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鬼滅の刃【ネタバレ】156話「ありがとう」感想!

更新日:

鬼滅の刃【ネタバレ】156話

猗窩座との戦いの中、一瞬気絶した炭治郎。
意識が戻った時、
猗窩座の頭の部分が再生し始めていることに驚愕する。

猗窩座は冨岡義勇へ攻撃しようとするが
庇おうと飛び出した炭治郎が、
刀を落としながらも「拳」で顔を殴りつける。

炭治郎はそのまま義勇に体当たりし、
猗窩座の攻撃圏内から逃げようとしたのだが・・・

猗窩座は鬼殺隊ではなく、自分自身を傷付け始める。

先程の炭治郎の「拳」での攻撃が、
猗窩座に
かつての師匠や父親のこと、
そして自分が〝どうしたかった〟のかを・・・
はっきりと思い出させたのだ。

回想の中で〝狛治〟となった猗窩座は
最愛の恋人・恋雪に抱きしめられ、
大きく涙するのであった。

その瞬間、
猗窩座の体は塵と化し、
中空へと舞い散って行くのであった———————————————。

 

 

渾身の一撃

その時、猗窩座の脳裡に浮かんでいたのは—————————

父親と
師範の慶蔵、
そして最愛の恋人、恋雪の姿—————————。

よくも思い出させてくれたな
あんな過去を。

柔くて脆い弱者、
すぐ死に
消えてなくなる
「人間」め・・・

その猗窩座の後ろで
倒れていた炭治郎がハッと目覚める!

一瞬だけ
戦闘中に気絶していた・・・・!?

(そして猗窩座に目を向ける―——————と!?)

ざわざわ・・・・ざわざわわ・・・・・・

え・・・?
頭が!?  頭が再生しかけている!!
頸を斬ったのに!?

(炭治郎はそのあまりの生命力に驚愕する。)

左顔面が再生した猗窩座は
目の前の義勇に技を放とうと構えに入る。

破壊殺   滅式・・・・

「やめろ―———————————っ!!」
炭治郎が飛び出しながら刀を振る。

コイツ・・・・!!
まだ動くのか!  猗窩座が驚く。

「何度でも頸を斬る!!
この猗窩座に・・・
義勇さんと二人で勝つんだ!!」
炭治郎がそう覚悟した時・・・・

ス ポ ン !!

突然、炭治郎の両手から日輪刀が零れ落ちる。

いけない!
刀がすっぽ抜けた!!
握力が・・・
手に力が入らなくなってた!!

「かああああ!!」

バ キ ィ ィ !!

炭治郎の〝渾身の一撃〟!!
その力強く握り締められた「拳」が・・・
猗窩座の左頬へと〝めり込んで〟いくのだった!!

〝生まれ変われ、少年〟

―——————————と!! その時
突然、猗窩座の脳裡に
師範の笑顔が過ぎるのであった——————————————!!

 

 

なんと! 猗窩座の頭がすぐに再生してくるなんて!
ホントこの「鬼滅の刃」には毎回度肝を抜かされる!

それにしても————————
どれだけ〝上弦の鬼〟って凄いんだ!! ヤバいんだ!!

特に上弦も「参」以上となれば
ここまで、ハンパなく強いんだぁ・・・・と、
改めてその「恐ろしい事実」を、
読者は目の前に突き付けられてしまう。
これはもう恐怖以上のなにものでもない。

しかも炭治郎は刀を落とすぐらい疲弊している。
「拳」で殴るのが精一杯の状態なのだ!

この先、果たしてこの猗窩座と戦えるのか?
もう不安な気持ちに心を支配されて・・・・
気持ちがすぐにでも折れそうである。

が、炭治郎のこの一発の「拳」が————————
かつて猗窩座の師範であった慶蔵の事を思い出させる!

これは何か違う展開が待っているのでは?

ほのかな期待を胸に次へと進もう。

 

 

猗窩座の微笑み

弱い奴が嫌いだ。
正々堂々とやり合わず
井戸に毒を入れる・・・
そんな醜い弱い奴は大嫌いだ。

俺は辛抱が足りない。
すぐに自暴自棄になる。

俺は———————〝守る拳〟で人を殺した。
師範の大切な〝素流〟を血塗れにし・・・
親父の遺言も守れない。

そうだ
俺が本当に殺したかったのは———————————

(一方、刀を落とした炭治郎は
激しく動揺していた。)

まずいまずい、まずい!!
刀が手から飛んでった!
殴ったくらいじゃ止まらない!!

猗窩座は煉獄さんに使った〝滅式〟を出そうとしている!!
義勇さんを連れて、
早く攻撃圏外に逃れなくては・・・・・!!

(炭治郎は義勇へと駆ける!!)

