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鬼滅の刃【ネタバレ】第200話「勝利の代償」感想!

更新日:

鬼滅の刃【ネタバレ】200話

「夜明け」が訪れ―――
〝鬼舞辻無惨〟は塵と化し
真の平和が訪れる。

そんな中———
悲鳴嶼行冥は
死んだ子供達と心の交流を交わし———
静かに「死地」へと旅立つ

伊黒小芭内と甘露寺蜜璃は
散り際に
お互いへの想いを語り————

不死川実美は
「極楽」を前に
父親に———
「この世」に追い返される。

このように〝柱〟達は———
それぞれの想いを胸に
自分の物語に
決着をつけるのだった。

そして———

嘴平伊之助と我妻善一は
瀕死ながらも
それぞれが生きていた。

 

 

その頃————

冨岡義勇は
左手一本になりながらも
竈門炭治郎を捜し歩いていた。

そんな義勇は
地面に両膝をつき
右手だけで俯せる
炭治郎の姿を見つける。

「炭治郎・・・
守れなくてすまない」

義勇は炭治郎に———
駆けつけた禰豆子に———

涙を流しながら
そう謝るのだった―――――

 

 

 

 

希望の夜明け

美しい―――
希望の象徴の「太陽」が上り

〝鬼舞辻無惨〟は塵と化す!?

 

産屋敷輝利哉が———
仲間達全員が———

 

ウオオオオオ・・・

 

悲鳴に似た轟音を上げ
止めどない咆哮が沸き起こる!?

 

「うわああああ」
「倒した!!」
「〝無惨〟を倒した!!」

 

その場の全員が泣き崩れる――――

 

が!?

 

「終わりじゃないぞ!!
みんな立て!!
怪我人の手当だ!!」

泣くな馬鹿!
しっかりしろ!」

気を取り直した
「隊士」、「隠し」達は
急ぎ〈救護〉に走るのだった―――――!!

 

 

 

 

おぉ!! 素晴らしい「日の出」で始まる今週の「鬼滅の刃」!?
これはもう最高の幕開けである!

何故って??
それは〝鬼舞辻無惨〟を倒したからに他ならない!!

これで————
この世の「鬼」は全て消滅したってこと!!
もう万々歳なのである!!

と!?

ちょっと待って!?

喜びに浮かれるのはまだ早過ぎる!?

〝柱〟達は無事なのか??
炭治郎は? 善逸は? 伊之助はどうなった!?

みんなの無事を祈りつつ
すぐさま「次章」へ目を進めよう!!

 

 

 

 

 

悲鳴嶼、伊黒、甘露寺の想い

「隊士」や「隠れ」達は————
負傷者や、瀕死の人達の〈救護〉に奔走する。

その中には
〝柱〟の面々もいた。

 

「よせ、薬を使うな。」
悲鳴嶼行冥が
手当をしようとする仲間に言う。

「私はもう手遅れだ。
他の所へ行ってくれ。」

 

そんな悲鳴嶼の手に
ソッと触れる
手がひとつ―――

「ああ・・・
お前達か・・・・」

その悲鳴嶼の
見える筈のない「目」には
且つて一緒に暮らしていた
子供達が映っていた―――

 

ー・-・-・-・-・-・-・
『先生―――
私たち、
あの日のことを
ずっと謝りたかったの』

そして———
『鬼』に襲われた時に
悲鳴嶼を見捨てて
逃げたのではなく・・・

それぞれが
人を呼びに・・・
武器を取りに行こうと
していたのだと謝り———

「みんな先生が大好きだよ、
だからずっと待ってたの。」

全員が悲鳴嶼に抱きつく。

 

「そうか・・・
ありがとう・・・」

 

悲鳴嶼が呟く。

 

「じゃあ行こう・・・
皆で・・・」
ー・-・-・-・-・-・-・

「行こう・・・」

そう言いながら
「死地」へと旅だった悲鳴嶼の顔は———

とても安らかで
温かい涙が
その頬をつたうのだった―――

 

 

時を同じくして————

「あ・・・鏑丸くん・・・」

目を覚ました
血塗れの甘露寺蜜璃は
目の前の「蛇」の鏑丸を認める。

 

ぐったりと倒れた甘露寺は
伊黒小芭内に
抱きしめられている。

 

「伊黒さん・・・
私達・・・勝てた・・・?」

「ああ勝った。
〝無惨〟は死んだ。」
伊黒が静かに答える。

 

「良かったぁ・・・」

「体が全然痛くないや・・・
もうすぐ私
死ぬみたい・・・」

 

「俺もすぐ死ぬだろう。
君は独りじゃない。」
伊黒がソッと囁く。

 

「伊黒さんには・・・
死んで欲しくないなぁ・・・

私あんまり
役に立たなかったようね。
ごめんね・・・」

 

