最新話のネタバレ・感想

鬼滅の刃【ネタバレ】第204話「鬼のいない世界」感想!

更新日:

鬼滅の刃【ネタバレ】204話

〝鬼舞辻無惨〟との死闘から
三か月後――――

桜が満開を迎える麗らかな季節。

「蝶屋敷」の病室の窓から
その美しい眺めを愛でる
竈門炭治郎と禰豆子兄妹がいた。

愈史郎の言によると———
1.しのぶの薬があったこと、
2.〈抗体〉がある禰豆子を最初に噛んだこと、
――――この2つの〈条件〉によって、
炭治郎は「鬼化」を免れたのだ。

ベッドから上半身を起こした
炭治郎は————
左手は動かせず、
右目も見えなくなっていたが———
その顔は幸せに満ち足りていた。

 

その頃————
〈産屋敷邸〉では
当主・産屋敷輝利哉が
生き残った冨岡義勇と不死川実弥に
「鬼殺隊」の解散を宣言し、
涙ながらに「感謝の意」を捧げるのだった。

 

時を同じくして―――

炭治郎の元を
宇随天元と3人の妻たち、
煉獄槇寿郎・千寿郎親子、
〈刀鍛冶の里〉の者達、
「隠し」の隊員達が
ひっきりなしに駆けつけ
兄妹の無事を祝う。

 

その後———

庭の桜の木の下で
再会した炭治郎と栗花落カナヲは
お互いの無事を喜ぶのだった。

そして———

最後に冨岡義勇と鱗滝左近次の
訪問を受けた
炭治郎と禰豆子は
その顔に
満面の笑みを浮かべるのだった。

 

この戦いで亡くなった者達の
「墓参り」を済ませ、

生まれ故郷に向かった
炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助の四人は

そこで三郎爺ちゃんに再会し
温かく和に溢れた
「幸せな時間」を過ごすのだった。

 

そして
時は過ぎ――――

その辺り一面に
高層ビルが立ち並ぶ
街並みが現れる。

 

そう———

〈舞台〉は
「現代」へと
移り行くのであった—————!?

 

 

 

 

 

その後の炭治郎と禰豆子

 

「鬼殺隊」が〝鬼舞辻無惨〟を倒してから
時は過ぎ去り————

 

三か月後————

 

「蝶屋敷」にて

 

桜が咲く頃のこと。

 

その花びらが
風に乗り
窓から病室に舞い込む。

 

「もう桜も満開だ。」

ベッドに上半身を起こした
竈門炭治郎が言う。

 

「うん、綺麗だねぇ。」

その横で
ベッドに両肘をつき
チョコンと顎を載せた
禰豆子が答える。

 

禰豆子の前の
ベッドの上には
嘴平伊之助が
長々と横になっており

その反対側の
ベッド脇では

我妻善一が俯せて
スヤスヤ眠っている。

 

「鬼」との長い戦いを終え、
傷だらけの〝戦士〟達は
束の間の休息を噛み締める―――

亡くなった多くの者達の
「想い」を
シッカリと抱いて————

 

 

「やっぱりこの手・・・
握ったりもできないの?

こっちの手
お爺ちゃんみたいに
シワシワになっちゃったね。」

禰豆子が
炭治郎の左手を握りながら言う。

 

「そうだなぁ・・・
上げ下げくらいは
できるけど——」

炭治郎は左手を
肩の高さまで上げるが
肘から下が動かせず
グラグラする。

 

「肘から下は
触られているのも
わからないよ。」

 

「そっかあ・・・」

 

「こっちの目も
形が整ってるだけで
機能してないし・・・」

炭治郎は右目を指しながら———

「俺なんかより
禰豆子は大丈夫なのか?」

―――と、妹に問う。

 

 

「私は全然平気だよ。」

禰豆子は満面の笑みを湛える。

「でも何よりも———
お兄ちゃんが
人間に戻れて良かった。」

 

禰豆子が俯きながら
心から呟く。

 

「義勇さんは——
俺が禰豆子を噛んだ時・・・
終わったと思ったって。」
炭治郎が苦笑する。

 