「俺に構うな・・・・!!」 それを察した義勇が叫ぶ!!

 

ダ ン !!

 

炭治郎は義勇に体当たりして
猗窩座から距離をとる!

義勇へと頭から飛び込んだ炭治郎の
視界に飛び込んできたのは————————

猗窩座の口元が僅かに上がった・・・
軽い〝微笑み〟であった!??

 

ド ガ ガ ガ ガ ガガガガ !!

 

ドッ! 猗窩座の圧力に炭治郎は義勇ごと吹き飛ばされる。

炭治郎と義勇は二人して地面に倒れる。
炭治郎は咄嗟に起き上がる・・・が・・・・

「え? 自分で自分を・・・・!?」

そこで炭治郎が見た驚くべき光景は————————

自分を何度も何度も無造作に殴り傷付け、
頭や胸、
腕や腹の肉片を削り飛ばして
ボロボロになったまま立ち尽くす・・・

猗窩座の壮絶な立ち姿であった———————————!!

 

 

炭治郎に素手で殴られたことで
過去に師範に殴られた記憶が甦る!

「自分が一体何をしたかったのか」と、
「自分の意味」を改めて顧みる。

猗窩座の心の中で〝狛治〟が目覚め、
〝狛治の内観〟が行われたのだ。

眠っていた狛治と猗窩座が
初めてシッカリと向き合ったのである。

その結果が————————
猗窩座の「微笑み」として・・・
激しい「自傷行為」として現れたのは言うまでもない。

でかしたぞ! 炭治郎!

それにしても・・・
ボロボロの猗窩座の壮絶な残酷描写に—————
相変わらずの迫力と説得力、
圧倒的なリアリティーを感じずにはいられない。

これはさすが! の一言に尽きる。

 

勝負はついた

炭治郎は目を瞠る。
自分が見た光景がまだ信じられないのだ!

猗窩座は————————
どうして自分自身を攻撃したんだ?
どうして・・・・。

炭治郎はその時————————
一瞬・・・
猗窩座から・・・
〝感謝の匂い〟がしたことに気付くのだった。

「猗窩座はどうして笑った?」
その疑問が炭治郎の頭の中を
渦のように回り続けるのだった。

自分自身を破壊し
目も当てられぬほどボロボロになった猗窩座は
炭治郎と義勇の前を横切って
ペタペタとゆっくり歩いていく。

ビチビチ・・・

猗窩座の腕のちぎれた部分が再生を始める。

「もういい・・・
やめろ、再生なんかするな。」

(猗窩座の体が呟く。)

「勝負がついた。
俺は負けた。

頸を斬られたあの瞬間に完敗したのだ。

正々堂々・・・
見事な技だった。

これでもう終わりだ。
俺は潔く地獄へ行きたい。」

(そして猗窩座は心の中へ話しかける。)

「親父・・・もう平気か? 苦しくねぇか?」

「大丈夫だ狛治。ありがとうなァ・・・・」 父は笑顔だ。

「ごめん親父・・・・ごめん・・・・
俺やり直せなかった・・・駄目だった・・・。」

猗窩座は狛治へと姿を変え、
父親の前に跪く。
その頭を父はゆっくりと撫でる。

(スッとその手が大きな手に変わる。)

「関係ねぇよ。
お前がどんなふうになろうが・・・
息子は息子、
弟子は弟子。
死んでも見捨てない。」

父親の姿が
いつの間にか慶蔵へと変わり————————
温かく語りかけながら
狛治の頭を優しく撫で続ける。

「・・・・・天国には連れて行ってやれねぇがよ。」
慶蔵はとびっきりの笑顔で言う。

「師範・・・。」 狛治の目にうっすらと涙が浮かぶのであった。

―—————————と!!
狛治の頭を撫でていた手が
突然頭髪をグシャッと掴み取る。

「強くなりたいのではなかったのか?
お前はこれで終わりなのか?  猗窩座よ。」

そこにいたのは慶蔵ではなく
〝鬼舞辻無惨〟であった!!

「そうだ俺は強くなる・・・
強くなりたい。
頸を斬られたから何だ?
勝負?
関係ない!
皆殺しにしてやる。
俺はまだまだ強くなれる。
〝約束〟を守らなければ!!」

(狛治は再び猗窩座へ変貌する。)

拳に力が入る。
メキメキと再生が始まる・・・

が・・・・その時、

猗窩座の顔に
美しく柔らかな手が
そっと静かに差し伸べられるのであった———————————————。

 

 

ここで猗窩座は潔く認めて〝負け〟を認める。

そして「回想の中の人々」と対話する。
それは「自分自身」と対話するということだ。

自分自身を許すことができた狛治に安らぎが訪れる。
それが炭治郎が感じた————————
〝感謝の匂い〟に集約されているのである。

が、鬼舞辻無惨が撒いた〝邪悪な種〟が、
狛治を再び〝猗窩座〟へと変えてしまう。

鬼舞辻無惨め!!
この期に及んでまだ狛治の邪魔をするのか!
何たる極悪人!!
これこそ鬼の中の鬼!?
憎ったらしいちゃありゃしない!

