最新話のネタバレ・感想

鬼滅の刃【ネタバレ】第203話「数多の呼び水」感想!

更新日:

鬼滅の刃【ネタバレ】203話

「鬼化」し、暴走した竈門炭治郎は————
栗花落カナヲに〈薬〉を打ち込まれ、
その動きを停止する!?

その時———

その身体の奥底では
〝鬼舞辻無惨〟に体を取り込まれた
炭治郎が横たわっていた。

炭治郎は涙ながらに
家に帰りたいと願い
右手を天に差し出すのだが・・・

そこに実体化した
〝無惨〟が現れ———
炭治郎を再び「鬼化」しようと
様々な言葉を駆使して
人間として生きる意志を奪おうとする。

が!

今までに死んだ仲間達の「手」が現れ
炭治郎を
〝無惨〟の肉塊の中から掬い上げる!?

それに加えて———

天井の空間が「藤の花」で覆われ
そこから2本の手が出現し、
炭治郎の右手を掴む!?

〝無惨〟は必死にしがみつき、
炭治郎の「復活」を
阻止しようとするが———

天の腕は
数えきれない程現れ
炭治郎を一気に
上へと引き上げる!?

 

そして———

炭治郎は目覚める。

 

周りを取り囲む
禰豆子、
冨岡義勇、
嘴平伊之助、
我妻善一、
その他の隊士、
「隠し」の面々は
炭治郎の生還に
狂喜乱舞するのだった!?

 

一方、建物内では———

珠世の簪を握り締めた
涙の愈史郎が———
炭治郎の復活を
ひとり喜ぶのだった―――――!?

 

 

 

 

 

〝無惨〟の中で———

『お兄ちゃん、帰ろう』
禰豆子の心からの願いが
炭治郎の心に響く。

(帰りたい・・・
俺も家に帰りたよ禰豆子・・・
本当にもう疲れたんだ。

だから———

神様、お願いします。
家に帰してください。

俺は妹と
家に帰りたいだけなんです。
どうか・・・)

 

〝無惨〟の「肉塊」の中に
埋まり横たわる炭治郎は
涙を流しながら
右手を〈天〉へと突き出す。

 

と!?

 

「帰ってどうなる。」

 

その腕に取りついた
〝無惨〟の細胞の一部に
「目」が出現し、
炭治郎にそう嘯くのだった―――――!?

 

 

 

 

 

悲嘆に暮れる涙の禰豆子、
〝無惨〟に体を取り込まれ苦し気な炭治郎――――

この2人の「心の対話」で幕を開ける
今回の「鬼滅の刃」!?

ここで注目なのは
炭治郎が呟く―――
「もう疲れた・・・家に帰りたい」という言葉だろう。

そう、今まで他の人達の為に、
愛する仲間達の為に
ひたすら頑張って来た炭治郎が

ここで〝自分の本音〟を吐露するのだ!!

ホント今までずっと
人のために命を張って
頑張って来たんだもの!?

ここまで来たらいくらでも
「本音」をぶちまけろ!!

「炭治郎」の願望、欲望を叫べ!!

全国の読者も
心からそう思っているに違いない!?

が!?

そこに〝無惨〟が立ち塞がる!?

炭治郎は一体どうなるのだろうか?

急ぎ「次章」へと読み進めよう。

 

 

 

 

 

 

 救いの「手」!?

肉塊に埋まった
「目」だけの〝無惨〟が言う。

「家族は皆、死んだ。
死骸が埋まっているだけの家に
帰ってどうなる。」

 

 

(『思い出』が残っている。
あの幸せな日々は———
俺と禰豆子がいる限りは消えない。
だから帰る。)

炭治郎はキッパリ言う。

 

「無意味なことを
するのはよせ、
禰豆子は死んだ。
お前が殺した。」

 

『嘘だ!
禰豆子は生きている!』

『お前は嘘つきだ!!』

 

と!?