「あははっ
それは思うよねぇ。」
禰豆子も同意をする。

 

「愈史郎さんの話だと———
〝しのぶさんの薬〟が
あったことと・・・

一番最初に
噛んだのが
禰豆子だったことが
僥倖だったって・・・」

 

「そうなの?」 禰豆子が訊き返す。

 

「うん、禰豆子は
一度『鬼』になってから
『人間』に戻ってるから———
体に〝抗体〟を
持ってるんだって。」

 

(そして炭治郎は
先刻の
愈史郎との「会話」を
思い出す―――)

 

 

—————————————————
「〝しのぶの薬〟と、
禰豆子――――

もしどちらかが
欠けていたら・・・

おまえは人間に
戻れなかっただろう。」

「そしてお前の
鬼としての〝素質〟―――

それが、ずば抜けてるよ。

一瞬で太陽を克服してるし
〝無惨〟よりお前には
〝鬼の素質〟があったんだな。」

「あと———
ギリギリまで
『自我』が
消えずにいられたのも
凄いことだ。」

「本当に
よく頑張ったな。
エライよ、お前は。」

そう言って
帰ろうとする
愈史郎の背に———

 

「愈史郎さん、
絶対に死なないでくださいね。

〝珠世さん〟のこと———
ずっと覚えていられるのは
愈史郎さんだけですから!?」

―――炭治郎が
言葉を投げかける。

 

そして
愈史郎は去って行くのだった。
—————————————————

 

 

 

 

 

桜満開の平和な光景で幕を開ける今回の「鬼滅の刃」!?
かつてこんなに・・・
和やかで穏やかな「時間」に包まれた
始まりはなかったような気がする・・・

これだけでも「この物語はもう終わるのだな・・・」と、
読む者全てに〈予感〉をさせてくれる
俊逸な演出に、心からの安堵と拍手を送りたい。

そしてここでは
何故、炭治郎が「鬼化」から帰ってこれたのかの
合理的な解釈が与えられる。

そう、全ては———
禰豆子が「鬼」になったことから
始まっていたのだ!?

それがこの最後に
こんなに鮮やかに生きてくるなんて!?
なんて〈長くて見事な伏線〉なんだろう!!

その作者の手腕には息を飲むばかりである。

 

 

 

 

 

その後の「鬼殺隊」

 

その頃————

〝お館様〟の「屋敷」には
〝柱〟の生き残りである
冨岡義勇と不死川実弥が呼ばれていた。

 

「来てくれてありがとう。」

 

当主〝産屋敷輝利哉〟が口を開く。

 

「今日が最後の〝柱合会議〟だ。」

 

輝利哉は粛々と続ける。

 

「実弥、義勇―――
〝柱〟は
二人だけになってしまったね。

けれど―――
私達は『鬼』を
滅ぼすことができた。」

 

(輝利哉は一息入れる。)

 

 

「『鬼殺隊』は———
今日で〝解散〟する。」

 

 

「御意」

 

〝柱〟達は声を揃える。

 

 

「長きに渡り
身命を賭して————

世の為、人の為に
戦って戴き・・・
尽くして戴いたこと。

産屋敷家一族一同、
心より感謝申し上げます。」

 

輝利哉、くいな、かなた
は土下座して
深く頭を垂れる。

 

「顔を上げてくださいませ!!」
「礼など必要御座いません!!」

義勇と実弥がキッパリと言い切る!?

 

「『鬼殺隊』が『鬼殺隊』で在れたのは
『産屋敷家』の尽力が第一!

輝利哉様が立派に
務めを果たされたことを、

御父上を含め
ご先祖の皆様も
誇りに思っておられることでしょう。」

 

 

そ言葉を聞いた輝利哉は————

 

「ありがとうございます・・・っ」

 

双眸から
大粒の涙を零すのだった――――――!?

 

 

 

 

 

「鬼殺隊」解散!!

そう、ここにも一つの〈終わり〉が告げられる。
やはり『鬼』は完全消滅したのだと
客観的に違う角度、
方向からも認識させられる。

そしてここで注目なのは
「輝利哉達一族の涙」!?