「そんなことはない。
頼むから
そんな風に
言わないでくれ。」

小芭内は
愛し気に
甘露寺の額に
頬を押し当てる。

「初めて会った日のこと——
覚えているか?」

 

「うん・・・
伊黒さん・・・
〝お館様〟の『お屋敷』で
迷ってた私を・・・
助けてくれた・・・」

甘露寺は
息も絶え絶え言う・・・

 

「違う、逆だ。」
小芭内は言葉を被せる。
「あの日会った君が
あまりにも
普通の女の子だったから
俺は救われたんだ。」

「君は———
ささいなことで
はしゃいで
鈴を転がすように笑い・・・

〝柱〟になるまでは
苦しい試練も
あっただろうに・・・
それを少しも感じさせない。」

伊黒は続ける。

「君と話していると
とても楽しい。

まるで自分も———
『普通の青年』になれたようで
幸せだった。」

「底抜けに明るく優しい君は
たくさんの人の心をも
『救済』している・・・
だから胸を張れ。

俺が誰にも
文句は言わせない。」

 

ひぐっ。

甘露寺が
堪らずに
顔をクシャクシャにする。

「わああん! 嬉しいよぉ!
わたしっ・・・
私、伊黒さんが好き。」

その目からは
大粒の涙が溢れ出す。

「伊黒さんと食べる『ご飯』が
一番美味しいの・・・

だって伊黒さん、
すっごく優しい目で
私のこと
見ててくれるんだもん。」

そして甘露寺は
懇願する。

「伊黒さん
伊黒さん、お願い。

生まれ変われたら・・・
また人間に
生まれ変われたら———

私のこと
『お嫁さん』にしてくれる?」

 

 

「勿論だ。」

伊黒の目からも
涙が溢れ出す。

「君が俺でいいと
言ってくれるなら———

絶対に君を幸せにする。

今度こそ死なせない
必ず俺が守る・・・」

こうして―――
相思相愛の2人に
〝幸せの時間〟が訪れるのだった――――

 

 

 

うぅぅ・・・哀しい・・・
悲鳴嶼が永遠に目を閉じてしまった・・・
〝柱〟のリーダーたる存在で
誰からも頼りにされた男が
静かに「生」を終わらせる・・・

かたや甘露寺と伊黒は
お互いの「想い」を語り合う!!

この死ぬ間際の
ギリギリの状況だからこそ
お互いが本音を吐露できたのだ。

この死ぬ間際の「純愛の告白」———
まさにこれこそ
「鬼滅の刃」ならではの
ラブストーリーといえよう!!

 

 

 

 

 

 

不死川実弥の想い

 

——————————————
不死川実美は
独り暗闇に立っていた。

突然———!?

目の前に
ボンヤリと
一つの「景色」が
浮かび上がる。

そこは美しい花畑で
和やかに賑わっており
実弥はそこに
弟の姿を見つける。

(玄弥・・・それに家族が・・・
みんな向こうに居る・・・)

そして
横の闇の中の
「気配」に気付く。

 

「お袋? お袋か!」

「なんで向こうに
行かねぇんだ。」

 

「私はねぇ・・・
そっちには行けんのよ。」
闇の声が響く。
「何でだよ!
一緒に行こう、ほら!」

実弥は暗闇に
手を差し出す。

「駄目なのよ・・・
みんなと同じ所へは
行けんのよ・・・
我が子を手にかけて・・・
『天国』へは・・・」

手を握られた母は
俯いて嘆く。

「・・・わかった。
じゃあ俺はお袋と行くよ。」

「俺があんまり
早く行ったら――
〝玄弥〟が
悲しむだろうしね。」

 

実弥は母に
満面の笑みを浮かべ———

「お袋背負って
地獄を歩くよ。」

―――優しく誘う。

 

 

と!

 

 

ガッ

 

母親の手を引こうとした
実弥の腕が
いきなり掴まれる!?

 

「放せ!
志津は俺と来るんだ!!」

 

凶暴な面相の男が
実弥の両腕を掴み―――

 

ド  ン

 

徐に突き飛ばす!?

 

「テメェッ・・・
糞親父っ!!
お袋を離せ!!」

 

その男は
実弥の父親だった!?

 

「お前はまだ
あっちにも
こっちにも
来れねぇよ。」

「俺の息子だってことに
感謝しろ、
特別頑丈だ。」

 

父親はそう言いながら
母を
連れ去るのだった―――
——————————————

 

 

―――ここで・・・

実弥が目を開ける。

 

「あっ!」
「あっ! 意識が戻った!」
「不死川さんが起きた!!」

 

必死に応急処置をする
仲間達から
涙と安堵の声が上がる!!

 

「くそが・・・」

 

実弥は虚空を見上げ
そう呟くのだった。

 

 

 

かたや———

瀕死の嘴平伊之助は
「隠し」の1人の手を噛みながら
〈応急処置〉を受け———

我妻善逸は
包帯を巻かれながらも
ひたすらグダグダ禰豆子への想いを
語り続けるのだった。

 

 

 

 

 

 

良かったぁ!!  この「章」は死の匂いがしない!!

