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鬼滅の刃【ネタバレ】第160話「重なる面影・蘇る記憶」感想!

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鬼滅の刃【ネタバレ】第160話

鬼殺隊・隊士「嘴平伊之助」と対峙する上弦の弐〝童磨〟。
童磨は伊之助に「前に会ったことがある。」と言い、
自らの記憶を掘り起こす。

そして童磨は記憶の中で————————
伊之助の母親である
美しい女性〝琴葉〟のことを探り当てる。

琴葉は夫の暴力と、姑のいじめに耐えかねて・・・
童磨の〝極楽教〟へ駆けこんで来たのだ。

彼女は赤ちゃんを抱いており
それが「伊之助」だった!!

やがて彼女は童磨の正体を知って逃亡するが、
彼に殺される寸前に
伊之助を何とか助けようと
崖の上から投げ落としたのであった。

童磨の言葉に
母親の記憶を思い出した
伊之助は——————————

「テメェに地獄を見せてやる!!」と

刀を構え直すのであった——————————!!

 

 

童磨、脳を掻き回す!

「僕たち何処かで会ったよね?」
童磨が伊之助に問いかける。

「テメェみたいな蛆虫と会った覚えはねぇ!
その汚いねぇ手で俺の毛皮にさわるなぁ!!」
伊之助は咆哮する!!

「いや、会ったことあるよ。
俺は君を知っている。」と童磨は言い切る。

「おれは記憶力がいいんだ・・・
人間だった時の事もよーく覚えてるし―————」

 

ズブズブブ・・・・

 

童磨はそう言うと
いきなり自分の人差し指を右のコメカミにあてて
頭の中へ〝めり込ます〟のだった―—————————!?

 

 

 

対峙する伊之助と童磨。
童磨は「前に会ったことがある。」と伊之助に言い切る。

童磨はいい加減そうでも、決して嘘は言わないから
絶対過去に伊之助と接点があったはずだ!!

とすると・・・!?
この流れは—————————
もしかして「鬼滅の刃」恒例の〝悲しみの回想〟の始まりか?

何かその匂いがプンプンと漂っているのだ!

そんな読者の気持ちにお構いなしに
揉むろに自分のコメカミに指を突き立て、
脳をかき回す童磨・・・・・!!

これは気持ち悪過ぎる・・・・!
特に童磨が笑いながらすると
その軽薄さが輪をかけて、
不快感と嫌悪感が倍増するから不思議だ・・・・!!

では童磨の回想へと進もう!!

 

 

 

童磨の記憶:不幸な少女

グリグリグリ・・・

童磨は右人差し指で自分の脳味噌をかき混ぜる。

「んん―———?
これだこれだ! これは十五年前の事かな。」
過去の記憶に思い至った童磨が語り始める。

「十七・八くらいの女の子が
赤ん坊を抱いてきたなぁ。

旦那に毎日殴られて—————
姑にもいじめられてたらしいね。

俺が作った〝極楽教〟は
そういう可哀想な人を保護してあげていたから
その噂を聞いた君のお母さんは
俺の所に駆けこんで来たんだね。

君のお母さんの顔は・・・
殴られ過ぎて変形し、片目を失明していたけど・・・
手当てしたら元に戻ったよ。

綺麗な少女だったから印象に残ってるんだ。

ホント、君と同じ顔だよ。
お母さんの方がもっと華奢だし
柔らかな表情だったけれどねぇ。」

「俺に母親なんかいねぇ!!」
伊之助は反論する!!
「俺を育ててくれたのは猪だ!!」

「え!? 君は猪から生まれたの?」
童磨は苦笑いする。
「人間なんだから人間から生まれているでしょ?」

「うるせえんだよ!
このボケカスがァア!! それを返せェ!!」
伊之助は叫び、跳躍するのだった―———————!!!

獣の呼吸    陸ノ牙

「人の話は最後まで聞きなよ。」と童磨。
「こんな巡り合わせって奇跡でしょ。」

 

バ  ッ   ! ?

 

伊之助の胸に「✕形」の鮮血が走る!!

そのまま童磨が〝止めを刺そう〟と振るった刃から
間一髪!! カナヲが救い出す!!