この滝のように溢れ出す涙が
輝利哉や妹達の「想い」や「重責」を
象徴しており、

それが
ここに至って
やっと解放されたのだなと
すぐに理解できるのだ。

ここにも作者の
素晴らしい手腕が光り、

この涙と共に
「読者」も初めて
肩の荷を下ろすことができるのである。

ホント・・・皆さん、お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

その後の「見舞客」、様々な想い。

 

時を同じくして————

 

病室の炭治郎の元を

元〝音柱〟『宇随天元』が
3人の連れ添いと共に訪れていた。

一気に場は和み、
賑わいを見せるその「空間」に、
『煉獄槇寿郎・千寿郎』父子も訪れ
亡き息子———
「炎柱:杏寿郎」も喜んでいると
感慨深くする。

そこに
〈刀鍛冶の里〉の面々、
「隠し」の面々等の
多くの〈見舞い客〉が加わり————

病室は増々騒々しく、
ギチギチになるのだった!?

 

そんな幸せな喧騒の後、

暫くして———

 

庭の桜の木を
見上げている
1人の少女がいた————

 

「カナヲー!」

 

「炭治郎!」

 

後ろからの呼びかけに
カナヲが答える。

 

「凄いね! この桜の木。」

 

炭治郎がカナヲに近づく。

 

「初代の〝花の呼吸〟の剣士が
植えた〈桜〉なんだって。
〝必勝〟っていう名前が
つけてあるの。

それが叶ったよって・・・
教えてあげたい。」

カナヲは笑顔で桜を見上げる。

 

そして二人は
お互いの無事を確かめて喜び合う。

 

「あ!
さっき〝風柱〟も
来てくれたの!」

カナヲが唐突に思い出す!

 

「え! ホント!?
俺も挨拶したいな!!」

 

「まだいると思うよ。
〝蛇柱〟様の
お友達の『鏑丸くん』を
くれたんだ。」

カナヲの首もとで
白蛇の『鏑丸』が
ペロリと舌を出す。

 

「そうか! 鏑丸!!
そうかそうか良かった!!」

炭治郎は涙しながら
白蛇を見つめるのだった――――。

 

その頃———

 

禰豆子は
廊下で不死川実弥と
バッタリ出くわしていた。

「あー! こんにちはっ。」
禰豆子が明るく声をかける。

 

「ああ・・・」
実弥は一瞬言葉を失くす。

 

「怪我は大丈夫ですか?」

 

「ああ・・・まあ・・・」

 

「良かったです!!」
禰豆子は笑みを輝かす!!

 

「今まで色々と悪かったな・・・
〝無惨〟を倒した後も
一悶着あったらしいが———
俺はその間寝てたしよ・・・」

 

「あははっ!
私なんて二年くらい
寝てたことありますよ。

それに比べたら
全然大したことないですよ!
お兄ちゃんも戦いの後
一か月くらい
殆ど寝てましたし!」

そして朗らかに結ぶ。

「私、寝るの好きですよ!!」

 

 

ー・-・-・-・-・-
「オレ寝るの好きだ!
腹へらねぇから!
—・-・-・—・—・—

 

 

(その屈託ない禰豆子の笑顔に
実弥は幼い玄弥の面影を視る――――)

 

実弥は
ナデナデと
禰豆子の頭を撫でる。

その顔は
優しい
家族思いの
〈兄の顔〉になっていた。

 

そして———

「元気でなァ。」

そう言い残して
実弥は去って行くのだった―――――。

 

その後———

 

病室に帰った炭治郎と禰豆子は
冨岡義勇と
師匠・鱗滝左近次に再会し
その喜びを
笑顔で語り合うのだった――――。

 

 

 

 

 

おぉ!?  何と感慨深い!?
今まで出てきた登場人物の全てが
炭治郎を見舞いに訪れる!?

「読者」もそれぞれに
思い入れがあるだろうが・・・
ここで際立っているのが
「不死川実弥」だろう!?

敢えて炭治郎には合わず
禰豆子に玄弥の面影を視て
優しい表情で
禰豆子の頭を撫でて帰って行く・・・

カナヲには「鏑丸」を託して———

 

これぞこの男のダンディズム!?
常に孤高で馴れ合わず
信念のままに
自分の道を突き進む!!