前の章はあまりにも悲し過ぎて————
読む者全ての心が「哀しみ色」に包まれたが

打って変わって、ここでは「生の色」————
「躍動の色」に染まる!!

 

実弥はこの世に生還し、
伊之助は瀕死ながら
助けようとする仲間を噛み、

善逸は只ひたすらグダグダと
禰豆子への想いをだべり続ける。(笑)

この章のおかげで
少しホッとすることができ、
これなら来たるべき「最後の章」への
下準備ができるというモノである。

 

 

 

 

 

すまない

 

その頃、

冨岡義勇は—————

 

「冨岡さん
動かないでください!」

 

手当をしようとする
「隠し」を振り切り
竈門炭治郎を必死に探していた。

 

「炭治郎はどこだ・・・無事か!?」

 

その義勇の視線が
前方の一点に注がれる!?

 

そこには———
嘆き悲しむ「隠し」達に囲まれた
炭治郎の姿が在った!?

両膝を地面に着き
残った右手だけで
折れた「日輪刀」を握り締め
項垂れてピクリとも動かない。

 

義勇はその姿に愕然とする・・・

 

「息をしていない・・・
脈がない・・・炭治郎・・・」

 

うっ・・・

うっ

ううっ

「隠し」達が涙を流す。

 

刹那————

屈託ない
満面の笑みを浮かべた
炭治郎の
最高の笑顔が・・・
義勇の脳裏に
浮かび上がる!?

 

涙――――

 

止めどない・・・
滝のような涙が
流れ出す。

 

義勇はゆっくり近づき
跪いて
炭治郎の手を握り締める

 

「また守れなかった。」

義勇は俯く。

「俺は人に
守られてばかりだ・・・」

「許してくれ・・・
すまない禰豆子・・・
すまない・・・」

 

そこに———
涙の禰豆子が・・・

人間に戻った禰豆子が
急ぎ駆け寄るのだった―――――!?

 

 

 

 

ここで 読者は衝撃の事実を突きつけられる!?

嘘だっ!?  こんなの嘘だっ!?
炭治郎が死んでしまうなんて・・・!?

炭治郎は絶対に死ぬことはない・・・
炭治郎はみんなの———
イヤ、人間の〈象徴〉で
「正義の礎」だと思っていた我々は
思いっきりその胸を貫かれる!?

実際に「呼吸」も「脈」も止まっているのだ!?
これは誰がどう見ても
炭治郎は「死んでいる」というほかない・・・

けど―――
こんな終わり方はやり切れない
これでは炭治郎が、
禰豆子がやりきれないではないか・・・

が・・・

この暗い余韻のまま———
この続きは来週へと
持ち越されるのである。

 

 

 

 

 

鬼滅の刃200話の感想

今週の「鬼滅の刃」は———
〈〝鬼舞辻無惨〟の最期〉と
〈その後の戦士達の姿〉が
静かに、荘厳に、気高く描かれる。

そして———
今回、書いておかなくてはいけないのは、
「それぞれの決着」についてだろう!!

1.悲鳴嶼行冥は———
過去の子供達と〝心の会話〟を交わし
自分の中にあった「わだかまり」を解き、
子供達を理解して
彼の中でシッカリと「決着」を着ける。

だからその顔に
安らぎの涙が流れるのである。

2.甘露寺蜜璃と伊黒小芭内は———
お互いの「相手への想い」を打ち明け
〈次の世〉では「結婚」を誓い
それぞれの恋心に「決着」をつける。

3.不死川実美は———
〈極楽浄土〉の手前で
且つて「鬼」となった母の魂と出会い、
一緒に「地獄」に行こうとするが・・・

父親に突き飛ばさせれて
「この世」に戻されるのである!!

そう————
これは実弥が
「鬼」と「人間」の2つの悪を許す―――――

(「鬼」となって家族を襲った「母」を許し、
散々なダメ親父をちゃんと認めて許す。)

――――そんな両親に対する今までの気持ちに
ちゃんと潔く「決着」を着けたのである!!

が! ただ一つ!!

冨岡義勇は
「命を懸けて他者を守る」という
自分自身の物語に決着を着けられてはいない!!

もしかすると――――
「こうなる事」が・・・

大切な他者を失うという
測り知れない「喪失感」を
乗り越えて生きて行くという事が————

義勇の定められた
「決着」の一つなのかもしれない・・・

が、私はそうは思わない!!

「炭治郎」がこのまま死ぬはずがない!!
――――と、今も強く信じているからだ!!

「炭治郎!生きて帰って来い!!」

そして、
義勇に本当の「心の決着」を
ちゃんと着けてもらいたい!!

そう心から願っている読者が
この日本中には
たくさんいるに違いない!!!

 

 

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