2019年6月12日発売日の週刊少年マガジン2019年28号で「炎炎ノ消防隊」の176話を読んだのであらすじ・ネタバレ・感想をまとめました。
本記事は『炎炎ノ消防隊』【最新話】176話のネタバレと感想をまとめた記事になります!
※ネタバレ注意です
本ネタバレは【文字のみ】のネタバレになります。
『炎炎ノ消防隊』【最新話】176話のネタバレ
前話までの紹介
本作は、謎の人体発火現象である「焔(ほむら)ビト」に恐怖を感じながら市民が生活している東京皇国が舞台です。
この謎の現象を解明し、一般市民を炎の恐怖から守るために結成された「特殊消防隊」の活躍が物語の中心になっています。痛快な格闘シーンは少年漫画らしく面白いですが、謎の多いストーリーが物語をより深く興味深いものにしています。
謎の解明と暗躍する敵との攻防など、ハラハラする展開が見所です。
前回第175話は、「信仰の中心で」です。
皇王のもとに、一致団結して皇国を守っていく様相を呈してきた消防隊。
しかし、皇王のもとに召集された第一消防隊の面々は、皇王から白装束との協力を聞かされます。
断固反対する第一のバーンズ大隊長はじめメンバーたち。皇王の思惑とは?また白装束のこれからの侵攻は?
1.白装束の来訪
第176話は「信心を問う」です。
皇王の前に現れた白装束の面々。消防隊メンバーには戦慄が走ります。バーンズは、シンラの弟、ショウを初めて見ます。
ハウメアは「あくまで話し合いに来た」と発言。「争う気がないなら何をしに来た」と問い返すバーンズ。
ハウメアはバーンズの思考を読みながら語ります。もう気づいているのではないか、失った右目が何よりの証拠。世の真理を見たはずだがそれを確かめられずにいる。敬虔な神父であるあなたたちなら我々が目指すものは同じはず。
カリムは断固否定。ハウメアはレッカのことを引き合いに出します。「大いなる目的に必要な犠牲でした」と。「私の言葉は神の代弁。」とも発言します。
2.バーンズの回心
カリムは、白装束たちの目的を大災害の再演だと限定。ハウメアは、これを「大いなる結果の過程」と表現します。
続けて、バーンズに対し「右目を失ったあなたなら見たはず、この世界の在り方、これからの未来を」と問いかけ。バーンズは白装束の目的を問いただします。
ハウメアは、「水の星を太陽にする」と答えます。あくまで太陽神の御意志であるとの主張を続けます。
バーンズはこの言葉に大いなる神の意思を感じます。神の前にひざまずくバーンズ。白装束に同調してしまうのか?
3.桜備大隊長捕らえられる?
一方、東京消防庁に桜備大隊長がきています。浅草や灰島の協力を得られ、皇国が一つになることを長官に報告します。長官は桜備の功績をたたえ、人体発火の謎の解明に近づけると喜びます。
そこへ東京皇国軍が現れ、桜備を連行しようとします。
桜備は抵抗せず、何かの間違いだと考え、長官にこのことを火縄中隊長に伝えるよう依頼します。連行される途上、白装束の姿が。桜備は一体どうなってしまうのか?
『炎炎ノ消防隊』【最新話】176話の感想
今話では、バーンズが白装束の説得に「回心」してしまう様子がとても印象的でした。
見開き2ページ使っての神の描写は、インパクトがありました。神の姿はバーンズにしか見えてなく、彼の信心の表現だったのではないかと推測します。
桜備大隊長が連行されたのも驚きました。白装束の侵攻が本格化してきたと感じます。罪状はなんなのか、気になるところですがきっと言いがかり域を出ないと予想します。
また次巻が楽しみになりました。ところで、前話に引き続き主人公は一度も出ませんでした。