そう! 唯一無二の男
それが不死川実弥という男!!

〝風柱〟ここに在り!! なのである!!

 

 

 

 

その後の団欒、そして———

炭治郎、
禰豆子、
善逸、
伊之助の4人は

この〈戦い〉で
亡くなった人たちの
墓参りをし

一路
炭治郎の故郷へと赴く。

 

 

そして———

実家が見えるところまで
辿り着いた時——

 

「三郎お爺ちゃん!?」

 

禰豆子が家の前にいる老人に手を振る!?

 

「!?」

 

老人は禰豆子に振り向き
急ぎ駆け寄る!?

禰豆子、炭治郎も走り寄り
三人は熱く抱擁する!!

 

それは久方振りの〈涙の再会〉であった。

 

そして———
4人は他の家族達が眠る
〈花壇〉に手を合わせ―――

みんなで
家を大掃除し、風呂を沸かし
美味しい夕飯を囲む。

笑顔と優しさ、
和気藹々とした〈癒しの時間〉は
ゆっくりと過ぎて行く————

 

そして
時は流れ――――

 

その辺り一面は
多くの高層ビルが立ち並ぶ世界へと
様変わりする。

 

そう————

 

舞台は—————

「現代」へと
移り変わるのだった——————!?

 

 

 

 

 

みんなで炭治郎の故郷に帰り、
お爺ちゃんと再会し、
全員が一つの「家族」となって
〈幸せな時間〉が流れ過ぎて行く————

と!?

――――ちょっと待てい!?

ここで終わりだと高を括っていた読者は
トンデモナイモノを目撃する!?

目の前に現れたのは「高層ビル群」!?

 

え!?

何!?

 

「鬼滅の刃」!?  まだ続くの!?

 

しかも「現代」!?

 

いったいこの先には
何が待っているのか!?

が! この続きは
来週まで持ち越されるのである!?

 

 

 

 

 

鬼滅の刃204話の感想

今週の「鬼滅の刃」は————
〝無惨との戦い〟の後の
周りの状況が淡々と
優しく穏やかに描かれる。

その全ての「空間」を包み込んでいるのが
そ言いようのない温かさの「多幸感」だろう!!

1.左手と右手を犠牲にしたものの無事に生き返った炭治郎。
2.ちゃんと人間に戻る事に成功した禰豆子。
3.伊之助、繕逸も至極元気であり、
4.カナヲも元気に生きていて炭治郎と喜びを分かち合う。
5.「鬼殺隊」は役目を終え〝解散〟となり、
6.不死川実弥は優しい顔を見せ、
7.「鏑丸」も無事カナヲに引き取られ、
8.今迄の登場人物も全て笑顔で現れる!!
9.そして最後に仲間と共に炭治郎の実家に向かい、
10・そこで幸せな日々を過ごす!!!

どうだ!!
こんなにも
「幸せ」と
「笑顔」と
「喜び」の要素に満ち溢れたマンガは
他にはあるまい!!!

そう—————

みんな今まで「死地」をくぐり抜けて
ここまでやってきたのだ!!

それを最初から目撃し、
我が事のように体験してきた
我々「読者」も感慨は一塩である!!

 

みんな!!
これから思いっきり幸せになって
それを満喫し、
ずっと楽しんで行こうではないか!!!

 

が!

 

まだ「物語」は終わってはいなかった!??

 

何なんだ!?  「現代」って!?

 

次回、その展開に「刮目」せよ!!

私も、
もうひと踏ん張り頑張ろうと
心に誓うのである!!

 

 

 

電子書籍マンガおすすめ♪

大人気の漫画サービスです!

メジャーな作品はほとんど配信されていますが、その他配信作品はサービスによって違います。

あなたの読みたい漫画が配信されているのかどうかは、公式サイトをチェックしておきましょう♪

eBookJapan(イーブックジャパン)

-最新話のネタバレ・感想
-,

Copyright© 無料マンガ別冊GEKIコミック , 2020 All Rights Reserved.