 

炭治郎の下の肉塊から
様々な人たちが現れ————

炭治郎の体を肉塊の上へと押し上げる!?

 

「余計な真似をするな!
この亡者共め。」

肉塊がカッと「目」を見開く。

「ほら―――
仲間達の
血の匂いがするだろう。
これは全てお前がやったのだ。」

〝無惨〟は続ける。

「お前は恨まれているぞ。
だから———
誰もお前が戻ることを
望んでいない。」

 

(謝りたい・・・
みんなを傷つけて
しまったことを———
戻って謝りたい。)
炭治郎は心から願う。

 

 

「謝っても
許されないぞ!」
〝無惨〟が毒づく。

 

 

(それは———
お前が
決めることじゃない

みんなが俺を
心配してくれている。

それは匂いでわかる。)

炭治郎は
腕を上げたまま
〝無惨〟に抗う。

 

「黙れ
お前は私の意志を継ぐ者。」

そう言う肉塊は
〝鬼舞辻無惨〟の姿へと変化する!?

 

「前を向くな、
人を信じるな、
希望を見出すな!

『鬼』でなくなれば
数年の内に死ぬのだぞ。

〝痣〟の代償を
払わねばならぬ。」

〝無惨〟は
炭治郎を正面から見据える。

「自分のことだけを考えろ
目の前にある
『無限の命』を掴み取れ!」

 

 

『嫌だ!!
俺は人間として死ぬんだ!?
無限の命なんか
少しも欲しくない
みんなの所に帰りたい。』

 

 

「屑め。」

〝無惨〟の目の色が変わる。

「お前だけが
生き残るのか?
大勢の者が
死んだというのに。」

〝無惨〟は炭治郎の髪の毛を掴み
自分の顔に近づける。

「お前だけが
何も失わず
のうのうと
生き残るのか?」

 

と!?

 

炭治郎の背を
腰を
臀部を———

さらに多くの人達が押し上げる!?

(炭治郎の目から
涙が零れ落ちる―――)

その人達は———
今までに死んでいった
〝柱〟たちであった!?

 

 

「こんなの『妄想』だ!
恥を知れ! やめろ!!」

〝無惨〟が両手で
炭治郎を押さえつける!?

 

(しのぶさんの
匂いがする―――

いや・・・
これは・・・

『藤の花』の匂いか・・・)

その途端、
炭治郎の上の空間が
一気に
「藤の花」に覆われれる!?

 

刹那!?

 

その『藤の花』の〈空間〉から
人の両手が現れる!?

 

炭治郎はその手に向かって
さらに右手を差し出す!?

 

『帰ろう、お兄ちゃん』

 

〈天〉の両手は
炭治郎の右手を
ガッチリと
掴み取るのだった―――――!?

 

 

 

 

 

おぉ!? 何だ!? この生と死、善と悪の駆け引きは!?
必死で生きようと藻掻く炭治郎に・・・
〝無惨〟があらゆる手を使って引き戻そうとする!?

これって・・・「スターウォーズ」で———
アナキンを〈ダークサイド〉に落とすために、
悪の「皇帝」が
あらゆる〈手練手管〉で
説得しようとするシーンを彷彿とさせる!!

映画でアナキンは〈悪の道〉に堕ちてしまったが

この「鬼滅の刃」では・・・
炭治郎は、そうや問屋が卸さない!!

その「強い意志」に呼応して
仲間達の〝救いの手〟も現れるのだ!!

しかもその数が半端ない!!

行ける!
これならいける!!

絶対に炭治郎は復活するぞ!!

そう確信を強めて
「次章」へと歩を進めよう。

 

 

 

 

 

帰ろう

〝藤の花〟の中の手は
炭治郎を
上へ上へと引き上げる。

 

(禰豆子・・・)

 

炭治郎は「妹」の存在を
シッカリと感じ取る。

 

 

「手を放せ!
こっちに戻れ!?
太陽すら克服したというのに!」

 

〝無惨〟は炭治郎の頭元で叫ぶ!