「伊之助!! 大丈夫?
お願いだから落ち着いて!!」カナヲが叫ぶ。

「君のお母さんのことは喰うつもりはなかったんだよ。」
童磨が笑顔で口を開く。
「だって心の綺麗な人が傍にいると心地いいだろ?」

「君のお母さんは——————
残念ながら頭が良くなかった・・・・
でも美しかったし、歌は上手で―———————

そうそう!
君を抱いてよく歌っていたよ!
〝指切りの歌〟 をさ——————!!」

その時・・・・
伊之助の脳裡に———————

 

〝ゆびきり・・・・げんまん〟

 

突然・・・美しい女性の歌声が響き渡るのであった———————!!

 

 

 

童磨が思い出したのは——————
自分の元に駆け込んできた一人の不幸な少女だった!?

伊之助の母は日々の暴力といじめに耐えかねて
童磨が作った〝極楽教〟へと逃げこんで来たのだ!!

これは酷い!
現代社会にもよくあるDVやハラスメントではないか!
この問題は深刻で、今も命の危険を伴う事件となる事が多い。

今でも多いという事は裏を返すと——————
特に昔はもっと命を脅かさ、死と隣り合うくらいの
「酷い仕打ち」を受けていた女性が多かったに違いない。

 

 

 

 

伊之助の記憶:〝母の想い〟

伊之助の頭に美しい女性の声がハッキリと響く―————————

ゆびきりげんまん
お守りしましょう
約束しましょう
あなたが大きくなるまでは———————
母さん一人で守りましょう。

ごめんね伊之助。
寂しい思いをさせるけど・・・
父さんのぶんもたくさん頑張って!
母さんが守るからね。
この命にかえても
おまえは・・・

母さんが守るからね・・・・・

幼い伊之助に聞こえるのは
母の優しい声―———————。

そして
伊之助の瞳に映るのは——————
彼への「慈愛」と「微笑」みと
純粋な「究極の母性」に満ちた
美し過ぎる女性の最高の笑顔であった————————。

「寿命が尽きるまで手元に置いて
食べないつもだったんだけど・・・。」

(童磨がしゃしゃり出る。)

「君のお母さんは・・・
そうだ・・・〝琴葉〟って名前だったな!
頭が良くなかった分、感覚が鋭かったみたいで―——————

俺が信者を喰ってるのがバレちゃって・・・
『酷い! 噓吐き―—!!』って・・・
それをまぁ罵る罵る。
それで俺の寺院を飛び出して行っちゃった。」

そして————
琴葉は伊之助を抱いて
森の中を必死で走っていた!!

「ごめんね伊之助。
母さん馬鹿でごめんね。
いつも失敗する、
駄目な方に行ってしまう・・・

ごめんね
ごめんね・・・

お母さんなのに
しっかりしなきゃいけないのに・・・

どうしよう
道がわからない・・・
迷ってしまった・・・

どうしよう
ごめんね・・・
ごめんね・・・

(迷った琴葉は途方に暮れる。
そして彼女がふと気付くと・・・
高い崖の上へと来ていたのだった―—————!!)

もう逃げ場がない
このままじゃ二人とも殺されてしまう!?
せめて伊之助だけでも・・・

 

ごめんね伊之助。

 

(琴葉は涙で我が子をもう一度抱きしめる。)

ごめんねぇ・・・・

そして崖の上から真下へと
伊之助を投げ落とす——————!??

と!!

琴葉が真っ赤な血で染まる!?

血塗れで事切れた琴葉の横に童磨の姿があった。

「こんな所から落っことして
助かるはずなんかないのに・・・・。

母親に崖から落とされて死ぬなんて・・・
可哀想に―————。」
童磨は涙しながらそう呟くのであった。

伊之助の瞳に
恐ろしい早さで
上へと過ぎ去る景色が映り込む

 

ド   ボ   ン      !    !

 

辺り一面が泡と透明な水に包まれ————————

 

(そこで伊之助は我に返るのであった。)

 

 

 

琴葉は伊之助に何回「ごめんね。」を言っただろうか?
この回数の多さこそ
伊之助への「愛の多さ」の現れなのである。

琴葉の人生には伊之助しかおらず・・・
伊之助は琴葉の〝生き甲斐〟
イヤ、命そのものなのだ!!

