馬キャパも例外ではありません。
龐煖は糸凌隊に背を向け、李牧のいる本陣へと向かいます。
龐煖の登場で足止めを喰らってしまった糸凌隊。
後方から抜いてきた趙軍が糸凌隊に追いつき襲い掛かります。
勢いを止められた糸凌は一旦下がる判断を下します。
「チッ 仕切り直す、倉央様の所まで戻るぞっ」
【 李牧と龐煖 】
本陣まで来た龐煖は李牧を探します。
「私はここですよ 龐煖」
李牧が龐煖と対峙します。
龐煖は李牧に”答え”をもらいに来たといいます。
約20年前、二人が初めて会った時に交わした約束。
その約束を果たす日が今日であることを李牧は告げます。
李牧は”答えを導く者”。
李牧は数年前にも当時”答え”を持っていた者に龐煖を出会わせました。
それは王騎です。
そして今、龐煖の求める”答え”を持つ者は…
「あなた自身も気づいているはずです、それが誰であるのかを…」
【 金毛軍 vs 秦右翼 】
飛信隊は金毛軍と全面衝突。
飛信隊の勢いは完全に止められていました。
金毛軍には李牧直下兵も加わっており、組織的戦術をもって飛信隊に対抗。
さらに、金毛軍は慶舎の仇を討たんと士気も上がっていました。
焦る河了貂ですが、現状打つ手がありません。
飛信隊後方で馬南慈軍を牽制中の亜光軍。
亜花錦と段茶が前方で足止めを喰らっている飛信隊を見ています。
段茶は飛信隊の戦力不足を指摘。
亜花錦に亜光軍の半分を率いて飛信隊の援護に行くよう命じます。
「馬南慈は儂が止める」
亜花錦は大丈夫か?と心配しますが、段差も飛信隊が抜けない限り、秦に勝利はないと分かっています。
儂に任せて行けという段差の顔から覚悟を感じ取った亜花錦。
「ギッ 帰ったら倅に立派な父であったと伝えてやる」
亜花錦は亜光兵を率い飛信隊の援護に向かいます。
ドドッ
キングダム 612話 END
【 キングダム 感想と613話考察 】
糸凌が殺されなくてホッとしました。
ポイ捨て武将にするには魅力がありすぎます。
【 龐煖 】
龐煖の描き込みがハンパなくて、不謹慎にも笑ってしまいました。
原先生なにもそこまで…って感じ。
龐煖のお相手が信と確定しました。
仇を討ちたいであろう蒙恬と、なにより爺やはさぞ無念でありましょう。
爺や、完全に死に損です。
いや、まだ希望を捨てるは早いかもしれません。
信との決着が着かないままでしたら、まだ蒙恬にチャンスがあるかも。
でもなぁ・・それはそれで嫌か。
いずれにせよ、信と龐煖の一騎討ちは避けられません。
そして、まだ信は武で龐煖を上回っているとも思えません。
ではどうやって龐煖に勝つのか?
そのヒントが爺やであってほしい。
爺やの一撃はヒョロヒョロであるにも関わらず龐煖の足を貫きました。
後ろからですけどね。
つまり、信はボっロボロにされるでしょう。
そして爺や同様の”ヒョロい一撃”で龐煖に勝つのです。
ではどうやって”ヒョロい一撃”を繰り出すのか?
そこはモチロンお約束ですよね、王騎が憑依するのです。
【 段茶 】
残念ながら、段茶が馬南慈を食い止められるとは思えません。
そこで亜光です!
亜光復活の一点買い!単勝狙いです。
王翦軍第一軍の将軍がやられっぱなしで終わっていいはずがありません。
突如現れるのがキングダムセオリー!
朱海平原でそのラストを飾るのは亜光です。
お願い、原先生。
【 李牧 】
李牧が原先生のお気に入りなのはわかります。
ある意味、信より付き合いが長いわけですからね。
けれど…原先生には申し訳ないのですが、回を重ねるごとに李牧の魅力が損なわれていきます。
小物感すら漂って来ているのです。
李牧がこれ以上魅力を落とさないで済むかどうかは、朱海平原からの撤退ぶりにかかっています。
いつ、どの時点でその判断を下すのか。
結構注目ポイントだと思います。