 

「お前は類稀なる生物なのだ!!
そっちに行くな! 炭治郎!?」

 

そう言いながら〝無惨〟は懸命に
炭治郎の背中に縋りつく!

 

「死んだ者達の
憎しみの声が
聞こえないのか!!

何故、お前だけが
生き残るんだと
叫んでいるぞ!

何故———
自分たちは
失ったのに
お前だけが・・・と!?」

 

 

(炭治郎は
〝無惨〟に反発する!)

 

ー・-・-・-・-・-・-
そんな人はいない。

みんな―――
自分ではない
誰かのために
「命」を懸けられる
人達なんだ。

自分たちがした
苦しい思いや
悲しい思いを
他の人には
して欲しくなかった
人たちだから。
ー・-・-・-・-・-・-

 

炭治郎の体は宙に浮き
その目の前に
「藤の花」が迫る!?

 

 

「炭治郎まて!!
待ってくれ、頼む!!

私の意志を、思いを
お前が継いでくれ!!」

〝無惨〟は
炭治郎の腰へ
力の限りしがみつく!

 

「お前にしかできない!!
お前は神に
選ばれし者だというのが
わからないのか!?」

 

最早その叫びは
絶叫へと変わる!!

 

「お前ならなれる!!
完璧な・・・
究極の生物に!!」

 

と!?

 

「藤の花」の中から
さらに数多くの「手」が現れ————

炭治郎の右腕を
ムンズと掴み上げる!!

 

(みんな・・・)

 

『炭治郎、戻って来い。』
『絶対負けるな!』
『こっちだ炭治郎!』

 

 

〝帰ろう――――
「家」に帰ろう――――――〟

 

 

「炭治郎! 行くな!!」
足にしがみつく〝無惨〟が叫ぶ!?

 

が・・・!?

 

その〝無惨〟の手は
炭治郎から離れ————

 

炭治郎の体は
「藤の花」の中へと
吸い込まれる!?

 

 

「わたしを
置いて行くなアアアア!!」

 

 

〝無惨〟の絶叫だけが
後へと残るのだった――――!?

 

 

 

 

 

よし!!  いいぞ!?  これでいい!!

炭治郎の体は〝無惨〟から離れ
「藤の花」に覆われた空間へと
確実に吸い込まれる!!

これでもう「復活」は間違いなしだ!!

ここでそう安心した読者も少なくない筈!?

 

しかし・・・
予想外だったのは〝無惨〟の態度!?

最初は強く高圧的に炭治郎を支配にかかり
それがだめなら
分かり易く道理を説いて説得し

それも無理なら懇願し

最後は痛々しい絶叫で幕を閉じる!?

これを見る限りでは———
なんかこの「負の世界」で
一番人間臭かったのは
〝鬼舞辻無惨〟だったのでは!?
―――という、見事なオチがつけられた次第である。

なんか少しだけ哀しい・・・

 

 

 

 

 

目覚め

数限りない「藤の花」が
炭治郎の顔を包み込んでいる。

 

その「花の空間」が
ゆっくりと開き———

 

その先に
美しい青空が姿を現す。

 

そして————

 

炭治郎は目覚める。

 

 

――――と

 

 

禰豆子
冨岡義勇
嘴平伊之助
我妻善一
多くの隊士や「隠し」達が

炭治郎の周りを
取り囲んでいる。

 

「お兄ちゃん。」
禰豆子が涙で叫ぶ。

 

「ごめん・・・怪我・・・
大丈夫・・・か・・・」

 

炭治郎が涙で答える。

 

「戻ったああああ!!」
「炭治郎だあああ!!」

 

ワッと歓声が起こる!?