だから・・・
伊之助が目の前で殺されるのを見るくらいなら
僅かの可能性に賭けて
崖下へと投げることを選択したのだ。

自分の命を伊之助に—————
伊之助を通した「未来」へと託したのだ!

結果―————
その選択が正しかったことが今明らかになる。

伊之助は生きていて
母である〝琴葉〟の気持ちを
しっかりと受け取ったのだから―———————!!

 

 

 

 

 

奇跡の敵討ち

殺された・・・
俺の・・・母親・・・。

(伊之助の記憶が悉く蘇る。)

「君のお母さんは骨まで残さずに喰べてあげたよ!」

「不幸だよねぇ・・・〝琴葉〟って。」
童磨が笑顔で言う。
「幸せな時ってあったのかな? 何の意味もない人生だった。」

「いい加減にしろ!! 下衆が!!」
堪らずにカナヲが叫ぶ!

(伊之助の記憶がフラッシュバックする!
そこには・・・
赤ちゃんの伊之助と
彼を強く抱きしめる美しい母親の姿があった―—————。)

 

可愛いね・・・伊之助。
なんて小っちゃいおてて。

伊之助はあったかいねぇ。
私の宝物・・・。
一緒にいられて幸せだねぇ。

 

「本当に〝奇跡〟だぜ、この巡り合わせは・・・・。」
俯いていた伊之助が顔を上げて童磨を睨む。
その顔には怒りのためにビキビキと血管が浮き出ており・・・・・
その目は獣の如く血走っている!!

「俺の母親と仲間を殺した鬼が
俺の目の前にいるなんてなァア!!」

「謝意を述べるぜ!
思い出させてくれたことを!!
ただ頸を斬るだけじゃ足りねぇ!!」

 

「テメェには地獄を見せてやるゼ!!」

 

伊之助は刀を構え直してそう絶叫するのであった————————!!

 

 

母の記憶が蘇った伊之助。
それは幼い伊之助を・・・
我が子を愛しそうに抱きしめる美しい母の姿・・・
母の愛・・・・

伊之助はこの時、生まれて初めて・・・
母親の事を完全に思い出し、
〝純粋な母の愛〟に触れたのだ!!

その母を奪った仇が目の前にいるのだ!
その事に心からの謝意を述べる彼の心の内を
我々はほんの少しだけだが理解できるのだ。

 

 

 

鬼滅の刃160話の感想

今回の「鬼滅の刃」は——————
〝伊之助の母の思い出〟・・・これに尽きるだろう!!

童磨の記憶の中の〝不幸な少女〟と
伊之助の記憶の中の〝優しい母〟———————

この2つが溶けあって1つになり
伊之助の心を感情を形作っていく・・・

封印されていた伊之助の〝母への想い〟が
堰をきって溢れ出すのである!!

そう!
それだけ
「童磨の記憶」から「伊之助への記憶」への流れが、
実に見事に描かれているのだ!!

全体としては———————
静から動に、
生から死へと
移っていく中で————————

伊之助は一気にいろんな感情を体験する。

驚きから懐かしさに
懐かしさから哀しみへ
哀しみから優しさに
そして——————
優しさから怒りへと————————

伊之助の心の動きが
読者の心にストレートに伝わってきて
胸を熱くするのである!!

それと同時に
何処までも純粋な
琴葉の伊之助への〝想い〟には感涙するしかない。

 

さて、来週である!!
激怒した伊之助は童磨を倒すことができるのか?
カナヲはこの危機を無事乗り切れるのか?
炭治郎と義勇のケガの状態は?
上弦の壱、黒死牟はどこに?
そして鬼舞辻無惨と珠世、岩柱はどうなっているのか?

ますます苛烈に、
大きく盛り上がって行く「鬼滅の刃」!!

我々読者も、もっともっと激しく応援して
少しでも鬼殺隊の「力」に————————
伊之助や炭治郎の〝一部〟になろうではないか!!!

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