狛治は再び「悪の力」に染まってしまうのか?
そう思われた瞬間に
一つの手が差し伸べられる。

その手は果たして猗窩座を救う事ができるのか?
急ぎ次へと読み進めよう。

 

 

おかえりなさい

「狛治さん・・・ありがとう・・・・。」

恋雪は跪く猗窩座に語りかける。

「もう充分です。」
「もういいの・・・もういいのよ。」

(「猗窩座!!」と、
一瞬だけ鬼舞辻無惨が現れるが
猗窩座は無視する。)

恋雪の両手は
猗窩座の頬を、
耳を、
母親のように
さらに優しく包み込む・・・・。

今やその顔は————————
右半分が猗窩座、
左側が狛治 となっていた。

その瞳から
大粒の涙が溢れ出す。

残った猗窩座の顔は
みるみる狛治へ変わっていく。

そして————————
狛治と恋雪は
お互いの心を抱きしめ、
全てを包み込む様な
「熱い抱擁」を交わしていた。

「ごめん! ごめんごめん!!」
狛治は滝の涙を流しながら叫び続ける!!
「守れなくてごめん! 大事な時、傍にいなくてごめん!!」
「約束を何ひとつ守れなかった・・・!!」
「許してくれ! 俺を許してくれ!
頼むから許してくれ!」

「私たちのことを思い出してくれて良かった。」
恋雪が狛治にそっと囁く。
「元の狛治さんに戻ってくれて良かった・・・。」

「おかえりなさい、あなた・・・。」

優しく語りかける恋雪の頬も涙で濡れる。

ボコボコ・・・

(猗窩座の頭の再生が止まる。)

ハラ・・・

(傷の断面が少しずつ崩れ始め・・・)

バ サ ・・・・・

猗窩座の体は

みるみるうちに

塵と化し

辺り一面に舞い散るのであった————————————。

 

 

ここで全ての決着が付く。
狛治は恋雪と再会し懺悔して、
恋雪の口から「ありがとう」と言ってもらえたのだ。

今までの苦悩や葛藤、後悔などの〝ネガティブな心〟や
鬼舞辻無惨に埋め込まれた〝闇の種〟は

狛治の滝のような「大粒の涙」に
全て洗い流されて行く・・・・・。

果たして今までの鬼で、
これだけ感情移入できるキャラがいたであろううか?
答えは「ノー」えある。

それだけ猗窩座は本来魅力がある人間なのだ。
そう、超人間臭い鬼なのである。

そして読者は狛治を通して
人間の「弱さ」と「強さ」の
その両方を作者から教えられるのである。

人間バンザイ!!

 

 

鬼滅の刃156話の感想

今回の「鬼滅の刃」は————————
猗窩座こと狛治の
〝心の再生の旅〟若しくは〝再生の物語〟である。

今まで悲惨過ぎる「運命」と「宿命」にがんじがらめに縛られ、
自分の非力さ、無力さに打ちひしがれていた人生。

何もかも奪われ、絶望の色すら失われた闇のような人生。

そこから逃れ、
自力で自分の存在を、在り方を証明するためには————————
この状況を必死で生き抜くためには———————

〝狛治〟を殺して〝猗窩座〟になる以外に道がなかった
本当は純粋過ぎるか弱き一人の男の子・・・・・。

それが〝猗窩座の真の姿〟=〝狛治〟だったのだ。

が、炭治郎の「拳」によって、
猗窩座の心の扉は開かれ
一度は死んでいた「狛治の心」が息を吹き返した!

そう、彼の渾身の一撃によって―————————!!?
このタイミングで〝狛治〟の記憶と共に
心溢れる豊かな感情も吹き出したのである。

〝生まれ変われ、少年〟

師範のこの言葉の通り
1回目は慶蔵に殴られ、
そして今また再び炭治郎に殴られたことで、
狛治はもう一度生まれ変わったのだ!

やっと・・・
そう、やっと狛治の心は
鬼舞辻無惨の「闇の支配」から解放されたのだ!

狛治の魂は天国へと旅立った。
これで確実に〝猗窩座編〟は終了となるに違いない。

そして、読者みんなで全力で祝福しようではないか・・・・
狛治と恋雪が、
手に手をを取り合って
天国で仲睦まじく暮らしていくことを!!

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