 

「お前にやられた傷なんか・・・
たいしたこと・・・ねえぜ・・・」
伊之助が虫の息で言う。

 

「俺は・・・
一生かけて・・・
償ってもらうから・・・
妻の分も・・・」
善逸がシレッと宣う。

 

義勇は安堵のあまり
言葉が出ないでいる・・・

 

禰豆子は炭治郎を
力いっぱい抱き寄せる。

 

 

「カナヲちゃん、
炭治郎!
目を覚ましたよ!」

瀕死で横たわる
栗花落カナヲに
「隠し」が声をかける。

 

その声の方向に
顔を向けた炭治郎は
その視線の先に
カナヲを見つける。

 

(カナヲ・・・
良かった・・・
生きてる・・・)

 

二人は視線を交わし
涙で濡れた瞳で
微笑むのだった―――

 

 

そして————

建物の中で
ひとり蹲る少年がいた。

「ふん、
お前は
死なないと思っていた。」

愈史郎は
涙ながらに呟く。

そして———
懐から
簪を取り出すと

「珠世様、
終わりましたよ・・・」
そう囁いて
簪を握り締める。

 

その姿を
美しい青空が
ジッと見守っているのだった――――

 

 

 

 

 

やったァ!! 炭治郎生還!! こんなに最高の事はない!!
そして〝鬼舞辻無惨〟は完全に滅んだのだ!!

――――にしても! 炭治郎の復活の第一声が・・・
「ごめん、怪我大丈夫か?」・・・って!?

死にかけた自分のことより
妹や仲間達の怪我の事を気遣うなんて
どこまで凄い男なんだろう!?

しかもすぐに
カナヲの安否を確かめて
微笑をかわすなんざぁ・・・

もう「他個主義」の塊というしかない!!

そう、生き返ってからも
炭治郎は自分のことは
二の次、三の次なのである!!

ホント、大した男だ!!

逆に――――
こんな炭治郎だからこそ
〝無惨〟に打ち勝つことが
できたのだと
心から思えるのである!!

 

 

 

 

 

鬼滅の刃203話の感想

今週の「鬼滅の刃」は———
〈「薬」を打たれた炭治郎〉とその〈目覚め〉が
順次、感動的に描かれるのだが・・・

ラスト4ページ以外は
全てが〝無惨〟の体内に於ける
炭治郎の「心象風景」=「死と生の境界」の
世界での出来事となっており、

ここにきて
炭治郎自身の本音を
聞くことが出来るのだ!?

 

そして———
特にここで書いておくべきことは
その「復活」に於ける「要因」だろう!?

1.炭治郎の他人を思う強い意志、
2.〈あの世〉での亡くなった〝柱〟達の意志、
3.〈この世〉のみんなが生きてくれと願う意志、

――――この3つが組み合わさって
〈強力なエネルギー〉を生みだし、

それが〝無惨〟の「細胞」の呪縛を解き、
炭治郎を無事この世へと「生還」させるのだ!?

そう、最後の最後まで
炭治郎はあの世、この世を問わずとした
仲間達全員に助けられたのだ!!?

 

だから上の3つの条件の
どれ一つが欠けても
この「復活」はあり得なかった筈だ!!

その事からも・・・
これは炭治郎のだけ力ではなく、
あくまで仲間達との「心の絆」の力でもって
帰ってこれたのである!!

これこそ————
この「鬼滅の刃」が「物語」全体を通して
語りたかった事・・・
語らなければいけなかった事なのではないか!!

「心の絆は何よりも強い!」
「情けは人の為ならず!」
「まずは人を想う!」

この大きなテーマは
今、コロナ・ウイルスで脅威に
脅かされているこの〈現代社会〉においても

私達の心の奥深くに
強く突き刺さるのである!?

 

電子書籍マンガおすすめ♪

大人気の漫画サービスです!

メジャーな作品はほとんど配信されていますが、その他配信作品はサービスによって違います。

あなたの読みたい漫画が配信されているのかどうかは、公式サイトをチェックしておきましょう♪

eBookJapan(イーブックジャパン)

-最新話のネタバレ・感想
-,

Copyright© 無料マンガ別冊GEKIコミック , 2020 All Rights Reserved.